日向ネジ、半人半魔(兄)と出会う   作:日向陰陽

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ネジのキャラ崩壊は続きます。ご了承ください。


第7話 「大蛇丸、そしてサスケ」

―――サソリが言っていた情報を逐一火影に報告した。

 

ネジ「当然俺は行くぞ。約2年半程前にうちはサスケを殺し損ねたからな。うずまきナルトとかいう足手まとい共のせいで。」

 

綱手「それは許さん⁉」

 

ネジ「立派なテロリストに育っているだろうよ。大蛇丸に躾られてな。どう思う?」

 

綱手「……何がだ?」

 

ネジ「自分の手で国際指名手配犯級の犯罪者を生み出す気分はどうだって聞いてるんだが。」

 

綱手「私のせいだって言うのか⁉」

 

ネジ「他に誰がいんだよ馬鹿野郎。『うちはサスケを連れ戻せ』なんて命令しやがって馬鹿野郎。あの時殺してれば面倒ごとは増えずに済んだんだ。それを手間増やしやがって馬鹿野郎が。」

 

綱手「……。」

 

ネジ「というわけで十日後よろしく。」

 

綱手「待て⁉」

 

待たなかった。これ以上うちはサスケを生かしておく気はなかった。さっさと大蛇丸のアジトを見つけ出して嬲り殺しにするつもりだった。

 

十日後、木の葉の里の入り口の門にて。

 

ネジ「おはようございますカカシさん。」

 

カカシ「日向ネジくん…君は任務には関係ないはずだが…?」

 

ナルト「げっ⁉ ネジ⁉ 何でお前が…⁉」

 

ネジ「『何で』…? そりゃあ大蛇丸のアジト突き止めてうちはサスケ殺しに行くに決まってるだろうが馬鹿野郎。」

 

「ははっ、いいねそれ!」

 

ネジ「君とは初対面だな。俺は日向ネジ、よろしく。」

 

「僕はサイ。よろしく。」

 

ネジ「まあ…こんな腑抜け揃いで苦労するだろうがしっかりサポートするから頼りにしてほしい。」

 

サクラ「ちょっと待ってよ⁉ サスケくんを殺すって本気⁉」

 

大太刀を居合で抜いて首筋に突き付ける。少し切れ目が入って血が流れている。

 

ネジ「本気に決まってるだろうが馬鹿野郎。いつまでもサスケサスケメソメソ泣き言言ってねえでさっさと忘れろよ馬鹿野郎。医療忍者って両腕なくても医療忍術使えんの?試してみるか?」

 

サクラ「……。」

 

ネジ「ビビると黙るのも馬鹿師匠馬鹿弟子って感じでお似合いだよお前ら。俺の足引っ張りやがったら殺すぞ。さて行きましょうかカカシさん。」

 

カカシ「……ああ。」

 

道中、ナルトとサイがいがみ合っている。というよりナルトはサイが気に食わないようだ。

 

ナルト「やっぱてめーはダメだ‼ すっげームカつくってばよ‼」

 

カカシ「あのねナルト、最も大切なのは信頼とチームワークっていつも言ってるだろう?そんな言い草はないんじゃないの?」

 

ナルト「こいつはカカシ班のメンバーじゃねーからだ! オレたちカカシ班のもうひとりのメンバーは…サスケだからだ‼ こいつはサスケのいねえ間に穴埋めとして選ばれただけだ。こんな奴メンバーとしてオレは認めねえ‼」

 

サイ「……いや、僕もそっちの方が気が楽だよ。木の葉を裏切り弱いくせに力ばかり求めて大蛇丸なんかの下へ走った…そんな大蛇丸と同じようなゴミ虫ヤローと一緒にされたくないからね。」

 

ナルト「てめえ…⁉」

 

サクラ「確かに大切なのはチームワーク。ナルトはサイ…貴方のことをよく知らないから言い過ぎた部分もある。ごめん…ナルトのことは許してあげて。」

 

サイ「別に何とも思ってないよ。」

 

サクラ「そう…良かった。」

 

そう言った直後にサクラがサイを殴り飛ばす。

 

サクラ「私のことは許さなくていいから。あんたもサスケくんのこと何も知らないくせに出しゃばったこと言ってんじゃないわよ!もう1度サスケくんのこと悪くいったら…手加減しない…。」

 

ネジ「……何やってんだお前ら?」

 

大太刀でナルトを額、鼻の下、首、胸、腹、股間、膝、くるぶしの順に輪切りにする。

 

カカシ「待て⁉ ネジくん⁉」

 

待たなかった。ミラージュエッジでサクラの腹を貫く。

 

ネジ「足引っ張るなっつったろうが馬鹿どもがくだらねえ小競り合いしやがって。いつになったらサスケのこと忘れんだよ。抜け忍の大蛇丸に襲撃されて多くの死傷者が出たのにその大蛇丸のところへ行った抜け忍野郎のことなんざさっさと忘れろよ馬鹿野郎どもが。」

 

蹲るサクラの顔に唾を吐いた後に回し蹴りを叩きこんだ。サクラは動かない。

 

ネジ「大丈夫か、サイ? さあ、足手まといは放っておいて早く行きましょう。」

 

立ち尽くすカカシを置いてサイと一緒に宿に泊まった。翌日、野宿している最中にカカシに話しかけられた。実際にサソリのスパイと会うのはサソリに変化したカカシなのでサソリの性格や言動、仕草や癖があったら詳しく教えてほしいと言うので少ない情報を詳しく教えた。俺たちは指示があるまで待機しろと言われた。カカシが標的を確保、もし失敗した場合は戦闘行動に移るとのことだ。ナルトが勝手な真似したら首落として達磨にするぞと警告しておいた。カカシは無言だった。

 

作戦当日、天地橋の茂みで待機中。サソリに変化したカカシも待っている。やがてひとりの男が現れる。薬師カブト…元木の葉の下忍、そして大蛇丸の部下だと記憶している。何やら話しているが聞こえない。ふと歪んだチャクラの持ち主が接近していることに気づく。これは…大蛇丸だ。かなり近い。恐らく奥の茂みから覗き見ている。遂に姿を現した。大蛇丸の攻撃から身をかわすカブト。カカシの前に立つ。そのまま応戦すると思いきや変化したカカシを手刀で攻撃する。バレていたか。ため息をつきながらカカシの前に出る。さっきからナルトのチャクラが鬱陶しい。

 

ナルト「サスケを…返せ…。」

 

カブト「返せはないだろナルトくん。ズレてるよ君…。サスケくんは望んで我々の元へ来たんだ。引きずりすぎだよ。男のくせに未練たらしいね。」

 

サクラ「黙れメガネ! ナルトの気持ちも知らないくせに! そうやって何でも冷静に…⁉」

 

大蛇丸「サスケくんのことが聞きたいなら力ずくで私から聞き出してみなさい。出来ればだけど…。」

 

ナルトが九尾のチャクラで殴りかかり大蛇丸を吹っ飛ばす。だが大したダメージはないようだ。蚊の皮膚が剥がれた程度、他人の顔が見えた。

 

大蛇丸「私のサスケくんが強くなってるか試しに目の前のナルトくんとやらせてみたいわね。」

 

ナルト「俺の前で自分のものみてーにサスケの名を口にすんじゃねーってばよ‼」

 

もう我慢ならなかった。転生眼チャクラモードと魔人化を同時に発動してナルトの頭蓋骨上部、うなじの辺り、首の根本、胸、腹筋の上部辺り、腹筋の下部辺り、股間、太もも、膝、ふくらはぎ、足首、踵、そして指の全てを大太刀で輪切りにした。ついでに両腕と手と指も全て切断した。九尾のチャクラが大人しくなる。

 

ネジ「サスケサスケうるせえぞ。勝手な真似すんな。橋が落ちるだろうが。てめえもだ。」

 

横にいるサクラの心臓にミラージュエッジを突き刺した。力なく倒れる。

 

ネジ「こうして会うのは初めてかな、大蛇丸。初めまして日向ネジと申します。音の四人衆も君麿呂も俺が殺したよ。人手不足で困ってるんじゃねえか? うちはサスケを大人しく差し出してくれれば見逃してやるぞ。お前…木の葉崩しの時より弱くなってねえか? せっかく育てたうちはサスケに返り討ちにされたら爆笑すると思うぞ、俺だったら。」

 

大蛇丸「黙りなさい…⁉ 貴方…人間なの…⁉ とてつもなく禍々しい力を感じるわ…⁉」

 

ネジ「まあ…世の中広いってことだ。お前が知らないことはまだまだある。知りたいか?」

 

大蛇丸「黙れ⁉」

 

無数の蛇が襲い掛かる。かつてバージルが見せてくれた技を見様見真似だがやってみることにした。一足飛びで前方に移動しながら素早く大太刀での斬撃を繰り返す。無数の蛇がバラバラになり大蛇丸も胴体がズレるが切断面からいくつもの蛇が飛び出し繋ぎ合わせる。

 

ネジ「今のが避けられないんじゃ先は知れてるな。もう少し実験台になってもらうぞ。」

 

魔力の腕を伸ばし掴んで森の奥の開けた場所へ思いっきりブン投げる。高速飛行で追いつき空中で居合斬りをする。エネミーステップをしながらナルトにやったように輪切りにしていく。斬る度に蛇が飛び出てくるがその蛇ごと斬り続けた。もう慣れたので流星脚で蹴り飛ばして着地した。バラバラになった大蛇丸の全身にどうにか蛇が絡みついて繋ぎ合わせる。

 

大蛇丸「はあ…⁉ はあ…⁉ ば、化物が…⁉」

 

ネジ「お前に言われたくねえよ。とは言っても…かなりチャクラを消耗したみたいだな。お前では俺に勝てん。だがまあ…あとほんの少し実験台になってくれ。」

 

大太刀もミラージュエッジも背中に貼りつける。チャクラを両手に集中…とにかく集中させた。そして両手首を合わせながら思いっきり掌を突き出してチャクラを開放する。

 

大蛇丸「三重羅生門⁉」

 

巨大なチャクラの砲撃が防御壁らしきものを貫通して大蛇丸に当たって派手に爆発する。上半身だけになった大蛇丸が脱皮するかのように新しい体を吐き出して行動を始める。でももう潮時だろう。いずれ大蛇丸はくたばる。その時…背後に気配が―――

 

サイ「あの…ダンゾウ様の使いの者ですが大蛇丸さんとお話させていただいてもよろしいでしょうか。」

 

ネジ「それは俺に言ってるのか? それとも大蛇丸?」

 

サイ「両者です。」

 

ネジ「ふーん、まあ…やりたいこともやったし大蛇丸はあのザマだし好きにしろ。」

 

サイ「ありがとうございます。」

 

無言で立ち去ってサクラやナルトを介抱しているカカシに聞く。

 

ネジ「ダンゾウって誰ですか?」

 

カカシ「暗部の『根』の頭領だ。かつて三代目火影様と火影の座を争っていたと聞く。それに今の五代目様のことも良く思ってないらしい。サイはどうした?」

 

ネジ「大蛇丸と殺り合ってた時に『ダンゾウ様の使いの者ですが大蛇丸さんとお話させていただいてもよろしいでしょうか。』って言って割って入ったんで好きにさせました。あ、奴らが移動し始めました。尾行します。」

 

カカシ「君は本当にサスケを殺す気なのか?」

 

ネジ「当たり前でしょう。本来なら約2年半ほど前に殺ってるはずですよ。それをこいつらが邪魔しやがって。」

 

ナルトの頭を両断した。

 

カカシ「頼む…せめてサスケが手を出すまで待ってもらえないか⁉」

 

ネジ「じゃあうちはサスケが手を出して来たら殺してもいいですよね?すぐには殺しませんよ。指から順に輪切りにしていくんで。その間に助けられるならいいですよ。」

 

カカシ「……。」

 

ネジ「じゃあ俺は行きます、サヨウナラ。」

 

それからつかず離れずの尾行を淡々と行った。途中で死体がひとり吊るしてあったが無視した。やがて小さな岩山を掘って築いたであろうアジトに辿り着いた。入り口らしき場所にヘルオンアースをブチ込んで空洞を発見したので奥に進んだ。生体反応がひとり、奥にいる。すかさず間合いを詰めた。

 

ネジ「うちはサスケ、殺しに来たぞ。出てこい。俺だ、日向ネジだ。」

 

「ああ、そんな奴もいたな。」

 

ネジ「約2年半ほど前は無抵抗で逃げやがったくせに良く言うよなあ。相変わらず威勢だけはいいよなお前。」

 

「黙れ…。」

 

ネジ「お前も大蛇丸みてえに脱皮すんの?何を教えられたんだ?見せてくれよ。」

 

「黙れ…⁉」

 

ネジ「木の葉の温情で生かされただけのくだらない存在が今のお前だ。でももう終わりだ。お前はここで死ぬ。」

 

「黙れ⁉」

 

うちはサスケが剣で斬りかかって来た。難なく鞘で弾く。転生眼チャクラモードと魔人化を同時発動する。

 

サスケ「何が可笑しい…⁉」

 

ネジ「何がだ?」

 

声が上ずる。うちはサスケが何を言ってるのかわからなかった。

 

サスケ「何が可笑しい⁉」

 

ネジ「あっ! 俺のことか‼ 今スマン…くくく…‼ いや…カカシに言われてな…!『頼む…せめてサスケが手を出すまで待ってもらえないか⁉』ってな‼ それで『じゃあうちはサスケが手を出して来たら殺してもいいですよね?』って答えたんだよ‼ だから…くくく…‼ これで誰にも文句言われずお前を殺せると思うと嬉しくてな‼ ありがとううちはサスケくん‼ 先に手を出してくれて本当にありがとう‼」

 

もう1度剣を振り下ろす、鞘で受け止める。

 

サスケ「くっ⁉ 千鳥流し⁉」

 

程よい電流が全身を刺激する。

 

ネジ「何だそれは? 新手のマッサージか?」

 

サスケ「ぐうっ⁉」

 

呪印とやらを発動させる。奴の肌が日焼けした後みたいに褐色に染まる。

 

サスケ「千鳥⁉」

 

ネジ「……お前約2年半も何やってたの?」

 

幻影剣を射出して奴の手首を刺す。それから大太刀で爪のつけ根まで指を斬り落とす。次は第1関節、第2関節、第3関節と順に輪切りにしていった。同時に足の指も幻影剣で潰していった。うちはサスケの悲鳴が響き渡る。実に心地よかった。

 

「「サスケくん⁉」」

 

大蛇丸と薬師カブトが現れた。五月雨幻影剣で拘束して急襲幻影剣で吹っ飛ばした。延々と輪切りにしていった。肘まで達した頃に俺のいる空間が歪む、トリックドッジで避けた。

 

ネジ「何の真似だ、はたけカカシ? 黙って見てろよ。」

 

会話している最中も幻影剣を飛ばし続けうちはサスケの足を潰していく。

 

サスケ「ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉」

 

ネジ「うーん…いい悲鳴だねえ…。そう思わねえか、はたけカカシ?」

 

また空間が歪む、トリックドッジで避けようとした。避けられなかった。俺の体が吸い込まれていく。

 

ここはどこだろうか。異空間という奴だろうか。何もないだだっ広い空間。それにしても…どうしてどいつもこいつもうちはサスケを殺すのを邪魔するのだろうか。不思議で仕方なかった。戦ってみた限りではそこらの雑魚同然だったし生かしておく価値があるとは到底思えなかった。ナルトに関してもそうだ。約2年半もの間ロクに九尾の制御もできないで自来也という奴は一体何をしていたのか。伝説の三忍という奴らも名前倒れの大したことのない奴らなのだろう。カカシはいつまで俺を閉じ込めておくつもりなのか。死ぬまでなのか。生憎、転生眼チャクラモードのおかげで腹も減らないし喉も渇かない。俺は気長に待つことにした。とりあえず眠ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目が覚める。ベッドに眠っている。起き上がった。どうやらここは木の葉の病院らしい。隣を見る。カカシが眠っている。殺意が湧いた。太ももを幻影剣で刺した。苦痛の悲鳴と共に起き上がる。

 

ネジ「おい…うちはサスケ殺すの邪魔しやがってどういうつもりなんだよ呑気に寝てんじゃねえよ俺を舐めてんのか? 舐めてるよなあ?」

 

幻影剣で刺しまくる。下半身は幻影剣まみれになっている。

 

カカシ「君には済まないと思っている…⁉ だがサスケは大切な仲間なんだ…⁉ 殺させるわけにはいかなかった…⁉」

 

ネジ「そうやって甘やかしてるからプライドだけはデカい雑魚のクソガキに成長したんじゃねえのか? 責任取っててめえが死ね。今すぐ死ね。さっさと死ね。」

 

カカシ「それは…出来ない…⁉」

 

ネジ「俺を怒らせるだけ怒らせといて何のケジメも取らねえつもりかよ? その考えは甘っちょろいと思わねえの? やっぱり俺を舐めてんだろ?」

 

再び幻影剣を刺しまくった。腹が幻影剣で埋め尽くされている。

 

「そこまでにしておけ若者よ。」

 

ネジ「誰だよてめえは。邪魔だ失せろ。」

 

「ワシか?ワシの名は自来也。ナルトの師匠だ。」

 

ネジ「ほーう、約2年半もかけてナルトに九尾の制御もロクに教えられなかった無能が何の用だよ。失せろ無能。伝説の三忍ってのも無能か気狂いのどれかしかいねえじゃねえか失せろ。」

 

自来也「耳の痛い話じゃのう。確かに九尾の制御はできなかったがその分ナルトは強くなったと自負しておるがのう。」

 

ネジ「どこがだよ。九尾がいなけりゃ4~5回くらい俺に殺されてるくらいの雑魚じゃねえか。」

 

「カカシ⁉ 大丈夫か⁉」

 

ネジ「早く治療してやれよそれくらいしか取り柄がねえんだからよ無能。」

 

俺の合図で幻影剣が一斉に砕け散る。

 

綱手「お前には仲間意識というものがないのか⁉」

 

ネジ「『仲間』…? 敵を殺すのを邪魔する仲間がどこの世界にいんだよ馬鹿野郎。何だってうちはサスケに対してどいつもこいつも過保護なんだ? 教えろよ。」

 

綱手&自来也「「……。」」

 

ネジ「くっだらねえ。忍の世界ってのも随分甘っちょろいんだな。」

 

火影の顔に唾を吐いて病院を出た。何もかもがくだらなかった。俺はこんな里で何をやっているのか。本気で多由也とこの里を出るべきか相談しようと思った。さっさと家に帰った。

 

ネジ「ただいま…。」

 

多由也「おかえり、ネジ!」

 

元気で可愛らしくて美しい多由也の笑顔、見るだけで癒される。

 

ネジ「少し話があるんだけどいいかな?」

 

多由也「…? いいよ。」

 

茶の間に移動した。

 

ネジ「木の葉での生活はどうだ?」

 

多由也「順調だよ! お店の人たちとも顔馴染みになったし!」

 

屈託のない多由也の笑顔、癒される。やはり木の葉で生活するのが最適なのだろうか。

 

ネジ「……そうか。それならいい。」

 

多由也「どうしたの、ネジ? 何かあったの?」

 

ネジ「いや…何もないんだ。多由也のことが気になっただけなんだ。」

 

多由也「……何かあったでしょ? こういう時は恋人を頼ってほしいなぁ。」

 

妖艶な笑みを浮かべる。いつだか似たような状況になった気がするが思い出せない。その日互いの体を貪った。快楽の虜となった。すっかり多由也の肉体に夢中になった。

 

目が覚める、多由也はまだ眠っている。起こさないようにそっと動いて着替えた。悩みは綺麗サッパリ吹っ飛んだ。俺はもう少し多由也を頼った方が良いのかもしれない、そう思った。

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