IS 鼬   作:クロノ9696

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やばいほど駄文

結構内容矛盾してるかも


作戦 突入

 

(ピリリリ・・・)

 

緊張感たっぷりの車内に携帯電話の音が鳴った。

 

「誰の携帯ですかー?」

「俺のじゃないぞ」

「あっ、私だ・・」

 

どうやら簪の携帯だったらしい。

 

「・・・財前さんからだ」

「確かその人、今行方不明じゃなかったか?」

「私の方にも見つかったという報告は来てませんよ」

「とりあえず電話に出るね」

 

ピッ、ピッと操作をする音が鳴った後、携帯を耳に押し当てる。

 

「もしもs『簪ちゃん、IS学園に行く前にIS学園最寄りの病院に寄ってください。今こちらが知っている情報を共有したいと思っています』え?」

『ですから、病院に寄ってください。あ、赤い十字じゃない方でお願いします。では(プツッ、ツーツーツー)』

「・・・・・・・・」

「なんて言ってましたか?」

「IS学園に行く前に最寄りの病院に寄って欲しい、って。情報を共有したいと・・・」

「・・・分かりました。策なしで行くよりはマシそうですからね」

 

何故病院なのか、全員が疑問を抱いたが口にすることは無かった。

最悪の場合を想定しなかった訳ではない。

それでも病院という単語は、今の状況から考えてみれば、嫌な予感しかしなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「着きましたね、病院です」

 

電話が鳴ってから既に30分ほど経っていた。

流石に待っていられなかったのか、入り口には財前喰奈の姿があった。

 

「・・・・流石に待ちくたびれました。高速が混んでたんでいたんですか?」

「そんな事より財前さん、何故病院に呼び出したのですか?」

 

誰もが気にしていた問いを聞いたのは、山田教諭。

 

「・・・・先刻のIS学園襲撃によりその討伐に当たったほぼ全員が負傷しました。この病院に全員搬送されています」

「誰がIS学園から搬送したんですか。それに財前さん、貴女はどうしてここにいるんですか」

「私にも鼬君や空狐ちゃん程ではありませんが、とある力を持っています。それを使ってここまで来ました。搬送も私が一人で行いました」

「「「!?」」」

 

驚いて当然だろう。

にわかには信じがたいが、今は問い詰めている時間はない。

 

「中に入りましょう。彼女たちが待ってます」

 

促されるまま、一行は病院内へと入る。

 

喰奈が向かったのは集中治療室、通称ICUだ。

立ち入り禁止の張り紙を無視してずかずかと入っていく。

 

「・・・入らないんですか?」

「いや、立ち入り禁止って書いてあるし」

「そんなの無視ですよ」

「・・・・・・・」

 

中にいたのは、たくさんのチューブに繋がれた三枝空狐と、寄り添うように椅子に座っている体中に包帯が巻いてある青髪の女子。

 

「・・・・・・お姉ちゃん」

「あ、簪ちゃん。そっか、来ちゃったんだ」

 

IS学園生徒会長、そしてロシアの国家代表でもある更識楯無が無残な姿でそこにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そう、やっぱり行くのね」

「・・・うん。鼬を、助けなきゃ」

「鼬君はまだIS学園に?」

「はい、彼だけは救出出来ていません。助ける前に、連れていかれました」

「なら、危ないんじゃないの?」

「多分大丈夫です。彼らの狙いは、あくまで織斑一夏の殺害のようですから」

 

 

織斑一夏の殺害。

その言葉で空気が固まる。

 

「でも、行くんでしょ?」

「行きます。そして生きて帰ってきます」

「流石男の子、頼りになるわね。でも、私たちが30分持つか持たなかったってぐらい強力な相手よ。策も何もなしでは勝てないわ」

「それは・・・・」

「それに、はっきり言うと私たちでは全く歯が立たなかった。良く分からないけどそれは事実よ」

「具体的にどんな戦法だったんですか?」

「それが分かったら苦労しないわよ。私たちの武器が、次の瞬間には壊れていて一方的にやられたんだもの」

 

会話が無くなる。

情報を共有するという理由でここに集まったが、勝てる気配が全く見えない。

 

そんな時だった。

 

「生徒・・会長・・・・」

「三枝さん!?もう喋れるの!?」

「そんな事は・・・どうでもいいです・・・・それより」

「それより?」

「武器が壊れるのは・・・・・一つずつじゃなかったですか?」

 

その事を聞いて、思い出すように頭を抱え込んで数秒後・・・

 

「そうよ、確かにスピードは速かったけど、壊れるのは一つずつだったわ」

「なら・・・・・仕組みが分かりました」

「えっ?」

「恐らく・・・・全く同じものをコピーして此方側の武器に当てていたんです」

「ちょっと待って、ISの武器はその程度では壊れないわ」

「性質から材質・・更には強度まで全く同じものがぶつかり合えば・・・壊せます」

「・・・良く分からないけど、ドッペルゲンガーみたいね」

「原理は・・・同じです・・・高速で全く同じものをコピーし、こちら側にぶつける・・・それが相手の戦法です」

 

 

 

 

分かりはしたものの、はっきり言って対策のしようがない。

当たれば確実に武器が無くなる。

武器が無くなれば、攻撃のしようがない。

 

「なら、射程外からひたすら狙い撃つとか」

「無理よ。相手のスピードの方が早いわ」

「なら、先手必勝ぐらいしか」

「・・・・・・それが無難でしょうね」

 

作戦は決まった。

 

 

だが、ここにいる全員が間違っている。

 

敵は一人ではないのだ。

それを唯一知っている一夏もそれを言い忘れている。

 

 

こうして作戦が決まった。

 

その作戦が、絶対に成功しない作戦だったとしても。

 

 

作戦が決まった数十分後、IS学園奪還作戦が開始。

 

ISの最終調整を済ませ、突入する事となる。

その先に待つ絶望を知らずに・・・






ひでえな。

というか急がないと。
活動報告にも書きましたが、IS10巻には二人目のブリュンヒルデが出るみたいです。

めんどくさいことになりかねないので、さっさと終わらせないと。

テスト期間辛いけど
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