お前は部品(パーツ)だ!(おかのした!)   作:黙々睦模目

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 最近忙し過ぎて約3時間睡眠が約一週間続き、色々揉めに揉め…色々へとへとな作者です…旅行中でも休めない…
誰か変わりに続き書いてくれないかな〜…もう脳死で他の方の二次読んで現実逃避してます…はい、純愛はいいぞ…ハーレムはちょっと…ねぇ?

 短い時間ながら色々付け足しながら書いてはいましたが…結局やり直したり、色々手が回らない…迷走気味です
 作者ば序論結論はすらっと書けますが本論で詰まるタイプです…誰か発想力を分けておくれ…後センスも分けてほしいです…





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「……ふぅ」

 

 カチンッ

 

「……」

 

 とある新エリー都の一角の喫茶店… その中で珈琲を飲み一息ついてカップを置くのはカヲル…そして隣の席で顔を青ざめながら冷や汗を拭いているのはブリンガーであった

 

「さぁ…ブリンガー冷めないうちに飲んでみたら?ここの珈琲は中々のものだよ…なにかあったなら気にしないから言ってみて…?僕は怒らないよ?」

 

「……では御説明させていただきます…我が主よ 既に人払いも済んだようですので…」

 

 カヲルは片目を開け、周囲を見渡すと店のカーテンは全て締められ客も店員も全員が僕に頭を下げている

 

「そっか…まぁまぁ…みんなそんな畏まらないで…いつも通り…普段通りにいこうよ?」

 

 するとカヲルに向かって頭を下げていた人々はまるでなにもなかったように店員は仕事に戻り、客は珈琲を嗜む

 

(お前らも僕の信徒なんかい…!普通の喫茶店だと思って通ってたのに…!いつの間に取り込んでんねん…!おい!ブリンガー!反省しろ!)

 

 カヲルの心の中ではブリンガーへの理不尽が止まらない

 

「…では報告させていただきます。先日、"サクリファイス"が民間の建設業者に討伐されました模様です…」

 

 するとカヲルが珈琲を飲もうと口に運ぼうとしていた手が止まる…

 

「当時…私は別の仕事に取り掛かっており…他の者が現場に向かったのですが…サクリファイスはHANDに送られる事に…」

 

「…へぇ、以外だね?サクリファイスは"民間の"人達でも倒せるほど弱かったのか…僕の判断が間違ってたみたいだね…ごめんね?"後回し"にしすぎたみたいだね…」

 

(正直面倒くさくて忘れてただけなんて言えない…ごめんブリンガー…普通に忘れてたよ)

 

 そういいカヲルはブリンガーへ目を向けるが…向けられたブリンガーは冷や汗が滝のように流れていた

 

「めっ、滅相も…!御座いません…!我が主の判断が間違っていた事は一度も…!御座いません…!」

 

「まぁまぁ…そんな世辞はいらないよ…少し落ち着いてよ…ブリンガー?なにをそんなに焦る必要があるんだい?僕は君に1つお願いしただけだよね?」

 

「そ…!それは…、その…」

 

「そんな萎縮しないで…君はなにも悪い事をしていないんだからさ…ゆっくりここの珈琲を飲んで落ち着いて…まずは…ね?」

 

(そうそう…僕はゴミに潜入調査してきてゴミの掃き溜めを僕に教えてね〜としか言ってないのにさ〜な〜んでなんか面倒事を僕に押し付けようとするのかな〜?)

 

 カヲルの目の前に座るブリンガーは恐る恐る珈琲の入ったカップを両手で持ち…口へ運ぶ

 

「…おいしいです」

 

「それはよかったよ…ここは僕のお気に入りの1つなんだよね…インテリアの趣味もいいね…僕は好きだよ」

 

「そうですね…ここの主人が聞いたら大層喜ばれる事でしょう…我らが主のお墨付きと宣伝いたしますか?」

 

「…う〜ん…でもここの雰囲気を壊してまで喧伝するつもりはないよ…今この雰囲気を楽しむ人々まで迷惑を掛けたくないからね…」

 

 「ではその通りに…」

 

 カヲルはブリンガーの顔を覗き、血の気の引いていた顔がもとに戻った事を確認するとまたカップを置くと両肘をつき手を交差させるブリンガーに尋ねる

 

「じゃあブリンガーも落ち着いたみたいだから本題を話そうか…まず『虚狩る戎具』の方の調査はどうかな?」

 

 するとブリンガーは頭を下げる

 

「申し訳ありません…あの星見家次期当主の持つ『無尾』や雲嶽山の所有する『青溟剣』以外まともな情報が御座いません…我々の力不足です…」

 

「いやいや…寧ろ僕の我儘を聞いてもらってるんだから…僕が文句言う訳ないでしょ?いつもありがとうブリンガー?」

 

「勿体なき御言葉…!」

 

 ブリンガーは歓喜で肩を震わせていた

 

(大袈裟だな〜…そんなに嬉しいのかな?…あ!)

 

「…ごめんねブリンガー?実は頼みたい事があったんだよね…すっかり忘れてたんだ…」

 

 カヲルは懐を漁りながらブリンガーに言うと…カヲルは強く結ばれた黒い袋をブリンガーの前に置いた

 

「これは…?」

 

「開けてもいいよ?」

 

「…失礼します」

 

 ブリンガーは袋を解き…袋の中にある"なにか"を覗き込む…するとブリンガーは目を見開き椅子の上から崩れ落ちながら後退る

 

「こッ…!こ、これは…!」

 

「…焦る要素なんてあったかな〜?」

 

 するとカヲルは開けられた袋に手を入れる…そして中に入っていたのは…血塗れのドックタグや名札がいくつも入っていたのだった…

 

「えーと…これはハルトマン…こっちはライデン…こっちは〜…えぇ〜…と、あぁ!カインだね…」

 

 カヲルはまるで見せびらかすように袋に入っていたドックタグを取り出し…右手で宙へ掲げるとドックタグに刻まれている名前を読み上げる

 

「僕もこんな事はしたくなかったんだよ…?でもね?彼らは既に偽神(始まりの主)に誑かされてしまったから"処分"したんだ…あぁ…安心して?遺体は回収しておいたから…ブリンガーには穏便に処理をお願いしたいんだ…

できるかな?」

 

 「は、はい…お任せを…」

 

 「そっか…!ならよかったよ…じゃあボンプ達に持っていかせるからよろしくね?」

 

 するとカヲルは掲げていたドックタグを袋に向け放り投げると…そのまま血塗れを右手をブリンガーに差し伸べる

 

「立てるかい?ブリンガー」

 

「は、ははッ!、はい!」

 

 ブリンガーはカヲルの血塗れの右手を慌てて掴み立ち上がる

 

「まぁ…そうだね…また偽神に誑かされている人を処分したら…後始末をお願いするから…よろしくね?」

 

「あッ、主様の御命令とあらばッ…!喜んでさせていただきます…!いえ…!やらさてください…!」

 

「うんうん…いつもありがとう…この後も"偽善者"達を片付けしてくるから…よろしくね…?」

 

 カヲルはそう言うと左手をブリンガーの肩に置くと微笑みを向けながら呟く

 

「処分しないといけないゴミがあったら迷いなく僕に言うんだよ…?僕が全部…全部処分してあげるから…ね?」

 

(ゴミは溜まると臭ってくるから早めに処分したいな〜…どんどんゴミの掃き溜め見つけてくれないかな〜ブリンガー)

 

「か、…かしこまりました…我らが主よ…」

 

 ブリンガーはまるで生まれたての子鹿のようであった

 

「そっか…!よかったよ…あ、後言い忘れてた事があっただよね…僕を調べてたTOPSの人間がいたんだ…あぁ安心して?全部殺しておいたから…後始末だけよろしくね?」

 

「は、はい…!」

 

「じゃあ僕は失礼させて貰うね…偽善者の処理してくるからね…人質がいたら…連れてくるよ」

 

 するとカヲルはカップに残っていた珈琲を飲み干すと席から立ち上がる…

 

「じゃあそろそろ出ようか…みんな騒がしくしてごめんね?僕はもうお暇するから…」

 

 すると周囲からカヲルへ向け、黄色い歓声が響く

 

「滅相も御座いません!我らが神と同じ空気と珈琲を楽しめただけでも果報者です!」

 

「その通りです!貴方様のいる場に入れただけでも幸せですぅぅぅ〜!!!」

 

「我々の珈琲を気に入っていただき…!ありがとう御座います…!またの御来店を…!心待ちとさせていただきます…!御料金はいりません…!いつでもお越しください!!!」

 

「そ…?そっか…?それなら…よかった?」

 

(え…何言ってんの?この人達…薬でもキメちゃった?…怖いんだけど…エーテリアスとかより怖いんだけど…僕こんな集団に信仰されちゃってんの?えぇ〜…)

 

「…じゃあ失礼するね…また来るね…」

 

「またの御来店お待ちしております!!!」

 

 そしてカヲルはブリンガーを置いて喫茶店をあとにした…途中、先ほどいた喫茶店を眺めながらカヲルはこう思った

 

(うん…もう行かない…)

 

「取りあえず…偽善者を片付けに行かないと…場所は…どこだったかな?後で"リセット"しないと…」

 

 カヲルはポケットからスマホを取り出し操作する

 

「あ〜あったあった…バレエツインズか…まあ人はいないでしょ…お片付け…お片付け…」

 

 そうしてカヲルの姿は路地裏の中に羽ばたく音と共に消えていった…

 

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