今回はひどい
第二アリーナには異様な事になっていた。
地面は焼き焦げ、観客席も四分の一程吹き飛んでいる。
そして今、アンリは簪以外の全員を倒し、その簪も後一撃で戦闘不能というところだ。
何があったのか、順を追って説明しよう。
まず、第二アリーナ上空で対峙した後アンリが全員アリーナへと叩き落とし、それと同時に戦闘が開始となった。
戦闘開始直ぐは連携もしっかりせず、アンリの一方的な試合となったが、5分もすれば互角の戦いとなっていた。
しかし10分経った辺りで元々の戦闘能力の差が出てきたのが、6人は徐々に劣勢となる。
まず最初に落ちたのは鈴。
同じくボロボロになっていた箒を庇い、大剣の一撃を受けSEが尽きた。
その次は箒、雨月による斬撃を喰らわせたが同時に気絶した。
三人目はラウラ、ワイヤーブレードを全て引きちぎられ、レールガンも砲身を捻じ曲げられて防戦一方。
最後は壊されたレールガンを無理やり動かし、アンリを巻き込んで自爆したが倒すことは出来なかった。
この時点でアンリのISは半壊状態だったが、自分のISをコピーし傷を修復、残りの三人の表情が曇る。
四人目はシャルロット。
多彩な重火器を使用するも、ほぼ無限に回復するISを突破することは出来ず盾殺しを使うも回避され、背後から銃を乱射され戦闘続行不可能に。
そしてセシリア、ティアーズを使い翻弄するも一夏戦同様、一機破壊された後から徐々にペースを崩す。
最後には限界ぎりぎりまでエネルギーを充填し、超至近距離で発射するも倒すまでには至らず、発射と同時にエネルギーが尽きて倒れた。
そして、最後の一人である簪。
アンリの手には、ミステリアスレイディの武器である槍が握られ、周りには水のようなものも浮いている。
「・・・・・・案外手こずったな。全く描写されなかったが」
「・・・・何で、こんなことを」
「マドカの為さ。あいつは研究所時代からの仲でね、あいつの為なら何でもするって決めてるんだ」
「何でそこまで?」
「何でって、唯一の味方だからさ。亡霊企業に入っても、結局味方といえるような人はいなかった」
「・・・・・・」
「9年前にISを動かして、社会に存在が消されて、星の無い土の中で、唯一見れた星なんだよ」
「・・・やっぱり頭おかしい」
「おかしくてもいいさ。それに、この国のトップの方がよっぽど頭おかしいさ」
「・・・・?」
「良いよな、あいつは。姉貴が世界一だから、社会に消されないんだもんな。こんな腕にならなくてもいいんだもんな」
「・・・」
「さて、話が逸れたな。お前の後ろにいるやつを死なせたくないのなら、必死に守るんだな」
溜め動作に入る。
ミストルテインの槍を発動させる為には数秒必要なのだ。
その間ははっきり言って無防備なのだが、今の簪に攻撃する手立てはない。
出来るのは、鼬に被害が及ばないように彼の上に覆い被さることくらいだ。
溜めが終了した。
槍は、水を纏い、数倍に膨れ上がっている。
「・・・・・・さあ、俺の仕事も終わりだな。さっさと片付けて、マドカのところへ向かわねば」
槍を振り上げる。
「さあ、死なないでくれよ」
「勿論、生き残るさ」
「何ッ!?」
響くはずのない男の声。
そして、何故かミストルテインの槍が吹き飛ぶ。
「・・起きたのか同族」
「ああ、今さっきな。誰かさんが騒がしくするから、目が覚めたんだ」
「・・・・・鼬?」
「簪、下がっててくれ。こいつの相手は、私がする」
「・・・・うん」
立ち上がる。
立ち上がるとともに、鼬の体が光に包まれる。
「・・・・・その領域まで立ち入ったか。寿命がさらに短くなるだけだぞ」
「そんなの勿論承知の上だ。そうしてでも、助けたい人がいるからな」
ISを纏った鼬が、そこにいた。
「さて、病み上がりだから手加減してくれよ」
「さぁ?手加減なんて、どっかに捨てちまったかもしれないな」
二人の男が対峙する。
限りなく似た二人が今、それぞれの願いの為に。
言い訳させてください。
4000文字くらい書いたんです。
でも、内容が意味不明になったのと、ゴチャゴチャしすぎてよくわからなくなったので、消しました。
んで、あっさりにしました。
わかりやすいでしょ?
自分が恥ずかしいすわ