TIGER&BUNNY~雨の騎士~   作:ミソカ

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書いてたら、長くなったので分けます。
すいません。前回のあと1話でこの話は終わりはウソになってしまいました。
明日かあさってにつづきをあげます。

では、どうぞ。


That there will also be such a thing(こんなこともあろうかと)

 

虎徹は何か思いついた様な表情をすると、

 

「悪い。ここ頼むわ」

 

と言い、エレベーターの方向へ走りだした。

 

「ちょっとどこ行くのよ」

 

アニエスは虎徹に声を掛けた。

 

「すぐ戻る」

 

虎徹は走りながら返答した。

バーナビーは虎徹の行動を察した。

 

 

「俺も行きます。バーナビーさんはこっち頼みます。

 それと警備員の方は、軽くでいいんで非常階段まわりを

 チェックしといてください。逃げる所を爆破させるって、手口の可能性もなくありませんから」

 

ユウトも虎徹の行動が理解出来たのか周りに聞こえない様に

警備員に指示を与えると、虎徹の後を追い、走り始めた。

 

二人が走り出したからか、客の多くがざわつき始めた。

ざわつき始めた客を落ち着かせようと、バーナビーは笑顔を見せながら、

 

「大丈夫ですよ。皆さん。タチの悪いイタズラです。

 ですが、念の為、避難してください。避難訓練だと思って」

 

そのバーナビーの発言により、客たちは少し落ち着きを取り戻した。

その後、バーナビーはユウトたちが向かった方向を見つめていた。

 

 

 

虎徹がエレベータホールに到着し、ボタンを押すのとほぼ同時にユウトが追い付いた。

 

「おまえも来たのか」

 

「ええ。エレベーターは複数あります。犯人らしきやつが降りてきたのはそこですが、

 他にも仕掛けているかも知れませんから。

 二人で別々に調べれば、単純に2分の1の時間で見つけられます」

 

ユウトは虎徹の後ろに立ちながら、その隣のエレベーターを指差しながら答えた。

 

「まあたしかに最悪複数に仕掛けられてる可能性もあるか・・・、

 それじゃそっちは頼むぞ」

 

虎徹が言い終ると同時に目の前のエレベーターの扉が開き、虎徹はすぐさま乗り込んだ。

 

「了解です。爆弾まで破壊しないでくださいよ」

 

「するかっ!俺をどこまで壊し屋なん・・・」

 

すぐにボタンを押しので、会話している途中で虎徹が乗ったエレベーターは閉まった。

 

「さて、こちらも」

 

ユウトも虎徹のエレベーターが下り始めたのを確認すると、隣のエレベーターのボタンを押した。

 

「まあ、イタズラで済むのが一番なんだがな・・・・」

 

そのエレベーターはユウトがいる階に向かい動き始めていた。

少しすると、目の前の扉は開いた。

 

すぐさま乗り込み、一番下のボタンを押し、すぐさまエレベーターホールの観葉植物を

扉に挟み、その階に固定した後、エレベーター内を見まわしたが、それらしものはなかった。

上に点検用と思われる扉を発見し、すぐさまよじ登り、周りを確認すると、

そこにはタイマー付きの爆弾らしきものがあった。

 

「あったよ・・・だけど、この型のこの大きさじゃせいぜい、エレベーターを破壊して、

 多少お釣りが来るぐらいか・・・」

 

彼のいう通り、その爆弾ではとてもじゃないが、一つでビルを破壊することなど

不可能だった。そう一つであれば・・・・。

 

「最悪だ・・・。一番当たってほしくない予想が当たりの可能性が出てきた」

 

「とりあえず、即効で処理してつぎにいくしかないか・・・。

 まさか、オッサンに進められて、身に着けた爆弾処理が役立つとはね」

 

そういいながら、ユウトは爆弾を無力化していった。

さいわいにも、その爆弾の構造は単純で、爆弾処理の知識があるものなら、

さほど時間が掛からず処理できるものであった。液体窒素があればもっと早く処理できるが・・。

 

「ブルーローズの能力なら、液体窒素変わりに出来るか?」

 

すると、PDAに通信が入った。

 

「ユウト、そっちはどうだ?あったか?」

 

虎徹から通信が入った。

 

 

「ええ、ありました。現在進行形で解体中です」

 

「なっ!そっちにもだと、こっちの一個でビルごと破壊できるのにか!」

 

「えっ!ちょっと待ってください。こっちの奴はとてもじゃないが、ビル一個なんて、

 無理なやつですよ。だから、複数・・しかもエレベーターの数だけあるかも知れないと

 思ったんですが?」

 

解体作業を続けながら、ユウトは叫んだ。

 

「こっちのは、最新式のC9、ビルごと吹っ飛ばしてお釣りがくるやつだ。

 とにかく、こっちは、俺とバーナビーに任せろ。

 お前はそのまま解体を続けてくれ。合流次第連絡する」

 

「了解です」

 

そういうと、通信は切れた。

 

「違うタイプの爆弾が複数・・・・、解体されるのを見越しての予備か?それとも

 犯人が複数?・・・・あー、もう、今考えても仕方ない。とりあえず、解体するだけだ」

 

少しの時間が経過した後、

 

「よしっ!これはOKだ!」

 

ユウトが解体作業を終えたと同時に再び通信が入った。

 

「こっちの爆弾は僕が解体します。そちらは大丈夫ですか?」

 

バーナビーから通信が入った。通信を開きながら、次のエレベーターに向かっていた。

どうやら、警備員が気を利かして、エレベーターをこの階に全て扉を開けて、

停止するようにしてくれたようだった。

 

「今、終わった所です。他のエレベーターも調べてきます。

 虎徹さんあいてるんなら、他のエレベーターの確認をお願いできますか?」

 

「だそうです。オジサン」

 

「おうっ、任せろ。解体は出来んが、見つける事くらいはできる」

 

「そうですね。解体じゃなくて、破壊が専門ですもんね」

 

「おうっ!・・・って、おい!」

 

「余裕ですね」

 

「ピンチの時こそ、余裕を見せろって、昔、教わったんですよ。

 誰からだったか忘れましたけど」

 

「ヒーローらしい格言だな。それ俺がいったことにしていい?」

 

「オジサン・・・」

 

「そんなんだめですよ」

 

虎徹の発言にバーナビーは呆れ、ユウトは拒否するのだった。

 

 




というわけでまだ続きます。

感想や意見などお願いします。
はげみや参考にしますので・・・・多分。
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