青春したい!ダンジョンしたい!冒険したい!うん、俺は無理!   作:SGMY

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みんな羨ましいね!

202X年3月10日、世界各国を同時に地震が襲った。

 

202X年4月3日、太平洋に新たな島が誕生した。そこには異なる世界の扉があり、エルフや獣人、悪魔に天使などの多種族が生活する世界があり、ファンタジーがフィクション現実へと変わった。

 

202X年5月8日、世界各国各都市にて大きな山が出現した。その山に洞窟らしき物があり、。異世界人はコレをダンジョンと呼んでおり、外世界のモンスターがダンジョンを通って内世界に侵入するためのものだと言った。

 

それから数百年後―――

 

 

 

 

 

 

 

 

―――現代300X年、あれから世界は大きく変わった。地球人にジョブというその人に合った職ができ、スキルなんてものも発見されてダンジョンが大盛り上がり。そして世界が開かれてすぐのころは異世界人をよく思ってない人達がデモとかを起こしていたが今じゃ異世界人は普通に暮らし、配信者とかが稼げる世の中からダンジョンを攻略するハンターやそれに関する仕事のほうが稼げる(個人差あり)ようになった。ダンジョンで配信しているハンターなんてものもいる。

 

『ご覧ください!S級ハンターである《勇者ハルト》率いる《勇者パーティー》が今!ダンジョンに潜ろうとギルドに―――』

 

ピッという電子音が鳴り、テレビを消す。

 

「また勇者パーティーかぁ…」

 

俺は店員と俺しかいないギルドのソファでうつ伏せになりながら唸る。

 

「なにが勇者だよ、悪の魔王とかいねーのになんで?っていうか渋谷にあるあのダンジョンって攻略されたんじゃないっけ?」

 

俺はギルドの店員にそう問いかけた。

 

「それは渋谷の第一ダンジョン、今は第二ダンジョン!ダンジョンは攻略されても数日で元通り!そして強くなって復活する!常識でしょ?」

「そりゃそうっすけど…」

 

俺はもう一度テレビの電源を入れてチャンネルを変える。だけどどれも勇者パーティーのことばかり取り上げて面白い話題は1つもない。

 

「せめてここの住人増えてハンター増えるってことありません?この間一人辞めましたよね」

 

そう聞くと店員は苦笑しながらパソコンのモニターを見る。

 

「一応その辺りはギルドじゃなくて自治体とかだし…あ、マコトくん仕事だよ。18階層、突然変異が起きてる」

 

そう言われたため重いからだを起こしながら机の上においていた武器を取りギルドの庭にあるダンジョンの入り口へと向かう。

 

「せめて一人!新人でもベテランでもいいんで誰かハンターを雇ってください!小さい村とは言えまだ入るでしょうし!」

 

そう言い俺はダンジョンの中へと潜っていく。そう言えば俺の名前を言ってなかった。俺の名前は遥香マコト、さっきのギルドの店員は橘サクラさん。一個上の幼馴染だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「新人でもベテランでもいいからって…忘れたのかな?この村、もう残ってるのわたしとマコトくんの二人だけでだよ?」

 

 

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