お前は部品(パーツ)だ!(おかのした!)   作:黙々睦模目

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 今回はちょっと色々変えてみました

 後少し短いです

 アンケートご協力ください 



06 お前でやれ

 

「全く…少しは運転気をつけてね」

 

「黙れ」

 

「そんなに女関係にコンプレックスでもあるの?」

 

「黙れ」

 

「黙れしか言わなくなっちゃった」

 

「黙れ」

 

(も〜なんだこの脳内ガキ野郎)

 

(なに拗ねてんねん! お前大人やろ!)

 

 既に軍に基地には到着し、

 僕はいつも戦闘用スーツに身を包んで

 マイbodyの元まで歩いている道中である。

 

(おっちゃんいつも変な所で拗ねるんよな〜)

 

 元々おっちゃんは隊長になる前は副隊長だった

 

 女の人で小隊内でも姉御って慕われてて、

 おっちゃんとも仲が良くて

 飲みにも良く行くほど仲が良かったそうだけどね〜

 亡くなっちゃったね〜

 自殺って処理されてたね〜うんうん…

 

「隊長は一途だね…」

 

「おい…、そろそろ俺の堪忍袋の緒が切れるぞ?」

 

「おっと…、これ以上はやめておくよ」

 

 まぁ…、僕は他殺だって事知ってるけど…

 

 知らないふり〜知らないふり〜

 

「…おい1715番。着いたぞ」

 

「…もう雑談も終わりだね」

 

 僕の目の前には頑丈な分厚い鉄の扉があった

 

 大体20mはくだらない大きさだ

 

 おっちゃんが扉のシステムを操作し、

 

 何十にも固く閉ざされていた扉が開く

 

「…嘘、これ本当に言ってる?」

 

「……あぁ」

 

「………」

 

「後は任せた後はお前でやれ」

 

 僕達の目の前に広がったのは

 僕の入る胸の胴体部分の機体のメインパーツ

 脚部、腕部、頭部が全て分離され…

 いくつもの様々なパーツが置かれているだけの…

 物置部屋のような有様だった

 

「…ちょっと隊長さん。これはひどいんじゃない?」

 

(酷いぜ…! 

 これ1人で全部やれって? 

 そもそも新しい小隊が5日後には来るのにさ〜! 

 僕の姿隠せないだろ! 

 マイbodyの組み立て僕だけで間に合わないやろ! 

 いい加減にしろ!)

 

「…メカニックはほぼ全滅して、生き残った奴もほとんど再起不能だからな」

 

「……補充もされないか」

 

「…すまんが1人で完成させてくれ」

 

 それぞれのパーツの特徴や機能について…

 まとめられたデータの入った

 タブレットを手渡された

 パーツや種類が多くてもな! 

 噛み合わせが良いかなんて分からんのやぞ! 

 

「は…はは…ハハハ! …はぁ」

 

 僕を置いて颯爽と帰っていった

 忌々しい隊長の背を眺めながら

 僕は振り返り資料と共にパーツと

 睨めっこを始める

 

「さて、どうするかな…」

 

 まず僕は胸部の変更点がないか確認する

 いつもうねうね機械から伸びてくるのは

 未だに慣れない

 胸部が閉まると目の前には

 ホログラフィックUIが表示される

 マイbodyと接続はしたけど

 腕とか脚とか頭もないから

 動かせない

 今は頭にだけ接続している

 頭につなげると色々思考を纏められて

 結構便利なんだよな

 システムの変更点や初期化されてないか

 隅々まで設定を確認する

 

「特に以上はなし…」

 

 僕は渡されたタブレットを

 機体に接続しデータを

 ホログラフィックUIを

 埋め尽くしながら

 資料を広げ、隅々まで確認する

 

「これはダメで…これもダメだ。

 

 …これは! う〜ん保留〜」

 

 

 拡大して確認しては縮小してを

 最適なパーツを探す。

 他には自分で補強しろということなのか

 修理用の道具に資材まで用意されている

 大事な所を僕に押し付けやがったな…

 

「必要ない脚部と腕部をばらせば子機とか作れそう…」

 

 でも問題は胸部がないから

 僕に埋め込まれたインプラント? で

 ボンプみたいに動かすしかなさそう

 胸部を作ってそこに動力源を繋げて…

 インプラントで動かせないかな? 

 

「おっと…、まずはこっちを優先しないと」

 

 寄り道し過ぎると絶対間に合わない

 新しくくる小隊の情報がないから

 讃頌会の手先の可能性もある中

 僕が戦えない状態なのは

 流石にまずい

 一応おっちゃん達は軍でも上澄みだけど

 讃頌会の襲撃で半数がやられて

 数が足りていない

 もし新しく補充された小隊が

 讃頌会の司祭だったら…

 おっちゃん達が持たないからなぁ…

 見捨てるのは簡単だけど

 守るとなると難しい

 

「…世知辛いねぇ」

 

 上からは彼らを守れとは命令されてない

 むしろ身代わりにしろとまで言われている

 でもそんな事したら絶対背後から…ザシュ! 

 だからな〜

 それに僕もそこまで外道じゃないし

 落ちたつもりはない

 

「…隊長には悪い事したからね〜」

 

 おっちゃん…『前の隊長』の事

 絶対好きだったからな〜

 殺されちゃった理由も知ってるし〜…

 流石におっちゃんだけは助けてあげたいぜ…

 あぁもわかりやすいと流石に鈍い僕でもわかるぜ! 

 恋のキューピットになりたかったぜ〜…しくしく

 

「おっと…、仕事を忘れる所だった」

 

 僕は資料に思考を戻す

 この大量のパーツを使って

 付け替えながら戦えたら…

 最高じゃね…? 

 そうだ! そうに決まってるぜ! 

 頭も色々種類あるし

 脚だって! 腕だって! 

 おほ〜! 考えただけでも楽しみ過ぎる〜! 

 

「変形するのって男のロマンだよね〜」

 

 おお…おぉ! ぉお! 

 めっちゃええですやん! 

 最高ですやん! 

 グヘヘ…グヘヘ! 

 笑みが止まりませんわ〜! w

 例えば某アフロの人の機体みたいにとか〜! 

 某赤いなんちゃら彗星とか〜? 

 水星だったり〜? 

 も! できちゃったり〜? 

 角の生えたウマとかだったり? 

 あ、パチンコか? 

 の奴もできちゃったりするのでは〜? 

 あ〜…! 

 逃げちゃダメだもできるのでは〜!? 

 

「ふふ…ふふ…!」

 

 ダメだ…! 笑いを抑えられないw

 

「ふは…フハハハ…!」

 

 面白い…! 

 楽しい…! 

 愉快だ…! 

 最っ高にハイってやつだ! 

 

「あぁ…、楽しみで仕方がないよ…」

 

 そう言い切ると同時に目が輝き…

 僕に埋め込まれたインプラントが起動する

 すると瞬く間に施設の装置が起動する

 壁からは無数の大小様々なアームが伸び…

 僕が思った通りに動き出す

 頭に痛みが走り出しているけれど

 僕は今、頭の中はドーパミンいっぱいで…! 

 痛みよりもこの理想を止める方法を知りたいくらいだ! 

 

「さあ、もう少しだ。最初は誰であっても成功しない。地道に、一歩づつ着実に進んでいけばいいんだ…」

 

 僕はインプラントを起動し続ける

 でも不思議と先ほどまで感じていたはずの

『痛み』が収まっていくのを感じる

 それどころか気分が良くなった気がする

 

「これは…、本当に面白い技術だね…」

 

 

書き方は前のと今のどちらがいいか

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