俺とバカたちと召喚獣   作:無津伊

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《前回のあらすじ》
明久=『受け』
雄二=『攻め』


第11問

優・工『一騎討ち?』

雄「あぁ、FクラスとAクラスの試召戦争は代表同士の一騎討ちにしてもらえないだろうか?」

時刻は午前11時30分。坂本雄二を中心としたFクラスの首脳陣たちはAクラスに来ていた。

優「……何が目的なの?」

雄「勿論Fクラスの勝利が目的だ。それに一騎討ちにすればあまり時間はかからないしな。良い提案だと思うのだが……どうだ?」

優「確かにそうだけど……うーん……愛子はどう思う?」

優子はボーイッシュでライトグリーンの髪を持つ女子生徒ーーーー確か名前は工藤愛子だったかーーーーに相談してみる。

工「……なんだか裏がありそうだけど…………でも戦うのは代表だしねぇ……」

優「確かに代表が負けるはずがないわよね…………それより坂本君、少し聞きたいことがあるんだけど?……あ、でも試召戦争のこととは関係無い話なんだけどね……」

雄「……試召戦争のこととは関係ない?……なんだ?」

雄二は首をかしげながら優子に聞く。

優「……なんで城之一と吉井君はそんなにグッタリしてるのかしら……?」

城・明『…………(グッタリ)』

優子の質問通り零斗と明久はAクラス教室の床に寝転がりグッタリとしていた。

雄「…………まぁ……なんか色々とあったみたいでな……秀吉、説明を頼む」

秀「うむ。城之一は昨夜一睡もせず文月学園の説明用紙を読んでいたみたいでの。それゆえ昨日から何も食べていないみたいなのじゃ」

城「……眠い……腹減った……」

零斗はさっきからその二言を延々と呟いている。

秀「そして明久は昨日島田を見捨てた罪で島田から関節技をかけられてのぉ……」

明「………………(ピクピク)」

姫「……だ、大丈夫ですか?……明久君?……」

島「アキのせいで昨日は大変だったんだからねっ!(プイッ)」

こっちもこっちで結構大変みたいだ。

優「……そ、そうだったのね……」

工「は、ははは……」

零斗と明久を見て二人は苦笑いをしている。

優「……でもそんなので今日の試召戦争は大丈夫なのかしら?……」

雄「それについては全然問題無い。……ムッツリーニ、例のブツを城之一と明久に」

ム「……承知……」

そう言ってムッツリーニはポケットから紙のようなものを取り出して零斗と明久に渡した。

城「……どうした、ムッツーーーーぬおぉー!!!(覚醒)」

明「……うぅ、何?ムッツーーーーぬあぁー!!!(復活)」

そして二人はその紙……もといその写真を見た瞬間、覚醒・復活した。

城「こ、これはっ!体操服を着替えている途中の秀吉じゃねぇかっ!汗をかいていてなんか色っぽいのがたまんねぇ!!!」

明「それにもう少しで胸が見えそうなところもたまらないよっ!!!」

秀「なぬ!?なぜワシの写真が!?ーーーーそれよりなぜワシに胸があることが前提になっとるのじゃ明久!?」

……秀吉が体操服を着替えている写真…………くっ!作者も一枚ほしいです!

姫「……吉井君と木下君、少し話があるので廊下に行きましょう(ゴゴゴゴ)」

島「アキ、木下、ちょっと廊下に出ましょうか(ゴゴゴゴ)」

優「城之一と秀吉、殺しはしないから一旦廊下で話しましょう(ゴゴゴゴ)」

姫路、島田、優子が黒いオーラを出しながら三人の襟首を掴み廊下に引っ張って行く。

明「ふ、二人共!?落ち着いて僕の話をーーーー」

城「ゆ、優子!?少し落ち着ーーーー」

秀「待つのじゃ!ワシは全く関係なーーーー」

 

ガラガラ…………ピシャンッ!

 

『『『『………………』』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーー少しお待ち下さいーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

姫「さて坂本君、試召戦争の話し合いをしましょう♪」

島「もう少しでお昼だし早く終わらせないとね♪」

優「そうそう♪パパッと終わらせましょう♪」

三人はとても晴れ晴れしい笑顔でそう言った。

雄「…………お前ら……明久たちは一体ーーーー」

姫・島・優『話し合いをしましょう』

雄「…………(詮索は危険か……アイツらみたいにはなりたくねぇしな……)」

雄二は自分の少し後ろの床に転がっている死体(零斗と明久と秀吉)をチラッと見ながら考えを巡らせた。

雄「……そ、それでどうするんだ?さっき言った通りこちらとしては一騎討ちで決着をつけないのだが?」

優・工『……う~ん……』

どうやら二人はまだ迷ってるらしく腕を組んで考えこんでいる。

霧「……一騎討ち……うけてもいい……」

と、そこに二学年首席の才色兼備ーーーー霧島翔子がそう言いながら現れた。

雄「……ようやく現れたか翔子……」

霧「……でも条件がある……」

そう言った後、つかつかと姫路の前に歩いて行ってーーーー

姫「…………?…………」

霧「…………(ジッ)…………負けた方は勝った方の言うことをなんでも聞く……」

ーーーー姫路の顔をジッと見ながらそんなことを言った。

 

明「も、もしかして霧島さん……姫路さんとあんなことやこんなことを…………すごく見てみたいっ!」

城「おいおい明久、女同士でそんなことするわけーーーー」

明「本音は?」

城「一度でいいから見てみたい」

秀「………即答じゃな……まったくお主らは……」

雄二の後方、そこで三人はコソコソとしゃべっていた。

…………ってか復活早いなコイツら。

ム「……あんなことやこんなことっ……!(ブッシャァァァ)」

ちなみにムッツリーニは鼻血を出しながら床に倒れていた。

 

雄「…………わかった、その条件を呑もう」

雄二は少し何かを考えてから霧島が提示した条件を了承する。

優「……坂本君、5対5にしてもらえないかしら?」

霧「……優子?」

優「代表が負けることは無いと思うけど一応ね。それに私達も戦ってみたいし」

優子はそう言って霧島をなだめた。

雄「それなら5対5でいい。だが科目選択は俺たちでしてもいいか?」

工「……まぁそのくらいのハンデならあげてもいいかもねぇ…………どうする?優子、代表?」

優「そうね、科目選択権は譲るわ」

霧「……うん、それでいい……」

工藤の質問に二人はそう答えた。

雄「よし、決まりだな。試合開始は……2時でいいか?昼飯を食った後すぐに試召戦争ってのもキツいしな」

優「分かったわ。試合会場はこのAクラスにしましょう。Fクラスなんかでやったら大変なことになりそうだし……」

確かにFクラスなんかでドンパチやったら教室が崩壊しそうだ。

雄「……だな、そうさせて貰おう。……よし、お前らそろそろーーーー…………結構な出血量だなこれは…………」

雄二が振り替えってムッツリーニを見てから冷静にそう言った。

島「……結構な出血量って言うか……」

姫「……すでに致死量だと思いますけど……」

島田と姫路はそう言ってムッツリーニを心配している。

雄「明久、秀吉!ムッツリーニをFクラスに運んで輸血するぞ!このままだと死んじまう!」

明「了解!行こう秀吉!」

秀「うむ!ムッツリーニは絶対に助けるのじゃ!」

雄二と明久と秀吉は偶然そこら辺に落ちていた担架にムッツリーニを乗せると光の速さでAクラスの教室を出ていった。

…………端から見ればドラマのワンシーンに見えなくもないが出血の理由が理由だけにとても残念な気がするのは俺だけなのだろうか?

姫「美波ちゃん、私達も行きましょうか」

島「そうね、行こっか瑞希」

そう言って二人は歩きだすが…………島田が何かを思い出したのか足を止めて優子達の方に振り返った。

島「なんだかウチのクラスのバカ達がいろいろと騒いじゃってゴメンなさいね木下さん……でもバカでアホだから許して貰えないかしら?」

……酷い言われようだなオイ……まあ確かにそうだししかたなーーーー

優「大丈夫よ島田さん。バカでアホでドジでマヌケってことは知ってたから♪」

……なんだか胸にナイフを4本ぐらい刺されたような気分だ。イタイイタイ……

島「それじゃまた後でね!」

姫「お邪魔しました!」

二人は軽くお辞儀をしてからAクラス教室を出て行った。

城「……んじゃ俺も行くか。……また後でな優子!」

優「ええ、勝負楽しみにしてるわ!」

そう言ってから零斗はAクラス教室を出て行こうとしたがーーーー

 

「…………(グイッ)」

城「……?……」

 

ーーーー突然後ろから引っ張られた。そして誰だろう?と疑問を持ちつつ後ろを振り向く。

霧「…………(ジッ)」

工「……ふむふむ…君が城之一君か~(ジッ)」

城「!?!?」

そこには零斗を観察するようにジッと見つめる霧島と工藤がいた。

工「……でもまさか優子がこの子にねぇ……」

霧「……私も驚いた……友達として応援したい……」

工「うんうん、ボクもだよ代表」

城「?」

いったい何の話をしているのだろうか?

城「えっとー……俺に何か用……かな?」

霧「…………(コクコク)」

工「キミ、今日のお昼はどうするのかな?」

城「……うーん……そう言えば弁当作ってきてないからなぁ……」

それにお金も今月ピンチだしなぁ……とも零斗は呟く。

工「それならボク達と一緒にお昼ご飯食べない?」

…………え?

霧「……私達のお弁当食べさせてあげるから……」

マジすかっ!

城「っ!?…………そ、それじゃあご……ご一緒させてもらおうかなっ!」

くっ!嬉しすぎてうまく発音できない!

工「それじゃあ12時に新校舎の屋上に集合ね♪」

城「お、おう!」

霧「……また後で……」

工「じゃあね~♪」

そう言って二人は優子のいる場所に戻って行った。

城「いやーまさかAクラスの美少女二人にお昼に誘われるなんてなぁ……それに手作り弁当だしな!」

そう言ってAクラスに背を向けて歩きだした零斗だったがーーーー

城「…………ん?まてよ……これってもしかして……」

ーーーー中央階段の前の廊下で足を止めて…………言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

城「……俺、ハーレム状態になるんじゃね?」

 

ならねぇよ by作者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工「いや~うまくいったね代表!」

霧「……うん……優子の反応が楽しみ……」

優「…………えっとー……二人ともそんなに満足げな顔してどうしたの?……それにさっき城之一と何か話してなかった?」

工「別になにもないよ♪それより優子はお弁当作ってきた?」

優「えぇ、昨日言われた通り作ってきたけど……」

工「それは良かった!さてさて楽しみだなぁ♪」

霧「…………(コクコク)」

優「???」

 




約2ヶ月ぶりの投稿でした。
……いやべつに書くのサボってた訳じゃないですよ?…………うん…………ごめんなさい……

次回はできるだけ早く投稿できるようにします……
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