キヴォトスの残響-とある漂流者の活動記録ー   作:わたぬき※

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第7話は、「掃除屋108」としての本格的な始動。
マサキが便利屋68の面々に課したのは、過酷なノルマと、あまりにも重い「秘密」の共有だった。キヴォトスの常識を否定する一発の弾丸。
それを手にした少女たちに、もはや引き返す道は……。


第7話:天冠を穿ちうる力

 

「……それで、その中等部の娘が、私たちの新しい……何? 新人だって本気で言ってるの?」

 

108ビルの1階、カフェ『Caffè Centotto(カフェ チェントット)』のフロア。先に中に入って待っていた陸八魔アルは、マサキが連れてきた泥まみれの少女――伊草を凝視しながら、信じられないといった声を上げた。

 

「勘違いするな。便利屋の人事に口を出すつもりはない。伊草は『108』の従業員として、このビルの3階に置く」

 

マサキは感情の乗らない声で、明確に線を引き直した。

 

「当面、伊草は108からの『出向』扱いで便利屋の業務に同行させる。先ほどの戦闘を見る限り、お前たちの構成は前衛(タンク)が不在だ。火力が後方に偏りすぎている。敵のヘイトを買い、物理的に戦線を押し上げる『圧』がなければ、格上の相手には一分と持たん」

「出向……? でも、うちのメンバーじゃないなら、指揮権はどうなるのよ」

「実戦での指揮権はお前に預ける。だが、こいつの管理と教育の責任は俺が持つ。……お前たち3人分のお守りすらキツイと言ったが、4人になれば負担はさらに増えるからな。当面はチーム単位の活動は最小限とし、俺の夜勤に一人ずつ随行させる。各自が独立して動けるようになるまで、だ」

「……うぅっ(お守りって言葉、地味に効くわね……)」

 

マサキは陸八魔の沈黙を承諾と見なし、

 

「実働後の食事は経費扱いだ。……さっきの約束通りにな。ウツホ、フレンチトーストを人数分。伊草には特に厚く切って出せ」

 

カウンター内のウツホへ指示を出した。バターの焼ける香ばしい匂いが店内に広がり始める。

夕食にはまだ早いが、小腹は空く時間帯。マサキはさらに、自身でドリップしたばかりの深煎りコーヒーと、冷蔵ケースから出した『塩バターキャラメルのガトーショコラ』を皿に並べた。甘さを極限まで抑え、塩味とカカオの苦味を立たせた、彼が仕込んだ一品だ。マサキは、未だに震えながら椅子に浅く腰掛けている伊草を鋭く一瞥した。

 

「伊草。……お前、ちゃんと食っているか? その年代にしてはやけに細いし、さっき持ち上げた時も、予想よりかなり軽く感じたが」

「えっ……あ、その、ええと……すみません、私みたいなゴミが栄養を摂るなんておこがましくて……っ!」

「いいか、出された料理を無駄にするような真似は、俺が許さん。残すのは禁止だ」

「ひっ、はいぃっ! 完食いたします、絶対に完食いたしますぅ……っ!」

 

マサキの有無を言わさぬ叱咤に、ハルカは必死の形相でフォークを握った。ウツホに誘われるままカウンター内で手伝いをしていたカヨコも、出来上がった皿を運び、アルやムツキと共に静かに咀嚼し始める。大人の苦味と塩気が効いたスイーツは、彼女たちの強張った神経を、皮肉にも少しずつ解きほぐしていった。十五分後。全員が皿を空にし、わずかに緊張が解れたのを確認して、マサキは腰を上げた。

 

「行くぞ。地下2階だ。そこで、お前たちをまともな『同業者』にするための、最初の講義を始めよう」

 

マサキは彼女たちの先頭に立ち、重い鉄扉――地下へと続く階段の入り口を開けた。

 

 

 

108ビル地下2階。そこは1階のカフェとは空気が違った。 

分厚いコンクリートに囲まれた空間は、強力な換気設備が唸りを上げ、微かに硝煙とオイルの匂いが漂っている。射撃用レーンとは別に設けられた広い「訓練区画」の中央に、マサキは四人を立たせ、逃げ場のない視線で見据えた。

 

「さて、先ほどの清掃業務の評価詳細を伝える。……まずは、陸八魔」

「は、はいっ!」 

 

急に苗字で呼ばれ、アルが背筋を伸ばす。

 

「お前は動きに無駄が多すぎる。見た感じでは、ハードボイルドな自分を演出するポーズとかとってないか? そのせいで重心が安定せず、射線がぶれている。……結果が伴わない演出はただの隙だ。無駄な虚栄心を捨てて黙って引き金を引け。そうすれば当たる」

「む、無駄な虚栄心……っ!? こ、これはプロとしての……っ」 

 

言い返しそうになるアルを視線だけで制し、次にムツキへ移る。

 

「浅黄。お前は爆薬の使い方が雑だ。座標を最適化して重なりを詰めろ。今のままでは、同じ面積を制圧するのにコストがかかりすぎている。プロは最大効率の焦土を作る。……より大きな火花が見たいなら、最大効果の出る爆破の仕方を考えることだ」

「えへへ、結構見てるんだねー。コストかぁ、厳しいなー」

 

「そして、鬼方。お前は戦術眼だけは及第点だ。あの二人の動線に合わせた位置取りは正しい。……だが、その裏で自身の火力を遊ばせている。牽制に全振りして、敵の急所を撃ち抜く機会を何度も見逃していたな。殲滅速度を落としているのは、お前のその『一線を引いた』立ち回りだ」

「……その通りかもね。自覚はあるわ」 

 

最後に、マサキは隅で震えているハルカへ視線を向けた。

 

「伊草。お前には当面、その不安定な精神状態をどうにかすることを主眼に訓練なりをやってもらう。今のままでは戦闘中に冷静な判断ができるとは思えんからな」

「ひっ、はいぃ……っ! すみません、私みたいな欠陥品に……っ!」

「そのへんはすぐに改善するとも思ってないから、ぼちぼちやっていくぞ。戦闘でのお前の役目は敵を押し留め、他の奴らが切り札を叩き込むための隙を作る『壁』だ。その役目を果たしたければ、せめて自分の銃の限界くらいは把握しておけ。銃身の焼けが酷いぞ。道具を使い潰すのは三流のやることだ。自分のことで手一杯かもしれんが他のことにも気が回せるようになることだ。」 

 

マサキが指を鳴らすと、空中にホログラムが投影された。そこには、彼女たちがこれから熟す『生活サイクル』が映し出されていた。

 

「これからの生活サイクルの話だ、平日は当然、学校へ行け。どの科目にあと何日出席すれば進級できるか、その帳尻合わせの計算はこちらでやってやる。ここについては、お前たちは余計なことを考えず、限られた学生という時間を謳歌しておけ。」

「え、あ、はい……(意外と事務能力高いわね……)」

「だが、放課後は18時までカフェの移動販売だ。今はまだ許可の関係や車両が準備できてないので、実働するのはまだ先の話になるが、経費でお前たちの生活を支えている以上、それに見合う利益は出してもらう。……それ以上に、これは『隠遁』の訓練だ。表の社会に紛れ、正体を隠しながら活動する術を身につけろ。ただの移動販売の店員すらままならん奴が、裏で完璧な仕事などできるはずがないからな。それと……鬼方、お前は免許を取れ。車両の運用はお前に任せる」

 

「……免許。私が、運転?」

「当然だ。機動力を他人に依存している組織は、有事の際に身動きが取れん。」

 

 

「……そして21時から翌3時までの枠は依頼があればの前提だが夜勤となる。先ほどカフェでも言ったが、怪異討伐については当面はチーム単位ではなく、各員1名ずつ、俺が行う怪異討伐に随行してもらう形にする。休憩は状況を見て1時間取る」

「あっ、やっぱり一人ずつなんだ?」

 

ムツキが首を傾げると、マサキは感情の乗らない声で断じた。

 

「繰り返しになるが、最初からお前たち全員を連れ回しても、自衛のままならない4人のお守りはさすがに厳しいというのもあるが、全員が俺の移動速度に付いて来れないことが一番の要因でもある。まずは俺の横に随行できて、自分の身の安全を最低限自身で担保できるようになれ」

 

マサキはホログラムの時計を指し示した。

 

「ちなみに、この時間枠はあくまでお前たちが単独で怪異を追い回せるようになった時の想定だ。俺単体なら22時前には終わる。……いいか、討伐が済めばその時点で退勤していい。訓練も同じだ。課したノルマを完遂すれば、その場で終了して構わん。だらだらと時間を食い潰すのは無能のやることだ。」

「それって、早く終われば自由時間が増えるってこと? ……ふふっ、面白そうじゃない」

「……なら、早く結果で示せるようになることだ。」 

 

マサキはホログラムを消すと、テーブルの上に置かれていた一挺の短銃身のリボルバーへと手を伸ばした。マサキはそれを、カヨコの前へと無造作に差し出す。

 

「ここからが重要な話になる。鬼方には、これを預ける。ただし、メインで使う必要はない。そいつは『怪異』へのトドメ、あるいは詰みの状況を覆すための――切り札(リーサルウェポン)として持っておけ」

「……リボルバー。悪くないけど、予備としては少し嵩張るし、装弾数も心許ないわね」

「……いいか、怪異には通常弾は通らんが、俺が渡す特殊弾なら一発で事足りる。予備を含めても二発あれば十分だろう。事実、ゲヘナの空崎ヒナは一体につき一発、これまで一度の撃ち漏らしもない」

「……あのヒナが?(……比較対象が極端すぎるのよ)」 

 

カヨコは溜息をつきながらも、その重厚な鉄の塊を慎重に受け取った。 

 

「――全員、いいか。これから、お前たちが日頃身に纏い、銃器を玩具程度の威力に押し留めているその『現実(思い込み)』がいかに脆いか、その『不条理(現実)』を教えてやる」

 

 

 

 

マサキは、正面の射撃ブースに置かれた標的を指し示した。 

それは、彼女たちが市街戦で何度か目にしてきた、巡航戦車の正面装甲を切り出した複合装甲板だった。対戦車砲すら弾き返す、キヴォトスにおけるいわゆる「鉄壁」の象徴だ。

 

「鬼方。あれを撃て。今そのリボルバーに装填されているのは通常弾だ。いつもの調子でうっていいぞ」

「……わかった」 

 

カヨコは両手でリボルバーを構えた。放たれた.357マグナム弾は、装甲板の表面で火花を散らし、そのまま無残にひしゃげて跳ね返った。当然の結果だ。

 

「……見ての通りよ。この程度の火器じゃ、表面の塗装を剥がすのが精一杯」

「次はこれだ。扱いは通常弾と同じでいい」 

 

マサキは自身の懐から、一発の弾丸を差し出した。カヨコはそれを装填し、再び構える。 

二度目の銃声。先ほどと全く同じ、腹に響くマグナム弾の衝撃がカヨコの腕を伝う。だが、その直後に響いたのは、鋼鉄がひしゃげる音ではなく、鋭く鋼を穿つ「貫通音」だった。

 

「え……?」 

 

アルが目を見開く。 

火花を散らすこともなく、戦車の装甲板には指先ほどの大きさの『穴』が穿たれていた。弾丸は装甲を紙のように貫通し、背後の防弾壁に深々と突き刺さっている。

 

「……嘘でしょ。今の、何……?」 

 

カヨコは、自分の右手に残る、先ほどと何ら変わらないはずの反動を確かめるように拳を握り、戦慄した。

 

「お前たちが日頃、銃器を玩具程度にしか感じていないのは、単に弾丸に『神秘』が乗っていないからだ。通常弾の力は、発射の瞬間に大半が四散し、着弾時には表面を叩く程度の密度しか残らん」 

 

マサキは空になった薬莢をシリンダーから排出し、それを指先で弾いた。

 

「この弾丸は、薬莢に『神秘』を閉じ込める処理を施し、発射の共に弾頭へ高密度の『神秘』を纏わせるように造ってある。キヴォトス人の体表を覆う防護幕が、より強い力によって中和・貫通されるのは、お前たちが実力差のある相手に叩き伏せられるのと同じ法則だ」

 

 マサキは硝煙の漂うカヨコの銃身を下げさせ、茫然とする四人を見つめた。

 

「そして、この一撃はそのまま、お前たちのそのヘイローにも届く。死のない戦場は存在しない。これまでお前たちが戦場と思っていた場所は、とびきりの安全措置が行き届いた遊び場であったことを認識しろ」

 

 

 

静まり返った地下訓練場に、換気設備の唸りだけが低く響いていた。 カヨコは震える手でリボルバーをテーブルに戻し、アルとムツキは穿たれた装甲板の穴から目が離せない。ハルカにいたっては、あまりの恐怖に呼吸を忘れたように硬直していた。

 

「……マサキ、これって……」

 

カヨコが掠れた声で問う。それは、キヴォトスの平和な常識を根本から覆す「異物」に触れてしまった者の困惑だった。

 

「お前たちが今目にしたのは、キヴォトスの外の技術の産物だ。……だが、最大の問題はそこじゃない。この弾丸を構成そのものは、キヴォトスの現存する技術で十分に再現可能という点だ」

 

その言葉に、カヨコが顔を強張らせた。彼女はその意味するところを、誰よりも早く理解したからだ。

 

「……再現できる? つまり、どこかの学園の技術部や、兵器メーカーがその気になれば……」

「そうだ。一度でも現物が流出し、構造を解析されれば最後、この都市の『死のない戦場』は崩壊する。ヘイローという守りがあるからこそ成立している平穏は、文字通り霧散し、ただの凄惨な殺し合いへと変貌するだろうな」

 

マサキの声は、先ほどまでよりも一段と低く、鋭い警告を孕んでいた。

 

「だからこそ、管理が必要だ。……陸八魔、お前にこの力を使いこなす覚悟はあるか? 敵を倒す力ではなく、この『劇薬』を誰の手にも触れさせず、自分たちの中だけで制御しきるという責任だ」

「せ、責任……。私たちが、このヤバい技術の番人になるってこと?」

「そうだ。プロ(本物)とは、強大な力を持つ者のことではない。その力をいつ、どこで、何のために振るうべきか、その線引きを明確にできる者のことだ」

 

マサキは四人を射抜くような視線で見据えた。

 

「俺がお前たちを『108』に置く最大の理由はこれだ。中途半端な奴にこの技術を渡せば、街が燃えるかもしれない。お前たちには、その火種を抱えたまま、誰にも悟られずに『普通』を演じてもらうことになる。」

 

マサキはテーブルのリボルバーを指さした。

 

「本格的な明日から訓練を始める。……各自、覚悟を決めておけ。」

 

出口へ向かうマサキの背中を見送りながら、四人は自分たちの手の中に、キヴォトスの理を壊しかねない『劇薬』があることを実感していた。それは、憧れていたハードボイルドとは違う、本物の『裏稼業』としての重圧だった。




第7話をご愛読いただきありがとうございました。 

便利屋の面々にとって「日常」という安全な檻から引きずり出されるターニングポイントとなりました。キヴォトスの神秘を、外の技術という「ただの物理的な理屈」で解体してみせたマサキ。彼が彼女たちに求めたのは、単なる戦闘技術ではなく、強すぎる力を隠し通す「プロとしての隠遁」です。果たしてアルたちは、この劇薬を抱えたまま、これまで通りの便利屋(自称アウトロー)を続けていけるのか。


次回、第8話、「神秘」を紐解く。

第8話にて、またお会いしましょう。

【蛇足:特殊弾ってどういうものなの?】
「ねえ、マサキ君。特殊弾って結局どういうものなの?」
「……鉛玉に高濃度の『神秘』を纏わせて放つように加工した弾だ」
「高濃度の『神秘』、ですか。それって私たちがたまにやってる、テンション上がった時に威力が跳ね上がる現象の再現なんですか、マサキ?」
「お前らも覚えがあるだろ。狙ってできなくはないが、連続使用はできない。精神的なリソースを食うからな」
「そうですね。大抵の生徒さんは現象を認識していても、なんとなく、あるいは運が良かった程度に思っているのがほとんどのようです」
「で? 特殊弾はその『テンションが上がった時』の攻撃を弾丸に詰め込んだってこと?」
「いや。怪異の防御を抜くために高濃度の『神秘』を込めているから。生徒がその身一つで同じことをやる場合、それなりに強い生徒が無茶苦茶集中して1発打てるかどうかって話になるな」
「あはは、それなら大人しく特殊弾を使ったほうがいいよねー」
「…そういうことだ」
「ちなみにマサキは自前で打つことは?」
「…できるにきまってるだろ?」


以下、第7話時点でのゲヘナ情報部による内部資料を公開します。
【ゲヘナ情報部 内部調査資料:108-BM-07】
■ 調査対象者 A:「マサキ」
【更新】拠点への人員移送と不審な物流:対象が確保したビル「108」へ、陸八魔アルら「便利屋68」の生徒らを連れ立った移動を確認。拠点の本格稼働に向けた準備期間に入ったと推測される。特筆すべきは、人員の移動に伴うはずの「引っ越し作業」が一切観測されていない点である。生活物資や什器の搬入プロセスなしに拠点が機能し始めている事実は、対象が既存の物流に依存しない、未知の物資搬入手段を保有している可能性を強く示唆している。

【特記】地下区画のブラックボックス化:地下階層において強力な換気設備と遮音壁の稼働を確認。外部からのあらゆる電子的干渉・観測を拒絶しており、内部の活動内容は完全に不明。現在、生徒らは数時間にわたり地下に留まっており、対象による「秘匿性の極めて高い接触」が行われているものと断定。

■ 調査対象者 B:「ウツホ」 / 調査対象者 C:「ユエ」
【更新事項なし】

■ 協力・随行生徒:「便利屋68」
【更新】戦力補強と統制の強化:中等部生徒(伊草ハルカ)が、対象の指示によりグループへ合流したことを確認。対象は、これまで前衛戦力が皆無であった陸八魔らの組織的欠陥を、精神的に不安定な伊草を組み込むことで強引に補完したと見られる。また、対象は彼女らに対し、店舗の開店準備と並行して地下での「教育」を施している模様。既存の学園教育を逸脱した、対象独自の「実戦理論」を植え付けている危険性があり、明日の本格稼働以降、彼女らの行動練度がどのように変化するか注視が必要である。

[総評:更新]「108」拠点は現在、物理的・情報的に完全な空白地帯(ブラックボックス)と化している。物資搬入の形跡がないまま拠点を構築する対象の異常性は、単なる「掃除屋」の範疇を超えている。地下に籠もった生徒たちがどのような影響を受けて地上に現れるか、警戒レベルを引き上げ、継続的な監視を行
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