ガンダムビルドブレイカーズ ReBreak 作:ウルトラゼロNEO
遂に第二陣もモノリス攻略ミッションへ出撃していった。各モノリスには共通ステージ最深部の転送ゲートを利用して向かう必要があった。第一陣が露払いをしてくれたお陰で第二陣は難なく転送ゲートまで到着し、転送ゲートを利用して指定されたモノリスへ向かう。
ユウヒ、シオン、ソフィーの編成で挑む第六班。舞台となる宇宙ステージではユウヒのエスペランサとソフィーのウイングゼロアンリーシュによる高火力を誇る2機のガンプラによって瞬く間に敵NBC機を殲滅していった。
「ソフィー、強くなりましたわね」
ユウヒの実力は知ってはいたシオンだが、それよりも彼女にとって見違える程の実力を身に着けたソフィーに感心してしまう。妹なのもあって気にかけてはいたつもりだが、自分の知らないところでメキメキと実力を伸ばしていたようだ。
「……そりゃ周りが周りだしね。気を抜いてたら置いてかれるし、そんなのはゴメンだよ」
「ふふっ、そのような向上心を持てるような方達に出会えた、ということですわね」
普段は気怠げにしていても、ツムギやナギサ達の存在が彼女の中で良い刺激となっているのだろう。シオンもそれを理解している為、良縁に恵まれた妹に微笑ましく笑みを見せる。
「そう言うシオン姉だって、やっぱりユカ姉との出会いは大きかったんじゃないの?」
「そうですわねぇ……。初めて出会った時はお互いあまり良い印象はありませんでしたわね」
ユカとシオンは自然にいつも一緒にいる程、固い絆で結ばれたコンビだ。しかしソフィーからしても初対面の時はあまり良い印象はなかったと語るシオンに驚いてしまっている。
「ですが、日本でホームステイするに辺り、一つ屋根の下で過ごすようになって、だんだん心惹かれていったのは事実ですわ。危うさもありますが、ユカが辿り着く先が気になってしまいましたの。願わくばその光景を共に見たい、と」
「だからシオンちゃんは今もユカちゃんとGBBBBにいるんだね」
「そういうユウヒも運命の出逢いがあったのではありませんの?」
例え最初こそ印象が悪くとも共に時間を過ごしているうちに見えてくるものがあり、心に芽生えるものがある。そんなシオンは相槌を打つユウヒにも話を振る。
「僕の場合はやっぱりイチヤかな。本当のイチヤはどこまでも弱いんだよ。時には泣いて、無様に地面に転がる事があってもそれでも最後には歯を食いしばりながら立ち上がる姿は格好良くてさ。その強さに僕は一層憧れたんだ。イチヤがいなかったら僕はガンダムブレイカーにもなってなかったろうし、ツムギ君とも出会ってないかも」
シオンは兎も角、ソフィーからすればユウヒはツムギが心から慕う人物だ。そんな人物がそこまで称賛するアマミヤ・イチヤの存在。アマミヤ・イチヤがいなければガンダムブレイカーにもならず、ツムギとも出会っていないとまで語るのだからユウヒの中でその存在の影響がどれだけ大きかったのか分かる。
「……もっともっと色んな世界に飛び込んで行けば見えるものもあるのかな」
シオンはかつて日本にホームステイをした結果、大きく成長をした。GBBBBで多くの出会いや経験をしてきたつもりだが、それでもまだほんの一握りに感じられた。だからこそまだ見ぬ世界にソフィーは機体を膨らませていると……。
「──貴様らが飛び込む先は絶望に支配された世界だけだッ!」
モノリスを目前に迫った時、エスペランサ達のコックピットがけたましく鳴り響く。次の瞬間、全てを飲み込むようなビームの数々が迫り、咄嗟に回避した先にフレイムスペリオルをコアユニットにしたネオ・ジオングの姿が。
「これ以上、好きにされるわけにはいかないんでなァ!」
「こっちの台詞なんだけどね、それ。まあ良いさ。おいでよ!」
ネオ・ジオングを操るのはやはりクロカンテのようだ。最早、後がないのもあってか、初手でネオ・ジオングを持ち出したクロカンテにため息をつきながらもエスペランサ達はネオ・ジオングとの戦闘を始めるのであった。
・・・
「ここまでやるとは思ってなかったよ!」
一方、沈み込むような夜の荒野を舞台にこのエリアのモノリスを守護するカルパッチョとその支援を務めるNPC機達とツムギ達による戦闘が行われていた。
「でも、いつまでも得意げな顔されるのもウザいからここでくたばってよ!」
「勝手なことばかり!」
ドローレスのビームランスとブレイズブレイカーのビームサーベルのビームが激しく干渉し、周囲にスパークを走らせる。駄々をこねる子供の物言いをするカルパッチョにツムギは苛立ち気にドローレスを切り払おうとする。
「っ!?」
しかしそれどころかブレイズブレイカーはドローレスに押し負けたのだ。ブレイズブレイカーに自信を持つツムギからしても予想外の事態だ。すぐさま追撃しようとするドローレスをレール砲で牽制する。
「なんで、こんなに強いんや! 前の時とはエライちゃうで!?」
「GBVを更に強化したからね! 前のようにはいかないっての!」
バトルをしていくうちに違和感を覚える。ドローレスは今までよりもその一撃一撃が重く、更にはその装甲も堅牢なのだ。バトルを進めれば進める程、戸惑ってしまうタオだが、どうやら強化されたGBVをガンプラに施して出撃してきたようだ。
「そんなことしたらこれまで以上にガンプラに負担が……!」
「そんなのどーでも良いじゃん! ぶっ壊れたらカオスに新しいのをもらうだけだし!」
この分だと他の四天王も強化GBVを使用している可能性が高いだろう。しかし元々GBV自体がガンプラに大きな負担を齎す。かつてのグスタフ戦が良い例だろう。現に猛攻を見せるドローレスも限界に達しているのか、動きがぎこちなく感じる時がある。それを見て、ナギサが痛々しそうに悲しげに訴えようとするも、そもそもガンプラへの関心が薄いカルパッチョは気にも留めない。
「そうかい……。だったら尚の事、君にだけは負けられない!」
だがその言葉はガンプラを愛するツムギ達の怒りに火をつけた。自分の全てを注ぎ込んで作り上げた自慢のガンプラは己の誇りだ。そんなガンプラを軽んじるカルパッチョには負ける訳にはいかない。怒りを露にしたツムギに応えるようにツインアイを輝かせたブレイズブレイカーはエアリアルソアーとタオSDカスタムアドバンスの援護を受けながらドローレスとNPC機達へ向かっていくのであった。
・・・
そして第五班が担当するモノリスは市街地ステージの中心に聳え立っていた。その前にはターンΩとパンテラの姿があり、このステージではこの二機がモノリスを守護しているのだろう。
「ようこそおいで下さりました」
そしてマイスター達も遂にモノリスへ到着した。真っ向から対峙するガンダムルーク達に対して、ゼノギアは芝居がかった口調で胸に右手を添えながら頭を下げる。
「しかし、まさかそのガンダムブレイカーを持ち出してくるとは思わなかったよ。宝の持ち腐れではないかね?」
「……そうかもね」
ガンダムブレイカーエストレーモを見ながら、どこか嘲笑交じりには話すゼノギア。ガンダムブレイカーエストレーモ自体は脅威だが、それをアヤトだけで操っているというのなら、左程、その脅威度は下がってしまう。とはいえ、アヤト自身も否定する気はないの、静かに肯定する。
「でも、お前は俺の……世界でたった1人だけの兄貴を奪ったんだ。この力で絶対に取り返してみせる……!」
例え扱いきれなかったとしてもガンダムブレイカーエストレーモはGBBBBでトップを争う程の性能を持つガンプラだ。そのガンプラの性能ならば、少なくともそう簡単に撃破される事はない。明確な怒りをその瞳に宿したアヤトの言葉と共に戦闘が開始されるのであった。
小話にレースクイーン衣装が見たいのは(8月末まで)
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ナギサ&ユカ
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ナギサ&ソフィー
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ユカ&シオン
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ソフィー&シオン
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ヒマリ&ナギサ
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アオバ&アキナ