ハイスクールD×D〜刹那と獣と水銀と〜 作:Campus#R
十哉のヒロインが決まらない。一誠、永兎はもう確定してるのになぁ。てか性格上誰かが隣にいるのが想像出来ない。いっそ無しって方向も………どうしよ。
「さてと、これで説明は終了した訳だけど今からどうする?」
「とりあえず今後の予定について話さないか?他にも話すことがあるだろうし。」
「そうですね。でも不用意に発言を聞かれて怪しまれるのは避けたいですから…うちに来ますか?ここからそう遠く離れてないですし。」
「永兎の家に?まぁ良いんならお言葉に甘えるけど。」
「では決まりですね。」
そこから歩くこと五分。住宅地の中で一際大きい家に辿り着いた。
「ここですよ。」
「はー、中々大きい家だな。」
「そうか?‘城'よりかは小さいと思うんだが…。」
「日本の住宅とお前の城を比べんじゃねーよ。」
十哉のズレた感想に苦笑する一誠。
「ま、とりあえず上がってください。二階の突き当たりが私の部屋なので先に行ってて構いませんよ。何か飲み物を持って行きますので。」
「すまん。」
「悪いな。」
永兎の部屋は本で埋め尽くされていた。小さい書庫にいるような気分になる。
「へぇ、読書好きなんだな。」
「子供の部屋ではないよなこれ。」
お互い感想がズレているが、まぁこれも彼ららしさだろう。
「しかし色々あるな。神話系統や小説に……」
「こっちは科学書に機械の技術書だ。なんでこんな大量に…。」
ガチャ
「お待たせしました。お茶くらいしかなかったんですが…?どうかしましたか?」
「いや、本の数が余りにも多いからちょっと驚いてて。」
「ああ、これは大体が父のものです。私はそれを勝手に拝借して読んでるだけですね。」
「勝手に拝借?父親は何してるんだ?」
「海外に単身赴任してます。仕事は知りませんね。でも私は好きでこの本読んでるんじゃないんですよ?内容だって既知を感じるものばかりですし。」
「というと?」
「前の世界との異なる点を探しているんです。といっても今の所目立った点は見られないので、ほぼ一緒と考えていいでしょう。」
「ふーん。お茶貰うぞ。」
「あ、俺も。」
一息つく三人。
そして本題へと入る。
「さてこれからの動きについてでしたね。」
「当面何があるかわからないからなぁ。とりあえず少年の言っていたようにこの体での聖遺物の使い方に慣れる事、一誠は神器とかいうのに慣れる必要があるな。」
「そうだな。けど普通に使う訳にもいかないだろ。少年の情報によれば人間は普段裏には関わってない。これは前の世界と一緒だ。もし俺たち三人が聖遺物を使ったとすれば間違いなくこの街に被害が出るぞ。それに悪魔や堕天使が何かしてくる可能性も高くなる。」
「それについてなら大丈夫ですよ。先程もらった本に『封時結界』と呼ばれる結界術が載っていました。」
「『封時結界』?」
「ええ。魔力で周辺をトレースし、それを別空間に投影、固定する術らしいです。強度などは発動した本人の魔力などに比例するらしいです。私が張れば十哉君が全力を出してもなんとかなるでしょう。見た所そんなに難しい術式ではないので割とすぐにできますよ。」
「へぇー便利なモンだな。」
「なら今後の訓練?ってか特訓?はそこでやろう。永兎には毎回張ってもらうことになるけど。」
「これくらい構いませんよ。いつか見つける女神の為ですからどうということはありません。」
「……口調が変わってもそこは変わらないんだな。」
「もちろんです。ああ女神よ!早く貴女のお顔が見たいです!」
「……まぁそういうのはのは構わないが、とりあえず永斗は一般常識を学んでからだな。次に会うまでにその変態思考どうにかしろよ。」
そう言った一誠の声は永斗には聞こえていない。どうやら自分の世界に入り込んでいるようだ。
(ま、今まで欠如してた物を学んできちんと接しろよ永斗。でないと、また辛辣な言葉を浴びせられて敬遠されるんだからな。)
一誠と永斗、それぞれが考えを馳せたその時だった。
「おいおい、女1人墜とせないでどうする?所詮
ピキッ
突拍子もないことを十哉が発言した。そして、一誠は二人の間で何か勘違いが起きたことを察した。
「十哉君?今なんて言いました?
「⁇言ったが?」
「…ふ、ふふふふふ。いいでしょう。今から早速特訓開始です。初めてだからと言って手加減はお互い無しで行きましょう?」
「お、おい永斗?なんか怖いぞ?少し落ちつ「いいねぇ!早速やるか!」だぁぁぁ!引っ掻き回すなよ!」
楽しそうな表情の十哉。全身から黒いオーラを出しながら笑みを浮かべる永斗。
とりあえずこの先が非常に不安になった一誠だった。
多少のご都合主義は勘弁してください。因みにイリナはまだ海外に行ってませんが割愛します。次辺りに説明だけ出すかもです。
書いてると微妙に一誠と十哉が曖昧ですね。どっちも口調似てるんで、自分のシックリくるようにして読んでください。
誤字脱字報告、感想等あればよろしくお願いします。ここまで読んでいただきありがとうございました。
8/4 内容を少し変更しました。