魔法科高校の魔術師達   作:兼永一真

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もう一人の追憶編:フェーズ1

門の先には赤い空が広がっている。だが、その光景に違和感を覚える。

「なんで空が見える?」

「なんでってここが外だからでしょ」

「そうじゃなくて、なんで外にいるんだって言ってんの。本来の計画なら直接別荘内に行く手はずなのに」

恐らく世界の座標基準のずれでこうなっているのだろう。

「清明、ソーホーはどっち?」

『西に1マイルってところだね。』

「全軍、西へ前進」

そう言った瞬間、大量の悪魔が表れる。

「そうら、おいでなすった。倒しつつ西へ。足止めされてちゃろくなことにならん」

アイマンは槍や剣、真なる契約者達はメイスを振るい、悪魔を蹴散らす。スターズも奮戦してはいるが彼らと比べれば厳しそうだ。対人戦を目的とした組織と悪魔祓いであればこうなるのは必然なのだが。

「アレキサンダー、信玄、謙信は機動力活かして先行しろ。半蔵と佐助は周囲への警戒。やばいのが接近してきたら報告しろ」

ゴーストドライバーを展開しオレ眼魂をセットする。

『アーイ!』

ゴーストドライバーのハンドルを引く。

『バッチリミナー!バッチリミナー!』

ハンドルを押し込み、パーカーゴーストを纏う。

「変身!」

『カイガン!オレ!』

『レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!Go Go Go!』

ガンガンセイバーを振るい、悪魔どもをなぎ倒していく。

「…ゴーレムか」

建物を突き破りゴーレムがはいでてくる。前に倒したのと同じタイプか、なら

「頭部を狙え。あいつらは碑文を媒体にして術を成立させてる。頭砕けばただの土塊だ」

アローモードに組み換え、頭部を狙い撃ち破壊する。こちらは遠距離いけるスターズのほうが有利なのだろう。瞬く間にゴーレムを破壊していく

刹那、背後からの攻撃を身を低くして躱し、向き直る。

ピンク色のアメーバが人型をしたような奇怪な見た目。間違いなく悪魔なのだろうがなんかのアニメに出てきそうな感じもする。

「我らに任せよ」

見るとアイマンの軍勢が隊列を組み、槍を振りかぶっている。合図とともに投擲された槍は物理学的に不可解な軌道を描きながら悪魔のピンク色の表皮に突き刺さる。

悪魔は破裂し、中から小型の悪魔が50体ほどに増殖する。

「どうなってんだ?」

「この街に住んでる経験から言うけどあそこら辺の店はジョークグッズとバーとランジェリーショップよ」

「随分と充実してるね、全く。」

真なる契約者達がメイスを振るい増殖した悪魔を蹴散らしていく。

「戦士たちよ!不浄なるものどもを蹴散らせ!」

そうして悪魔を蹴散らしながら前進を続け、別荘へと到着する。

陣地構築を任せ、地下の非常用魔力炉を稼働させる。

魔力を電気へと変換し、別荘全体に行き渡らせる。

同時に結界にも魔力を回し、国連本部ビルの防衛レベルに強化する。

『ダヴィンチ、門の準備が完了した』

『了解だ。じゃあ行くよ!』

中からの門と外からの門、同時に対応する座標へと開通させ、大型の門を開通させる。

「よし、これで車両も持ち込めるようになったな。」

フェーズ1完了

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