メガミさんの日常   作:電動ガン

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ぬい活と一緒やぞ

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おでかけマッピング

スイが家に来て数日。なんとなくスイも家に慣れてきたから少し近所のお散歩兼マッピングをすることにした。近所のマッピングも済ませておけば不慮の事故で家の外に出ても帰ってこられる。だがマッピングしてない場所に行くにはメガミに寄っては怖がる事もある為この数日はその様子見でもあったのだ。

 

「よし。ケイ、ロコ、スイ。行くぞ〜」

 

「は〜い。」

 

「準備出来てます。」

 

「ひょえ・・・・・・」

 

簡単なノートPCとドックを持っていざ出陣。マスターはメガミ達を連れて外に出たのだった。

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

近所のあちこちを歩き、スイのマッピングを済ませる。ケイとロコもこんな感じだったな〜と懐かしさも感じているマスターだが1点、不安点があった。それは公園でスイのマッピングの映像を確認していた時だった。

 

「ずっとだなこれは。」

 

スイはマスターの側頭部にしがみつき、キョロキョロと視点が忙しなく動き、あまり道順の最適化を行えて無かったのだ。一応マッピングさえ済ませれば道順などはどうとでもなるが最適化がされてないともし外に放り出された場合家に帰るまで時間が非常に掛かり、AIメンタルに良くない。不安から怯えやすくなったりパニック発作を起こしたりなどする場合がある。

 

「スイ、道順覚えないとダメだよ。」

 

「ご、ごめんなさい・・・・・・いろんなものがあって楽しくて。」

 

「もう一回同じとこ回るから今度は覚えてな。」

 

「はい・・・・・・」

 

この傾向は起動したばかりのAIはあるあるなのだがしっかり覚えさせないといけない。メガミとは根気よくだ。そして公園を出発する。

 

「あ、こんにちは。」

 

「こんにちは〜」

 

マスターの他にもメガミを散歩させるマスターがいたので挨拶をする。

 

「す、すごい。あのマスター、両肩に9体もメガミがいましたよ。」

 

「近所で有名なモデラーのお姉さんですね。」

 

「あの人またメガミ増やしたの?すごくない?」

 

「はははうちの3体も多い方だからな。」

 

スイに覚えさせるように念入りに散歩する。すると学校の下校時間だったのか学生を見かけるようになった。

 

「学生が多くなりましたぁ。」

 

「もう学校終わる時間かぁ。」

 

「学校行って見たかったですね。」

 

「うーんそろそろ帰るか。」

 

マッピングは済ませただろうし帰路に着く。ぽちぽち歩いて家のまえまで来ると隣の家の女の子とバッタリ出会った。

 

「お兄さん!」

 

「おう!瀬奈ちゃん。おかえり。」

 

「あ、メガミ増やしたんですね。」

 

「うん。新作どうしても欲しくてさ。」

 

「いいな・・・・・・あ、そうそうお兄さん。」

 

「なに?」

 

「私、来月の誕生日メガミ買ってもらえる事になったの!なんだけど・・・・・・」

 

「けど?」

 

「初心者にメガミは大変なんでしょ?お兄さん作ってくれませんか・・・・・・?」

 

「まぁねプラモ作ったことない初心者にメガミはちょっと苦労度合いが高いかな。」

 

「やっぱり・・・・・・」

 

「まぁでも代行なんてよくあることだしいいよ。ちなみに何買うの?」

 

「来月発売のデザイアメイデン レイダーです!」

 

「ええ!?まじ!!?最新キットじゃん!!PUNI⭐︎MOFUと迷ったんだよねぇ〜」

 

「お父さんが、ホビーショップタカミで予約しててくれたらしくて・・・・・・」

 

「ああ〜タカミね。あそこ何気にコアなラインナップなんだよな・・・・・・」

 

「ふふっ!あ、じゃあ行きますねお兄さん。」

 

「うん!じゃあね。」

 

瀬奈ちゃんと別れて家に入る。一応メガミ達をドックに置き、デフラグをかけよう。

 

「マスター、瀬奈ちゃんもメガミ買うんだね。」

 

「うん。代行とはいえ最新キット作りたいな〜」

 

「瀬奈もメガミを手に入れたらバトルが出来ますね。タカミの店長に頼んで店にジオラマフィールド置いてもらうよう頼みましょう。」

 

「無茶言うな。」

 

「ご近所さんにマスターがいればバトルできるんですね!!」

 

「スイまじでバトル好きなんだな・・・・・・」

 

そして三体ともデフラグをかけて眠りに付く。その間にK社のホームページを開き、AIセキュリティのアップデートが来てないか確認するのであった。

 

・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・

 

・・・・

 

・・・

 

・・

 

 

またいつかの週末。俺は遊んでたメガミ達を集めた。

 

「今から、ジオラマフィールドにデータ提出バトルに行きます。」

 

「え〜?」

 

「バトルですか!?」

 

「わ〜バトル!!」

 

「なのでみんなの武装を整備しました。どうぞ。」

 

「おお私のグレイヴアームズがぴかぴか。」

 

「偵察ユニット・・・・・・無くなった筈では!?」

 

「ネコパンチ付けてください!!!」

 

「まぁ良かろう。」

 

そして武装をケースに詰めてバッグにしまう。ネイキッドから武装形態にして準備万端。

 

「行くぞ〜〜〜」

 

「おお〜!!」

 

「久しぶりですねジオラマフィールドは。」

 

「バトル!!バトル!!」

 

車で走って15分。隣町のジオラマフィールド設置店、ゲームセンターG8に到着した。そしてやはりだがメガミバトル用のジオラマフィールドは閑散としており利用してる客はいない。

 

「使いたい放題だな。お前ら準備はいいか?」

 

「イケるよ〜」

 

「準備万端です。」

 

「大丈夫!!」

 

「それじゃあまずは1対1でロコとスイな。」

 

「おけ〜」

 

「はい!!」

 

「じゃあデータスキャンして、と。バトルセットアップ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぽぎゃ〜〜〜!」

 

「私の勝ち!」

 

第1回戦、ロコVSスイ、ロコWIN。というかスイが雑魚過ぎた。まぁでも起動してそんなに経ってないしAIの習熟もまだまだだしな。

 

「スイもっかいやる?」

 

「やります!!」

 

「じゃあ次ケイ相手して。」

 

「はい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぷぎゃ〜〜〜!!!」

 

「私の勝ちです。」

 

ケイWIN!スイは弱過ぎる、というか戦い方が一辺倒。ハンマーの衝撃波攻撃は1回も当たってないしスーパーネコパンチ射出も当たってないし、それだけじゃなく相手の攻撃には全部当たりに行くし、バトル好きな割りにはバトルセンスが皆無であった。

 

「はへ〜ひれ〜」

 

「スイ弱過ぎるんだけど。」

 

「起動僅かと言うことを念頭に置いても弱過ぎますね。」

 

「だなぁ。」

 

「まだまだ!!勝つまでやります!!」

 

「それは良いけどあと5回だけね。」

 

「え〜〜〜〜〜!!!」

 

まぁでも戦闘データが評価されればそこそこのお金になるから結構プラスだ。K社ありがたや。こうしてスイの初バトルは熟されていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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