「突然ですが私、デベソになります」「なろうと思って簡単になれるもんじゃないぞ」   作:紫苑タウン

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わたし、スーパーグレートでウルトラファイヤーなデベソになりたい!

 

更に2週間ほど経った頃、遂に葵もデベソになりました。

 

「どうや?可愛いやろ⁉︎」

 

「ちょ、ちょっと恥ずかしいかも…」

 

「葵さんのデベソも可愛いですねぇ」

 

「さすが双子だね。茜ちゃんのおへそとそっくりだ」

 

マキの言った通り、葵のデベソは茜のと瓜二つで、唯一の違いは、先端の渦巻き状のシワが反対向きになっている所です。

 

「でな、ウチのデベソと葵のデベソ。相性ピッタリなんやで!」

 

「え、それってどういうこと?」

 

「じゃあ、見せたるで。葵、アレをするで」

 

「えっ、ここでするの…仕方ないなぁ…」

 

葵がおずおずと制服をめくってデベソを出しました。そして、二人でデベソ同士キスする様に突き合わせます。

 

するっ…

 

すると、お互いのデベソのシワが連結器の様に噛み合い、デベソ同士がピッタリとくっ付いてしまいました。

 

「どや、凄いやろ!デベソのウズが逆やから、出来る芸当やで!」

 

「家の外でするのも、大分恥ずかしいけどね…」

 

 

いよいよ夏休みも目前に迫ったある日、ゆかりとマキはあることに気がつきました。

 

「あれ?あの子ってデベソだったんだ…」

 

マキの眼に止まったクラスメイトの女の子は制服の裾が捲れてお腹が出ていたのですが、やや歪な×印のシワの入った巨峰の粒をお腹に付けた様なデベソだったのでした。

 

そう言えば、先ほどから辺りを見回すと、セーラー服の裾から覗いている窪みの半分くらいが、可愛らしく飛び出したデベソになっていたのでした。

 

形や大きさも様々で、綺麗な丸いデベソや貝の佃煮の様なデベソもあり、ひとつとして同じデベソはありません。

制服でお腹が隠れている子も、おへその辺りがポッカリ盛り上がって服越しでもデベソだもわかりました。

 

「デベソの子…増えてるね…」

 

「あっ、ゆかりさん、マキさん、おはようございます!」

 

クラスメイトの東北ずん子が教室に入って来ました。

 

「あっ!ずんちゃんもおへそが!」

 

マキが驚いた様に言いました。と言うのも、ずん子も制服とスカートの間からおへそが見えていたのですが、昨日まで窪んでいた筈のおへそが朝からデベソになっていました。

 

「ああ、これですか?実は私のおへそもヘソカビに感染してしまって、なかなか治らないから、こうしておへそを出しているんです」

 

ずん子の適度に脂肪の乗ったお腹に付くおへそは、「エ」字形の横長の形をしていた筈ですが、今のずん子のお腹には肌色の梅干しをお腹に付けた様なシワシワのデベソになっていました。

 

「ずん子さんにも、移っちゃったんですね」

 

「そうなんですよ!私の場合、なかなか治らなくて、ずんだが腐っちゃいますから、恥を忍んでデベソにしたんですよ!」

 

「そっかあ…」

 

「それにしても、デベソの子も増えましたね。みんなゆかりさんみたいに可愛いと思ったのでしょうか」

 

「ちがいますよ!…まあ、中にはデベソを可愛いと思う子もいるみたいですけど…ゆかりさんやマキさんは大学に行くみたいだから知らないと思いますけど、問題は卒業して就職する子たちですよ」

 

「と言うと?」

 

「ヘソカビが治らないと、食品工場は雇って貰えませんし。プールとかのレジャー産業、あと飲食もダメでしたね。ヘソカビってなかなか治らないんですよ。だから就職する子たちは、せっかくちゃんと凹んでいるおへそをデベソにしちゃったんです!」

 

***

 

「…という話があったんですが、茜さんのクラスの方はどうですか?」

 

「う〜ん、ほんのちょっとやけど、ちらほらデベソ見えとる子もおるで。ヘソに絆創膏貼っとる子の方が多いけど」

 

その日の放課後、ゆかりとマキ、琴葉姉妹が教室で談笑していました。

 

「ところで、デベソの子達急に増えたけどなんでやろなぁ?」

 

「お姉ちゃんがゆかり先輩からヘソカビもらった後、プール入ったからじゃない?あれ、塩素じゃ死なないって言うし」

 

「あっ…」

 

ゆかりと茜のやらかしのお陰で、最終的にこの高校の殆どの女子生徒がデベソになってしまいました。

一般的にデベソは10人に1人と言われていますが、この学校では逆に凹んだおへその子の方が珍しくなっていました。

 

廊下や教室を見渡すと、制服の裾からぴょこんと飛び出したデベソをお腹に付けた女子生徒達が、恥ずかしげも無く歩いていました。

デベソの形も大きさも様々で、元の窪んでいたおへその面影は全くありません。

凹んでいた頃のおへその筋の走り方や本数、瘢痕組織の大きさ、形でデベソの形は決まる様で、多くの女子生徒は元々縦長の綺麗なおへそだったのですが、デベソになると様々な形に変わっていました。

まるでおへその奥に眠っていた個性がお腹の表面に現れた様にも見えます。

 

デベソは制服に擦れるとくすぐったいので、皆可愛らしいデベソを丸出しにしています。

 

 

「見てみて!ゆかりさん。私もデベソになったよ!」

 

昼休み、ゆかりにクラスメートの紲星あかりが話しかけてきました。

 

「あら、あかりさんもデベソになったんですね」

 

「私もヘソカビがなかなか治らなかったし、他の子のデベソ見てると可愛いって思って。ほら、私のデベソ、ゆかりさんのと同じ形だね」

 

あかりの言う通り、彼女のデベソは丸く飛び出して、付け根の部分がキュッと括れた形をしています。

ただ、ゆかりのデベソと比べると一回り小さく、表面に刻まれた×印は歪な形で、Tの字を傾けた様です。

 

ちなみに、本来の彼女のおへそは大きめな滴形の縦長で、中身までよく見えるおへそでした。

 

「大きさも、比べてみましょうか」

 

定規を取り出し、お腹の飛び出したデベソに当てます。

 

「ゆかりさんのは、高さ・直径ともに2センチちょうどですね」

 

「私のおへそは…高さが1.3センチ、直径が1.5センチだね。ゆかりさんのおへそはまん丸で綺麗だね。バッテンのシワもバランスが取れてるし、クラスの中でいちばん大きいおへそじゃないかな?」

 

「そうですね。やっぱりおへその奥の組織が大きかったからでしょうかね」

 

「ゆかりさんはおっぱいは小さいのに、おへそは大きくて可愛いね」

 

「あかりさんは面白い人ですね、気に入りました。殺すのは最後にしてあげましょう」

 

「ごめんごめん。それと、私とも…して欲しいな…」

 

「わかりました…」

 

にゅっ…

 

ゆかりとあかりが互いのデベソを押し付け合いました。弾力のあるデベソ同士が潰れて、キスしているようでした。

 

「んっ…ゆかりさんのおへそ…柔らかい…」

 

「あかりさんのおへそも…あったかいですね」

 

敏感なおへそ同士が潰れ擦り合って、気持ちいい感覚がお腹から全身に広がります。

 

このように、学校ではデベソの見せっこ・比べっこやふざけてハグしたりする様にデベソ同士のキスなどが流行ったのでした。

 

こうして、この学校をはじめとして全国的に若い女の子達がデベソになっていきました。

デベソになることが、ヘソカビの予防と治療に効果があると判ると、皆窪んだおへそよりデベソの方が清潔だと考えるようになったためでした。

 

また、デベソを恥ずかしいと思う風潮もかなり下火になり、デベソでもヘソ出しを楽しむ女の子も現れました。

 

恋愛などの面でもデベソにスポットライトが当たる様になって来ました。

と言うのも、女の子のデベソはとても敏感でボタンの様に押されると、直ぐに身体が熱くなってしまうのでした。

それを利用して、好きな人とデートの際にわざとデベソ出しルックの服でアピールをしたり。逆にナンパ師の様な男性にデベソを押されてスイッチが入ってしまったり、デベソは女の子の悩ましいボタンなのでした。

 

ちなみにその一方で、翻転式臍処理機が目的外の使われ方、つまりおへそを元に戻さずにデベソにすることに使われていることに、「医療器具の目的外使用ですわ!」と東北イタコは頭を抱えていました。

 

 

 

 

 

 

⚡️おまけ⚡️

 

「ところで皆さん折角デベソになったので、みんなでやってみたい事があるんです」

 

金曜日の放課後、マキや琴葉姉妹を相手にゆかりが言いました。

 

「ゆかりんのしたい事って?」

 

「それはーーー」

 

******

 

「雷雨の日にヘソ出しって、ゆかりさんも物好きやね」

 

ゆかり、マキ、茜、葵の4人は休日の繁華街を歩いていました。

しかしその日は時折カミナリの鳴る雨で、傘をさして歩いています。そして、4人はそれぞれデベソを丸出しの格好でした。

 

ゆかりはブラウスのお腹の部分のボタンを外し、×印のシワの入った大きな丸いデベソを

 

マキは鳩尾の辺りまでの丈のピチTで貝柱の様な小ぶりのデベソを

 

茜と葵は裾を縛ったTシャツでお腹を出し、それぞれ逆無に渦を巻いたシワが入った丸いデベソを

 

丸出しにして街を歩いています。

 

 

今やデベソでヘソ出しは珍しくないのですが、全員がデベソ出しルックだと、流石にすれ違う人々から注目を集めていました。増して、この日はカミナリがなっており、おへそを出している人などゆかり達の他には全く見かけません。

 

カミナリの大好物のおへそ、それも外に飛び出したデベソを丸出しにしていたのですから、それはカミナリを挑発しているのも同然でした。

 

ゴロゴロ…

 

「あっ…カミナリ…これ近くに落ちるやつだ!」

 

マキのデベソが天敵であるカミナリを察知し、ヒクっと震えました。普段はお腹の中に隠れているおへそは外へ丸出しで、カミナリの危険に怯えていました。

 

ピシャーン‼︎

 

ゆかり達の近くのビルの避雷針に、カミナリが落ちました。

 

「うぅ…ゆかりさん達のおへそが狙われてますね…」

 

(取られませんように…取られませんように…)

 

(あぁ…ウチのヘソが…カミナリ様の手に掛かろうとしとる…)

 

(カミナリ様、どうかお姉ちゃんのおへそは取らないで下さい!取るのなら私のデベソを取って下さい!)

 

4人とも、おへその危機に対して思いも思いの事を考えていましたが、内心はカミナリ様に対して被虐心で背筋がゾクゾクとしていました。

 

「うぅ…おへそがヒリヒリしますね…」

 

「そうだね、雷が落ちる度になんかチクチクもするね」

 

避雷針の近くであれば、おへそは取られずに済むのですが、4人のデベソを狙ってすぐ近くに雷が落ちるので、電流の影響でおへそは次第にダメージを負っていきます。

 

ぴきっ…ぷちぷちっ…

 

おへその中で何かが切れたり、壊れたりする感覚が産まれ、次第に強くなっていきます。

おへそへのダメージはお腹との繋がりを弱めていき、4人のデベソは次第に下を向いたり歩く度に揺れ動いたりしていきます。

 

そして30分ほど経つと、4人のおへそはいよいよお腹から落ちそうになってきました。

 

「ゆかりん、そろそろおへそがヤバそうだよ!建物の中に入ろうよ!」

 

「そうやで!ウチのヘソも、今にも取れそうや!」

 

「そ、そうですね…ゆかりさんのおへそもそろそろ限界みたいですね…」

 

(ゆかり先輩のおへそ、今にも取れそう…せっかくなら取られるとこ見たかったなぁ…)

 

慌てて喫茶店に避難し、それぞれのおへその状況を確かめます。

 

マキの小ぶりなおへそは、真っ赤に腫れて2倍近い大きさに膨れて、時間が経って腫れがひいても、元の大きさには戻ることはありませんでした。

オマケに皮膚が突っ張ってしまたったためか、とても敏感になり、服が擦れるだけでも身悶えしてしまうようになってしまいました。

 

茜と葵のおへそも腫れて1.5倍くらいに膨れていて、おへそとお腹を繋ぐ筋を何本か切られたのか、重力に引かれて若干下を向いていました。

歩くとぽよんぽよんと上下左右に揺れて、むず痒くて仕方ありません。

 

そして、ゆかりの大きくて肉厚なデベソは優先的に狙われた為か、おへその筋を全て切られて脆弱な皮膚でお腹から垂れ下がっていました。このため、カミナリの日は今にも取れそうなおへそを見て戦々恐々とするハメになってしまいました。

 

被虐心を満たした代償はとても重いものだったのでした。

 

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