新・昂次元ゲイム ネプギア SISTERS GENERATION 2 作:ゆーじ(女神候補生推し)
G.C.2021年5月30日 日曜日。
ゴッデスファイト決勝トーナメント。
「うわー……いるいる。あれ全部暗黒竜の軍勢?」
「シャレにならないですの……」
望遠鏡で遠くを見ている、日本一とがすとが驚きの声を上げる。
その視界には大量の暗黒竜の軍勢が居た。
「歩兵に騎兵に弓兵に重装兵……」
「ゴブリンやオークまでいるですの……」
日本一とがすとがウンザリした声を上げると、「ノワール様達は見える?」とアイエフが言うと、「今のところは見えないね」と日本一が答える。
「お薬足りるでしょうか?」
コンパが不安そうに言うと、「がすともお店の材料全部持ってきましたけど、足りそうにないですの……」と言う。
「あれだけの軍勢だ。ボク達も負けないよう大きな声で歌おう」
「うん、ネギちゃん達をしっかり応援しないと」
5pb.の言葉に頷くミク。
彼女達は吟遊詩人として、戦いの中央の塔の左右に位置し歌い続けるのだ。
「音響とかのチェックもしっかりしないと」
「ネギちゃんの調律のお陰で、私は絶好調だよ」
5pb.がギターとアンプをチェックして、ミクは真剣な顔でボイストレーニングをしている。
「偵察から戻りました」
ケーシャがダンボールを片手に抱えてにそう言うと、「どうだった?」とシーシャが尋ね、「やはり、ノワールさんとブランさんは居ないみたいです。恐らく先発隊にはいないと思います」とケーシャが答えた。
「流石に今回も興味ないと言ってられないな」
エスーシャの言葉に、「当たり前でしょ……戦争になったら、イーシャの復活も無理になっちゃうよ?」とビーシャが呆れ顔で言うと、「ああ、分かっている」とエスーシャが真剣な声で言う。
「こんな大規模な戦いは初めてだよ……」
ゴッドイーターがそう言いながら入念に神機の手入れをすると、「ああ、わたしもここまで戦いは初めてだ」とその隣でニトロプラスが刀の手入れをする。
「冒険の経験は豊富だけど、一兵士として戦争に参加するのは初めてかもしれないね」
ファルコムの言葉に、「うむ。わたし達は兵士として王であるネプギア達を守らねばならん」とミリオンアーサーが答える。
「神宮寺。本当に大丈夫なの?」
リーンボックスの教祖の箱崎チカが心配そうにラステイション教祖の神宮寺ケイに言うと、「ああ、ロムさんの魔法でなんとか腕は動くようになったし、足は引っ張らないつもりだ」とケイが言うと、「私もブラン様を助ける為に全力を尽くします」とルウィーの教祖の西沢ミナが言う。
「お前達、予選みたいな無様な戦いはするなよ?」
神次元のマジェコンヌがそう言うと、「わかってるよー」とピーシェが元気よく答えると、「分かっています。ゲイムギョウ界の為にも全力を尽くします」とキセイジョウ・レイが答える。
「それでは、ゴッデスファイト決勝戦。サバイバル方式の防衛戦を始める」
エフーシャがそう言うと、右手上げる。
「ゴッデスファイトぉ!! レディィィィィィ!!! ゴーーー!」
エフーシャがそう叫ぶと同時に地面が揺れる。
「す、すごい揺れです~」
慌てるコンパに、「来るわ」とケイブが言う。
「始まったね、クロちゃん」
大きいネプテューヌがそう言うと、「ああ、アイツにとっての二度目の山場だ」とクロワールが言う。
「アイツ?」
首を傾げる大きいネプテューヌに、「ネプギアのことだ。前にも言っただろ? アイツには過酷な運命が待っているって」とクロワールが言う。
「そうだったね。お姉ちゃんとして、わたしもしっかり支えないと」
大きいネプテューヌがそう言うと、「いいか? 俺の力を使いすぎるなよ。俺たちにはオーディンとゼウスが作った魔導書をネプギア達に届けるって大事な任務があるんだ」とクロワールが真剣な声で言う。
「わかってる。頼りにしてるよ。クロちゃん」
大きいネプテューヌがそう言うと、ネプギア達が守っている中央の塔を眺めた。