何もかも間違ってるナイトレイン 作:エアは恐らく貧乳異論は認める
彼は鈍い頭痛を感じて上体を起こす。
目の前には円卓が置いてあり、中央に刺さっている武器から光が昇っている。
「ここ・・は?」
余りにも異様なその光景に唖然としつつここがどこであるのかを己の記憶から当たりをつけようとするが、記憶が繋がらない事に気づく。
「・・・どういう事だ?オレは・・・確か・・ッ!?」
「ふむ、またか…」
後ろから声がして、振り向くと白いローブを着た麗しい女性が立っていた。
「お前は、誰だ?」
「はじめまして、私は「レディ」だ、よろしく頼むよ」
彼女は蠱惑的に彼に向けて微笑ん
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「・・お前、俺を馬鹿にしているのか?」
彼は「レディ」が彼女の本名だとは思わず。
少しの怒りを込めて問う。
「あぁ、すまない。だが、秘密が女性を美しくするものだろう?」
「はぁ〜 答えるつもりは、無いようだな」
鉄壁の微笑みの前に彼はレディを睨みつつも諦める。
「で、お前はここがどこか知っているのか?」
「あぁ、ここは我等「夜渡り」の拠点たる円卓だ」
「へぇ、夜渡りねぇ・・・」
彼は聞き馴染みのない言葉に少し考えを巡らせる。
「とある地を蝕む「夜」、それを滅するのが我ら「夜渡り」だ。」
「その「夜」って?」
「とある者の世界への恨みから生まれた呪いだ、過去にも今にも存在し、際限なく、あらゆる物を蝕むのさ。」
レディはどこかわざとらしく大袈裟に言う。
それが、彼の苛立ちを煽る。
「英雄気取りってか?英雄なんてロクなもんじゃないぞ」
「君もその1人だったのだがね・・・まぁ、これから思い出していけばいいだろう」
レディはそう言うと背を向けて去ろうとする。
「おいちょm「他の者達にも会っておけ、何か思い出せるかもしれないよ君・・・いや、「追跡者」」
彼は引き留めようとするが彼女はそう一言だけ言って去ってしまった。
「思い出すって・・・クソッ何も分からん」
そう言って彼は、「追跡者」はどうしようもなくその場に言葉を吐き捨てた。
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「どこにいったんだあのアマ・・・」
どうしようもないのでレディを追いかけようと追跡者は円卓内を探索する。
少し歩くと奇怪な風情を感じる絵をじっと見る橙色の異国風のくたびれた服を纏った男がいた。
「なぁ、お前。レディとか言う女がどこに行ったか知らないか?」
「・・・・・・」
男は追跡者の方を向くが無言のままである。
その様子に追跡者は心でため息をついてもう一度問う。
「なぁ、レディって言う女が何処にいるか知らないか?」
「・・・・言えぬ」
「別に良いじゃないか、教えてくれたって」
「・・・・明かせぬ」
「はぁーーー」
追跡者はレディと話す時とは別の疲れを感じて来た。
胸に燻る苛立ちを抑えて極めて真摯に対応する。
「わかった、わかった、自分で探すよ、悪かったな」
「・・・待て」
「何だよ?」
もう追跡者は投げ出したかったが、振り向く。
「・・・まさか・・・お前・・・また、なのか?」
「また、って?」
「・・・・・」
そう言うと男は黙ってしまう。
「もう良い、自分で探すよ!!クソッタレ!」
追跡者はベソをかきながらレディを探しに行った。
男はそんな追跡者の背中を複雑な目で見ると。
「九郎様・・・」
もう出会う事は無いであろう男の主の名を呟いた。
ヒント
レディ
生命力B
精神力B
持久力B
筋力SSS
技量D
知力B
信仰D
神秘A