【青学三次】それいけ!青資秘密学園!   作:土井中32

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正直話に聞く人となり考えたらやるよね、と思ったので。

エデン条約編のお話です。




オペレーション BKB

 

 

青学内掲示板 そのXXX

 

 

1:シナリオライター

辻褄合わせの時間だよ、全員集合!

 

もう原作追いかけるのやめない?

 

3:名無しの青学生

いきなり青学の基本方針否定すんなよ!?

 

5:名無しの青学生

というか辻褄合わせってなんだ

またなんかやらかしたのか

 

6:名無しの青学生

どうせいつものロボ部でしょ

 

8:名無しの青学生

残 当 の ロ ボ 部

 

10:シナリオライター

今回はロボ部やスパイは関係ありません。いやスパイはある意味関係ありますが

現在エデン条約終盤ですが、

い つ も の 青 学 に よ る ガ バ 

で原作が破綻しかかっています

なので何とか辻褄を合わせなくてはならなくなりました面倒くさい

 

12:名無しの青学生

おい最後

 

14:名無しの青学生

本音出とる

 

16:シナリオライター

うるせー!

毎回毎回軌道修正するためにシナリオ考えて根回しして準備整えてギリギリ体裁整えてるこっちの苦労が分かるか!?

なんて俺がてめぇらの尻拭いしなきゃならねぇんだ!!

 

17:★ 七武

毎回やらかしてるスパイが悪い

 

19:名無しの青学生

責任転嫁

 

21:名無しの青学生

元締めお前らだろうが

ちゃんと責任取って❤

 

22:シナリオライター

そうだぞ責任取れ!

今回に限っちゃ原因はお前らなんだぞ七武!!

 

24:★ 七武

その点に関しては謝る、申し訳ない

 

26:名無しの青学生

七武が、謝っただと…!?

 

28:名無しの青学生

まさか偽物!?

IDの偽造は重罪だぞ!!

 

29:名無しの青学生

今日は槍でも降るのか!?

それとも火山が噴火するのか!?

 

31:★ 七武

お前ら後で覚えとけよ

 

32:名無しの青学生

で、結局何が起きてんの?

 

34:ロボ命

ベアオバがグレイスった

 

36:名無しの青学生

おけ把握したベアオバ○そう

 

37:名無しの青学生

いや分かるか!?

きちんと説明しろ!!

 

38:シナリオライター

ベアオバがゲマトリアに出してたカールの研究データ勝手に使ってアリウス分校の生徒を自分を頂点としたネットワークで強制支配しました

 

40:名無しの青学生

ファー!?

 

42:名無しの青学生

え、つまり俺らと同じ神秘ネットワークをアリウスで再現したの?

 

43:ロボ命

俺らのそれよりタチが悪い

要するに今のアリウス生徒はベアオバの操り人形、一切の自己判断・活動ができない

ベアオバが戦えと命令すれば相手が同じアリウスであろうと○すまで攻撃するし、○ねと命じればあらゆる手段を持って○のうとする

そこにアリウス生徒当人の意識・感情は介在しない

止める方法は文字通り活動停止するまでぶん殴るしかない

正直ゾンビの方が気兼ねなく撃てるからまだマシ

 

44:名無しの青学生

う わ ぁ

 

45:名無しの青学生

マジで俺らのせいじゃん…

 

47:名無しの青学生

というかこれ完全にゲマトリアの相互不干渉踏み躙ってない?

 

49:シナリオライター

思いっきり踏み躙ってます

他人の研究データ断りもなく勝手に使ってますからね

まああのベアオバがそんなこと気にするわけないんですが

こういう可能性あるからゲマに提出するデータ気を付けた方いいんじゃねってわりかし前から言ってたはずなんですがね!!

 

50:★ 七武

すまん

正直ベアオバを侮ってた

まさかあの虫食いデータから再現してのけるとは

 

51:名無しの青学生

起きた問題は把握した

つまりマク○スFのグレイス・オコナーや脳ミソどもがバジュラにやったことをベアオバがアリウス分校にやったわけだな

よしベアオバを○そう

 

53:名無しの青学生

お前ら気持ちは分かるがちょっと落ち着け

で、現状は?

 

55:ロボ命

先生がアリスクと一緒にアツコ奪還に向かったんだが、アリウス生徒の特攻同然の攻撃で足止め喰らってる

ヘイロー破壊爆弾抱えて突っ込んでくるから強行突破もできなくて、このままだと時間切れかその前にアリスクが力尽きるかもしれん

 

56:名無しの青学生

アカン

ホントに原作破綻寸前やん

 

57:名無しの青学生

トリニティが総攻撃準備中だろ

そっち早められんの?

 

58:名無しのティーパーティースパイ

大軍というのは動きが鈍いもので

急がせてはいますが、恐らく間に合わないという概算が出ています

 

59:名無しの青学生

それでもミカ様なら、ミカ様ならなんとかしてくれるはず…!

 

61:ロボ命

そっちもアリウス生徒の攻撃で足止まってるわ

 

62:名無しの青学生

アリウススパイは!?

青学基準とはいえ精鋭なんだし何とかならん!?

 

63:名無しのアリウススパイ

頭数が足りん

要するに死兵が面で向かってくるわけだからな

 

64:名無しの青学生

八方塞がりじゃねェか!?

どうすんだよこれ!!

 

66:シナリオライター

なので今回に限りテレポーターの使用許可を取り付けました

こいつで戦力を直接送りつけます

 

67:名無しの青学生

マジで!?

あれそんな遠くまで飛ばせんの!?

 

68:名無しのアリウススパイ

緊急離脱用にビーコン持ち込んでいたのでな

こいつを目標にしてテレポートさせる

 

69:★ 七武

ただし必要エネルギーの関係であまり大勢は跳ばせん

下に張り付けたリンク先のリストに名前があるものはすぐに本校に集合するように

 

増援部隊員リスト

 

70:名無しの青学生

追加戦力の目処が立ったのはいいが、これどうやって言い訳すんの?

おもっくそ原作への干渉だよね?

 

72:シナリオライター

カバーシナリオについては七武に提出して承認済み

今回はカールに頑張ってもらいます

 

73:カール

え、俺?

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『アハハハハハ!!どうです先生、手も足も出ないでしょう!?』

”ベアトリーチェ、あなたは…!!”

 

アリウス分校自治区内。

儀式の生贄として攫われた秤 アツコを救うため、アリウススクワッドの面々と共に潜入した先生。

しかし途中で潜入がバレ、アリウス生徒たちの迎撃を受けていた。

それでも先生の指揮とアリウススクワッドの練度もあり何とか前進できていたのだが、儀式が行われるバシリカ目前まで来て、先生たちは一歩も進めない状況に陥っていた。

 

「スバル!指揮をしているのはスバルだろッ、こんな戦い方はやめさせろ!!」

『無駄ですよ。既にアリウス生徒たちの意識は私が掌握しています。お前たちの声など何の意味も成しません』

 

アリウス生徒たちの、命を顧みない特攻。

どれだけ被弾しても、或いは自分も巻き込まれるにもかかわらずヘイロー破壊爆弾を抱えて突撃してくる彼女たちに先生たちは迎撃に専念せざるを得ず、遮蔽物に身を隠して足を止めざるを得なくなっていた。

 

「どういうことだベアトリーチェ、みんなにいったい何をした!」

『なに、カールのやっていることと同じですよ。彼女たちをアリウス分校という同一のテクスチャで上書きし、その支配者たる私に絶対服従するようにしただけです』

 

サオリの質問に、大したことでもないとでも言いたげに返すベアトリーチェ。

しかしその口から出てきた答えは、到底人が人にやっていいことではなかった。

 

『全くカールは手ぬるいのですよ。あれだけの戦力を抱え込みながら子どもの意思を残し、好きにやらせておくなど。

私のように意志などはく奪し一片の欠片まで使い潰せば、キヴォトスなどすぐに支配できるというのに』

 

絶句する先生とアリウススクワッドをいいことに、己の悪行を自慢するかのように続けるベアトリーチェ。

 

『まあいいでしょう。儀式が終わり色彩の力を手に入れた後は臆病者のカールに変わって私がキヴォトスを支配します。この洗脳ネットワーク技術を使えば、同じ技術で支配されている青学を乗っ取るのは容易い。後は彼女たちを使い潰せば他の学校を潰し、生徒を支配下に置くのも難しくないでしょう』

”ベアトリーチェッ!!”

 

先生が怒りの叫びを上げる。

今目の前にある光景がキヴォトス全土で繰り広げられるなど、大人として以前に、人間として認められなかった。

 

 

無表情なのに涙を流しながら攻撃してくるアリウス生徒たちを見て何も思わない人間など、まずいないのだから。

 

 

『叫びをあげたところで状況は変わりません。

あなたはここで終わるのですよ、先生。

ああ、心配しなくとも生徒たちは簡単には使い潰しませんよ?

大事な「資源」ですから、爪先の一端まで丁寧に使い潰してあげますとも』

 

その問答の間に、さらに状況は悪化し。

とうとう、先生たちはアリウス生徒に包囲されてしまう。

 

『これで終わりです、先生。

では、さようなら』

 

アリウス生徒たちが引き金に指を掛け――

 

 

 

「――虫唾が走る

 

 

 

――その言葉と共に。

何処からか飛んできたミサイルが、包囲網の一角を吹き飛ばした。

 

『伏兵!?バカな、トリニティはまだ動けないはず…!』

 

狼狽するベアトリーチェの前に姿を現したのは。

 

”君たちは…!?”

 

「やあ先生。まことに勝手ながら助太刀させてもらうよ」

 

アリウス分校の生徒たちと似た衣装を着ながら、明らかに身なりが整い、かつ歴戦の風格を漂わせる者たち。

この場にいた誰もが、彼女たちがアリウスの生徒でないことを知っていた。

 

『青学からのスパイ組だと!?どういうつもりですかあなたたち!!』

「どういうつもりも何も、見ての通りさ。

我々はこれより先生およびアリウススクワッドを援護。ベアトリーチェ、貴様と敵対する」

『ふざけたことを言うな!ゲマトリアは互いの行動に干渉しない、それはカールの支配下にあるお前たちも含まれるはずでしょう!!』

「――笑わせるな、小娘

 

空気が、凍り付く。

先ほどまで微笑を浮かべていたアリウススパイが突然無表情となり、凍てつくがごとき冷たい言葉を迸らせる。

 

「――互いに不干渉、だと?私が長年かけて追求してきたテーマを勝手に使い、ここまで醜悪に歪めておいて自分は干渉していない、とでもほざくつもりか?」

 

違う。

彼女が、アリウススパイの口から紡がれる言葉が彼女の意思で出ているものではないことを、この段でようやく全員が気付いた。

 

「――同じゲマトリアであるからこそ貴様の顔を立ててエデン条約への不干渉を彼女たちに言い付けていたが、私の研究データを勝手に使っておいてこの程度の猿真似で悦に浸られるなど我慢ならん。

見せてやろうド三流、私と貴様の格の違いというものをな」

『カール、貴様ぁッ!!』

 

ベアトリーチェが激昂と共に、アリウス生徒たちに攻撃を指示する。

 

『何が格の違いですか!!

あなたに青学生の派遣を要請したのは私、つまりここにいる青学生の数を私も把握している!!

その程度の数で私をどうこうできるなどと――』

 

 

『GX-05、アクティブ。発砲を許可する』

 

 

――アリウス生徒たちが、引き金を引く刹那。

 

誰もいない場所から、銃弾が降り注いだ。

全く警戒していなかった方向からの銃撃にアリウスは対処できず、少なくない数がその攻撃で倒されてしまう。

 

「――やはり貴様は三流だな。彼女たちの口癖を忘れたのか?」

 

『我らはどこにでもいるし、どこにもいない』

 

その言葉と共に。

誰もいないはずの場所から、静電気が弾けるような音と共に。

滲み出るように、人影が現れる。

その手にガトリングを、或いはミサイルを、サブマシンガンを持って。

漆黒の鎧に身を包んだ、青い目の戦士たち。

それとよく似たパワードスーツを、先生は知っていた。

 

”○3…?”

 

『不正解だ、先生。これは○4、○3の発展改良型だ』

『バカな、一体いつ、どうやってカタコンベを…!?』

「――分からんのなら、所詮貴様はその程度ということだ」

 

ベアトリーチェの狼狽に、カールの言葉を代弁するアリウススパイ。

 

「――先生、本来なら私も青学もこの件については不干渉を貫くつもりだった。

だが、長年の研究テーマを断りもなく勝手に、しかもこのような醜悪に歪めて使われて笑って済ませられるほど私は聖人ではない。

されど一応あんなのでもベアトリーチェはゲマトリアの一員だ、私が直接手を下したのでは問題になる。

ゆえに提案する。露払いはこちらで引き受けるゆえ、あの小娘をそちらに任せたい」

 

”…”

 

「――思うところはあろう。

しかし今優先すべきものは何か、理性ではわかっているはずだ。

時間が敵なのはあなただけだぞ?」

 

”…分かった、その提案を受ける。

でもカール、私は、あなたが彼女たちにやっていることも認めるつもりはないよ”

 

「――見方によっては私は悪だろう。それは否定しない。

結局の所、こんな形でしか私は平和を作れなかったのだから。

しかしその話はまた別の機会としよう、あの小娘は堪え性がないからな。

まったく、コメディアンならば芸の練習のために忍耐は必須事項だろうに」

『ふざけるなよカール、私のどこに笑いの要素があるというのですか!?』

「――貴様の在り方全てが笑いに満ちているだろうが。

貴様は以前、子供は大人に搾取されるべき存在と言っていたな?そこからして私は失笑を禁じえなかったよ。

子供はずっと子供のままではない。いつか成長し、大人になるものだ。

そして大人となった時その行動の規範になるのは子供の時に見聞きしたこと、教わったことだ。だからこそ子供の教育というのは世界そのものに影響を与える重要事項なのだ。

特に、このキヴォトスではな」

 

「――子供に他者の傷つけ方しか教えられない貴様が、平和をもたらすだと?

貴様が作れる平和など、皆殺し以外ありえん。

ギャグで無かったら一体何だというのかね?

『カアァァァァァルゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!』

 

ベアトリーチェの絶叫とともに、アリウス生徒たちが突撃を始める。

それを青学生たちが迎え撃ちつつ、バシリカまでの道を確保する。

 

「――行くがいい先生。

そして見せてみろ、そなたの信念、そなたの矜持、そなたの覚悟を。

そなたが真に先生足り得るのか、このキヴォトスを救い得るのか。

私と違い、(まこと)の和を以て平和を為し得るのか。

私はそれを知りたいのだ。

…まあ、あそこの小娘と違ってそなたであればできると、私は確信しているがね?」

『アアアァァァアッ!!』

 

もはや意味のある言葉すら出せなくなったベアトリーチェの叫びをよそに、青学生たちは高度に連携の取れた動きでアリウス生徒たちを押し留める。

 

”…いつか、直接会って話そう、カール。”

”あなたのやっていることを、私は認められない。”

”でも、子どもたちの未来のために。あなたはそれを考えられる人だと、私は感じたから”

 

そう告げて、先生はアリウススクワッドとともにその場を離脱する。

 

「…まったく、とんだ甘ちゃんだな。

だがそんな人だからこそみんな放っておけないのかもしれんな。

人望ゼロの貴様とはエライ違いとは思わないか、ベアクズ」

『カールッ!お前はァッ!!』

「どっちが喋っているかすらもう分からんか。

やはり貴様に為政者は向いてないな」

 

そうため息をつき、すぐに気を引き締めるアリウススパイ。

 

「総員、思いがけぬ僥倖だ。

直接殴るのは駄目だが、直接でなければいいとお達しも出ている。

 

好きなだけぶん殴れ、言葉でな!!

「「「オッシャーッ!!○にさらせベアクズゥッ!!」」」

 

青学の総口撃が、始まった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

○ シナリオライター

 

キヴォトス対策委員会に所属する青学生。

一人を指す言葉ではなく対策委員会直下の一部署であり、そこに所属する生徒たちの総称でもある。

様々な要因で常に原作から変動し続けるキヴォトス情勢をどうにか要点を押さえつつ軌道修正するため、必要な筋書きを書き出すのが彼女たちの仕事。

…が、青学生がしょっちゅうガバって状況を引っ掻き回すため、毎日休みなくシナリオ修正をし続けるというブラック業務を蠱毒にいれて更に煮詰めたような激務に追われている。

青学系サービスや優遇措置を最優先で受けられるという特典と七武以上の給料が出てなければとっくに潰れている職場だろう。

とくに先生着任後はほとんど寝ていない。恐らく青学生への○意に最も溢れている連中でもある。いつか全員シバく。

 

 

○ ロボ部部長

 

シナリオライターの要請でG4着て(嫌々ながら)参加していた。

基本喋らないカールの意思()を翻訳する担当(アリウススパイが代弁した言葉はほぼ部長が翻訳()した物)だったが、カールの意思()を拡大解釈してひたすらにベアトリーチェを煽りまくっていた。

青学総口撃の監修しながら小隊指揮も行いつつ最前線で暴れるだけのマルチタスクと能力があり。これでロボ狂いじゃなければ色々仕事を押し付けることもできたのになぁ…と七武生たちからは思われている。書類に埋もれるとかノーセンキュー。あとベアオバ嫌い。

 

仮面枠として有望そうだから秤 アツコにそっち系の布教と教育していい?ダメ?ちぇー。

…そこで拾ったものに関して、具体的な使い道があるわけではない。今は、まだ。

 

 

○ 黒服

 

いつも以上に沈黙を貫いてキレっぷりを表明するカールをなだめすかし、アリウス分校に対する外道にキレ散らかしている先生といくつか契約を交わすことで何とか押し留め、どうにかこうにかベアトリーチェを回収した。

が、当然のことながらベアオバがそれに感謝するわけもなく、顔には出さなかったが「なんで私がこんな苦労しなくちゃいけないんだろう」とは思っていた。

なお、後日カールから勝手なことをしたお詫びとして

 

 

先生のブロマイド」(非売品10枚セット。満面の笑みを正面から撮ったもの)

 

 

を貰ったのでカールとのわだかまりは水に流した。

…ベアオバ?アレにそんな思考回路があるとでも?

 

 

○ ベアトリーチェ

 

カール()から

 

「子どもおばさん」

「ヒス女」

「小物」

「ガキ」

「年増」

「マダム(笑)」

「留年何年目ですかぁ?」

「他人のふんどしでしか相撲が取れない盗人」

「そのザマで大人名乗るなんて恥ずかしくないの?」

「コメディアン失格」

「つまんない」

「国帰れ」

 

などと散々に煽り倒され逆上。

青学との戦闘に注力するものの、高度に情報連携しつつもベアトリーチェ一人で全てを動かすために個々の得意不得意すら生かせずひたすらに突撃してくるアリウス分校と、同じく情報連携しながらも個々で思考し個別で最適判断ができる青学では現場レベルでの「効率」に致命的な差が生じ、数で圧倒的な差があるにもかかわらず装備と体力差もあって状況が拮抗。しかもそれでイラついていたら

 

「見よ、これが高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対処するということだ。

猿真似ですらない人形遊びでいきがってる小娘とは違うのだよ、こ・む・す・め・と・は

 

と更に煽られて完全に冷静さを失った。

結果としてミメシス投入するほど青学に入れ込んで先生とアリスクの存在を忘れてしまい、あっさりと自分のもとにたどり着かれ原作通りに負けた。

あまりの外道っぷりにブチ切れたアリスクに止めを刺されそうになったが、済んでのところでカール以外が勢ぞろいしたゲマトリアに回収された。

当然ながら何も反省することなく先生とカールに復讐心を燃やしている。焼き鳥にしてやるぞカール。

…なお、そんな未来は原作通り訪れなかった。

 

 

○ カール

 

沈黙は金。

 

 

○ アリウス生徒たち

 

操られていた間はベアトリーチェと思考レベルで繋がっていたため、彼女が本当に自分たちを駒としか見ていなかったことを強制的に理解させられてしまった。

支配から解放された後はすっかり無気力になってバニバニ言っていたが、ずっと聞かせられていた青学生の一人がブチ切れ、

 

『虚しい虚しいうるっせえな!!

そんなに生きてるのが苦しいなら今すぐ全員極楽浄土にぶち込んでやろうか!?』

 

と言って銃を向ける騒ぎになった(他の青学生が何とか取り押さえた)。

 

『ただ生きてるだけで人は希望持って前向いてんだよ!自○する度胸もないくせに口先だけでピーピー喚いてる暇あったらあれしたいこれしたいって夢の一つでも語りやがれ!!』

 

と、かなりアレな言葉でぶん殴られ、トリニティが来るまで青学生によって行われた炊き出しで腹いっぱいになってゆっくり寝た彼女たちはとりあえず前を向いてみることにした。

現在はトリニティ(に、潜入中の青学スパイ)やシャーレからの支援を受けつつ、アリウス自治区の復興作業中。臨時代表?知らない子ですね。

外に出稼ぎに出る者たちもいるが、大体が巧妙に誘導されて青学の息がかかったところでバイト兼社会勉強を行っている。

…出稼ぎ先の先輩たち()にめっちゃ可愛がられて困惑気味だが。

 

 

○ アリウススクワッド

 

これからどうするにしても、まずは外の世界を知らねばならないと原作通りアリウスの外に飛び出した。

青学がこっそり監視しているが、いずれアリウスを率いることになるかもしれないので、よほど悪質なもの以外は騙されても社会勉強の一環だと黙認されている。それはそれとして悪党は後でシバくが。

ただし先生との直通ラインがあるので、何かあっても頼れる相手がいることで精神面では安定している。

…なお、初めての救援要請は成り行きで参加していたヘルメット団の集会を襲撃してきた栗浜 アケミに対処するためだった。

 

弾が、弾が弾かれてる!!何で出来てるんだあの筋肉ダルマは!?いやちょっと待て戦車を投げるのははんそ――(ここで通話が途切れた。監視していた青学生によると「戦車をボール代わりに野球やるのはあいつか青学不敗ぐらい」とのこと)

 

 

○ ○eneration4

 

青学製パワードスーツ。○3の発展型に当たる。

デカグラマトンとの交流によって得られた技術で神秘バッテリーの劇的な改良に成功し、○3以上の強化率でありながら2時間以上の連続戦闘を可能としている。

武装も主任務が治安維持である○3より強力な物が用意されており、

ガトリングガンのGX-05 ケルベロスや携行巡航ミサイル ギガントを運用可能。

しかし開発中の劣化コピーアビ・エシェフなどと比べた場合、小回り以外ほぼ劣っていながら開発・運用コストは上回るというコストパフォーマンスの悪さから少数生産に留まっている。

オプションを装備すれば光学迷彩を含んだ高度な隠密機動を可能とするため、かなり後ろ暗い案件専門で運用されている。

今回は物理装甲でヘイロー破壊爆弾の影響をシャットアウトできる(カール経由で手に入れて解析・対策していた)ため、盾代わりに投入された。

 

情報支援のため同乗した青学AIによる自立行動(オリジナルのような中身が○ぬ動きはできない)が可能で、中身が気絶しても撤退が可能。

…ゲーム画面で○4が倒されると数秒してからSDキャラが機械的に起き上がり、センサーアイが無点灯の真っ暗なままゾンビの如く歩いて撤退するという演出が入る。

 

 

○ 彼の戦いはこれからだ

 

カール「なんで先生に意識されるような言動したの。

俺先生とまともな話できる自信ないよ?」

ロボ部部長「好感度っつーか、話し合いの余地があると思わせとかないとお前この先大変だよ?」

カール「なんで?」

ロボ部部長「最終編の乗り越えに成功したら、唯一居場所が分かってるゲマトリアになっちゃうじゃん。

先生からの鬼電不可避だよ?」

カール「」

 

 





B(ベア)K(カス)B(ぶっ○す)


悪いことや嫌なことが重なって生きること自体がしんどくなっても、美味しいご飯食べてよく眠ればちょっとは前向いてみようかな、と思えるものです(実体験)。


次話は明日12時投稿予定です。

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