新・昂次元ゲイム ネプギア SISTERS GENERATION 2   作:ゆーじ(女神候補生推し)

92 / 94
091ネプギアチームVSマジェコンヌチーム

 G.C.2021年5月29日 土曜日の夕方。

 

ゴッデスファイト予選の最終戦かつ予選第一グループの最終戦。

 

高水準でバランスの取れたネプギアと時間操作で彼女を援護するプラエのチーム。

 

対するのは、高水準でコストと戦力のバランスが取れた神次元のマジェコンヌと、やや速度寄りだがバランスの取れた神次元のベールのチームだ。

 

 

「予選最終戦は、ライラックプレッジ様とネリネプレッジ様のチーム対マジェコンヌさんと神次元のグリーンハート様による戦いです。この戦いの勝者が決勝トーナメントに最後のマスに進みます」

 

 

 デンゲキコの実況に、「ついに予選も最終戦ですね。またもや女神様同士の戦いとなりますが、今回はどうですかイストワール様?」質問する。

 

 

「そうですね……先程のユニさんの戦いでビットがとても有用な武器だと言う事は証明されたと思います」

 

 

 イストワールがそう言うと、「はい、圧勝でしたね。射程の長さもありますが死角からの攻撃はとても恐ろしいですね」とファミ通が答える。

 

 

「そうです。しかし、使い手は限られており高い集中力を必要します」

 

 

 イストワールの説明に、「確かに使えと言われてもどう使って良いのか分かりませんね」とファミ通が答える。

 

 

「今回はネプギアとマジェコンヌさんが二人共ビットを使用できます。これの優劣が勝負を大きく分けるかもしれませんね」

 

 

 イストワールの言葉に、「なるほど、ありがとうございます」とファミ通がお礼を言う。

 

 

「そろそろ、試合開始です」

 

 

デンゲキコの言葉通り、ネプギアのチームもマジェコンヌのチームもバトルフィールドの端に配置して審判のエフーシャの開始の合図を待っていた。

 

 

「プラエちゃん、マジェコンヌさんのビットのオールレンジ攻撃には気を付けてね。私も出来るだけ守るようにするけど、全部は防ぎきれる自信はないから」

 

 

 戦闘前、ネプギアがプラエに話しかけていた。

 

 

「プラエなら大丈夫だよ。少しは自衛も出来るようになってきたから、もうネプギアお姉さんの足は引っ張らないよ」

 

 

 プラエがそう言って小さくガッツポーズすると、「そっかー、偉い偉い」とネプギアがプラエの頭を優しく撫でる。

 

 

「ふわぁ~」

 

 

気持ちよさそうに目を細めるプラエ。

 

 

「ふわっ!? いけないいけない! またネプギアお姉さんに甘えちゃった」

 

 

 プラエがそう言って目を開くが、「いいんだよ。甘える時は甘えても」とネプギアが微笑むと、「じゃあ、もうちょっとだけ~~ふわぁ~」とプラエが光悦の表情になる。

 

 

*** 

 

 

 バトルフィールド反対側、マジェコンヌと神次元のベールの地点。

 

 

「まったく! 何をやっているのだ、神次元の女神共は! ラステイションもルウィーもキセイジョウ・レイもまるで役に立たん!」

 

 

 マジェコンヌが腕組みしながら怒りを露わにしていた。

 

 

「わたくしに言わないで欲しいですわ。でも、確かにここのままでは神次元の株がだだ下がりですわね」

 

 

 神次元のベールが首を傾げながら困ったふうに言うと、「私達は必ず勝たねばならん。分かっているなリーンボックスの女神」とマジェコンヌが言う。

 

 

「その【リーンボックスの女神】は止めて下さいません? わたくしには【ベールちゃん】って名前がありますの」

 

 

 神次元のベールが涼し気に言うと、「ベールと呼ぶぞ、ちゃんは付けん。一時的とは言えチームメイトだから特別だぞ」とマジェコンヌが不機嫌そうに答える。

 

 

「まあ、いいですわ。あなたみたいな年増に言われても嬉しくありませんし」

 

 

 神次元のベールが少しだけ残念そうに言うと、「誰が年増だ! お前だって年増だろうが!!」とマジェコンヌが怒りを露わにする。

 

 

「年増ですって! わたくしは適齢期ですわ! 可愛さと美しさと母性を併せ持った女性の最も成熟した姿ですわ!!」

 

 

 神次元のベールが必死になって言うと、「待て待て! そんな話をしている場合ではない。私達は勝たねばならんのだ。いいか? あの時間を操作する青いガキを狙うぞ」とマジェコンヌが話を変えてくる。

 

 

「妥当な判断ですわ。ネプギアちゃんはわたくしの思った以上に場馴れしてますし、プラエちゃんはこの前の試合で大分動きがよくなりましたけど、まだまだ未熟なところがあると思いますわ」

 

 

 ベールが同意すると、「私がネプギアを抑える。貴様が青いガキを狩れ」とマジェコンヌが指示をすと、「了解ですわ」と神次元のベールが答えた。

 

 

 「それでは、ゴッデスファイトぉーー!」

 

 

 審判のエフーシャが右手を大きく上げる。

 

 

「「「「レディィィィ……ゴォォォォ!!!」」」」

 

 

 ネプギアのチームとマジェコンヌのチームのメンバーの声が重なり会い、試合が開始される。

 

バトルフィールド中央に向かう両チーム。

 

 

「まずは小手調べだ!」

 

 

 マジェコンヌがそう言うと、プロセッサユニットの羽根が脱着するとそれをネプギア達のチームに向けて発射する。

 

これがマジェコンヌのビットだ。

 

片側六枚づつの計十二枚のビットがネプギア達に襲い掛かる。

 

 

「来たっ! クラスターボム!!」

 

 

 ネプギアはプロセッサユニットのブースターを全開にしてビットの群れに近づくと両手で大量のボムをばら撒く。

 

 

ドカン!!

 

ドカン!!

 

ドカン!!

 

 

 大きな複数の爆発と共にマジェコンヌのビットが全て破壊される。

 

 

「ほう……やるではないか?」

 

 

 マジェコンヌが楽しそうに笑う。

 

 

「何をやってますの? マジェコンヌ」

 

 

 神次元のベールがマジェコンヌを叱るように言うが、「言っただろう? 小手調べだと」とマジェコンヌが言い返す。

 

同時にマジェコンヌの羽根が再生を始める。

 

マジェコンヌのビットは同時に放てる数は十二個だが、撃墜されてもマジェコンヌのエネルギーがあれば再生できるのだ。

 

 

「プラエちゃん、勝負ですわ!」

 

 

 神次元のベールがプロセッサユニットのブースターを全開にしてプラエに向かって行く。

 

 

「来たっ! Gビット、プラエちゃんを守って!」

 

 

 神次元のベールの動きを確認したネプギアが対抗するように六基のGビットを射出する。

 

三基のビットが神次元のベールに向かって行き、残り三基がプラエを守るように浮遊する。

 

 

「ありがとう、ネプギアお姉さん!!」

 

 

 プラエはネプギアにお礼を言うと、神次元のベールを迎撃するように右手の鎖を伸ばす。

 

同時にプラエの周囲を浮遊しているビットからもビームが発射される。

 

 

「いい牽制ですわ。ですけど!」

 

 

 神次元のベールはそう言うと、右手で槍を扇風機のように回転させてビームとプラエの鎖を弾き返す。

 

 

「反撃ですわ!」

 

 

 神次元のベールが左手で拳銃を構えてプラエに向けて三発弾を発射する。

 

 

「サイキックボール!」

 

 

 鎖を弾かれたプラエが素早くピンク色の弾を飛ばす。

 

 

「くっ!? 発生が速い!? キャンセル技ですわね!」

 

 

 神次元のベールが唇を噛みながら言う。

 

キャンセル技は相手に攻撃をガードされた場合でも、隙の大きい通常技をキャンセルして、反撃されにくい必殺技でごまかすといった使い方も出来る。

 

サイキックボールは拳銃の弾をかき消して、神次元のベールに直撃する。

 

同時にベールを牽制するように浮いていた三基のGビットがビームを発射して追撃をする。

 

 

「うっ!? 思った以上にやりますわね!」

 

 

 神次元のベールは1254のダメージを受けてHPゲージが二割減少してしまう。

 

 

「お前の方こそ何をしている!」

 

 

 今度はマジェコンヌが神次元のベールを叱りつける。

 

 

「わたくしも小手調べですわ。ですが、プラエちゃんが想像以上にできますわ……」

 

 

 神次元のベールがそう言うと、「泣き言など聞きたくないわ。さっさと狩らんか!」とマジェコンヌが神次元のベールを再度叱りつける。

 

 

「そこっ! 隙だらけです!」

 

 

 マジェコンヌの隙を突いて、ネプギアがM.P.B.Lのビームを三発バースト発射する。

 

 

「ちっ!?」

 

 

 マジェコンヌはスラスターを全開で吹かして右側にステップして射撃を回避する。

 

しかし、ステップで逃げた先にはボムが転がってくる。

 

 

ドカーン!!

 

 

「ぐわっ!」

 

 

 叫ぶマジェコンヌ。

 

 

「ごめんなさいっ!!」

 

 

 更に追撃するようにM.P.B.Lのブレードを構えてマジェコンヌを斬り抜けるネプギア。

 

 

「ぬおっ!?」

 

 

 マジェコンヌは合計1835のダメージを受けてHPゲージが三割減少する。

 

 

「ちいっ!? 思った以上に速い。これが時間操作の速度アップと隙短縮の力か……」

 

 

 マジェコンヌが空中で受け身を取りながら呟く。

 

 

「ライラックプレッジ様のチームが圧していますいます。ライラックプレッジ様もネリネプレッジ様も素晴らしい攻撃だー!」

 

 

 デンゲキコが解説すると、「やはり、時間操作で高速化したネプギア様は強いですが、プラエ様もかなり強くなりましたね?」とファミ通がイストワールに質問する。

 

 

「そうですね。前の戦いで何があったかは分かりませんが、動きが熟練の格闘ゲーマーのように上達しています。ネプギアさんもそれを分かってか、プラエさんを援護するようにGビットを配置してますね」

 

 

 イストワールの答えに、「このまま、ネプギア様達のチームの圧勝でしょうか?」とファミ通が再び質問すると、「いえ、それは分かりません。マジェコンヌさんも神次元のベールさんも二人を侮っていたようですし、ここからが本当の勝負でしょう」とイストワールが答えた。

 

 

「子供だましはもう止めだー!」

 

 

 マジェコンヌが叫ぶと同時に、再生した12基のビット発射する。

 

 

「クラスターボム!!」

 

 

 再びネプギアが大量の爆弾を撒こうとするが、「同じ手はやらせん! アンチェインサークル!!」とマジェコンヌが手に持った両剣を投擲する。

 

投擲された両剣は回転しながらボムを全て破壊してしまう。

 

同時にマジェコンヌのビットが散開してネプギアの周囲を囲む。

 

 

「くっ!」

 

 

 焦りの声を上げるネプギア。

 

続けざまにマジェコンヌのビットが次々にビームを放ってくる。

 

一発一発丁寧に避けるネプギアだが、その合間に、「もらったぞ! スカイクライム!!」と投擲された両剣をキャッチしたマジェコンヌが両剣を回転させながら飛び上がってくる。

 

 

「きゃああっ!?」

 

 

 マジェコンヌの両剣の直撃とビットの追撃を受けたネプギアは1831のダメージを受けてHPゲージが二割近く減ってしまう。

 

 

「ネプギアお姉さん!!」

 

 

 焦りの声を上げるプラエに、「あなたの相手はわたくしですわ!」と言って神次元のベールがプロセッサユニットのブースターを全開にして一瞬で間合いを詰めて来る。

 

 

「あっ!?」

 

 

 慌てるプラエだが反応が一瞬遅かった。

 

 

「行きますわ。ダージリンローテ!!」

 

 

 流れるような神次元のベールの連続槍技を受けたプラエは、1905のダメージを受けてHPゲージが三割減少する。

 

 

「追撃いきますわ!」

 

 

 神次元のベールが槍を振り回した瞬間、周囲のGビットがプラエを守るようにビームを発射する。

 

 

「くっ! 厄介ですわね」

 

 

 すかさずスラスターを吹かしてステップで逃れる神次元のベール。

 

 

「おおっと! 今度はマジェコンヌさんのチームが反撃だー! こちらも中々のコンビネーションです!」

 

 

 デンゲキコが状況すると、「ビットの攻撃がかなり戦況に影響していますね」とファミ通が続けて言う。

 

 

「そうですね。マジェコンヌさんの数の多いビット攻撃から隙を作らせて威力の高い両剣技を当てる戦法はなかなか侮れません。流石のネプギアさんでも苦戦は必至でしょう」

 

 

 イストワールの答えに、「今回は均衡した勝負になりそうです」とファミ通が言った。

 

 

「そらそら! 続けて行くぞ!!」

 

 

 マジェコンヌが両剣を回転させながら、ビットと連携した攻撃でじりじりとネプギアを押し込んで行く。

 

二割三割と少しづつネプギアのHPゲージ減少していく。

 

 

「くらえぃ!! スカイクライム!!」

 

 

 マジェコンヌが両剣を回転させながら飛び上がってくる。

 

 

「その瞬間を待っていました!! バーチャストライダー!!」

 

 

 ネプギアが叫ぶと同時にネプギアの足元に魔法陣が展開して魔法陣から発した光で全周囲を攻撃する。

 

 

「しまった! カウンター狙いか!?」

 

 

 マジェコンヌが叫ぶと同時にバーチャストライダーの光でマジェコンヌのビットが全て破壊されつつマジェコンヌも1854のダメージを受けてHPゲージ残りが三割になる。

 

 

「止めです!!」

 

 

 ネプギアはそう言うと、昂翼を広げてプロセッサユニットのブースターを全開にしてバーチャストライダーの攻撃で吹き飛んでいるマジェコンヌに急接近する。

 

 

「私のこの手が光って昂る! あなたを倒せと昂揚する!!」

 

 

 ネプギアが右手を掲げて叫びを上げる。

 

同時にネプギアの右手が薄紫色に輝く。

 

 

「紫昂ぉぉぉぉぉ拳!! シェアリィィィィィングゥゥゥゥゥゥゥ!! フィンガァァァァ!!!」

 

 

 ネプギアはそう叫ぶと、マジェコンヌの顔を右手のアイアンクローで掴む。

 

ネプギアに掴まれたマジェコンヌの顔がミシミシと音を立てる。

 

 

「セイクリィィィィィィッド・ブラストォォォォォッ!!」

 

 

 ネプギアの雄叫びと共に、ネプギアの手のひらが大爆発を起こす。

 

 

「ぐわああああ!?」

 

 

 悲鳴を上げるマジェコンヌに3151の大ダメージが当たり、マジェコンヌが撃墜される。

 

 

「くっ! 撃墜が速い?!」

 

 

 焦りの声を上げる神次元のベール。

 

 

「ですが、誤差ですわ!」

 

 

 神次元のベールが高速でプラエの背後に回り込む、

 

 

「……っ!?」

 

 

 神次元のベールのスピードに反応できないプラエ。

 

 

「スパイラルブレイクッ!!」

 

「きゃあああああ!?」

 

 

 神次元のベールの神速の槍術で2821のダメージを受けたプラエが撃墜されてしまう。

 

 

「くっ! プラエちゃん」

 

 

 ネプギアの元に帰ってきたGビットでプラエの撃墜を確認するネプギア。

 

ネプギアはプロセッサユニットのブースターを全開にして神次元のベールに向かって行く。

 

 

「残念ながら、ネプギアちゃんの相手はできませんわ。無駄な耐久は減らせませんもの」

 

 

 神次元のベールはそう言うと、得意のスピードで逃げに徹する。

 

 

「これは、マジェコンヌさんチームはネリネプレッジ様狙いかー!」

 

 

 デンゲキコの実況に、「やはりネプギア様狙いは効率が悪いからでしょうか?」とファミ通がイストワールに質問する。

 

 

「そうですね。ネプギアさんはブランさん程ではないにしろ耐久が高いですし、自衛手段も豊富ですから。対してプラエさんは以前よりはかなり動けるようになりましたし、サポート能力とリーチは長いですが、自衛手段に乏しいですね」

 

 

 イストワールがそう言うと、「この勝負はネプギア様がマジェコンヌさんを三墜ちさせるか、神次元のベール様がプラエ様を三墜ちさせるかの勝負になるのでしょうか?」とファミ通が再び質問をする。

 

 

「そうですね。恐らくそうなるでしょう」

 

 

 イストワールがそう言うと、再出撃したプラエとマジェコンヌがバトルフィールド中央に到着する。

 

 

「どうだ? ベールよ」

 

 

 マジェコンヌの質問に、「問題ありませんわ。多少手強くなりましたけど、攻略法は掴みましたわ」と神次元のベールが優雅な仕草で答える。

 

 

(どうしよう……ネプギアお姉さんの足を引っ張らないって約束したのに……スピードが速過ぎて対応できない)

 

 

 プラエが心の中で焦りの声を上げると、(守っているだけじゃダメ。スピードの速い相手に自由にさせたら勝てないよ)とアテネの声がする。

 

 

(アテネさん! プラエ、知りたいことが!)

 

 

 プラエが心の中でアテネに問いかけると、(今は勝つ事を考えて、あなたにはスピードの速い相手にも対抗する手段を教えてある筈だよ)

 

 

 アテネはそれだけ言うと消えて行ってしまう。

 

同時にプラエの目の前に槍を構えた神次元のベールが迫って来る。

 

 

「戦いの最中に止まるなんて、迂闊ですわ!!」

 

 

 神次元のベールの素早い突きがプラエに迫る。

 

同時にプラエが右手の掌を突き出す。

 

 

「そんな苦し紛れの攻撃……!?」

 

 

 神次元のベールの声が途中で止まる。

 

同時に神次元のベールの動きも止まってしまう。

 

 

「えーい! スーパーサイコスルーーー!!」

 

 

 プラエがそう言うと神次元のベールの体がいとも簡単に持ち上がり投げ飛ばされてしまう。

 

 

「広範囲の投げ技!?」

 

 

 飛ばされながら驚きの声を上げる神次元のベール。

 

神次元のベールは1184のダメージを受けてHPゲージが残り四割まで減少してしまう。

 

 

「驚きましたが、投げの範囲に入らなければ!!」

 

 

 そう言いながら空中で受け身を取る神次元のベール。

 

 

「サイコテレポート!!」

 

 

 プラエはそう言うと、前方に残像を纏った高速ダッシュをしてくる。

 

 

「なっ!? 移動技!」

 

 

 再び驚きの声を上げる神次元のベールの真下にプラエが移動してくる。

 

 

「サイコブレイド!!」

 

 

 プラエが光の剣を右手に持って上昇しながら攻撃してくる。

 

 

「くうっ!?」

 

 

 剣の直撃を受けた神次元のベールは1321のダメージを受けて、神次元のベールの残りHPゲージは二割だ。

 

 

「投げ技と移動技も隠していましたのね! ですが、落ち着いて対処すれば!!」

 

 

 神次元のベールが言った瞬間、「テレポート! テレポート! テレポート!!」とプラエが連続で叫びながら移動としながら残像をばら撒く。

 

 

「どれが本物!?」

 

 

 更に驚く神次元のベールだが、「全て吹き飛ばしてあげますわ!!」と槍を頭の上で扇風機のように回転すると巨大な竜巻が起こる。

 

 プラエの残像がどんどん消えて行く。

 

 

「手ごたえがない!?」

 

 

 焦りの声を上げる神次元のベール。

 

 

「フェニックスダイブ!!」

 

 

 上からプラエの声が聞こえて来る。

 

 

「しまった!」

 

 

 神次元のベールが声を上げるが技の硬直で動けない。

 

体を丸めて回転しながら落ちて来たプラエが衝突する。

 

 

「きゃああっ!?」

 

 

 吹き飛ばされる神次元のベール。

 

プラエは華麗に着地すると右足の蹴で神次元のベールを追撃する。

 

 

「そんな!? わたくしが!?」

 

 

 1564のダメージを受けて撃墜される神次元のベール。

 

 

「ええいっ!? 何をやっている!!」

 

 

 ネプギアと交戦中のマジェコンヌが苛立ちの声を上げる。

 

 

「ネプギアお姉さん、今行くよ!!」

 

 

 プラエはプロセッサユニットのブースターを全開にして、マジェコンヌと交戦しているネプギアの元に向かう。

 

 

「ちいっ!? このままでは!!」

 

 

 逃げようとするマジェコンヌだが、それより速く、「テレポート!!」とプラエが叫んでマジェコンヌの背後に回り込む。

 

 

「えーい! スーパーサイコスルー!!」

 

 

 プラエがそう言うとマジェコンヌの体がネプギアの方に投げ飛ばす。

 

 

「ネプギアお姉さん! 追撃を!!」

 

 

 プラエがそう言うと、「任せて!」と言ってネプギアが一瞬だけ昂翼を広げる。

 

 

「昂翼天翔!」

 

 

 投げ飛ばされて来たマジェコンヌに対して、ネプギアは回転しながら上昇すると昂翼に当たったマジェコンヌが更に上空に吹き飛ばされる。

 

ネプギアはマジェコンヌを追うように急上昇する。

 

 

「私のこの手が光って昂る! あなたを倒せと昂揚する!!」

 

 

 ネプギアが右手を掲げて叫びを上げる。

 

同時にネプギアの右手が薄紫色に輝く。

 

 

「紫昂ぉぉぉぉぉ拳!! シェアリィィィィィングゥゥゥゥゥゥゥ!! フィンガァァァァ!!!」

 

 

 ネプギアはそう叫ぶと、マジェコンヌの腹を右手のアイアンクローで掴むと高く持ち上げる。

 

 

「ビットズコンビネーション!!」

 

 

 ネプギアの叫びと共にGビットがネプギアに掴まれているマジェコンヌを囲み、ビットの集中砲火を食らわせる。

 

更に、「セイクリィィィィィィッド・ブラストォォォォォッ!!」とネプギアの雄叫びと共に、ネプギアの手のひらが大爆発を起こす。

 

 

「ぐわああああああああああっ!?」

 

 

 マジェコンヌは合計で6021の大ダメージを受けると撃墜される。

 

 

ビーーー!!

 

 

 試合終了のブザー音が鳴る。

 

コスト2500のマジェコンヌが二墜ち、神次元のベールが一墜ちしたのでネプギアチームの勝利なのだ。

 

 

「決まりました!! ライラックプレッジ様とネリネプレッジ様の合体攻撃っ!! 試合終了です!!」

 

 

 デンゲキコが叫びながら実況すると、「ネプギア様も凄いですが、プラエ様もまた途中から動きが見違えましたね!」とファミ通がイストワールに質問する。

 

 

「そうですね。確かにあれは、ヴァーミリオン・シスターの動きです。プラエさんが完全に以前のアテネ=パピリオの動きを取り戻したのでしょう」

 

 

 イストワールの答えに、「これで予選は全て終了しました。決勝トーナメント進出は以下の8チームになります」とファミ通が言うと、コロシアムに設置されたオーロラビジョンに決勝トーナメントの出場チームが表示される。

 

 

【決勝トーナメント】

 

1:ネプギア&プラエ

 

2:ユニ&うずめ

 

3:ノワール&神宮寺ケイ

 

4:ブラン&西沢ミナ

 

5:ベール&箱崎チカ

 

6:ネプテューヌ&プルルート

 

7:シーシャ&ケーシャ

 

8:ファルコム&ミリオンアーサー

 

 

「この後、トーナメントの抽選がありますが、どのような組み合わせになるか楽しみですね」

 

 

 デンゲキコがそう言うと、「イストワール様はどのチームが優勝すると思いますか?」とファミ通がイストワールに質問をする。

 

 

「どのチームも地力があり、どことは一概には言えませんが、やはり四女神様のチームが優勢でしょうか? 後はトーナメントの連戦なので抽選も大きく左右しますね」

 

 

 イストワールの答えに、「そうですね。抽選が楽しみですね」とファミ通が答えた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。