ガンダムビルドブレイカーズ ReBreak 作:ウルトラゼロNEO
強化GBVの情報はすぐにショウによってモノリス攻略陣に共有される事となった。
「そんな力を使って、どこまで醜態を晒す気だい!」
「こんな事してるんだ。綺麗も汚いもあるもんか! 終わり良ければそれで良いんだよ!」
セレネスノーヴァの剣技を仕掛けられても、ファムファタルにはカスリ傷程度の損傷にしかなっていなかった。しかし明らかに負担に耐えきれず、ぎこちない動きを見せるファムファタルに対してウィルは苛立ちを隠さずに問うも、開き直った物言いをするドーラに思わず舌打ちしてしまう。
・・・
「いったぁ……!」
一方、ボルトガンダムゴリアテと随伴するNPC機達と戦闘中のユカ達。ボルトガンダムゴリアテが殴りかかって放たれた右腕のマニピュレータを超大型メイスを盾代わりにして受け止めたバルバトスルプスレギーナだっだが、その勢いは受け止めきれず、そのまま背後の氷壁まで吹き飛ばされてしまう。
「こんなの相手にしながらモノリスを同時に破壊しろって無理言ってくれちゃって!」
「でもやるしかないよ!」
ボルトガンダムゴリアテだけでも十分な脅威だが、随伴するNPC機達も強化されているようで、中々思うようなバトル運びが出来ず、苦戦するミサとリン。しかしリンが言うようにやるしかないのだ。
・・・
「アオバちゃん、1人で大丈夫かよ!」
「アキナさんを引きつけると言ったのです。今は信じましょう!」
一方でリプレイスを相手にしていたのはブルーデスティニージャッジであり、それはアオバからの要望でもあった。一度はアキナを撃破したが、今は強化GBVの影響を受けているリプレイスを相手にマシマが心配するが、シーナは逆に2人の邪魔にならないよう他のNPC機群を相手にしながらモノリス攻略を目指す。
「お姉」
激しくスパークを走らせながら幾度もビームの刃を交えるブルーデスティニージャッジとリプレイス。そんな中、不意にアキナからの通信が聞こえてくる。
「……助けて」
それは今までGBBBBでのアキナから聞いたことがないほど、あまりにか細く今にも消えてしまいそうなほどの声だった。
「……もうやだ。GBVを手に入れたって私は何も出来なかった。私なんて……」
「私は見捨てやしないよ」
最早、アキナ自身に戦闘の意思はなかった。たが、タツヤと同じアバターを操るウイルスを打ち込まれているアキナに拒否権はなく、無理やりモノリス防衛に駆り出されていた。
「これが終わったらいっばい話をしよう。アキナの想い、全部聞くから」
リプレイスを見据えるブルーデスティニージャッジの緑色のツインアイの輝きは優しかった。アキナが知らず知らずの内に涙を流す中、戦闘は激化していくのであった。
・・・
「しつこ過ぎ!」
ブレイズブレイカー達とドローレスの戦いはいまだ決着がついておらず、カルパッチョは不愉快さを隠さずに叫ぶ。確かに強化GBVを施したドローレスはこれまでの比ではない程に脅威ではあったが、ツムギ達もまたこれまでの戦いで大きく成長してきたのだ。
「もう止めろ! そのガンプラは限界だ!」
「うっさいなぁ! 知ったこっちゃないっての!」
強化されたドローレスのビームランスをビームサーベル1本だけではパワー負けすると判断したツムギはビームサーベルを二刀流にして渡り合う。しかし強化GBVも時間が経てば経つほど、ドローレスへの負担は大きく、動きのぎこちなさが増えてきたドローレスにツムギは投降を促すもカルパッチョは聞く耳を持たない。
「ガンプラは自由だ。どんな形だって表現してくれる……。でもだからって無下に扱って良い理由にはならない!」
「お説教? 偉そうなこと言わないでよね!」
極端に言えば、ちゃんと金額を支払い、手に入れたガンプラをどう扱うかは当人次第だ。しかし粗末に扱うのを見過ごせるわけもなかった。
「そんなんじゃない……。でも君がそんなやり方でガンプラを操るというのなら、俺は俺のエゴを通させてもらう!」
近接戦の最中、ブレイズブレイカーの頭部額の装甲が展開され、出力を絞ったディスラプターが発射され、ドローレスの左腕を消滅させると、そのまま至近距離でレール砲を叩きこみ、ドローレスを引き飛ばしたのだ。
《──ツムギ君、聞こえているか?》
ツムギとカルパッチョでは技術で言えば、ツムギが上手のようだ。そんな中、ふと統括担当を務めるショウから通信が入る。
《至急、転送ゲートを利用して第五班に援護に向かってほしい》
「第五班……マイスターとアヤトさん達のところですね」
《ああ。向こうはNPC機達の他にゼノギアとタツヤを相手にしている。かなり苦戦を強いられているようだ》
何かと思えば、第五班の救援のための連絡だったようだ。他の班と違い、ネームド1人とNPC機達ではなく、ネームドが2人の状況。しかもそれがゼノギアとタツヤともなれば流石のマイスター達といえど苦戦は必至だろう。
「ツムギ、ここは任せとき!」
「うん! ヒマリちゃん達と……タツヤさんを助けてあげて!」
しかしツムギが離脱すれば、当然ながらタオとナギサだけになってしまう。一瞬の迷いが生じするが、タオとナギサから心強い言葉を送られる。
「分かった。頼んだよ、2人とも!」
信頼している仲間からの頼もしい言葉。すぐにツムギは2人に頷くと、そのまま転送ゲートの方角へ機体を転換させ、その機動力を活かして一気に離脱するのであった。
・・・
「分かってはいたけど……機体がピーキー過ぎる……!」
第五班が戦う市街地エリアではガンダムブレイカーエストレーモとジーグリージョがタツヤのパンテラと戦闘を繰り広げていたが、パンテラの攻撃を回避するのも束の間、そのままガンダムブレイカーエストレーモはビルに突っ込んでしまう。普段、ガンダムブレイカーエストレーモは操縦担当のタツヤと管制担当のアヤトの2人で真価を発揮するガンプラだ。しかし今はその操縦担当のタツヤもいない状況ではガンダムブレイカーエストレーモを扱いきれなかった。
「でも……それでもタツ兄に少しでも届くのなら!」
「ヒマリ達兄妹の絆はこんなので終わらないもん!」
アヤトとてガンダムブレイカーエストレーモを扱いきれないのは分かっている。それでもガンダムブレイカーエストレーモを選んだのはそれがタツヤに届く術だと思ったからだ。強い意志と共にガンダムブレイカーエストレーモとジーグリージョはパンテラへ向かっていく。
「やれやれ……口を開けば、絆、絆と……」
一方、ゼノギアのターンΩはマイスターのガンダムルークとの攻防の最中であった。お互いに実力者である為、中々有効打にはならず、ただただ激しい戦闘だけが続く状況になっていた。
「冷笑か? 流行らないぞ」
「下らないものは下らないだろうに」
「お前にはアヤト達ほど絆を繋ぐ相手がいないから、そう思うのだろう」
絆という言葉を鼻で笑うゼノギアをマイスターは馬鹿にする訳でもなく、ただ事実のように淡々と突き付けるように話す。
「私にはタツヤがいる。君らには負けんさ」
「あんなのは本当のタツヤじゃない」
タツヤという存在はゼノギアにとっては大きいのだろう。確かに操られているとはいえ、その実力は脅威だ。しかし物言わぬマシーンのように戦うだけの存在になってしまっているタツヤなど共に戦ってきたマイスターが認められるはずがなかった。
「お前はガワだけ手に入ればそれで満足か? それならいつまでも人形遊びをしてるんだな」
機動力を活かしてターンΩの懐に飛び込んだガンダムルークはGNソードIIロングを斬り上げる。間一髪で避けたターンΩだが、ゼノギアはマイスターの物言いが気に入らないのだろう。露骨に不機嫌そうな雰囲気を纏いながらガンダムルークとの戦闘を続けるのてあった。
小話にレースクイーン衣装が見たいのは(8月末まで)
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ナギサ&ユカ
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ナギサ&ソフィー
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ユカ&シオン
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ソフィー&シオン
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ヒマリ&ナギサ
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アオバ&アキナ