マブラヴ・インサート 〜白き少佐の因果強化計画〜   作:きのこ大三元

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本日も更新です。4.5話となります。

おかげさまで、UA1,000突破、そして二次創作ルーキー日間29位に入ることができました。
読んでくださっている方、コメントをくださった方、本当にありがとうございます。

祝日のため、5話は明日12時頃の投稿を予定しています。
また、番外編として少し雰囲気の違うIFストーリーを、明日19時に投稿予定です。

最近は原作や漫画版を改めて見返しながら、少しでも作品に反映できるよう意識しています。
(やっぱりマブラヴは何度見ても重いですね……)

ゴールデンウィーク中は、できるだけ毎日更新していく予定です。

もし少しでも楽しんでいただけていたら、
評価やブックマーク、感想などで反応をいただけるととても励みになります。

引き続き、よろしくお願いします。


第4.5話「神宮司まりもの違和感」

10月23日 夜

横浜基地・シミュレーター室

<< 神宮司 まりも >>

「……それで、夕呼」

シミュレーター室の制御室。

夜の基地は静かだった。

昼間の訓練の熱気は消え、残っているのは低い機械音と、端末の駆動音だけ。

そんな場所に、私は呼び出されていた。

目の前のモニターには、何かの検査データらしきものが並んでいる。

見慣れない数値。

見慣れない反応値。

そして、聞き慣れない単語。

リンク因子。

因果強化供給。

外部対象反応試験。

どれも、普通の訓練教官が聞かされるような言葉ではない。

私は腕を組み、通信画面の向こうにいる友人を睨んだ。

「こんな時間に呼び出しておいて、何の説明もなしにそれを飲めって言うの?」

画面の向こうで、香月夕呼は悪びれもせず笑っていた。

『説明ならしてるじゃない』

「してないわよ。これは補助剤。飲め。終わり。どこが説明なの?」

『最低限の説明はしたわ』

「最低限すぎるのよ」

私は机の上に置かれた小さな容器を見る。

透明に近い。

けれど完全な透明ではない。

光の角度によって、ほんのわずかに白く濁っているようにも見える液体。

薬品のようにも見えるし、栄養剤のようにも見える。

だが、普通ではないことだけは分かった。

私も軍人だ。

この基地にいる以上、怪しいものにはそれなりに慣れている。

それでも、これは直感的に分かる。

飲んでいいものなのか、悪いものなのか。

その境界線が非常に怪しい。

「これ、本当に安全なの?」

『少なくとも、死にはしないわ』

「その言い方が一番信用できないのよ」

私は思わず額に手を当てた。

昔からそうだ。

夕呼は嘘はつかない。

だが、必要な情報を意図的に伏せる。

そしてこちらが気づいた時には、もう逃げ道がない。

今回も、それに近い。

『大丈夫よ。医務区画の最低限の安全確認は済ませてあるわ』

「最低限って言ったわね、今」

『細かいわねえ』

「細かくもなるわよ。自分の身体に入れるものなんだから」

夕呼は肩をすくめる。

『あんた、現役時代はもっと無茶な薬剤だって使ってたでしょう』

「それは任務上必要だったからよ。今は訓練教官」

『その訓練教官としての身体データが欲しいの』

「……」

私は小さく息を吐いた。

この言い方をされると、少しだけ弱い。

私が今、直接戦場に立つことは少ない。

だが、衛士としての経験は残っている。

戦術機を動かせる身体でもある。

夕呼が何かを試したい時、現役衛士ほど前線任務に縛られず、訓練兵ほど未熟でもない。

そういう意味で、私は扱いやすい対象なのだろう。

分かっている。

分かっているが、納得は別問題だ。

「……これ、例の神宮寺少佐と関係あるの?」

私は、ふと思い出した名前を口にした。

神宮寺真白少佐。

昨日から基地内で噂になっている人物。

若い男性。

少佐待遇。

新型OSに関係しているらしい。

そして何より、名前が紛らわしい。

神宮寺真白。

神宮司まりも。

通信越しなら間違えられてもおかしくない。

実際、夕呼も最初にその名前を聞いた時、私の関係者かと思ったらしい。

『あるとも言えるし、ないとも言えるわ』

「その答え、ほぼ関係あるって言ってるようなものじゃない」

『察しが良くて助かるわ』

「助かってないわよ」

神宮寺少佐。

私はまだ本人と会っていない。

けれど、噂だけは聞いている。

正門に現れた身元不明の若い男。

夕呼が直接引き取った異常人物。

仮身分を与えられ、少佐相当として扱われることになった存在。

正直、怪しすぎる。

だが、夕呼があそこまで動くということは、ただの不審者ではないのだろう。

『まりも』

夕呼の声が、少しだけ真面目になった。

『これからこの基地は忙しくなるわ』

「……」

『新型OSの開発、訓練体系の調整、A-01、207B。全部が今までより早く動く可能性がある』

「その神宮寺少佐のせいで?」

『きっかけの一つではあるわね』

「随分と曖昧な言い方ね」

『現時点では、曖昧にしか言えないのよ』

私は画面越しに夕呼を見る。

彼女の表情は、いつものように軽い。

けれど、目だけは笑っていない。

何か大きなものを掴んだ顔。

同時に、それをどう扱うか考えている顔だった。

「つまり、私はそのための試験体ってわけ?」

『協力者と言いなさい』

「言い方を変えただけじゃない」

『でも、必要なの』

その一言で、私は黙った。

夕呼が必要と言う。

それは、軽い言葉ではない。

少なくとも、この世界においては。

私は小さな容器を手に取る。

中の液体が、ゆっくりと揺れた。

「……飲めばいいのね」

『ええ。飲んだ後、十分ほど様子を見る。その後、軽くシミュレーターで身体反応を見るわ』

「軽く、ね」

『軽くよ。あんたが勝手に本気を出さなければ』

「私のせいにしないで」

私は蓋を開けた。

わずかに匂いが立つ。

薬品臭ではない。

栄養剤とも違う。

甘いような。

それでいて、妙に体温を感じさせるような、不思議な匂い。

私は眉を寄せる。

「……変な匂い」

『記録しておくわ』

「感想までデータ扱いしないで」

とはいえ、ここで躊躇しても仕方ない。

私は容器を軽く掲げた。

「本当に危険なら、あとで本気で怒るからね」

『その時は全力で逃げるわ』

「逃がさないわよ」

そう言って、私は中身を一気に飲み込んだ。

味は、思ったほど強くなかった。

ほのかに甘く、少しだけ苦い。

喉を通った瞬間、胸の奥がじんわりと温かくなる。

「……っ」

思わず息を呑んだ。

身体の中に、何かが広がっていく。

熱ではない。

薬が回る感覚とも違う。

もっと柔らかい。

けれど、確かに身体の奥へ染み込んでいくような感覚。

指先が温かい。

肩の奥に残っていた重さが、すっと薄れる。

目の奥が冴える。

呼吸が深く入る。

「……夕呼」

『何?』

「これ、何を入れたの」

『企業秘密』

「軍事機密じゃなくて?」

『どちらでもあるわね』

「最悪の答えね」

私はゆっくりと手を握り、開いた。

手の感覚が妙に鮮明だった。

皮膚の表面。

指先の温度。

関節の動き。

普段なら意識しない部分まで、はっきりと分かる。

『気分は?』

「悪くはないわ」

『吐き気、めまい、痺れは?』

「ない」

『呼吸は?』

「むしろ楽」

『身体の重さは?』

「……軽い」

言ってから、自分で少し驚いた。

軽い。

本当に軽い。

疲労が消えたわけではない。

だが、身体の芯に溜まっていた鈍さが抜けている。

まるで、長く使っていなかった感覚が、油を差されたように滑らかになっていく。

『じゃ、予定通り始めましょうか』

「……シミュレーター?」

『ええ。機体設定は不知火。標準OS。短時間の機動確認だけよ』

「分かったわ」

私は通信を切り、シミュレーターへ向かった。

歩きながら、違和感はさらに強くなっていた。

足裏から伝わる床の硬さ。

遠くの空調音。

手袋越しの指先の感覚。

全部が、いつもより少しだけ近い。

近すぎる。

「……調子が良すぎる」

ぽつりと呟いた声は、誰にも聞かれず、夜のシミュレーター室に消えた。

 

10月23日 夜

横浜基地・シミュレーター室

<< 神宮司 まりも >>

コックピットに座る。

訓練用のシミュレーター。

現役時代に何度も座った感覚。

今でも、身体は覚えている。

操縦桿。

ペダル。

網膜投影。

各種表示。

私はゆっくりと息を吐いた。

「神宮司まりも。機動確認を開始します」

『了解。まずは基本動作から』

夕呼の声が通信越しに響く。

私は機体を動かした。

最初は歩行。

次に軽い旋回。

跳躍。

着地。

姿勢制御。

何度もやった動き。

訓練兵に教える時にも、何度も説明してきた基本。

だが。

「……」

違う。

機体が変わったわけではない。

OSも標準設定。

補正も通常。

それなのに、動かしやすい。

いや、違う。

機体が動かしやすいのではない。

自分の身体が、機体の遅れをはっきり感じ取っている。

今までは自然に流していたわずかな遅延。

入力から反映までの小さな間。

姿勢制御の癖。

旋回時に残る慣性。

それらが、妙に鮮明に分かる。

「夕呼」

『何?』

「この機体、設定を変えた?」

『変えてないわ。完全に標準設定』

「……そう」

なら、変わったのは私だ。

私は機体を前へ出す。

仮想標的が出現する。

小型。

中型。

要撃級を模した標的。

通常なら、訓練兵に見せるための動きで処理する。

教本通り。

無理をせず。

安全な距離を保ち。

だが、今は。

「……いける」

思考より先に、身体が判断した。

踏み込み。

左へ半歩ずらす。

腕を回避。

懐へ入る。

斬撃。

仮想標的が崩れる。

次。

右後方。

旋回。

射撃。

撃破判定。

次。

跳躍。

着地前に姿勢を整え、即座に前進。

無駄が少ない。

いつもより、判断が早い。

目が広い。

視界の端まで情報が入る。

「……何、これ」

思わず声が漏れた。

懐かしい感覚だった。

現役の頃、極限まで集中した時にだけ訪れた、あの感覚に近い。

だが、今は違う。

無理に集中しているわけではない。

自然に、そこへ届いている。

『まりも、調子は?』

「良すぎるわ」

『いいことじゃない』

「良すぎるのは怖いのよ」

私は少しだけ眉を寄せた。

強くなることは悪いことではない。

身体が動くことも、感覚が冴えることも、衛士にとっては大きな利点だ。

だが、理由の分からない向上は危険でもある。

その力に頼れば、いつか足元をすくわれる。

訓練兵にも、そう教えている。

だからこそ、自分がその感覚に呑まれるわけにはいかない。

私は呼吸を整えた。

「もう一本、軽くいくわ」

『軽くね』

「分かってる」

夕呼の返答は、絶対に分かっていない声だった。

私は苦笑しながら、次のシミュレーションへ入る。

今度は複数標的。

包囲される形。

標準的な訓練パターン。

だが、敵の配置を見た瞬間、頭の中で優先順位が自然に並んだ。

正面を潰す。

右は後回し。

左奥の標的が危険。

後方は距離がある。

三秒。

いや、二秒以内に抜けられる。

「……」

自分の思考が速すぎる。

そう感じた。

機体が追いつくより、自分の判断が先へ行く。

その感覚に、少しだけ背筋が冷えた。

そして、その瞬間。

まだ会ってもいない一人の名前が頭に浮かんだ。

神宮寺少佐。

「……?」

なぜ。

今、その名前が出る。

顔も知らない。

声も知らない。

噂で聞いただけの若い男。

夕呼が急に拾い上げた、正体不明の少佐待遇。

それなのに。

その名前が浮かんだ瞬間、胸の奥が少しだけ落ち着いた。

妙な感覚だった。

懐かしいわけではない。

親しいわけでもない。

なのに、どこか近い。

理由は分からない。

分からないが、今は考えている余裕はない。

私は意識を戻す。

標的が動く。

こちらも動く。

不知火が地を蹴った。

「神宮司まりも、行きます」

自分でも驚くほど静かな声だった。

そして、機体は滑るように仮想敵の群れへ入っていった。

 

10月23日 深夜

横浜基地・香月副司令執務室

<< 香月 夕呼 >>

「……本物ね」

モニターに並ぶ数値を見ながら、夕呼は小さく呟いた。

神宮司まりもの投与前データ。

投与後データ。

反応速度。

筋出力。

判断速度。

機体制御精度。

疲労回復速度。

精神安定値。

いずれも向上。

しかも、誤差の範囲ではない。

短時間でこれほどの変化が出るなら、仮説はかなり現実味を帯びる。

神宮寺真白のサンプルは、外部対象に対して有効。

それも、単なる興奮剤や筋力増強剤のような雑な作用ではない。

対象者の素養を底上げし、反応と判断の接続を滑らかにしている。

「身体能力だけじゃない。精神安定、判断速度、機体制御まで引っ張ってる」

夕呼は端末に指を走らせる。

仮称。

因果強化供給。

《リンク・ブースト》。

そう入力して、少しだけ笑う。

名前など、本来はどうでもいい。

だが、現象を扱うには名前がいる。

名前を付ければ、管理できる。

管理できれば、使える。

「真白、あんた本当に厄介なものを持ってきたわね」

画面の端には、検体番号JM-001のデータ。

神宮寺真白。

未来知識。

白銀武由来の因子。

高い衛士適性。

他者強化能力。

そして、霞が感知した因果的異常性。

一つ一つでも十分に危険。

それが一人の人間に集まっている。

「人類を救う切り札……と言えば聞こえはいいけど」

夕呼は椅子に背を預ける。

「扱いを間違えれば、基地の中から壊れるわね」

人を強くする力。

それは希望だ。

しかし、同時に毒でもある。

誰を強化するのか。

どこまで強化するのか。

本人にどう説明するのか。

対象者の感情はどう動くのか。

真白本人の精神は耐えられるのか。

あの青年は、自分が思っているよりも危うい。

利用される覚悟はある。

だが、人を利用する覚悟はまだ足りない。

おそらく、自分の力で誰かが変化するたびに、いちいち傷つく。

その甘さは面倒だ。

だが、その甘さが、リンクの安定性に関わっている可能性もある。

「信頼、親密性、精神的距離……」

夕呼は、まりものデータを拡大する。

まりもは真白とまだ会っていない。

直接の信頼関係はない。

にもかかわらず、反応は出た。

つまり、本人との関係が浅くても、処理されたリンク因子による基礎的な強化は可能。

ただし、反応の質は限定的。

おそらく、直接接触や深い関係に比べれば劣る。

それでも十分すぎる。

「量産……はまだ無理ね」

保存時間による劣化。

濃度の安定性。

対象者差。

副作用。

倫理。

政治。

問題は山ほどある。

だが、突破口にはなる。

A-01。

207B。

近衛。

将来的には、XM3と組み合わせることで衛士全体の生存率を上げられるかもしれない。

もっとも。

そのためには、真白本人をどう保つかが問題になる。

「壊れたら困るもの」

夕呼は、昼間に霞へ言った言葉を思い出す。

冗談めかして言った。

だが、本音でもあった。

神宮寺真白は、壊せない。

壊した瞬間、利用価値も、因果の繋がりも、何もかもが崩れる可能性がある。

丁寧に扱う必要がある。

だが、甘やかしすぎてもいけない。

「本当に面倒な子ね」

夕呼は小さく笑った。

そこに、通信が入る。

『副司令。神宮司軍曹のシミュレーター終了後の医務チェック、異常なしです』

ピアティフ中尉の声だった。

「本人の様子は?」

『疲労感は軽度。気分は良好。ただし、効果の原因について強い疑問を持っているようです』

「でしょうね」

『神宮司軍曹には、どこまで説明を?』

「今は補助剤の試験とだけ伝えておいて。詳細は伏せる」

『了解しました』

通信が切れる。

夕呼は、もう一度データを見る。

神宮司まりも。

初回外部対象。

反応、成功。

「さて」

夕呼は端末に新しいファイルを作成する。

外部対象反応試験記録。

対象001:神宮司まりも。

結果:陽性。

観察継続。

「まずは一歩」

夕呼はそう呟き、ファイルを保存した。

だが、その目はすでに次を見ていた。

真白本人には、まだ知らせない。

今知らせれば、余計な罪悪感を抱く。

それは試験の邪魔になる。

そして何より。

彼がまだ、自分の力の重さに耐えられる段階ではない。

「もう少しだけ、こっちで進めるわよ」

誰に言うでもなく、夕呼は呟いた。

 

10月23日 深夜

横浜基地・真白私室

<< 神宮寺 真白 >>

眠れない。

ベッドの上で横になりながら、自分は天井を見つめていた。

今日、社霞と会った。

白銀武ではないと言われた。

でも、奥の方が少し似ていると言われた。

そして。

少し白い、と。

その言葉が、ずっと胸の中に残っている。

「白い、か……」

意味は分からない。

けれど、完全に嫌な言葉ではなかった。

少なくとも、霞は自分を拒絶したわけではない。

それだけで、少しだけ救われる。

明日以降、また何が起きるのかは分からない。

夕呼副司令は、きっと自分をさらに調べる。

霞とも、また話すことになるだろう。

自分の能力も、白銀武の因子も、何もかもがまだ分からない。

それでも。

今日、ほんの少しだけ、この基地に自分の居場所ができた気がした。

気のせいかもしれない。

けれど、そう思いたかった。

「……やるしかないですよね」

小さく呟いて、目を閉じる。

自分はまだ知らない。

同じ夜。

自分由来の因果が、すでに最初の外部対象へ届いていたことを。

神宮司まりもが、自分の知らないところで変化を始めていたことを。

そして香月夕呼が、その現象に名前を与えたことを。

因果強化供給。

リンク・ブースト。

その言葉が、これから自分と周囲の人間関係を大きく変えていくことを。

まだ知らないまま。

自分は、眠りの中へ落ちていった。

第4.5話「神宮司まりもの違和感」

それは、神宮司まりもが理由の分からない変化を覚えた夜。

そして、香月夕呼が真白の因果を“外部へ届く力”として確認した夜だった。

 

 




――本作用語メモ4.5――

■ 強化反応
真白由来のリンク因子によって起こる能力向上。
身体能力や反応速度、疲労回復などに影響が出る。

■ 高濃度リンク因子
真白の体内に存在するとされる特殊な因子。
摂取や接触によって、相手の能力を高める可能性がある。

■ 被験者
実験や検証の対象となる人物。
本作では、真白の能力を調べるために重要な意味を持つ。
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