IS 鼬   作:クロノ9696

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いくつかの伏線回収、そして今までで一番ぶっ飛んだ回です。


はっきり言います、意味不明です。


偽物の俺と本物の私

崩れ落ちる鼬。

 

突如牙をむいた害獣は、人智を超えた存在の一撃により地に伏した。

 

 

「・・・・・師匠」

「久しいな狗。だが、ゆっくり話している時間は無い、早く保健室へ送り届けないといけない」

「・・・・・・」

「・・狗よ、混乱しているのは分かる。後でちゃんと説明するから今は手伝ってくれ」

「・・・・・・分かりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

幸い、セシリアとラウラは軽傷で済んだ。

だが、鼬から唯一まともに攻撃を受けた鈴は重傷ほどではないが、所謂中破の状態になってしまい、病室のベットの上に寝ていた。

 

肝心の鼬はというと・・・・

 

 

「千冬姉、鼬は?」

「駄目だな、何が起きているのかさっぱり分かっていないようだ」

「分かっているものか、鼬は知らないのだから」

「・・・・それはいったいどういう意味なんだ、鞘さん」

「本名はやめてくれ・・・・」

 

保健室には一夏、千冬、箒、セシリア、鈴、シャルル、ラウラ、そして師匠の八人がいた。

鼬は別室にいる。

 

「説明してくれよ師匠‼何が起きたのかを教えてくれ‼」

「待て、まだ役者が揃っていない。狐が到着するまで待っていてほしい」

 

 

「ねえ、狐って誰?」

「4組の生徒で、鼬の知り合いだ。・・・・・・・私はあまり好きじゃない」

「嫌われたものですね、私も」

「「ヒィッ⁉」」

「師匠、お二方を呼んできました」

「ああ、ありがとう。早速入ってきてくれ」

 

その言葉と同時に、二人の生徒が保健室へ入ってくる。

水色の髪を持つ二人だ。

 

「一応紹介しておこう、更識楯無と更識簪だ」

「突然呼び出して何の用ですか?元更識の鞘さん」

「お前たちが嗅ぎまわっていた鼬の正体を教えてやろうと思ってな」

 

二人の間に火花が散っている。

楯無の言った通り、実は鞘は元更識本家の人間であり、二人の叔母にあたる人物だ。

 

 

「役者が揃ったな、では話させてもらおうか」

 

 

「鼬が何者なのか、その真実を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に言っておくと、私は篠ノ之束の最初のスポンサーだ。

 

私が束に接触したおかげで今の世界になったといっても過言ではない。

 

ISが世に出たせいで、家庭が崩壊した者もいる筈だ。

 

謝らせてほしい、すまなかった。

 

 

 

さて、本題に入る前に一つ考えて欲しいことがある。

 

それはISの祖が本当に白騎士なのか、ということだ。

 

答えを言えばNOだ。

 

束も数十回の失敗を経て、白騎士のコアを完成させた。

 

その失敗作のうち、いくつかのコアは搭乗者の傷を自動で修復する機能を持っていた。

 

私たちはこれをプロトISコアと呼んでいる。

 

そして、私もいくつか所有している。

 

 

 

なぜこんな事を言っているのかって?

本当は気付いているんじゃないのか。

 

 

まあいい、全て最初から話してやるさ。

 

私が鼬と初めて会ったのは、記録のない大震災の時だ。

 

何故記録が無いのか、実は大震災ではなく、街の地下に造られていた国の研究所が爆発しておきた事故だからだ。

 

生存者は全部で百人ぐらいだ。私が助けたのだから間違いない。

 

 

この事故で、鼬は右腕と両足を失っていた。

 

 

私は近くにあった綺麗な死体から足りないパーツを取り、鼬にくっ付けていった。

だが、私に医療の知識は無い。

なら、なぜ鼬が助かったのか。

 

 

プロトISコアだ。

 

奴の体にISのコアを埋め込み、失った手足を破損した部品として、新しい手足を追加の部品とコアに誤認させ、無理やりくっ付けた。

 

奴は男だったからな、コアが正常に動くか心配だったが、上手くいって良かった。

 

 

しかし、ここで一つおかしな事が起きた。

 

 

 

ISコアが、鼬の人格を乗っ取ったんだ。

誤認させたはいいが、アンドロイドにでも入った気分だったのだろうな。

 

 

そして生まれたのが、四道鼬だ。

 

 

「じゃあつまり・・・」

「鼬は本当の人格じゃなくて・・・」

「鼬の体を乗っ取ったISの人格・・・⁉」

 

 

ISに鼬が乗ることで起きる過剰なフィードバックも、鼬自身がISなら納得がいく。

 

 

鼬がISに乗ることで、鼬のISとしての人格が浮き彫りとなり、眠っていた本当の鼬の人格が目を覚ましたんだ。

 

 

 

 

奴の本名は皇煌という。

 

 

「・・・まさか、彼は皇家の人間なの⁉」

「知っているのか、更識」

「はい。皇家は元更識分家の一つです。

 

人を殺しすぎたが故に、更識から追われました」

 

「皇家の人間は非常に感情の起伏が少なく、口も堅いので膨大な数の殺しを引き受けてきた暗殺一族です」

 

話についてこれないかもしれないが、我慢してくれ。

 

 

 

皇家の人間には、遺伝子レベルで刻まれているものがある。

 

 

殺しの技術、そして圧倒的適応力だ。

 

彼らは生まれて初めて見た武器でも、次の瞬間には使いこなしている。

 

 

そんな人間が、だ。

 

 

 

世界最強の兵器に乗り、世界最高峰の殺しの技を、人に向けて使う。

 

しかも感情の起伏が激しく、殺しに快感を覚えてしまったら?

 

それこそ惨劇の始まりだ。

 

 

 

 

 

 

私が鼬に死ぬなといったのは、鼬としての人格が死んではいけないという意味だ。

 

 

 

 

 

 

 

さあどうする?

 

 

そんな遺伝子レベルで刻まれた殺しの技術を持つ、生粋の殺人鬼が

 

世界最高の兵器を持とうとしている。

 

 

 

私としては、誰かに迷惑をかける前に殺すべきだと思うがね。

 

 

「師匠は、本当にそれを望んでいるんですか?」

 

 

望むはずがない、だが鼬がISを動かしたときから全てが狂ったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

彼が彼でいる間に、死なせてあげるべきじゃないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沈黙が続く。

 

そんな時、山田教諭が大慌てで保健室に入ってきて言った。

 

 

「四道君が・・・・・・四道君がいなくなりました‼」




な?
意味わかんねぇだろ?


僕も書いてる途中で頭痛くなってきたよ。


誤字脱字報告及びに感想お待ちしています。

むしろ批判がほしい、「意味わかんねぇぞ‼」っていってもらいたい。
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