守るべきもの、怒るべきもの、斬るべきもの、喰うべき謎 ――キラ、承太郎、カイエン、ネウロのごった煮会話劇 作:ギアっちょ
「君を食事に招待したい」
岸辺露伴がそう言った時、ダグラス・カイエンは片眉を上げた。
「俺を?」
「そうだ」
露伴は当然のように頷く。
「イタリア料理だ。腕のいい料理人の店でね。味は保証する」
カイエンは少しだけ笑った。
「へえ。漫画家が剣聖を飯に誘うのか」
「珍しいことじゃあない」
「珍しいだろ」
「僕が珍しいと思わなければ珍しくない」
「すげぇ理屈だナ」
カイエンの隣には、ファティマ・アウクソーが静かに立っていた。
「マスター、お食事のお誘いであれば、体調管理の面からも悪くはないかと」
カイエンはアウクソーを見る。
「お前まで乗るのかヨ」
「マスターは日頃から不規則ですので」
「いきなり刺すナ」
露伴は興味深そうに二人を見た。
「なるほど。騎士とファティマの関係性というものは、実に――」
アウクソーが静かに言った。
「露伴様」
「何だい」
「マスターを観察対象として扱わないでください」
露伴は表情を変えずに答えた。
「食事に誘っただけだ」
カイエンが笑う。
「嘘くせぇナ」
「失礼だな。僕は礼儀として招待している」
「礼儀で目がギラつくかヨ」
露伴は少しだけ視線を逸らした。
その店は、住宅街の一角にあった。
看板には、イタリア料理店の名が掲げられている。
小さく、清潔で、どこか温かい雰囲気の店だった。
店主、トニオ・トラサルディーが、笑顔で出迎える。
「イラッシャイマセ、露伴先生」
「今日は二名だ。予約していた通り――」
露伴の言葉が止まった。
店内の席に、すでに桂木弥子が座っていた。
しかも、すえぞうもいる。
すえぞうは椅子の横で、てとてと歩いている。
「ハラへった」
露伴は額に手を当てた。
「……なぜ君がいる」
弥子はにこにこして答えた。
「イタリアンの気配がしたので!」
「気配で来るな」
「美味しそうな匂いもしました!」
「まだ料理は出ていない」
トニオはにこやかに言う。
「ワタシがお店の仕込みをしていましたカラ、匂いはしたと思いマス」
露伴が言う。
「フォローしなくていい」
弥子はすえぞうを撫でた。
「すえぞうもお腹空いてます」
「ハラへった」
露伴はすえぞうを見る。
「君はいつもだろう」
「うっす」
カイエンはその光景を見て笑った。
「面白ぇ店だナ」
アウクソーは静かに言う。
「マスター、まだ料理は始まっておりません」
「もう十分面白ぇヨ」
露伴は小さく息を吐く。
「念のため言っておくが、今日は少人数の食事会だ。余計な大人数は呼んでいない」
弥子が手を挙げる。
「私は呼ばれてないです」
「堂々と言うな」
すえぞうも胸を張る。
「うっす」
「君も張るな」
トニオは、カイエンとアウクソーを見て、少しだけ目を細めた。
「本日のお客様は……かなり難しいデスね」
カイエンが笑う。
「難しい?」
「ハイ。身体能力が非常に高い。けれど、古い疲労、筋肉の緊張、神経の負荷、胃腸への負担がありマス」
アウクソーは即座に頷いた。
「正確です」
カイエンが言う。
「正確なのかヨ」
「はい、マスター」
トニオはアウクソーにも目を向ける。
「そしてこちらのお客様は、とても整っていマス。ですが、マスターを支えるために、常に緊張の糸を張っていマスね」
アウクソーは少しだけ目を伏せた。
「……否定はいたしません」
露伴の目が光った。
「ほう。身体と精神の状態を料理人が見抜く。これは――」
アウクソーが静かに言う。
「露伴様」
「何だい」
「メモを取る手が速くなっています」
露伴は何食わぬ顔でペンを置いた。
「習慣だ」
カイエンがにやりと笑う。
「取材じゃねぇか」
「違う」
「違わねぇだろ」
弥子はわくわくした顔でメニューを見ている。
「トニオさん、今日は何が出るんですか?」
トニオは微笑んだ。
「お客様の身体に合わせて、お任せいただきマス」
「お任せ!」
「ハイ。ただし、お嬢サンは食べすぎに注意デス」
弥子は元気よく答える。
「はい!」
露伴が言う。
「返事だけはいいな」
すえぞうが言う。
「ハラへった」
トニオはすえぞうを見る。
「こちらの……お客様は、分類が難しいデス」
露伴が言う。
「分類しようとするだけ偉いよ」
カイエンはすえぞうを見て笑った。
「竜の幼体だ。まあ、難しいだろうナ」
トニオは少しだけ驚いた顔をしたが、すぐに真剣な表情になった。
「なるほど。では、量をかなり調整しマス」
弥子がすえぞうを抱き寄せる。
「すえぞう、ちょっとだけね」
「チョット?」
「ちょっと」
「ハラへった」
「それは知ってる」
最初に出てきたのは、色鮮やかな前菜だった。
野菜の香り。
オリーブオイルの艶。
酸味のきいたソース。
皿の上に、きれいに整えられた料理が並んでいる。
トニオが説明する。
「まずは、身体の緊張をほどく前菜デス。筋肉と神経の疲れを、ゆっくり流しマス」
カイエンはフォークを取った。
「へえ。食っただけでそんなことが起きるのかヨ」
「起きマス」
「言い切るナ」
アウクソーが静かに言う。
「マスター、いただきましょう」
カイエンは一口食べた。
次の瞬間。
「……お?」
肩が鳴った。
ごき。
ぼき。
ばき。
露伴が目を見開く。
「今の音は何だ。人体から出ていい音じゃあないぞ」
カイエンは肩を回す。
「軽いナ」
アウクソーが冷静に観察する。
「肩甲骨周辺の緊張が解けています。首から背中にかけての可動域も改善。マスター、姿勢が少し良くなりました」
「少しって言うなヨ」
「少しです、マスター」
露伴はペンを構える。
「剣聖の筋肉疲労、料理による変化。これは非常に――」
カイエンが露伴を見る。
「おい」
露伴はペンを止めた。
「何だ」
「最初からそれが狙いだろ」
露伴は平然と言った。
「食事の感想を記録しているだけだ」
「俺の肩甲骨まで感想かヨ」
弥子も前菜を食べていた。
「おいしいです!」
露伴が言う。
「君の感想はいつも真っ直ぐだな」
弥子はさらに一口食べる。
「しかも、なんだか身体が軽くなった気がします!」
トニオが頷く。
「お嬢サンは胃が大変元気デス」
「はい!」
「ただし、元気すぎマス」
「はい!」
「食べすぎデス」
「はい!」
露伴が突っ込む。
「注意を受け入れているのか、いないのかどっちだ」
すえぞうは、小皿に分けられた前菜を見つめている。
弥子が言う。
「すえぞう、ゆっくりね」
「うっす」
すえぞうは食べた。
「ウマイ」
トニオは静かに観察している。
「……」
露伴が聞く。
「どうした」
「反応が、普通のお客様とかなり違いマス」
すえぞうは少し固まった。
「……ムズムズ」
弥子が身を乗り出す。
「すえぞう?」
すえぞうの身体が、ほんの少し大きくなった。
てとてと、だった足音が。
どす。
になった。
露伴が立ち上がる。
「待て。成長しているぞ」
カイエンが笑う。
「でかくなったナ」
アウクソーが言う。
「マスター、笑っている場合ではありません」
「いや、面白ぇじゃねぇか」
すえぞうの翼が少しだけ大きくなる。
首が伸びる。
頭の角が、ほんの少し立派になる。
弥子は驚きながらも、すえぞうのそばに寄る。
「すえぞう、大丈夫?」
すえぞうは自分の足元を見る。
「デカイ?」
「うん、ちょっとデカい」
「ハラへった」
露伴が言う。
「そこは変わらないのか」
トニオは真剣な顔で言った。
「成長に必要な栄養が、一時的に強く反応したようデス。ですが、急激な成長は負担が大きいデス」
露伴はペンを構える。
「LEDドラゴンの自己成長機構が、料理によって一時的に活性化した。これは――」
弥子が露伴を見た。
「露伴先生」
「何だい」
「すえぞうを変な目で見ないでください」
「変な目じゃあない。資料価値のある目だ」
「それが変なんです」
アウクソーも静かに言う。
「露伴様、観察対象が増えています」
カイエンが笑う。
「お前、俺を取材しに来たんじゃねぇのかヨ」
露伴はきっぱり言った。
「取材ではない」
「まだ言うか」
すえぞうは少し眠そうに目を細めた。
「……ネムイ」
次の瞬間。
ぽふん。
大きくなっていたすえぞうは、元の大きさに戻った。
「戻った」
弥子がほっとして、すえぞうを抱き寄せる。
「よかった」
すえぞうは弥子に寄りかかる。
「うっす」
トニオは柔らかく言った。
「やはり、このお客様には、もっと少量がよいデスね。急がず、ゆっくり成長する方が身体に合っていマス」
弥子は頷いた。
「すえぞうは、すえぞうのペースで大きくなればいいよ」
すえぞうは胸を張った。
「うっす」
カイエンはフォークを置いて、少しだけ真面目な顔をした。
「強くなるのも、でかくなるのも、急ぎゃいいってもんじゃねぇヨ」
アウクソーが静かに言う。
「マスターがそれをおっしゃいますか」
「言うだけならタダだろ」
「説得力は有料でも足りません」
露伴が小さく笑った。
「ファティマの辛辣な指摘。これは実にいい」
カイエンが露伴を見る。
「書くナ」
「まだ書いていない」
「書く顔だ」
次に出てきたのは、パスタだった。
香草と魚介の香りが立つ、あっさりしたパスタ。
見た目はシンプルだが、皿からは深い旨味が立ち上っている。
トニオが言う。
「胃腸を整えるパスタです。内臓の負担を減らし、吸収を助けマス」
カイエンが笑う。
「俺の胃腸なんざ壊れてねぇヨ」
アウクソーは即答した。
「壊れております」
カイエンが固まる。
「即答かヨ」
「日頃の飲酒、不規則な食事、睡眠不足。マスターの胃腸は、年齢や身体能力に甘えて酷使されています」
「そこまで言うか」
「事実です、マスター」
露伴が目を輝かせる。
「実に正確な健康管理だ。ファティマという存在は――」
アウクソーが言う。
「露伴様」
「何だい」
「食事中です」
「わかっている」
「わかっていらっしゃらない時の声です」
カイエンが吹き出した。
「それ、俺だけじゃねぇのかヨ」
アウクソーは少しだけ首を傾げる。
「露伴様にも適用可能です」
露伴は不服そうに言う。
「僕はそんなにわかりやすくない」
弥子が言う。
「わかりやすいと思います」
「君に言われたくない」
カイエンはパスタを食べた。
「……うまいナ」
しばらくして、彼は腹のあたりに手を当てる。
「変な感じだ」
アウクソーが観察する。
「消化器官の負担が軽減されているようです。マスター、表情が少し穏やかになりました」
「飯食って穏やかになるくらいいいだろ」
「普段からそうなさってください」
「小言が増えたナ」
「必要な分だけです、マスター」
露伴は、そのやり取りを見ながら静かに笑った。
「なるほど。剣聖の戦闘記録より、食事中にファティマから生活習慣を指摘される剣聖の方が、人間としては面白い」
カイエンが睨む。
「おい」
「褒めている」
「褒め方が気に入らねぇ」
弥子はパスタを勢いよく食べていた。
「おいしいです! 胃腸が整う感じがします!」
露伴が言う。
「君の胃腸は常に出力が高いんじゃあないのか」
トニオが頷く。
「お嬢サンの胃は、非常に元気デス。ですが、限界がないわけではありまセン」
弥子は真剣に頷く。
「はい!」
「ですから、次のお料理は少し量を控えめに――」
「おかわりは?」
「控えめに」
「はい!」
露伴はため息をついた。
「返事だけは満点だな」
メイン料理が出る頃には、カイエンの表情は明らかに柔らかくなっていた。
肉料理だった。
焼き目は香ばしく、中はしっとりとしている。
添えられた野菜も、色鮮やかだった。
トニオが言う。
「筋肉の回復と、神経の疲労を整える料理デス」
カイエンはナイフを入れながら言った。
「ここまで来ると、料理ってより医療だナ」
トニオは微笑む。
「料理デス」
露伴が言う。
「医療と料理の境界。面白いな」
カイエンは肉を食べた。
数秒後、彼は目を細める。
「……こいつはいい」
アウクソーが静かに言う。
「マスターの筋肉反応が安定しています。過剰な緊張が抜け、必要な力だけが残っている」
露伴は、その瞬間を見逃さなかった。
カイエンの肩。
指先。
呼吸。
視線。
普段は見えにくい剣聖の身体感覚が、料理によってほんの少しだけ表に出ている。
露伴は考える。
今なら読めるかもしれない。
ヘブンズ・ドアー。
剣聖ダグラス・カイエンの記憶。
戦闘経験。
間合い。
死線。
剣を振るう瞬間の感覚。
露伴の指が、わずかに動いた。
その瞬間。
カイエンが言った。
「やめとけ」
露伴の動きが止まる。
「……気づいていたのか」
カイエンは肉を食べながら、平然と言う。
「最初からナ」
露伴は不愉快そうに眉を寄せる。
「食事中くらい油断したまえよ」
「するわけねぇだろ」
「料理で身体が整い、気分も穏やかになっているはずだ」
「身体が軽くなったくらいで油断するなら、とっくに死んでるヨ」
アウクソーが静かに言う。
「マスターは、油断しているように見える時ほど油断しておりません」
露伴は少しだけ黙った。
「厄介な男だな」
カイエンは笑う。
「褒め言葉として受け取っとくヨ」
「褒めていない」
「じゃあ、なおいい」
弥子が肉料理を食べながら言う。
「露伴先生、やっぱり取材目的だったんですね」
露伴は即座に答える。
「違う」
「今、ヘブンズ・ドアー使おうとしてませんでした?」
「気のせいだ」
すえぞうが言う。
「ロハン、ダメ?」
弥子が頷く。
「ダメだね」
「ダメ」
露伴はすえぞうを見た。
「君まで言うのか」
「うっす」
トニオは困ったように微笑む。
「お食事中のトラブルは、お控えください」
露伴は小さく咳払いした。
「失礼した」
カイエンは楽しそうに言う。
「素直じゃねぇか」
「君に言われたくない」
アウクソーはメイン料理を口にした。
その表情が、ほんの少しだけ柔らかくなる。
「……美味しいです」
カイエンが横目で見る。
「だろ?」
「はい、マスター」
露伴はその瞬間、またペンを取った。
「今の表情はいい。ファティマの味覚反応――」
アウクソーが静かに言う。
「露伴様」
「何だい」
「それ以上は、マスターに斬られます」
カイエンは笑って言った。
「斬るヨ」
露伴はペンを止めた。
「物騒な食卓だな」
カイエンが言う。
「物騒にしたのはお前だろ」
デザートは、レモンの香りがする軽い菓子だった。
甘すぎず、酸味があり、食後の身体をすっと整える。
弥子は一口食べて、目を輝かせた。
「おいしい……!」
すえぞうにも、小さく分けられる。
トニオが注意する。
「こちらのお客様は、ほんの少しだけデス」
すえぞうは小皿を見た。
「スクナイ」
弥子が言う。
「すえぞう、さっき大きくなったでしょ」
「デカイ」
「だから、ちょっとだけ」
「うっす」
すえぞうは小さなデザートを食べた。
「ウマイ」
そして、少しだけ目を閉じる。
「……ネムイ」
弥子は笑って、すえぞうを撫でた。
「今日はよく食べたね」
「ハラへった」
「まだ言う」
露伴はデザートを食べ終え、椅子にもたれた。
「結局、カイエンは読めなかった」
カイエンが言う。
「読ませるかヨ」
「だが、収穫はあった」
カイエンが警戒する。
「何をだ」
露伴は少しだけ笑った。
「剣聖の戦闘記録も興味深い。だが、ファティマに体調を管理され、食事中に小言を言われる剣聖の姿は、それ以上に人間として面白い」
カイエンは顔をしかめる。
「おい」
アウクソーは静かに言った。
「否定はできません、マスター」
「アウクソー?」
弥子は笑った。
「でも、仲良しですね」
カイエンは少しだけ目を逸らす。
「そんなんじゃねぇヨ」
アウクソーは穏やかに言う。
「マスターは照れておいでです」
「照れてねぇ」
露伴は小さく呟いた。
「実にいい」
カイエンが睨む。
「今のも書くなヨ」
「もう覚えた」
「最悪だナ」
トニオは満足そうに微笑んだ。
「本日は、皆サンの身体に合う料理をお出しできてよかったデス」
弥子は身を乗り出す。
「トニオさん、次は全メニュー制覇したいです!」
露伴が即座に言う。
「やめたまえ」
トニオは笑顔で言った。
「お待ちしてマス」
「待たなくていい」
すえぞうが言う。
「モット?」
トニオは優しく首を振る。
「あなたは、次回も少なめデス」
すえぞうは少し残念そうに言った。
「エー」
弥子がすえぞうを撫でる。
「すえぞう、じっくり育とうね」
「うっす」
カイエンは席を立った。
「まあ、うまかったヨ」
トニオは深く頭を下げる。
「ありがとうございマス」
アウクソーも静かに礼をする。
「マスターの体調が整いました。感謝いたします」
カイエンが言う。
「そこまで言うほどか?」
「はい、マスター。少なくとも、今日は早くお休みください」
「店出る前から小言かヨ」
「必要なことです」
露伴は二人の背中を見ながら、静かにメモを取った。
**剣聖ダグラス・カイエン。
食事中も油断なし。
ただし、アウクソーの小言には反応する。
取材対象として、極めて有望。**
少し考えて、露伴は最後に一行付け足した。
**ただし、読もうとすると斬られる。**
露伴は手帳を閉じた。
今日は、完全な勝利ではない。
だが、岸辺露伴にとって、取材とは一度で終わるものではない。
カイエンは、もう店の外に出ている。
アウクソーがその隣を歩く。
弥子とすえぞうは、まだトニオに次の料理の話をしている。
露伴は少しだけ笑った。
「まあいい。次がある」
その声に、店の外からカイエンが言った。
「ねぇヨ」
露伴は肩をすくめる。
「耳がいいな」
アウクソーの声が続く。
「露伴様、マスターは最初から警戒しておいでです」
「本当に厄介だ」
すえぞうが、最後に元気よく言った。
「ハラへった」
弥子が笑う。
「さっき食べたばっかりだよ」
その日、岸辺露伴はカイエンを読むことには失敗した。
だが、剣聖とファティマの食卓は、十分すぎるほど面白かった。