【未完】そのトレーナー、パチンカスにつき   作:ぽこちー

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ボクのトレーナーはクズ人間

 

 

「ありゃ、もうダメだな」

 

 

「おいおい、そんな言い方ないだろ。適性が無いだけかもしれないだろ」

 

 

「そうじゃねぇよ。テイオーの走りのことだ」

 

 

「走り?」

 

 

「分かりやすく言うと、脚が硬いんだよ。前みたいな柔軟性もなければ、瞬発力もない」

 

 

「……確かに」

 

 

「テイオーはもう、凡人に堕ちたんだよ」

 

 

 

 

 

 誰かが、ボクの走りを見て言った。

 

 

 

 

 

「テイオーちゃん、前みたいな怖さ、なくなったよね」

 

 

「後ろについた時さ、前は“天才のオーラ”っていうか……圧があったけど、今はもう全然感じないよ」

 

 

「今のテイオーなら、ウチでも勝てる気がする!!」

 

 

 

 

 誰かが、ボクの堕ちた姿を見て言った。

 

 無敵のテイオー伝説は終わった、と。

 

 

 

 

 

「ざっと見積もって、25%。言い換えれば、75%の確率でお前は確実に、死ぬ」

 

 

 

 

 

 トレーナーは言った。

 

 同情も、希望的観測も一切抜きにして、ただ事実だけを。

 

 

 

 

 

「……今までとは比べ物にならないほど、過酷で、惨めな思いをする。それでも、やるのか?」

 

 

 

 

 

 生半可な覚悟じゃ無理だと。

 泥臭く、惨めになってでも———それでも走りたいのかと。

 

 それでも、ボクは言った。

 

 諦めたくない、と。

 

 

 

 

 

「分かったよ、テイオー。お前の抱える宿命を、俺も一緒に背負ってやろうじゃねぇか」

 

 

 

 

 

 トレーナーは言ってくれた。

 

 ボクと一緒に走ると。

 

 堕ちたボクを、もう一度引き上げると。

 

 

 

 

 

「ウマ娘を導くのがトレーナーの仕事だ。だから、お前はドーンと俺に背中を任せて、ただ前を走ればいいんだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

『さぁ、ウマ娘たちが続々とターフに姿を現しました。今年の有馬記念。誰が勝利を手にするのか。会場はファンの熱気で溢れています!』

 

 

 実況のアナウンスが、ついに有馬記念が始まるのだという実感を、会場全体へと行き渡らせていく。

 

 今年の有馬記念は、実力者揃いだ。

 

 ライスシャワー。

 メジロパーマー。

 マチカネタンホイザ。

 ナイスネイチャ。

 ウイニングチケット。

 ビワハヤヒデ。

 

 名だたるウマ娘たちが紹介されていく中、ついに、彼女が現れた。

 

 

『そしてターフに現れたのは、トウカイテイオー! 前走のジャパンカップではレリックアースを抑え、見事1着! しかしファンの間では“偶然”との声も……! 今回の有馬記念で、それが真実か否か———明らかになるでしょう!』

 

 

 会場の空気は、二つに割れていた。

 

 テイオーの復活を信じる者。

 もう終わった存在だと決めつける者。

 

 

「……あまり、良い空気ではありませんね」

 

 

「テイオー、大丈夫かな……」

 

 

 不安げに呟くアルダンとケイちゃん。

 その空気を断ち切るように、俺はいつも通りの調子で返した。

 

 

「んまぁ、大丈夫だろ」

 

 

「トレーナーさんは、心配じゃないんですか?」

 

 

 ケイちゃんの緊張をほぐすように、頭を軽く撫でながら言う。

 

 

「大丈夫だって。俺たちがどうこう言っても何も変わらねぇし、逆にテイオーに心配かけるだけだ。だったら、ドーンと胸張って応援してやろうや」

 

 

「……そうですね」

 

 

 アルダンが微笑み、ケイちゃんの肩に手を置く。

 

 そして、声を張り上げた。

 

 

「頑張ってください、テイオーさん!!」

 

 

「テイオー!! 絶対に負けちゃダメだからね!!」

 

 

 その声に気づいたテイオーが、こちらを振り向く。

 

 

 わずかな緊張はある。だが、問題ない。

 それ以上に、内側から滲み出る闘志がはっきりと見て取れた。

 

 テイオーは二人に軽く手を振り、そして、俺を見る。

 

 俺もまた、何も言わずに視線を返した。

 

 

 

 

『見ててよね、トレーナー』

 

 

 

 

『あぁ、見せつけてこい。“トウカイテイオー”というウマ娘を』

 

 

 

 

 ファンファーレが鳴り響く。

 

 ウマ娘たちが次々とゲートへ収まり、会場には手拍子が広がっていく。

 

 

『さぁ、今年の頂点を決める有馬記念! 各ウマ娘、枠入りは順調です! それぞれの想いを背負い———今、スタートの時を待っています!』

 

 

『最後に大外、メジロパーマーが収まりました! 全ウマ娘、ゲートイン完了! 今年最後のGⅠ有馬記念———スタートしました!!』

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

「さぁ、無敵(笑)のテイオーくん。次の有馬、どう走る?」

 

 

「……今、“無敵”の後ろに(笑)つけなかった?」

 

 

「つけたよ。それが何か?」

 

 

「むっきー!! ボクは無敵(笑)じゃないっ! 無敵なんだー!!」

 

 

 いつものように小馬鹿にしてくるトレーナーにパンチを繰り出すが、あっさり頭を押さえられ、その場で腕をふり回すだけに終わる。

 

 だが、毎回これで終わるボクじゃない。

 

 ぐっと腰を落とし、ひねりを加え尻尾を振り抜く。

 

 

「ぐばっ!?」

 

 

 不意打ちを食らったトレーナーが腹を押さえて膝をつく。

 

 

「へっへーん! 今のボクは違うんだよ! なんたってジャパンカップ勝ったんだからねっ!」

 

 

 胸を張って言い放つと、トレーナーは顔をしかめたまま立ち上がり、ぼそりと返す。

 

 

「そりゃ勝つだろ。あのメンツなら、対策(メタ)さえハマれば誰でも勝てる」

 

 

「むむむっ……」

 

 

 図星だった。

 あのレース、ボクは全力を出せていない。トレーナーの指示通りに動いた結果、勝てただけだ。

 

 

「けど、次の有馬は違う。対策(メタ)だけじゃ勝てない」

 

 

「……じゃあ、どうすればいいの?」

 

 

 トレーナーの表情が変わる。

 

 

「お前の“100%”を引き出す。その脚でな」

 

 

 ボクの脚。

 柔らかく、しなやかな天性の脚。

 

 だが、脳裏に浮かぶのは、二度の骨折。

 もう一度やれば、また壊れるかもしれない。

 次は、もう立ち直れないかもしれない。

 

 でも、本当は分かってる。

 もう治ってるってことも、前より強くなってるってことも。

 

 それでも、“もしも”が頭から離れない。

 

 その一歩が、踏み出せない。

 

 

「……分かってんだろ。もう問題ないって」

 

 

 分かってる。

 でも、踏み込めないんだ。

 

 トレーナーはホワイトボードにペンを走らせる。

 

 

「あのメンツなら、メジロパーマーが流れを作る。けど全員が勝ちに来る以上、ペースは乱れる」

 

 

 線が、展開を描く。

 

 

「だから最初から付き合うな。第2コーナーを抜けたら———あえて下げろ」

 

 

「……え?」

 

 

「位置はここ。マチカネタンホイザの前、ナイスネイチャの後ろ。10番手前後をキープ」

 

 

「ちょ、ちょっと待ってよ! それじゃ———」

 

 

 トレーナーは無視するように続ける。

 

 

「第3コーナーで全員が上げてくる。“勝ちたい”って執念がぶつかるからな。でもまだ動くな。溜めろ」

 

 

「……」

 

 

「第4コーナー。ビワハヤヒデとウイニングチケットが動く。特にビワハヤヒデだ。あいつが先頭に立った瞬間、全員の意識がそこに向く」

 

 

 トン、とボードを叩く。

 

 

「その一瞬だ」

 

 

 空気が張り詰める。

 

 

「外から、一気にぶち抜け」

 

 

 ———全盛期の走りで、と。

 

 

「……他に、策はないの?」

 

 

「ない」

 

 

 即答だった。

 

 

「でも、ボクは……」

 

 

 分かってる。

 これしかないことも。これをやらなきゃ勝てないことも。

 

 それでも———怖いんだ。

 

 すると、トレーナーが近づき、肩に手を置く。

 

 

「テイオー。怖いのは分かる」

 

 

 優しい声だった。

 

 

「でもな、その恐怖を越えないと前には進めない。アルダンも、ケイエスも乗り越えてきた」

 

 

 アルダンは脚を。

 ミラクルは身体を。

 二人ともトレーナーを信じて、自分を信じて走った。

 

 

「次は、お前の番だ」

 

 

「ボクは……」

 

 

 まだ、踏み出せない。

 

 ———けど。

 

 

「前にも言っただろ」

 

 

 トレーナーはいつもの声に戻る。

 

 

「ウマ娘を導くのがトレーナーの仕事だ。お前はドーンと俺に背中預けて、前だけ見て走れ」

 

 

 一歩、また一歩ボクに近づく。

 

 そして、肩に手を置いて、トレーナーは言った。

 

 

 

「祈ってるだけじゃ、奇跡ってのはやって来ない」

 

 

 

「奇跡は、自分の手で掴み取るもんなんだ」

 

 

 

「だからな、テイオー」

 

 

 

「俺を信じろ」

 

 

 

 

 

「———自分を、信じろ」

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

『第二コーナーを回ってもメジロパーマーが先頭! その後ろにヴァイスストーン、ビワハヤヒデ、ウイニングチケット、ライスシャワーと続き———おっと!? トウカイテイオー!! ここでバ群に飲まれ、徐々に後方へ下がっていく!!』

 

 

 スタート直後は好位につけていたトウカイテイオー。

 しかし第二コーナーに差し掛かった瞬間、その位置はじわじわと後方へ移っていく。

 

 6番手から、10番手へ。

 

 観客席に、ざわめきが広がる。

 

 

「おいおい、テイオー……」

 

 

「やっぱりジャパンカップは偶然だったのか……」

 

 

「負けるなテイオー!! 踏ん張れ!!」

 

 

 期待と不安が入り混じった声が、スタンドを満たしていく。

 

 落ちていくテイオーを目にしたナイスネイチャがわずかに視線を後ろへ向ける。

 

 

(テイオー……いや、それよりも今は自分のことだけを考えるんだッ!!)

 

 

 だがすぐに前へと戻し、目の前のレースへと意識を集中させた。

 

 その鋭い視線に押されるように、先行集団のペースがわずかに上がる。

 

 観客席では、メジロアルダンとケイエスミラクルが、不安げにコースを見つめていた。

 

 

『さぁ、レースは第四コーナーへ!! ビワハヤヒデ、ウイニングチケットがじわじわと上げていく———おっと!! ここでビワハヤヒデが仕掛けた!! 菊花賞ウマ娘のビワハヤヒデ、加速!! メジロパーマーをかわした!! 先頭だ!! ビワハヤヒデ先頭!!』

 

 

「「「「ッ!!!!」」」」

 

 

 ビワハヤヒデが先頭に立った瞬間、レースの流れが一変する。

 

 前方のウマ娘たちが一斉に反応し、スパートを開始。

 勝利への執念がぶつかり合い、バ軍は一気に凝縮されていく。

 

 内へ、内へと寄せられる集団。

 速度はさらに引き上げられていく。

 

 ———しかし。

 

 トウカイテイオーだけは、その流れの外にいた。

 

 集団からわずかに離れた位置で、

 静かに。

 冷徹に。

 ただ、前だけを見据えて走り続けていた。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

(あぁ……すごいや……みんなの闘志が、執念が……ボクの心臓を、ぎゅっと握りつぶしてくる)

 

 けれど、不思議と身体は冷静だった。

 

 視界は先頭のビワハヤヒデを捉えている。

 だが、意識はそこにはない。

 

 もっと内側。

 自分の脚へと向けられていた。

 

 ズキリ。

 

 限界には程遠いはずなのに、痛みが走る。

 

 ズキリ。ズキリ。

 

 意識すればするほど、その感覚は強くなっていく。

 まるで、今にも折れてしまうかのように。

 

 

(痛い……)

 

(とっても、痛い……)

 

 

『やっぱ無理だって。このままだと、また折れちゃうよ?』

 

 

『別に負けたっていいじゃん。もう“過去のウマ娘”なんだしさ。負けが一つ増えたところで、何も変わらないよ』

 

 

 頭の奥で、声がする。

 

 やめろ、と。

 諦めろ、と。

 

 

『そもそもさ、あんなクズトレーナーの下で何ができるっていうの?』

 

『アルダンやミラクルは“奇跡”があったから走れてるだけ。でも、ボクにはそんなもの来ないよ』

 

『ボクはもう無理なんだってさ』

 

 

 

 

 

『いい加減、“諦めなよ”』

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

「キミなら……キミならボクを復活させられるっ!! そうでしょ!?」

 

 

 叫びだった。

 願いではなく、選択を迫る声。

 

 

「……あぁ」

 

 

 トレーナーは短く、肯定した。

 

 

「ボクは……ボクはまだ終わってないっ!! こんなところで、終わってなんかいられないんだっ!!」

 

 

「あぁ」

 

 

 トレーナーは、その言葉の一つ一つを受け止めるように返す。

 

 

「……ボクが復活する確率は?」

 

 

 一拍。

 逃げ場のない問い。

 

 

「ざっと見積もって、25%。言い換えれば、75%の確率でお前は確実に、死ぬ」

 

 

 トレーナーは誤魔化さない。

 同情も、希望的観測も一切抜きにして、ただ事実だけを。

 

 

「……でも、0%じゃない」

 

 

 即答だった。

 迷いは、もうない。

 

 

「……その通りだ。分かってんじゃねぇか」

 

 

「……ボクは、諦めたくない」

 

 

 静かに、だが確かに。

 

 

「……相当辛いぞ?」

 

 

「……分かってる」

 

 

「……今までとは比べ物にならないほど過酷で、惨めな思いをするんだぞ?」

 

 

 それでも、ボクは引かない。

 

 

「……分かってる。それでも、ボクは……」

 

 

 一瞬、言葉が途切れる。

 だが、次の瞬間———。

 

 胸の奥から、すべてを吐き出すように叫んだ。

 

 

 

 

 

「諦めたくないんだっ!!」

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 最初に違和感を覚えたのは、マチカネタンホイザだった。

 

 後方へと下がっていったはずのトウカイテイオーが、不自然なほどぴたりと自身の直前で止まっている。

 

 まるで、何かを“待っている”かのように。

 

 次に気づいたのは、ナイスネイチャだった。

 

 勝利への執念がぶつかり合うこの集団の中でただ一人。

 

 背後のトウカイテイオーからだけ、何も感じない。

 

 熱も、圧も、殺気すらも。

 

 もし、二人がその違和感を“違和感のまま”で終わらせなければ。

 

 もし、ほんの一瞬でもトウカイテイオーというウマ娘を思い出していれば。

 

 結末は、変わっていたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 だが———もう遅い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バキリッ———!! 

 

 

 何かが、弾けた。

 

 

 それは、骨の折れる音ではない。

 

 

 恐怖に縛られていた心が、軋みを上げて砕けた音。

 

 

 自分を閉じ込めていた殻を、内側から叩き割った音。

 

 

 蘇る。

 

 

 しなやかで、強靭で、どこまでも伸びる脚が。

 

 

 解き放たれる。

 

 

 トウカイテイオーの“本来の走り”が。

 

 

 

 帝王が———降臨した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

『トウカイテイオーが来た!! トウカイテイオーが来たァァッ!?!?』

 

 

 スタンドが揺れる。

 

 

『大外!! トウカイテイオー一気に上がってきた!! 止まらない!! 止まらない!! 1人、また1人と抜き去っていく!! 先頭ビワハヤヒデへ一直線だァァァッ!!!!』

 

 

 歓声が、遠い。

 

 だが、消えたわけじゃない。

 

 耳にあるのは、自分の足音だけ。

 

 

(肺が、苦しい……だけど、破れたって関係ない……!!)

 

 

 踏み込む。

 

 その脚を、前へ前へと。

 

 

(……軽い)

 

 

 蘇った脚が、信じられないほどに軽かった。

 

 

(ボクは、何度も挫けてきた)

 

(誰よりも悔しい思いをしてきた)

 

(だから———!!)

 

 

 

 

 

『祈ってるだけじゃ、奇跡は来ない』

 

 

『奇跡は、自分の手で掴み取るものだ』

 

 

『だからな、テイオー』

 

 

『俺を信じろ』

 

 

『———自分を、信じろ』

 

 

 

 

 

 

 

 

「———絶対は、ボクだああああああああああああッッッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

『残り200!! 差が詰まる!! ビワハヤヒデに迫る!! 届くのか!? 届くのかァァァ!?!?』

 

 

「がんばれ、トウカイテイオー!!」

 

 

「行けぇぇぇぇッ!!」

 

 

『一バ身!! あと一バ身!! だがビワハヤヒデも譲らない!! 脚色は互角!!』

 

 

「テイオーさん!!」

 

 

「テイオー!!」

 

 

『———並んだ!! トウカイテイオー並んだァァァ!! ジャパンカップの走りは偶然じゃない!! これは本物だァァァ!! 残り100!! 最後の攻防!!』

 

 

 世界が、細くなる。

 

 視線の先にいるのは、ただ1人。

 

 だかそれは、ビワハヤヒデではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

「行け、テイオー……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「うあああああああああああああああああッッッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

『出たァァァ!! トウカイテイオー前に出た!! ビワハヤヒデ食い下がる!! だが届かない!! 離れる!! 離れていくゥゥゥ!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最初は、どうしようもないトレーナーだと思ったんだ。

 

 

 担当ウマ娘からお金を借りて、仕事をサボってパチンコに行って。

 

 

 カイチョーやそのトレーナーとは正反対の、クズ人間だって。

 

 

 でもね。

 

 

 それでもね。

 

 

 トレーナーは地の底にいたボクに手を差し伸べてくれた。

 

 

 ボクを救い出してくれたんだ。

 

 

 いくら、周りの人がトレーナーを馬鹿にしても。

 

 

 クズ人間だと罵ったとしても。

 

 

 ボクにとってのトレーナーは、トレーナーしかいないんだ。

 

 

 だから、ボクは走るんだ。

 

 

 みんなに証明するために。

 

 

 

 

 

 

 

『トウカイテイオー!! トウカイテイオーだァァァッ!!!! 奇跡の復活ッッッ!!!!!!!!』

 

 

 

 

 

 ボクのトレーナーはすごいんだぞって。

 

 

 誰にも負けない最強のトレーナーなんだぞって、見せつけるために。

 

 

 

 





ぬわああああああん疲れたもおおおおおおおおん!!!!
レースの描写難しいんじゃ!!(レース描写ほとんどないけど)

もういいかな……
俺、レースぶん投げてパチンカスのギャグだけ書いてていいかな……?

え? ケイちゃんのスプリンターズステークスがあるからダメ??
あっ、はい。


じゃあじゃあ、お祝いにパチンコ打ちに行っても……
あっ、口座に2万しか残ってない??

そうですか(血涙)
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