あの子がちょっとだけでます。
「お見舞いぐらい来て欲しかったけどね」
「仕方ないだろ。集中治療室に入れられて面会謝絶だったんだから」
「……………まぁ、説教がなかっただけマシかな」
「タッグトーナメントまでIS禁止令出されたんだろ?」
「うん、一応護身用で持たされてるけど」
一夏と鼬は大通りを少し離れた通りを歩いていた。
事の発端は昨日の夜、予想より早く治療が済み、鼬が部屋へ戻ろうとした時に丁度一夏と出会い「明日昼飯を食べに行こう」と誘われたのだ。
「それにしても、その服装はどうにかならなかったのか?」
「……………仕方ないじゃん、狐達が本気出したんだ」
長い白髪には師匠から貰った黒い髪飾り。
少しだが化粧もしてある。
中性的な顔立ちが、更に女へと近づいていた。
だが男だ。
しかし、問題はその服装だ。
ハッキリ言おう、スカートだ。
白いスカート、素足にサンダル。
間違いなく女性用の服装だ。
それに日傘までさしている
だが男だ。
駅からこっちに来るまでの視線が痛かった。
IS学園敷地内で出会った女子や教師陣からの視線も痛かった。
山田先生の誤解を解くのも手間取ったし、笑いを抑えきれない千冬姉に冷やかされたりした。
だが男だ。
鈴やセシリア、箒にドン引きされた。
だが男だ。
今日も暑いな。
だが男だ。
本人曰く下にはスパッツを履いているらしい。
よく見れば、右腕の付け根に傷跡が残っている。
風に吹かれて、その鍛えられた足が見え隠れする。
ああ、男だ。
「……………弾や蘭に何て説明すれば良いんだよ」
「最悪の場合、脱ごうか?」
「辞めてくれ」
「身体(筋肉)には自信あるよ‼︎」
「辞めてください」
「……………つれないなぁ」
「…置いて帰ってやろうか」
「この歳で迷子は辛いなぁ」
「鼬なら大丈夫だろ」
「それもそうだねぇ」
二人は笑う。
殺すだの色々言ったりしていたが、こんな風に二人は笑いあっている。
そんな時……
(ドンッ‼︎)
「うわっ⁉︎」
一夏が前から来た女性とぶつかり、転けた。
女性はそのまま歩き去った。
「いてて…」
「大j「大丈夫ですか‼︎」うぇ?」
一夏に手を差し伸べようとした鼬の前に、同い年くらいの男性が現れる。
「すみません、俺の連れが迷惑かけました」
「いや、大丈夫ですから」
「本当ですか?それなら良かった」
自称・ぶつかった女性の連れの男性はホッとした表情を浮かべる。
「悪い奴じゃないんですけどね、考え事してる時は回りが見えなくなるみたいで…」
「怪我もしてませんし、大丈夫です」
「本当にすみませんでした。おいマドカ、待てって‼︎」
そう言って男性は走り去った。
「……………右手、どうかしたのかな?」
鼬は、男性の包帯を巻いた右手を見ながら呟いた。
「……………鼬、早く行こうぜ。もうすぐで混み始める時間だ」
「りょ〜かい」
この後めちゃくちゃ誤解といた
鼬の女装はあの花のメンマを想像してください。
ぱっと見見分けつきません。
誤字脱字報告、または感想お待ちしています。
駄文で済まぬ……………