アンケート投稿して結構経ったのに一票も入らない…何故…と思ってたら普通に作者のやらかしでした…
はい…私がバカたれです(7月6日修正)
今更ですがよろしければ投票の方お願いします…
今回は短めです
……
とあるテレビのニュース番組
『あの未曾有の大災害から10年…』 『新エリー都市政からのコメントでは今後とも…』 『TOPSからのコメントでは…』 『防衛軍からのコメントはありません…』『ですが…以前、防衛軍から公開された情報によりますと…』 『今後新エリー都の守護者…』 『"機神計画"に付きまして…』 『様々な意見がございますが…』 『当時を知る責任者や軍高官は既に粛清されたの事で…』 『ですが"旧都陥落"から10年…』
『"第二の機神計画"の進行が噂されており…』
『ですが…それは人の尊厳を…道徳を守るのか…?』 『ホロウ災害の危険性を考慮し…』 『拒絶するのか…容認するのか…』 『クローンとはいえ…流石に…』
『市政からのコメントはありません』 『専門家の意見では…』 『"コア"の適合者が存在する確率は"0%"…』 『更に予算の問題もあります』 『防衛軍の年間予算…数年分とも言われています』 『その為、"コア"の再現は絶望的であるとし…』 『この戦力を失ってしまった防衛軍は…』 『当時の詳細を知る者は…』
するとテレビの画面は閉じる。真っ黒になった画面にはシルバーグレーの髪の男性とダークブルーの髪のショートヘアの女性がソファーに横たわっていた
「いいニュースないね〜…どれも暗い話ばかりで嫌になっちゃうよね〜…お兄ちゃん?」
そう問いかけるのはダークブルーの髪のショートヘアの女性…"リン"だった
「そうだね…時期も時期だからね…今はどこもピリピリしてるって言うからね…」
リンからの問いかけに答えるのは
旧都陥落から約10年…エリー都は零号ホロウに飲み込まれ…多くの人々が亡くなり…多くの物を失った…
この兄妹もまた…失った…
「…さて、そろそろ閉店の時間だ。リンも手伝って?」
ここはビデオ屋『Random Play』兄妹は表ではビデオ屋として生活し…裏ではプロキシ…『パエトーン』として活動している
「えぇ〜…面倒くさいなぁ〜…お兄ちゃんが…」
カラン…カラン…
リンがアキラに閉店作業を押し付けようとすると入り口の方から鐘の音が響いた
「おっと…今日最後のお客さんかな」
「私が接客する!」
「はいはい…」
アキラはリンを軽くあしらいながら店へ続く扉を開き…2人揃って口を開き…来店してきたお客さんに対して言う
「「いらっしゃ…ッ!?」」
だが…2人の言葉は最後まで言えなかった
「やぁ…?…始めまして…の方がいいかな?」
目の前にいたのは幼少期…兄妹が"ヘーリオス研究所"で出会った…お兄さんだった。白いスーツに身を包まれた男…
何故覚えているのか…それは彼は"異様"だったからだ…極端に白い肌、アッシュグレイの髪、そして鮮やかな赤い瞳で…いつも微笑んでいた…
そして彼からは"薬品の匂い"に包まれていた。そして"ヘーリオス"で僕達の先生であった"カローレ・アロナ"先生は…僕達が彼に話しかけ…遊ぼうとすると…声を荒げ、彼に対し、僕達から離れるように警告した。
当時の僕達からしたらいつも優しい先生があそこまで取り乱していたのは始めて事だったのだ…そして彼は防護服を来た研究員と重武装した大人達に連れられ去っていった…それをただじっと僕達は眺めていた…
彼が去ったのを確認した先生は僕達に言ったのだ
『彼とは関わってはダメ…彼と関わってしまっては…次は貴方達が…ごめんね…ごめんね…』
そう言い先生は僕達を抱き寄せた
だからこそ目の前の彼を警戒せずにはいられない…彼は僕達に一体なんの目的で近づいて来たのだろうか
僕は無意識にリンの前に立つ…すると彼は驚いたように両手を上げ…微笑みを絶やさない
「おっと…警戒させちゃったかな?ごめんね…?僕の名前は"渚カヲル"君達に危害を加えるつもりはないんだ…」
「じゃあどうして…?」
「僕はね…?君達の…そうだな〜…なんて言えばいいかな…君達が幸せかどうか確認しに来たんだ」
「なんで今更…」
「そうだな…君達が知るにはまだ早いかな…?今の所、君達に魔の手が伸びていないみたいだから…いずれ…知ることになると思うけど…僕の口からは言えないね…」
そう言った彼は僕達に背を向ける
「君達が事件の真相に辿り着こうとするなら自ずと過程として知る事になるから…じゃあね"リン"に"アキラ"…"パエトーン"としての活動…頑張ってね」
「「待って(くれ)!」」
彼は僕達の静止を無視しビデオ屋から姿を消した。僕達が慌てて外へ駆け出したが…辺りを見渡しても、既に彼の姿はどこにもなかった…
「一体彼は…何者なんだ…」
「どうして私達が"パエトーン"だって…」
僕達がその場に立ち尽くしていると遠くからなにやら足音が近づいてくる…そして姿が見えてくると…僕達に声を掛けてきた
「ちょうどいい所に…!プロキシ!力を貸して!」
そう言い僕達に声を掛けたのは黒リボンで束ねた桃色のツーサイドアップの女性…"ニコ"だった
「え…あぁ、うん…!」
「…取りあえず中で話そうか」
そう言い僕達は一度ビデオ屋の中に戻り…ニコの話を聞く事にした…彼は一体何者なのだろうか…
…、
とある建物の屋上…
「さて…"パエトーン"君達の真相へ向かう旅路を見届けさせて貰うね…どうか…僕達みたいにならない事を祈っているよ…どうか幸せを掴み取ってほしいな…」
そう言いながらビデオ屋を眺めなら僕は右手をあげる…するとアーマーに乗ったボンプが現れ…無線機を僕に手渡した…
「…はい、もしもし?…そっか、僕は"約束通り"なにもしないよ…?これは"契約"だからね…君達がなにをしようが…"僕には関係"ない…僕は"傍観者の席"に座らせて貰うよ…じゃあね…好きにしてね…バイバイ」
そう言い無線は切られ…ボンプへ投げ渡し…僕は体を伸ばして体をほぐす
「んぅ〜〜ッ!!!はぁ…やだなぁ…」
ビデオ屋から目を離し…街中にあった1つの旗と看板を目にする…彼の微笑みは苦笑へ変わる
『神は実在する!讃頌会の言う偽りの神ではない!本物の神がホロウにいた!汝に救済を求めよ!』
「はぁ…神なんて居ないのに…そんなに神が必要なのかな…神なんて偶像より…明日を生きる人々の輝きの方が神々しく見え…」
だがその言葉を止めた…
「僕なんかが語る事じゃないね…僕は彼ら彼女達を汚れているのだから…でも彼らが求めるなら…"なってあげないと"可哀想だからね…余りこういうの好きじゃないけど…仕方ないよね」
僕は背中のステルスを解除する… バサッ!
それと同時に僕は翼を大きく広げる。その際、いくつかの羽根がその場へ降り注ぐが…地面に触れると同時に跡形もなく消えていった…
それを眺めていると後ろから声が掛かった
「ここに居られましたか…我らが神よ…」
僕が目を向けた先には白いフードのついた司祭服を来た集団が僕に向かって膝を付き…祈りを捧げていた
「僕は神になったつもりはないんだけどね〜…」
「なにを言いますか…!我らが神よ!貴方様の差し置いて…誰が神と言えましょうか…!」
「そうだねぇ〜…」
「なにかあれば我々が貴方様の為に雑事であろうとなんだろうと…その障害を排除する為に…この身を捧げましょう…」
「僕はそういうの望んでないから…好きにしてね…」
「御身の御心のままに…」
「僕はやる事あるからまたね…」
翼を大げさに広げその場を去った…
(ほんと…あいつら面倒くさいんだよな〜…いつになったら飽きてやめてくれるかな…)