この素晴らしい配管工に祝福を!   作:麵魔

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さぁ今回のお話は、キャベツクエストが終わった後のお話です


今回は戦闘はないと思います



では・・・・・・・・・


この配管工に休息を!!

・・・冒険者ギルド・・・

 

 

カサヤマ「・・・・・・・高難易度クエストしかないな・・・・」

 

 

ゆんゆん「そうですね・・・・・・・・」

 

 

カサヤマ達がクエストボードの前に立つと、そこには高難易度クエストしかなく低めのクエストは1つもなかった

 

 

ルナ「あ!カサヤマさん。」

 

 

カサヤマ「ルナさん、高難易度クエストしかありませんがどうかしたんですか?」

 

 

ルナ「実は、この付近に魔王軍の幹部らしき者が住み着きまして・・・・」

 

 

ゆんゆん「え・・・・!?」

 

 

ルナ「その影響なのか。この近辺の弱いモンスター達は怯えて隠れてしまったため。」

 

 

ルナ「このように高難易度クエストしか残らない状況になってしまったんです。」

 

 

カサヤマ「(魔王軍の幹部・・・・・・なるほど、圧倒的強者に怯えたわけか・・・・)」

 

 

ルナ「本日はどうなさいますか?また高難易度クエストを・・・・・」

 

 

カサヤマ「そうしたいのはやまやまだが、今日は軽めのを終えて休むつもりだったんだ。」

 

 

カサヤマ「だが高難易度クエストしかないと・・・・・流石にな・・・」

 

 

ルナ「そうでしたか・・・・・では、いつでも依頼受理出来るようにはしておきますね。」

 

 

カサヤマ「ええ・・・(俺が受ける前提・・・・まぁいいが・・・)」

 

 

 

 

 

 

 

・・・アクセルの街 商店街・・・

 

 

ゆんゆん「魔王軍の幹部ですか・・・・めぐみんが倒しに向かいそうな予感します・・・・」

 

 

カサヤマ「紅魔族って好戦的なのか?」

 

 

ゆんゆん「というより、めぐみんが爆裂魔法で倒したいという方が強い気がして・・・・」

 

 

カサヤマ「ほぉ・・・・・・それよりどうする?低めのクエストが出来ない以上、予定通り休みになるが・・・・・」

 

 

ゆんゆん「それじゃアクセルの街を案内しますね!いいところ紹介します!」

 

 

 

そしてゆんゆんと一緒にアクセルの街を回ることになり、そこで・・・・・・

 

 

 

カサヤマ「お、ここは・・・・・」

 

 

ハング「おお!カサヤマさん!!」

 

 

マーナ「カサヤマさん!今日はどうされましたか!!」

 

 

ハング親子のハンマー専門鍛冶屋の前にやって来たカサヤマ達。ハング親子が出てくる

 

 

カサヤマ「たまたま通りかかっただけでな。なんかいいのが入ったのか?」

 

 

ハング「ああ、カサヤマさん。ハンマーをグレードアップしようと思うんだが、ちょっと貸してくれないか?」

 

 

カサヤマ「分かった。ほい。」

 

 

ハング「はははは!流石だな、俺や他の冒険者が持てなかったハンマーを相変わらずこうも軽々!」

 

 

ハング「さて!!いっちょやるか!!」

 

 

 

カンカンカンカン!!

 

 

 

ハングはハンマーを叩き、強化へと入る。その時マーナはゆんゆんに話しかけた

 

 

マーナ「ねぇあんたカサヤマさんと同じパーティの人?」

 

 

ゆんゆん「そ・そうだけど・・・・!?」

 

 

マーナ「ふふん、せっかくだしここで防具新調してみない?」

 

 

ゆんゆん「え?でもここってハンマー専門だよね・・・・・」

 

 

マーナ「一般的にはね。でも親父はハンマー以外の武器は作らないから、売上あんまり良くないんだ。」

 

 

マーナ「カサヤマさんが、ハンマー購入で1000万エリス出してくれたおかげで赤字にならずに済んだけど・・・・・」

 

 

ゆんゆん「い・1000万も!?」

 

 

マーナ「カサヤマさん曰くこれぐらいが言い値だって・・・・・・それよりあんたアークウィザードかい?」

 

 

ゆんゆん「え!!どうして分かったんですか!?」

 

 

マーナ「これでも鍛冶屋の娘。魔力量ぐらい目利きで分かるってもんよ。」

 

 

ゆんゆん「そうなんですか・・・・・・でも防具ったって・・・・」

 

 

マーナ「正確にはあれ。」

 

 

マーナが指さした方向は、指輪や腕輪などのアクセサリーだった

 

 

ゆんゆん「これって・・・・・?」

 

 

マーナ「こう見えて私、『エンチャンター』なんだ。だからアクセサリーを作りつつエンチャントして冒険者に売ってるわけ。」

 

 

ゆんゆん「そうだったんですか。」

 

 

マーナ「あんたならこれかな。『魔力増強』と『魔力回復』の効果のアクセサリー。」

 

 

ゆんゆん「いいですね!ちなみお値段は・・・・」

 

 

マーナ「今日は特別にあげるよ。」

 

 

ゆんゆん「え!?でも高いでしょこれ!!?」

 

 

マーナ「大丈夫、これでも在庫は余裕であるし。それにカサヤマさんから払ってもらったお金のおかげで大丈夫だから。」

 

 

ゆんゆん「う~~ん・・・・じゃあお言葉に甘えて・・・・」

 

 

ゆんゆんはそう言うとマーナから、アクセサリーを貰う

 

 

カサヤマ「俺もいいか?」

 

 

マーナ「どうぞカサヤマさん!どれにいたします!」

 

 

カサヤマもハンマーを強化している間にアクセサリーを選ぶことにした

 

 

カサヤマ「・・・・・・この2つだ。」

 

 

マーナ「ええええ!?この2つですか!?」

 

 

ゆんゆん「ちょっとカサヤマさん!奮発し過ぎじゃない!?」

 

 

カサヤマが選んだのは、『即死無効』のペンダント・『投的強化』の腕輪

 

 

その中で高いのが『即死無効』のペンダント。これ1つで5万エリスなのだ

 

 

カサヤマ「蓄えはまだある。それにこういうのを持っていれば後々役に立つ。」

 

 

ゆんゆん「そ・そうですけど・・・・・・」

 

 

マーナ「全く羽振りがいいね。お買い上げありがとうございます!!」

 

 

ハング「カサヤマさん!こっちも終わったぞ!!」

 

 

ハングによるハンマーの強化が終わり、ハンマーの柄の部分が緑色の装飾が施されていた

 

 

ハング「カサヤマさん、そこから右手にハンマーが入るようなイメージをしてくれ。」

 

 

カサヤマ「ん?こうか?」

 

 

カサヤマは右手を前に出して、頭の中でハンマーが手元に入るようにイメージすると・・・・・

 

 

カサヤマ「お!?」

 

 

カサヤマの右手にハンマーが転送されたのだった

 

 

ハング「そいつにテレポートの魔法を付け加えたんだ。」

 

 

ハング「たとえハンマーが手元から離れようと、所持者であるカサヤマさんの手元に転送するようにしたんだ。」

 

 

カサヤマ「ほぉぉぉ・・・・・」

 

 

カサヤマは今度は誰もいないところに投げ、ハンマーが真っ直ぐ飛ぶと消えてカサヤマの手元に転送されていた

 

 

カサヤマ「これは便利だな・・・・助かるよハング。」

 

 

ハング「はははは!俺のハンマーをいつも使ってくれる礼さ!!」

 

 

カサヤマ「ああ、お代はいくらだ?」

 

 

ハング「そうだな・・・・10万エリスだな。結構いい素材使ったしな。」

 

 

カサヤマ「分かった・・・・・・・・ほい。」

 

 

ハング「ええっと・・・・・・うん、10万エリスだ。」

 

 

カサヤマ「ありがとう。また何かあったら来るよ。」

 

 

ハング「あんたなら何時でも大歓迎だ!!また来てくれよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆんゆん「いい人達でしたね。綺麗なアクセサリーも貰えましたし・・・・」

 

 

カサヤマ「ああ、今後もあの鍛冶屋には世話になるからな。」

 

 

カサヤマ「もう日が暮れて来たけどどうする?」

 

 

ゆんゆん「そうですね・・・・・・カサヤマさんってどこに住んでいるんですか?」

 

 

カサヤマ「ん?どうしたんだ急に?」

 

 

ゆんゆん「いや!ちょっと気になっちゃって・・・・・・」

 

 

カサヤマ「・・・・・・・・・・・・」

 

 

カサヤマ「良かったら来るか?」

 

 

ゆんゆん「え・・・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・キノコハウス・・・

 

 

ゆんゆん「ここに家が建ってたなんて知りませんでした。」

 

 

カサヤマ「当然だよ。だって俺がここに建てたばっかだからね。」

 

 

ゆんゆん「え!?そうなんですか!?」

 

 

カサヤマ「ああ、ある程度お金貯めてこの辺りの土地を買ってな。そこにこのキノコハウスを建てたってわけ・・・」

 

 

ゆんゆん「そうだったんですか・・・・・・・あれ?」

 

 

ゆんゆんがキノコハウスの中を見回すと、そこにはマリオシリーズのゲームやスピンオフ作品のゲームに漫画などがあった

 

 

ゆんゆん「これって何なんですか・・・・・見たことない魔道具と本ですが・・・・」

 

 

ゆんゆん「『スーパーマリオ』・・・・・・?」

 

 

カサヤマ「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

カサヤマ「ゆんゆん、これはまだ誰にも話さないでほしいことなんだが・・・・」

 

 

ゆんゆん「え?どうしたんですか?」

 

 

カサヤマ「ああ、俺が何者かについてだ・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆんゆん「その話本当なんですか・・・・・?」

 

 

カサヤマ「事実だ。俺の年齢だって18歳にしてもらったが、精神年齢は20代ぐらいだ。」

 

 

ゆんゆん「だけどあまり信じられないというか・・・・・・前の世界で死んで、こっちの世界に転生したなんて・・・・」

 

 

カサヤマ「まぁそっちからしたら信じられないだろうな。俺がこの世界でキャベツを見たとき、モンスターなのか?と確認しただろ。」

 

 

ゆんゆん「う・うん。」

 

 

カサヤマ「俺たちの世界じゃ、キャベツやレタスはあんな風に飛ばないしモンスターじゃない。」

 

 

カサヤマ「だから俺の世界の常識は、あまりこっちじゃ通用しないことがある。」

 

 

ゆんゆん「だからあの時、聞いて来たんですね・・・・」

 

 

カサヤマ「ああ、恐らく俺と同じように異世界転生をしたやつは多数いる。」

 

 

カサヤマ「何年か前にも・・・そして今も。」

 

 

ゆんゆん「・・・・・・・・・・・カサヤマさんは、どうするんですか?」

 

 

カサヤマ「ん?」

 

 

ゆんゆん「もし・・・・元の世界に帰れるとしたら・・・・・・」

 

 

カサヤマ「・・・・・・・・・・・」

 

 

ゆんゆんが少し悲しげな眼で、カサヤマを見ると・・・・・カサヤマはゆんゆんの頭の上に手を乗せる

 

 

カサヤマ「安心しろ。例え戻れたとしても、この世界にいるつもりだ。」

 

 

ゆんゆん「!!・・・・・・えへへへ・・・良かった・・・・」

 

 

 

 

少し嬉しそうにゆんゆんは笑う。カサヤマはゲーム機とソフトを取り出して言う

 

 

 

カサヤマ「一緒にやるか?俺がいた世界のゲーム。」

 

 

ゆんゆん「はい!やってみたいです!」

 

 

カサヤマはゲーム機をディスプレイに接続してソフトを差し込みゲームを起動した

 

 

 

ゆんゆん「(・・・・・・今後も、カサヤマさんと一緒にいたい・・・・ちょっと恥ずかしくて言えないけど・・・・)」

 

 

カサヤマ「ほれゆんゆん。」

 

 

カサヤマはゆんゆんにゲームコントローラーを渡す

 

 

ゆんゆん「はい!ありがとうございます!!」

 

 

 

嬉しそうにコントローラーを受け取ったゆんゆんは、夜遅くまで一緒にゲームをするのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・翌日 キノコハウス・・・

 

 

ゆんゆん「うぅぅ~~ん・・・・あれ・・ここって・・・」

 

 

ゆんゆんが目を覚ましたのは、3階のベッド。周りを見渡すゆんゆんは・・・

 

 

ゆんゆん「確かカサヤマさんの家にお邪魔して・・・・・・は!!」

 

 

 

 

 

カサヤマ「おはようゆんゆん。目が覚めたかい。」

 

 

ゆんゆん「おはようございます・・・・あの、いつ私寝たんですか・・・?」

 

 

カサヤマ「ゲームの最中に倒れるように眠ってな。空いてたベッドに横にさせたんだよ。」

 

 

ゆんゆん「そ・そうだったんですか・・・・すみません。」

 

 

カサヤマ「気にするな。それより、ご飯食べるか。」

 

 

ゆんゆん「は・はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝食を終えたカサヤマ達、しばらくどうするか考えることにした

 

 

 

カサヤマ「魔王軍幹部らしき奴が離れない限り、クエストが増えないしな。」

 

 

ゆんゆん「そうですね・・・・・・あ!折角ですしカサヤマさんのスキル!色々見せてほしいです!!」

 

 

カサヤマ「う~ん・・・・・そうだな。幾つか試してないのもあるしやってみるか。」

 

 

 

 

こうして2人は外に出て、カサヤマのスキル実験をするのであった

 

 

 

カサヤマ「まずはこれだな。」

 

 

ゆんゆん「これは・・・・キノコ?」

 

 

カサヤマ「『スーパーキノコ』、所謂強化アイテム。食べれば筋力のステータスが上がる。」

 

 

カサヤマ「だが俺のほとんどのパワーアップ系のアイテムは、ダメージを喰らえば即解除されるんだ。」

 

 

ゆんゆん「つまり維持するには、ダメージを受けないようにしないといけないってことですね。」

 

 

カサヤマ「ああ、次はこの2つ『ファイアフラワー』と『アイスフラワー』。」

 

 

ゆんゆん「見るからに冷たそうなのと熱そうですね。」

 

 

カサヤマ「どっちか受け取ってみるか?」

 

 

ゆんゆん「う~ん・・・・・じゃあこれで!」

 

 

ゆんゆんは、アイスフラワーを手に取る。するとアイスフラワーは、エネルギーとなってゆんゆんを駆け巡り、服の色が水色になる

 

 

ゆんゆん「あれ!?服が!!」

 

 

カサヤマ「手のひらを上にしてみろ。」

 

 

ゆんゆん「はい・・・・・・・わっ!?」

 

 

ゆんゆんが手のひらを開くと、そこから冷気を発する球が出てきた

 

 

ゆんゆん「魔法使ってないのに・・・・・・」

 

 

カサヤマ「これがアイスフラワーの力。あれに向かって投げてみてくれ。」

 

 

カサヤマが指をさした方向には、練習用のサンドバッグがあった

 

 

ゆんゆん「よーし・・・・・えい!!」

 

 

ゆんゆんが冷気の球をサンドバッグ目掛けて投げる。すると命中した途端サンドバッグは氷漬けになった

 

 

 

ゆんゆん「す・すごい!!こんな冷気の塊なのに・・・・」

 

 

カサヤマ「使い方によっては、更に強力な技になるんだ。そして俺のは・・・」

 

 

カサヤマはファイアフラワーに触れると、服装が赤から白色・青から赤に変色した

 

 

カサヤマ「いくぞ・・・・・・ふん!!」

 

 

カサヤマも手のひらを開いて、炎の球を出すと凍ったサンドバッグ目掛けて投げる

 

 

すると、炎が豪快に当たり氷にひびが入り溶けたのだった

 

 

ゆんゆん「炎系の魔法じゃないのに・・・・・凄いですね!!」

 

 

カサヤマ「まぁな。取り敢えずこれらの性能を一緒に付き合ってくれ。」

 

 

ゆんゆん「はい!!」

 

 

 

 

 

こうしてカサヤマとゆんゆんはしばらくの間一緒にパワーアップ系のアイテムなどの実験をしたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・・・ここから先の出来事は・・・・・誰も予測できない方向へと向かうのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆さんおはこんばんにちは


今回のお話はどうでしたか。原作じゃカズマとめぐみんは爆裂魔法を撃つ日課でしたが


折角なのでそれっぽいのもカサヤマとゆんゆんで考えてみました


次のお話は原作を見てれば分かってきます


では次のお話を!!
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