もう一話だけ説明回
よくわからない力に目覚めたのは15年ほど前だ。
その日より私は観測者となり、世界の観測をしている。
私は財前黒乃。
どこにでもいる女の子だ。
それが今となっては世界最強だとか、いろいろ言われている。
まあ、別にいいけどね。
お蔭で一生遊んでいけるだけのお金は手に入ったし。
よくよく考えると良いことだらけだしね。
最初はこれも観測者特権なのかな?と思ったけど、妹ちゃん曰く、それが私の人生なのらしい。
つまり、観測者にならなくても世界最強だったわけだ。
それを聞いたとき、私は本当に勝ち組なんだと思った。
両親に捨てられたときは負け組だと思ったが、今となっては勝ち組だ。
寝ていれば会社が勝手に利益を出してくれるしね。
ただ最近、一つ問題がある。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・暇」
張り合いがないのだ。
みんな弱すぎるんだ。
大会だって、全部私が圧勝だし。
千冬と戦いたいからわざわざ日本の代表候補性やめてカナダまで来たのに、結局戦えずじまい。
本当に暇なのだ。
だから、誰にも見せないけど、観測者について話そうと思う。
私は・・・・・・いや、別の財前黒乃は転生者だったらしい。
何万年も生きて、死んでを繰り返したらしい。
最終的には転生というシステムそのものを破壊し、全ての魂を救済したみたい。
そして、最後の人生を悠悠自適に暮らしていたんだけど、ある時気が付いたんだって。
『転生というシステムは破壊したけど、今後別の何かが転生を再開させる可能性は0じゃない』って。
はっきり言って訳わかんないけど、事実なんだからしょうがない。
だから、死後に輪廻の輪に乗らず、別次元から死者の魂がちゃんと輪廻の輪に乗っているのかを観測しているらしい。
でも、誤算があったんだ。
転生が無くなった代わりに、パラレルワールドが増えすぎちゃったんだって。
パラレルワールドの死者まで輪廻の輪に乗せてたらパンクしちゃうから、各世界の財前黒乃を使って、
原作キャラ以外のイレギュラーなキャラ、つまりオリジナルキャラを見つけて、報告させて、そのキャラの魂だけを輪廻の輪に乗せてるみたい。
でもね、原作は学園ものなのに、私がすでに高校卒業してたりする可能性がある。
その場合は、彼女の使い魔的存在の空亡・・・・つまりは喰奈を使うみたい。
まあそんな感じで、別次元にて観測している私は、私たちを使って、真に乗せるべき魂を選別しているらしい。
本体は何億年も一人ぼっちで観測しているらしい。
だから、めちゃくちゃ寂しがり屋になったみたい。
たまに空亡に代わってもらって、適当な世界に降りたって、寂しさを紛らわせてるみたい。
でも、神様じゃなくて、観測しているだけの存在だから、世界を作ったりは出来ないらしい。
出来るのは送り込むことだけ。
究極の自己犠牲の上に、私たちの魂の平穏が成り立っているわけだ。
これは全部妹ちゃんが教えてくれたことで、物語が終わると記憶から抹消される事象だ。
代理なのは、物語の始まりから終わりまで。
あとは全部忘れて、人生を過ごす。
「そんなに寂しいなら、降りてきて、その世界に住んじゃえばいいのにね」
「無理か、そんな事があるとしたら」
「彼女が主人公の物語が再び紡がれた時だけだね」
頭を使いすぎた。
もう一度眠ろう。
何日寝るかは分からないが、起きたときに私と張り合えるほど強い人が現れている事を祈って。
「秘書~、寝ている間に悪戯しないでね」
「わかってますよ社長、減俸は辛いですから」
彼女は同性愛者だから、たまに視線が怖いのだ。
その数時間後、メールが届いたが起きることは無く。
数日後にメールを見て、ウキウキしながらIS学園へと向かうのだった。
財前黒乃、簡単なプロフィール
黒髪メガネ
身長 150くらい
体重 40はあるらしい
スタイル 合法ロり巨乳
強さ 世界最強
仕事 カナダの国家代表、IS開発の大手企業の社長
総資産 兆は軽く超えてる(賞金やスポンサー料、会社の利益や著作権料など)
一週間の内、5日は寝ている。
大会で顔を出さないのは、モデル等の仕事を受けたくないから。
交友関係は狭く、あまり友達はいない。
秘書から襲われかけたことが数回あるが、クビにしていないことから満更ではないみたい。
黒乃本体は今も頑張って観測してます。
駄文ですまんな。
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てかお気に入りが4人ほど増えた。
これが黒乃パワーか・・・・・無いか。