新・昂次元ゲイム ネプギア SISTERS GENERATION 2   作:ゆーじ(女神候補生推し)

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109闇のささやき

 G.C.2021年5月30日 日曜日。

 

ゴッデスファイト決勝トーナメント前。

 

 

「はぁはぁはぁはぁ……う~、みんな酷いよぉ~」

 

 

 体中にキスマークを付けられられ服の右肩がずり落ち、見かたを変えると非常にR18なネプギアが仲間達に抗議する。

 

 

「浮気した罰よ」

 

 

 ラムが楽しそうに言うと、「ラムちゃん以外の人に初めてキスしちゃった(ぽっ)」とロムが恥ずかしそうに頬を染め。

 

 

「あっ……プラエ、ネプギアお姉さんが初めての人になっちゃった……」

 

 

 プラエもそう言って恥ずかしそうに頬を染めると、「ちょっと、やり過ぎだったかしら……」とユニが微妙に反省している。

 

 

「これでネプギアはわたし達のものよ。予約済み予約済み」

 

 

 嬉しそうに言うラムに、「うぅ……ユニちゃんも私の事もらってくれる?」とネプギアがユニに懇願の目を向ける。

 

 

「な、なんでアタシだけ!?」

 

 

 慌てるユニに、「……ユニちゃんが責任取ってくれるならいいかなって……」とネプギアが恥ずかしそうに言う。

 

 

「あ……えと……い……」

 

 

 ユニがそこまで言うと、「おい、ゆにっち。責任取れよ。男らしくねーぞ」とうずめが言うと、「アタシは女よ!!!」とユニが激高する。

 

するとネプギアが、「違うよ、ユニちゃん。こういう時は、【ユニが女の名前で何が悪いんだ! アタシは女だよ!】って言って思いっきり、グーで殴らないと」

 

 

「殴るのはやり過ぎでしょ!」

 

「殴られるのか? 俺! それぐらいで? しかもグーか?」

 

 

 驚くユニとうずめに、「そうでもないよ? 名前にコンプレックスを抱えてる十代若者を刺激したエリート士官が、それが原因で転落人生になって最後にはモブ扱いで戦死したんだから」とネプギアがドヤ顔で言う。

 

 

「……やけに具体的な例だな、ぎあっち……」

 

 

 呆れ顔のうずめに、「どうせ例のロボットアニメでしょ……」と右手で頭を抱えるユニ。

 

 

「ね、ネプギアは……まだいい方だ……よ……」

 

 

 そこに息も絶え絶えな声を出すのはネプテューヌ。

 

そこには見違える程、やつれたネプテューヌとツヤツヤでもの凄い満足気なプルルートが居た。

 

 

「お、お姉……ちゃん?」

 

 

 その姿は実の妹であるネプギアでさえ見違える程だった。

 

 

「はぁ~~~~~~~~~、気持ち良かったぁ~~~~~~~」

 

 

 物凄く満足気なプルルート。

 

 

「あの……お姉ちゃんに何が?」

 

 

 凄く不思議そうな顔のネプギアとロムとラムとプラエ。

 

その横で、ユニとうずめとエフーシャが恥ずかしそうにネプテューヌ達から目をそらしている。

 

 

「あのぉ……それにその大量のティッシュは?」

 

 

 ネプギアの質問に、「ネプギア! それ以上はいけないわ!!」とユニが大声でネプギアを止める。

 

 

「お前等なぁ……」

 

 

 流石のうずめも頭を抱えて溜息を吐いてしまう。

 

 

「ゲイムギョウ界もここまでか……」

 

 

 残念そうに肩を落とすエフーシャ。

 

 

「とりあず、ぎあっち……顔洗うかシャワー浴びてこい」

 

 

 うずめが不機嫌そうに言うと、「えっと……」と一瞬戸惑うネプギア。

 

 

「早く行ってこいって言ってんだよ!!」

 

 

 大声で怒鳴るうずめ。

 

 

「ご、ごめんなさい!」

 

 

 慌てて部屋を出て行くネプギア。

 

 

「うずめ? どうしたのよ? そんなに怒って?」

 

 

 不思議そうに首を傾げるユニに、「うずめちゃん怖い(ぶるぶる)」とロムが怯え、「ちょっと、うずめ。今のはカッコ悪いわよ」とラムが抗議する。

 

 

「いや……うずめの判断は間違ってはいないと思うぞ……お前達がふざけ過ぎだ」

 

 

 呆れ顔で、うずめを庇うエフーシャに、全員が「「「うっ……」」」と冷や汗を流す。

 

 

「わ、わりぃ。えふっち」

 

 

 申し訳なざそうに言う、うずめに、「お前が謝ることでは無いと思うんだがな?」と不思議そうな顔をするエフーシャ。

 

 

「そうなんだけど……」

 

 

 口ごもるうずめに全員が不思議そうな顔をする。

 

 

(本当にそうなのか? 俺は……)

 

 

 うずめがそこまで考えると、黒い気配が思考に割り込んで来る。

 

 

(本当そうなのか? だと? 自分でもわかっているクセに何をトボけてるんだよ)

 

 

(わかってる? なんのことだ?)

 

 

(早く自分に素直になるか、オレを解放するかしないと、愛しのぎあっちが取られちまうぞ?)

 

 

(な、なななにを?)

 

 

(じゃあ、なんで、さっき、ぎあっちとゆにっちの邪魔をしたんだ?)

 

 

(邪魔なんて! 俺は!!)

 

 

(そうなのか? じゃあ、もし、もしもだ。あの時ゆにっちがイエスと言っていたら?)

 

 

「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」

 

 

 絶叫するうずめに全員が驚く。

 

 

「ど、どうしたんですか? うずめさん!」

 

 

 既に着替えを済ませたネプギアが心配そうにうずめに駆け寄る。

 

 

(ほら、オレ達の愛しのぎあっち来るぜ)

 

 

「うずめさん、どうしたんですか? 凄い汗ですよ!」

 

 

「だ、だいじょ……」

 

 

 苦しそうなうずめの顔をネプギアがハンカチで拭く。

【挿絵表示】

 

 

 

(ふふふ……ぎあっちは優しいな? それにハンカチからもイイ匂いがする)

 

 

(……うるせぇ、うるせぇよ……変態かよ、お前……)

 

 

(変態でも良いさ。相手がぎあっちなら、それはむしろ誉め言葉だ。言い訳ばかりで手もロクに握れないヘタレのお前より何倍もマシさ)

 

 

(ヘタレだと!!)

 

 

(違うのか? 悔しかったら自分から手でも握ってみろよ?)

 

 

「ぎ、ぎあっち……」

 

 

 苦しそうに右手を出すうずめ。

 

 

「なんですか? どうしたんですか? うずめさん!」

 

 

 ネプギアは心配そうに、その手を両手で握る。

 

 

(なんだよ? セコイなぁ、ぎあっちの優しさに付け込んで、そんな手しか出来ないのかよ? ホントにヘタレだなお前は)

 

 

(違う! 違う!! 今のは!)

 

 

(まぁ、いい……そんなことより、ぎあっちの手は柔らかくて温かいなぁ……ふふっ、やっぱり、ぎあっちはオレのプリンセスだ)

 

 

(こ、この変態が……)

 

 

(何度でも言えよ。このヘタレが。ふふふっ……ぎあっちは最高だ。欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい!! ぎあっちが欲しい!!!)

 

 

(こ、コイツ……狂ってる)

 

 

 うずめがそこまで思った瞬間、「こっちです! コンパさん!!」とユニの声がする。

 

 

(ちっ……邪魔が入ったか。まぁ、いい。時間はいくらでもあるし、ぎあっちに触れることも出来た……ふふふ……ぎあっち、やっぱり君はオレの想像通り……いや、想像以上のプリンセスだ。絶対に迎えに行くから待っててくれよ)

 

 

 黒い気配はその言葉と同時に消えて行った。

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