日向ネジ、半人半魔(兄)と出会う   作:日向陰陽

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ネジのキャラ崩壊は続きます、ご了承ください。


第9話 「サスケ、五影会談襲撃」

―――後方から飛んでくる手裏剣やクナイをミラージュエッジや大太刀で弾いたり幻影剣で撃ち落とすのもいい加減飽きてきたので、ここらで皆殺しにしたい衝動に駆られたが火影の護衛役を務めているのでひたすら防御に徹した。五影会談場所…鉄の国。温暖な火の国…というか木の葉の里と違って季節による気温差が激しいらしく辺り一面雪景色だ。もう少し防寒仕様の装束にした方が良かったなと後悔しつつチャクラを活性化させて寒さを凌いだ。

 

ネジ「まだ着かねえの?」

 

綱手「もう少し待ってろ⁉ 根性が足りん⁉」

 

ネジ「いや…早くあいつら皆殺しにしてえんだけど、ひたすら防御する気持ちわかる?」

 

綱手「我慢しろ⁉」

 

ネジ「ったく…背負って飛んでった方が速いって言ったのに…。誰のせいだと思ってんだよ。」

 

綱手「お前はもう少し年上を敬え⁉」

 

ネジ「だったらもう少し強くなって優秀な長になってもらえるかな?」

 

綱手「私だって一生懸命やっているんだ⁉」

 

ネジ「頑張っただけで褒められるのはガキまでだぞ。いい歳こいて甘えたこと言ってんじゃねえよ。」

 

綱手「お前は口数が多すぎる⁉ 少しは黙ってられんのか⁉」

 

ネジ「わかったわかった。黙ってりゃあいいんだろ?」

 

綱手「返事は『はい』だ⁉」

 

ネジ「はい、これでいい?」

 

綱手「『はい』の後が余計だ⁉」

 

ネジ「……はい。」

 

綱手「何だ今の無言の間は⁉」

 

ネジ「何でもありません! 申し訳ございませんでした!」

 

綱手「それでいい⁉」

 

この会話の間もずっと防御して撃ち落としていた。俺は充分我慢しているつもりなんだが火影にここまでボロクソに言われる下っ端の理不尽さを痛感した気がする。まだかまだかと心の中で祈った。この恨みは暗部連中で晴らさせてもらうと随分前から心に決めていた。 やがて開けた場所に出る、正面には大きな建物。ここが五影会談場所らしい。

 

ネジ「ここから先はひとりで行けよ。」

 

綱手「わかってる、程々にしておけよ。」

 

ネジ「奴らに言え。」

 

暗部連中が続々と俺の前に現れる。円陣幻影剣を展開しながらチャクラを集中し続ける。大太刀にもチャクラを集中して居合の姿勢を取る。サソリ戦の時に1回だけやった広範囲高速斬撃…『絶刀』と名付けた。あれをやった。より広範囲に…高速に…精密に…意識しながらブッた斬りまくった。生体反応は…周辺にはない。全員始末したのを確認して周囲を確認した。ひとつ…激しい雷の如しチャクラの持ち主を感知した。あれが雷影様という御方だろう。そこに覚えのあるチャクラが接近していく。ナルトとカカシだった。もうひとりは知らん。とにかく、サスケを殺さないでくれとかいうくだらねえこと言うんじゃねえだろうなと俺も現場へ転生眼チャクラモードと魔人化して急行した。雷影様御一行とナルトたちが何やら会話をしている。ナルトの真上に移動した。

 

ナルト「サスケを…うちはサスケを始末するのを止めてもらいてーんだ…。むちゃくちゃ言ってんのもわかる!でも俺はそう言うしかねーから!サスケは友達だ!友達が殺されるってのにただじっとはしてられねーよ!それにサスケが元で木の葉も雲も殺し合うのは嫌だから‼そっちにも仲間にも復讐はさせたくねーんだ!」

 

雷影「行くぞ。」

 

ナルト「お願いだってばよ!もう復讐で殺し合うようなことしたくねーんだ!サスケは復讐の事ばっかだった‼それにとりつかれて変わっちまった!復讐はおかしくなっちまう!知ってる奴じゃなくなっちまう!もう誰もサスケみたくなってほしくねーんだ‼木の葉も雲も殺し合いなんかさせたくねーんだ‼」

 

ナルトが土下座する。心底くだらなかった。

 

雷影「ワシたちはサスケを始末する。その後お前らが踏みとどまれ‼」

 

「かつて貴方が日向の白眼を狙ってやったことは木の葉では何も解決していない。戦争の火種を作った雲側に対し木の葉は血の涙を飲んで戦争を回避した。尊い犠牲の上に貴方がたは存在していることを忘れないでもらいたい。」

 

カカシ「…今ここで若い忍が不器用なりに木の葉・雲と互いの里・国を思い頭を下げている。貴方は五影の一人としてこれをどう捉えどう思われる…?」

 

もう我慢の限界だった。

 

雷影「忍が簡単に頭を下げるな!忍が尊重するものは行動と力だ!忍同士の話に譲歩ぐせは禁物だ。人類の歴史は戦争の歴史だ!忍同士の話に譲歩ぐせは禁物だ。人類の歴史は戦争の歴史だ!

三つの忍界大戦以後…あらゆる国…里が強い忍術を手に入れようとしてきた。力なき者は踏みつぶされる!それが忍世界の絶対の真理だ!暁は国際指名手配となる。そうなればワシだけではない。世界がサスケを狙う。犯罪者のために頭を下げ仲間の安全のために慈悲を請う。忍の世界でそれは友情とは言わん!」

 

急降下して兜割りでナルトの首を切断した後、カカシともうひとりの腹を大太刀で斬り裂く。ふたりは蹲る。

 

雷影「何者だ⁉」

 

魔人化を解き素顔を晒す。片膝をつき首を垂れる。ナルトの髪を掴んで首を差し出す。

 

ネジ「日向一族分家、日向ネジと申します。この馬鹿どもの度重なる御無礼、非礼をお詫び申し上げます。日向一族の問題は既に解決済みです、この馬鹿の言ったことはお忘れください。雷影様の仰ったことは全て正しいと思います。感銘を受けました。火影に代わってお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。」

 

カカシと隣にいる奴の手をそれぞれ幻影剣で刺しまくりながら頭を下げる。

 

雷影「むう…木の葉にも中々やる者も…話のわかる者がいるようだのう。日向ネジといったか。その名、覚えておくとしよう。」

 

ネジ「ありがとうございます。それでは…お気をつけて五影会談へいってらっしゃいませ。俺はこの馬鹿どもを教育せねばなりません故。」

 

雷影「うむ! さらばだ日向ネジ!」

 

雷影様御一行は立ち去っていった。ゆっくり立ち上がりナルトの首を遠くにブン投げてふたりの脚に幻影剣を刺しまくった。苦痛の悲鳴が響くが無視した。

 

ネジ「おいカカシ…何でナルトに敬語喋らせねえんだ?あれじゃあ雲隠れに戦争吹っ掛けてるようなもんじゃねえか。敬語教えたのか?」

 

カカシ「……。」

 

幻影剣を太ももに刺しまくった。

 

ネジ「聞いてんのか? 答えろよ。」

 

カカシ「お、教えてない…⁉」

 

ネジ「何で? あれが雷影様への口の聞き方か? 失礼ってもんじゃねえだろ? 戦争吹っ掛けてんの?」

 

カカシ「そんなつもりはない…⁉」

 

ネジ「だったら何でガキ1匹にベラベラくだらねえこと喋らせてんの? ガキ1匹土下座したくらいで何とかなると思ってんの? 戦争吹っ掛けてんだろ?」

 

カカシ「思ってない…⁉」

 

ネジ「じゃあ何でいつまでも放っておいてくだらねえこと喋らせてんだよ。おかしいだろ。戦争吹っ掛けてんだろ。」

 

カカシ「済まなかった…⁉」

 

ネジ「答えになってねえよ馬鹿野郎。うちはサスケといいナルトといいどうしてこうも甘やかすんだ? 信じられねえよ。それと…お前、知った風な口聞いてんじゃねえぞ馬鹿野郎。」

 

名前を知らないが太ももに幻影剣を刺した。

 

ネジ「雷影様に『かつて貴方が日向の白眼を狙ってやったことは木の葉では何も解決していない。』なんて偉そうなこと言ってたけどてめえが日向一族のことどれだけ知ってんだ?」

 

「……。」

 

ネジ「聞いてんのか?」

 

幻影剣を刺した。

 

「き、聞いてる…⁉ あれは宗家と分家の間で因縁の元になったはずだ…⁉」

 

ネジ「父上は納得して覚悟した上で犠牲になったんだよ馬鹿野郎。もう解決済みなんだよ馬鹿野郎。知ったような口聞いてんじゃねえぞ馬鹿野郎。」

 

馬鹿野郎と言う度に髪を掴んで地面に顔面を思いっきり叩きつけた。3度目で動かなくなる。カカシも同様に地面に叩きつけて後頭部を踵で踏みつけ続けた。5回踏んだくらいで動かなくなった。くだらない時間を過ごした。ため息をつきながら高速飛行して会談場所へ向かった。入口で身分証明をして急いで会議室へ向かった。案の定ダンゾウがいた。何か喚いているが魔力の腕で掴んで引き寄せて顔面を鷲掴みにして後頭部を思いっきり壁に叩きつけた。壁がヒビ割れダンゾウは気を失った。配下の者がふたりダンゾウに駆け寄る。大太刀を突き付ける。

 

ネジ「妙な動きしたらてめえらごとダンゾウも殺すぞ。」

 

「「……わかった。」」

 

ネジ「お騒がせしてしまい申し訳ございませんでした。さあどうぞ会談をお始めください。」

 

俺は会議室に入らず廊下でダンゾウたちを監視することに決めた。と思ったら妙なチャクラを感知した。これは…うちはサスケだ。急いで感知元…1階に降りた。既に侍たちが戦っている。侍たちの使っている技を見てハッとした。あれは…『ドライブ』だ。剣にチャクラを込めて飛ばす斬撃。バージルに教わった技。偶然なのだろうか驚いていると見知った声と魔力を聞いて感じ取った。

 

「このガキが賊か?」

 

うちはサスケを背後から刀で突き刺しグリグリ抉っている。腹を突き抜けてうちはサスケが苦痛の叫び声をあげる。

 

「おお! 流石バージル殿!」

 

確かに聞いた。『バージル』と…。思わず飛び出した。

 

ネジ「バージル⁉ 久しぶりだな⁉ 俺は強くなったぞ⁉」

 

転生眼チャクラモードと魔人化をする。

 

バージル「ほう…確かに強くなったな。その姿、まるで俺を見ているようだぞ。」

 

バージルを黒炎が包もうとした時、咄嗟にトリックダウンで避ける。勘の良さ、身のこなし、相変わらずだった。俺は嬉しくなった。

 

ネジ「感動の再会の余韻に浸りたいが…俺を覚えているか? うちはサスケくん。」

 

サスケ「日向…ネジ…⁉」

 

ネジ「また輪切りにしてやるよ。」

 

五月雨幻影剣で拘束する。まずは手の指から…といきたかったが奴の仲間が邪魔をする。とりあえず腕は斬り落とした。

 

「ぐああああ⁉ 腕が⁉」

 

ネジ「うるせえ。」

 

回し蹴りで吹っ飛ばした。ついでに鬼鮫に似た奴も大刀ごと両断した。液状化して逃げられた。

 

ネジ「さて…今度こそてめえの番だ。うちはサスケくん。」

 

幻影剣を射出しながら飛び込んでの連続居合斬り―――疾走居合と名付けた。動きの止まるうちはサスケに疾走居合を叩きこんだ。何かに阻まれた。振り向く。巨大な骸骨の守護霊のようなものがうちはサスケを覆っている。

 

ネジ「……何だそれ?」

 

サスケ「須佐能乎だ⁉ お前を殺す術だ⁉ 覚えておけ⁉」

 

ネジ「ふーん。」

 

丁度いい、実験台になってもらおう。両手の指にチャクラを限界まで圧縮する。集中しまくってエアトリックで間合いを詰めて須佐能乎とやらに両貫手を刺し込む。ヘルオンアースをブチ込んだ。爆発力は最小に、威力は最大にするよう意識した。煙が晴れる。

 

ネジ「壊れちゃったね。」

 

骸骨の守護霊は全身が粉々になり頭部は既に塵となり守護霊はチャクラと共に消え去った。

 

ネジ「出し物は終わりか?」

 

「うちはサスケ! 始末しに来たぞ‼」

 

雷影様とお付きの方がふたりいらっしゃった。雷影様が高速で手刀を放つ。うちはサスケは自らに黒炎を纏い防御する。マズい。エアトリックで雷影様を担いで距離を取った。

 

雷影「何故邪魔をした日向ネジ! 理由によっては承知せんぞ‼」

 

ネジ「あの黒い炎は消えない炎でございます。うちはサスケ如きにくれてやるほど雷影様の左腕は安くございませぬ。出しゃばったことをしたのは申し訳ございませんでした。」

 

一礼して円陣幻影剣を展開してエアトリック、トリックアップ、トリックダウンで攪乱しつつ炎をかき消した。如何に黒炎とて俺の…いや、伝説の魔剣士の息子直伝の円陣幻影剣の方が強い。

 

ネジ「今でございます! 雷影様‼」

 

雷影「出かした日向ネジ! 褒めて遣わす‼」

 

無防備のうちはサスケに肘撃ちをかまし抱え上げて床に叩き落す。床が大きく陥没するほどの威力。これは勝負あったかと思ったがまたもやあの須佐能乎とかいう奴に阻まれた。雷影様が追撃に脚を落とすが奴が黒炎を纏う。雷影様は砂にさらわれて危ないところで身をかわした。我愛羅の仕業だ。ここで雲隠れと砂隠れの衆の共同戦線が成立した。各々の術で一斉に須佐能乎を攻撃する。攻撃は弾かれた。

 

サスケ「我愛羅…お前以上の絶対防御だ。両目の万華鏡を開眼した者だけが手にする…第三の力…『須佐能乎』だ。」

 

すかさずチャクラを一点集中させて再び須佐能乎に指を突っ込みヘルオンアースをブチ込んだ。さっきと同じだった。塵になって消える。

 

ネジ「『絶対防御』なんてねえよ自惚れんな。それよりチャクラが随分減ったみたいだけど大丈夫か? 死んで楽になるか?」

 

サスケ「くっ⁉」

 

夢中で俺から距離を取る。

 

サスケ「はあああぁぁぁぁ⁉」

 

ネジ「またそれ? 他にねえのかよ? そろそろ死ね。」

 

須佐能乎で1階の柱を斬り始めた。柱が、天井が崩れ落ちる。仕方ない…ここは皆さんの救護をするとしよう。絶刀で崩れ落ちる柱や瓦礫を細切れにする。それを繰り返した。視界に見慣れた剣閃が走る。バージルも手伝ってくれた。とりあえず難は逃れた。

 

「すまないっすね、日向ネジさん。お侍さん。」

 

バージル「礼には及ばん。」

 

ネジ「うちはサスケを逃してしまい申し訳ございません。雷影様。」

 

雷影「よいよい、須佐能乎とやらを一撃で消し去ったお前の力は見事だったぞ。木の葉に飽きたら雲隠れに来い。歓迎するぞ。」

 

ネジ「ありがとうございます。」

 

雷影「ダルイ! シー! うちはサスケを追うぞ! ついてこい‼」

 

「「はい‼」」

 

雷影様は行ってしまわれた。残ったのはバージルただひとり。

 

バージル「刀の使い方は教えていなかったはずだが…俺の秘奥義まで会得していたとは驚いたぞ。」

 

ネジ「まだまだお前には及ばないけどな。」

 

バージル「そうでもないぞ。チャクラコントロールに長けているお前らしい凄まじい威力だった。日向一族史上最高の天才と呼ばれるだけのことはある。」

 

ネジ「お前はここでずっと暮らしていたのか?」

 

バージル「ああ…。剣術を侍に教えてほしいと頼まれてな。指南役として雇われている。」

 

ネジ「木の葉に帰ってこないのか?」

 

バージル「もうこの国で教えることももうないだろうしそれもいいかもしれん。」

 

ネジ「そうか! また死にかけるまで鍛錬できるな! 嬉しいよ!」

 

チャクラの反応がおかしい、ダンゾウは逃げていく。一方、うちはサスケのチャクラが一瞬で消えたと同時に異様なチャクラの持ち主が現れた。

 

ネジ「悪い。ちょっと急用だ。上に行ってくる。」

 

バージル「せっかくだ、俺も行こう。」

 

急いで会談室に向かった。見知らぬ仮面を被った暁の衣装を纏った男?が天井に張り付いていた。

 

ネジ「ダンゾウ一派が逃げたみたいなんだけどお前何やってたの?」

 

綱手「邪魔が入った。」

 

ネジ「それでもどうにかするのがお前の仕事なんじゃねえの?」

 

綱手「うるさい⁉ 今奴が話してる最中だ⁉」

 

何やら話がややこしいので断片的に男の言葉を覚えた。『月の眼計画』『十尾』『第四次忍界大戦』『忍連合軍』等々。男は吸い込まれるように消えた。以前カカシが俺にやったように。

 

ネジ「だから言ったじゃねえか暁壊滅させろって。」

 

綱手「今更言っても遅いだろう⁉」

 

ネジ「だから前から言ったじゃねえか。何でこうも後手後手な行動すんの? 脳ミソきちんと働いてるか?」

 

火影のこめかみをノックした。殴りかかってきたが避けた。

 

バージル「お前も色々大変なようだな。」

 

ネジ「大変だよ。お前だったらたぶん里の上層部皆殺しにしてるよ。全部悪い結果になってるから。」

 

綱手「この男は何者だ?」

 

ネジ「俺の師匠のようなもんだ。随分鍛えてもらった。あ、バージル。お前も戦争に参加してもらっていい?」

 

バージル「いいぞ。だが報酬はきちんともらうぞ。」

 

ネジ「だって。聞いてたか火影?」

 

綱手「きちんと仕事はしてもらうぞ。」

 

ネジ「その辺は大丈夫だ。木の葉の誰よりも強いから。」

 

綱手「私よりもか?」

 

ネジ「当たり前だろ馬鹿野郎。舐めてんじゃねえぞ馬鹿野郎。くだらねえこと聞くなよ馬鹿野郎。ふざけんじゃねえぞ馬鹿野郎。」

 

素早くミラージュエッジを手にして火影の喉元で止めた。バージルの刀を受け止める。

 

ネジ「お前さあ、殺気くらい自分で感じ取れよ。一応火影だろ? 避けるくらいの仕草はしろよ。バージルもごめんね、機嫌悪くしちゃったみたいで。」

 

バージル「別に怒ってなどいない。ただ…随分見くびられてると思ってな。」

 

綱手「……腕前は確かなようだな。」

 

ネジ「安心するのは早ぇよ。上見ろ上。」

 

綱手「何だ…これは…⁉」

 

頭上に無数の幻影剣が浮かんでいる。幻影剣の生成にも慣れてきた俺でも一気にあれだけの数を作るのは無理だ。約3年程前になるか、俺とバージルとの立ち合いでやはりこいつは本気を出していなかった。バージルの本気が見たかった。

 

バージルはミフネさんという侍組織の長に別れの挨拶をして俺たちと一緒に帰ることになった。俺が転生眼チャクラモードと魔人化して火影を担いで飛んで帰ることに決めた。本人は抵抗したがバージルに刀を突きつけられて観念したようだった。飛んでいる最中に僅かなチャクラの反応を感知した。うちはサスケとサクラだ。サクラが生きていようが死のうがどうでもいいが木の葉者を見捨てるのも後味が悪いのでエアトリックを駆使して追いついてくるバージルに向かって火影を放り投げて寄り道してくると告げて現場へ向かった。丁度サスケがサクラを殺すところに出くわした。とりあえず幻影剣でサスケの手首を刺した。

 

ネジ「よう、うちはサスケくん。ダンゾウのチャクラの反応がねえんだけどお前が殺ったの?」

 

サスケ「……ああ、俺が殺した。」

 

ネジ「何だよ俺が殺したかったのに。まあいいや、代わりにお前が死んでくれ。」

 

サスケ「やってみろ⁉」

 

須佐能乎とかいう奴を出した。少し前と姿形が違うような気もしたが無視した。

 

ネジ「またそれ? 何度も塵にされたの覚えてねえの? 懲りないねぇ。」

 

チャクラを両指先に一転集中しまくる。ある程度チャクラが溜まるごとに点滅していることに気づいた。点滅した瞬間だけチャクラが爆発的に増幅するような感覚。タイミングを見計らって点滅した瞬間にヘルオンアースをブチ込んだ。威力が段違いだった。そして須佐能乎とやらは塵になる。後ずさるうちはサスケ。死を覚悟したと思いきやさっき見た仮面の男が現れる。試しにラウンドトリップを仕掛ける。ずっと奴の体をすり抜けたままだった。うちはサスケを奪ってどこかへ行ってしまった。サクラを置いてバージルと合流する。火影を放り投げてきたので掴んで抱えて高速飛行して木の葉に戻った。こうして五影会談は終了し第四次忍界対戦への準備が進むのであった。

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