手毬って妹属性だよな?じゃあ兄ちゃんがいたっていいよなぁ!!   作:AFGYT

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Step3ガチャ☆大☆爆☆死☆
次はサマーマか燐羽の実装に向けてまた石を貯めなければ
皆さんは引けましたか?引けていないことを祈ってます


3話 プロデュース開始……?

賀陽さんのプロデュース1日目。講義の終わりを告げるチャイムが鳴り、生徒達が席を立って教室から出ていく。

プロデューサー科の生徒がアイドル科のレッスン室へ向かう中、俺はひとり学園を出てある場所へ向かった。

桜も殆ど散ってしまった並木道に立っていると、1週間ぶりの声が聞こえた

 

「なんで女子寮の前にいるのよ。」

「そりゃ、あなたのプロデューサーですから。さ、レッスンに行きますよ。」

 

今日から賀陽燐羽のプロデューサーお試し期間が始まる。

いつもレッスンをサボってる彼女が今日に限ってレッスンに行くはずがない。そう読んで女子寮の前で待ち伏せをしていたが、どうやら当たりだったらしい。

彼女は気だるそうにため息を着くと観念したように笑って

 

「はぁ…じゃあ通してちょうだい、レッスン服を取ってくるから。」

「だったら荷物をここに置いて行ってください、そのまま部屋に引き籠られたら困るので。」

「…あなた、私の事信頼してないの?」

「信頼せずに行動した結果、今ここであなたと会えたので。もちろん、荷物には何もしないので安心してください。」

 

ジト目で見つめる彼女に俺は皮肉めいた笑顔で返すと、荷物を置いて寮の中へと入って行った。

それから数分後、服を着替えた彼女と一緒にようやくレッスン室へ向かったのだった。

 

「それで、どんなプロデュースをしてくれるの?」

 

レッスン室へ向かう途中、興味無さそうに髪を弄りながら彼女は俺に問いかけた

 

「とりあえずは基本を抑えたレッスンをしてもらう予定です。あなたは実力と才覚は十分ですから、つまらないと思いますが我慢してください。今日はダンスレッスンをしてもらいます。」

「はぁ…当たり障りない回答ね。」

「ただ…それだけじゃ面白くないので、ちょっとしたゲームを考えています。楽しみにしていてください。」

 

つまらなそうに答える彼女に、俺は少し微笑みながら答える。ほんの少し、彼女の目に興味の色が見えた。

その後は何も話さないままレッスン室へと到着した。

 

「失礼します。ダンストレーナー、今日からお願いします。」

「おー月村兄、今日はよろしくな。早速担当を持ったらしいけど誰を…ってええ!?」

 

トレーナーは俺の後ろの賀陽燐羽を見るなりレッスン室に響くくらい大きな声を上げた。

 

「賀陽燐羽?!おい月村、お前この子をプロデュースするのか?ってかできたのか!?」

「ええ…まぁまだお試し期間ですが。」

「なるほどな、殆ど初めましてだな賀陽燐羽。理由はどうあれレッスンに来てくれて嬉しいよ。」

「…そう。ところで…」

 

「…きゅう」

「篠澤さん?!しっかりしてくださいませ!」

「あ〜あ、トレーナーさんが大きい声出すから広ちゃん倒れちゃった。」

 

「…彼女達は誰かしら?」

 

燐羽さんの目線の先にはレッスン室の隅で倒れ込む少女が1人、それを介護(?)する少女が2人いた。彼女達こそ俺が考えたゲームのメインターゲットだ。

 

「こいつらは…入学試験の最下位、実技0点、補欠合格の言葉を選ばず言えば落ちこぼれ達だ。」

「トレーナー…言葉が…容赦ない……好き。」

「うぅ…改めて言われると心に来ますわ。」

「ぬぬぬ…悔しい。早くお姉ちゃんと勝負したいのに。」

 

高校生にして大卒という天才的な頭脳と実績を持つ反面、体力面が貧弱…いや、ド貧弱な少女、「篠澤広」

超巨大財閥『倉本グループ』のご令嬢。品行方正で清楚で可憐…だがアイドルとしての能力は最底辺なお嬢様、「倉本千奈」

姉は入学試験首席の天才、一方自身は補欠合格。容量も悪く成績も最悪…しかし、体力と運動神経は最高峰の才能をもつ、「花海佑芽」

 

「…この人たちにアイドルの基本を教えてください。それがあなたのレッスンです。」

「は?嫌よ。」

 

即答する燐羽さんに後ろの落ちこぼれ達が静かにショックを受ける

 

「即答ですね。理由を伺っても?」

「簡単よ、私にメリットが無いもの。困ってる人を無条件で助けてあげるほど私って優しくないの。」

「知ってますよ。」

 

俺の答えに彼女はムッとするが俺は構わず続ける

 

「教えるという行為は教わったことを反芻して練習するより何倍も効果があります。燐羽さんの場合基礎は十分固まっていますが、約2年ほどブランクがあるので本調子に戻すのに時間がかかります。元の実力に戻るのに早くて1ヶ月…その間は貴方と3人の基礎を完璧にしてもらう為に教育を施して欲しいという訳です。」

「なるほどね、プロデューサーとしては満点の回答ね。けど…」

「まぁ…それだけじゃメリットとして物足りないと思うので、こういう条件はどうでしょう。『この2ヶ月でこの3人が定期試験で合格できなければ、あなたはこの学校を退学。』というのは。」

 

周りの空気が分かりやすく濁った。皆、静かに俺を見つめる、ただ一人、彼女を除いて。

 

「正気?そんな事この学校が許す訳ないでしょ。あなたも問題になって…」

「問題ありません。あなたがいない初星学園に居る意味はないので、私も退学します。」

「なっ!?」「えぇぇ!?!?」「おぉ…」

「わぁ〜///」

 

篠澤さんは感嘆の声を出し、トレーナーと倉本さんが驚きの声を上げる。花海さんが顔を赤くして頬に手を当てている。燐羽さんには俺の意図は伝わったらしく、燐羽さんはしばらく無言で俺を睨みつけた後大きくため息をついて

 

「分かったわよ…あなたが私のせいで退学したなんて言われたら気分悪いもの。あなたの口車に乗ってあげるわ。」

「そう言うと思ってました。では、これからも私の担当アイドルとしてお願いしますね?」

「1つ言っておくわ。私の目標は引退ライブをすること。一番星にもトップアイドルにもなる気はない。引退ライブをしたらあなたとの関係は終わり、いいわね?」

「ええ…頂上の景色を見た後で、最高の引退ライブをさせてあげます。」

「ほんっとウザい…傲慢でワガママで…兄妹そっくりね。」

 

そうして、1週間どころか1日もせず俺は正式に賀陽燐羽のプロデューサーとなった。さて、これからのプロデュース計画も改めて考え…

 

「とりあえずそこのナメクジモドキを保健室に運びましょ。」

「きゅう…」

「篠澤さーーーん!!!」「広ちゃーーーん!!!」

 

…そもそも、この3人をアイドルにしなきゃいけない、いきなり最難関だな。




個人的好きなStep3曲
3位 『Love & Joy』
2位 『VEIL』
1位 『Wildest Flower』

殿堂入り 『一体いつから』


プレミアム殿堂『給料爆上げ↑ ↑ 出勤出勤ソング』
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