新・昂次元ゲイム ネプギア SISTERS GENERATION 2   作:ゆーじ(女神候補生推し)

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116ネクストフォーム・カオスVSネクストフォーム・カオス

 G.C.2021年5月30日 日曜日。

 

ゴッデスファイト決勝トーナメント。

 

左の塔を防衛するネプテューヌ達は、カオス化してイクスに操られたノワールことネクストブラック・カオスに苦戦を強いられていた。

 

 

「アッハッハッハ!! やっぱりあなたよ!! 何も考えてない子供や、戦い慣れてない力だけの女とは別格だわ!!」

 

 

 ノワールが楽しそうに、ネプテューヌに次々と攻撃を打ち込む。

 

 

「くっ!」

 

 

 それを全て捌きつつも苦しそうな表情のネプテューヌ。

 

 

「どうしたのよ? あなたはそんなものじゃないでしょ? もっと本気を出しなさいよ!! もっと私を楽しませなさい!!」

 

 

 ノワールの鋭い蹴りがネプテューヌの腹部に命中する。

 

 

「ぐうっ!?」

 

 

 苦しそうに体をくの字に折るネプテューヌ。

 

 

「ネプテューヌ! 代わりますわ!」

 

 

 すかさずネプテューヌのフォローに入るベール。

 

 

「ふん……あなたはもうお呼びじゃないのよ。スピードさえ上回ればあなたなんて怖くもないわ!」

 

 

 ノワールがそう言うと、「その台詞は、この槍を受けてから言いなさい!!」とベールが激しい突きの連打をする。

 

 

「ふっ……速いけど軽いわ!!」

 

 

 ノワールは剣を振ると、ベールの攻撃をいとも簡単に弾き飛ばす。

 

 

「くうっ!?」

 

 

 手の痺れで一瞬怯むベール。

 

 

「危ない! ベールさん!」

 

 

 その隙にベールに攻撃をしようとしたノワールの大剣にプルルートの蛇腹剣が絡まってノワールの動きを止める。

 

 

「食らいなさい!!」

 

 

 蛇腹剣を通して電撃をノワールに流すプルルート。

 

 

「効かないわ。キセイジョウ・レイよりは遥かにマシだけど。所詮は力だけね、ネプテューヌには遠く及ばないわ」

 

 

 涼しい顔で電撃を受けるノワール。

 

 

「ベール! ぷるるん! 下がって! 今のノワールはわたしじゃないと止まらないわ!!」

 

 

 ネプテューヌの言葉に、「くっ! 任せますわ、ネプテューヌ」とベールが、「無理はしないで、ねぷちゃん!」とプルルートが言う。

 

 

「さあ! 来なさいノワール!! あなたの目を覚ましてあげるわ!」

 

 

 ネプテューヌはそう言うと、右手の太刀を高く掲げる。

 

 

「チェンジ! ネクストフォーム・カオス!!」

 

 

 ネプテューヌが叫ぶと、「えっ!?」と驚きの声を上げるベールに、「ねぷちゃん!? あなたまさか!」と驚愕の表情のプルルート。

 

 

「そうよ。ネプテューヌはわざとクリスにカオスエナジーを全部吸わせなかった。自分でコントロールする為にね」

 

 

 ノワールがそう言って楽しそうに笑うと、カオスネクストフォーム化したネプテューヌが立ちはだかる。

【挿絵表示】

 

 

 

「普段はちゃらんぽらんなフリして、本当に抜け目の無い女よね、あなたは……だからこそ私も認めているのよ」

 

 

 ノワールがそう言うと、「まさか、あなた相手にこの力を使うとは思わなかったわ」とネプテューヌが答える。

 

 

「ふふふ……感じるわ。凄まじいまでのあなたの力……血湧き肉躍るって言うのはこういう時の為にある言葉ね」

 

 

 ノワールが嬉しそうに言うと、「ノワール、本当にやるの? わたし達守護女神の力はこんな無益な争いの為にある訳じゃないわ」とネプテューヌ言う。

 

 

「この期に及んでまだ説得? 本当に変身すると別人よね、あなたは」

 

 

 ノワールはそう言うと、【返答はノー】と言わんがばかりに大剣を構える。

 

 

「そう……わかったわ」

 

 

 ネプテューヌは残念そうにそれだけ言うと自分も太刀を構える。

 

 

「来なさいネプテューヌ。最初から全力で!」

 

 

 ノワールの言葉に、「言われなくても、そのつもりよ!」とネプテューヌが答える。

 

武器を構え、お互いにプロセッサユニットのブースターを全開にして接近するネプテューヌとノワール。

 

 

ガキーーーーン!!

 

 

 激しく武器をぶつけ合う音と共に周囲に凄まじい衝撃波が起こる。

 

同時に周囲に居たベール達も吹き飛ばされる。

 

 

「こ、これ程まで凄まじい力……明らかに別次元ですわ」

 

 

 驚愕の表情のベール。

 

 

「ねぇ! ぷるると! ぴぃ達見てるだけしかできないの?」

 

 

 ピーシェがそう言うと、「そういう訳にも行かないみたいね……」とプルルートが言うと、彼女の視界に無数の飛行兵が映る。

 

 

「あんな大軍どうすれば……」

 

 

 恐怖で顔を引きつらせるキセイジョウ・レイに、「やるしかありませんわ。ゲイムギョウ界の未来の為に」とベールが槍を構える。

 

 

「「はあああああああ!!」」

 

 

 その最中にも激しくぶつかり合い合う、ネプテューヌとノワール。

 

彼女達がぶつかり合う度に大気が震え、地面が割れる。

 

 

「ネプテューヌっ!!」

 

「ノワールっ!!」

 

 

 互いに名前を呼び戦いは更にヒートアップしていく。

 

 

「あなたはっ!! ここまでの力がありながら何で大人しくしているの!! この力があればゲイムギョウ界全てを手中に収めることも出来た筈よ!!」

 

 

 ノワールの問いに、「その答えはさっきも言った筈よ! 守護女神の力はこんな無益な争いの為にある訳じゃないと!!」と答えるネプテューヌ。

 

 

「本当に分からない女ね、あなたは!! 私だったらこの力があればゲイムギョウ界をラステイションで統一するわ!!」

 

 

 ノワールの言葉に、「そんなことはさせない!! ゲイムギョウ界の力は均衡であるべきよ!!」とネプテューヌが答える。

 

 

「その均衡を壊したあなたに言われたくないわ!!」

 

 

 ノワールがそう言うと、「ネプギアとシスティーナのこと!? あれは必要だった国なのよ!! このまま携帯ゲームが終わってしまうなら受け皿を作るべきだわ!」とネプテューヌが答える。

 

 

「私だって! 私だって好きでユニを手放した訳じゃないのよおおおおお!!」

 

 

 ノワールの猛攻にたじろぐネプテューヌ。

 

 

「ノワール……いいわ。その想い存分にわたしにぶつけなさい。相手になるわ」

 

 

 ネプテューヌはそう言うと、ノワールとの激しい打ち合いを再開した。

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