魔法科高校の魔術師達   作:兼永一真

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【挿絵表示】

ナイチンゲールのワンピース画像です。お納めください


追憶編:彼らとの出会い

軍に伝えるという手もあったが信用の観点から後手の対処へと方針を転換した。

ゲリラを壊滅させておけば後は軍内の裏切り者と上陸部隊、そして海上戦力だけ。そう被害は出ないだろう。

 

 

 

 

「あ~、疲れた。」

結局ゲリラの壊滅には2日間かかった。今は8月3日、侵攻開始まで一週間はある。その間せっかくの沖縄を楽しもうと沖縄そばを食べていると念話に通知が入る

『どうした清明』

『どうやらそっちに四葉家の集団が来ているらしい。』

いつぞやも助けたしつくづく縁のある家だ。あの時は軽度の認識障害を使っていたしバレはしないだろうが多少動きが制限される。

『そっちに着くのは明日になるはずだ』

『了解。注意しておく』

結局その日は美ら海に行くことにした。

やっぱりジンベエザメはいい。あれぐらい大きいものに男はいつまでもあこがれるものだ

フローレンスはお土産屋の扇子が気になったらしく買ってあげた。白いワンピースに扇子というのも中々味のあるものだ。

 

あくる日、俺たちがホテルの周辺を散策していると中学生くらいの男女が軍人に絡まれている。それを見て思わず舌打ちをする

「どうかしましたか」

「あいつら、清明の報告にあった四葉の縁者だ。」

名前は確か、司波達也と司波深雪だったか。

そんなことを考えていると司波達也が軍人の一人を制圧しているのが見えた。それを見た残りの二人は襲い掛かろうとしている。

「…しゃあないか」

フローレンスも同じみたいだ。同時に飛び出し、俺はチョークスリーパーでフローレンスはとび膝蹴りで軍人を制圧する。

「怪我はありませんか?」

「…あぁ、大丈夫だ。感謝する」

「そりゃよかった」

俺たちを警戒している。まぁ当然だ。それにフローレンスには隠ぺい呪文でエーテル体であることを悟られないようにしてるからな。全身に変なお札を貼り付けた女がいるみたいな感覚なのだろう。

「しっかし旅先でこんなアクシデントに遭遇するなんて不運だな」

「…君たちはこの辺りの人間じゃないのか?」

「あぁ、3日前から9日間のハネムーンだ」

そう冗談を言うと二人は信じられない、というような顔をする。

フローレンスは腕に胸を押し付けてくる。完全に乗っかってきてやがる

「…ただのジョークだ。彼女なのは事実だけど」

なんか凄い変な空気になってる。それを打破するために二人に話しかける。

「あぁ…俺の名前はカn」

言いかけて思い出す。そういや四葉家には名前言ってたなと

「んなぎ千草だ。そんで彼女は」

今の戸籍の名前をとっさに繋げる。

「フローレンス・ナイチンゲールです。あなた達は?」

なんで本名!?と思ったが200年位前の偉人と同姓同名とか普通に偶然ぐらいに思うか

「…司波達也だ」

「司波深雪です…」

「達也に深雪ね。兄弟なのかな?よろしく!」

警戒されてはいるが自己紹介してくれた。

「…沖縄でいい感じの観光スポットとか知らない?有名なところは結構回っちゃたんだけど」

「調べてないのか?」

「親が沖縄に詳しくてさ、一緒に来るはずだったんだけど風邪ひいちゃってね。仕方ないからフローレンス誘ったのよ」

その言葉に深雪が反応する。

「…ちょうど戻るところだったので一緒に来ませんか?家の者に聞けば分かるかもしれません」

「…!」

達也は驚愕こそしているものの、異を唱えることはない。

「ありがとう。助かるよ」

「ありがとうございます」

 

そうして俺とフローレンスは二人と一緒に彼らの別荘へと歩いて行く。

「二人は魔法師なのか?」

別荘へと行く途中で達也が聞いてきた。

「そうだよ。古式だけどね」

普通の魔法も使えはするが、やはり使い慣れているほうがいい。

「私も使えはしますが、看護師を目指しているので」

フローレンスはそう言ってかわしている。ちゃんと看護師なんだけどね

「看護師に?」

「はい。私なりに人を助ける仕事をしたかったので」

「そうなんですか」

そう返された深雪は少し驚いている。別に治癒魔法とかあるからな。魔法師しながらでも看護婦にはなれる。本人の適正次第ではあろうが

そんなこんなで別荘に着くころにはすっかり仲良くなった。別に精神干渉した覚えはないんだが。

別荘の外にいた使用人がいろいろと教えてくれた。あと一週間とはいえ充分に楽しめるだろう。

そうして話し込んでいると玄関の戸が開き、中から誰かが出てきた。

資料で見たことがある。名前は確か…司波深夜だったか

「彼らは?」

「神無木千草さんとフローレンス・ナイチンゲールさんです。沖縄に一緒に旅行に来ているみたいで、先程助けていただいたんです」

「…そう」

友達ができてうれしそうな深雪の声をよそにこちらを見据える。どうやら軽い魔法をこちらへと発動しているようだ。

だが、甘い。その程度のというか全力で発動したとて俺と、サーヴァントたるフローレンスには毛ほどのダメージも入らない。

司波深夜と達也は驚愕の目をこちらに向ける。魔法を一切使わずにはじいてるからな。しかし、達也も目は良さそうだ。ならば忠告しておいたほうがいいな。そんな中、司波深夜は面白いとでもいうような視線と重圧を感じる。

「千草さんとフローレンスさんと言いましたか?娘と仲が良いみたいですし、どうでしょうこの旅行中、私たちと行動を共にするというのは」

思惑は分かる。俺たちへの警戒とあわよくば四葉の戦力に加えたい、といったところだろう。しかし俺にもメリットはある。

ゲリラを制圧した以上、目下最大の敵は軍内部の裏切り者どもだ。やつらを対処しきれば上陸軍への防衛はある程度うまくいく。その間に海上戦力をつぶし切れば侵攻は失敗する。

で、ある以上軍へと接触できる四葉家とのパイプはあって損じゃない。ならば、

「ありがとうございます。うわぁ、夢みたいだ」

「ありがとうございます。」

阿国から習った演技で適当にごまかす。フローレンスもちゃんとごまかしている。でも足踏むのは痛いからやめて。ちゃんと侵攻が終わった後に埋め合わせはするから

 

ともかく、明日の午後にセーリングに行くということを伝えられて解散となった

 

「ふぅ」

司波家と別れた後、ホテルの自室に腰を落ち着ける。

夕飯なに食おっかな~などと考えているとフローレンスがワンピースを脱ぎ始めた。

「なにやってんの!?」

すぐに止めにかかるが遅かった。既にフローレンスの豊満な肢体があらわになっている。

「やめて!乱暴する気でしょ!」

そう言ってもこうなったフローレンスは止まらない。あっという間にベッドに押し倒される。




設定的にはアイコンドライバーGが魔力炉となってカルデア式に近い感じで現界してるイメージです。
ここまでやってきてゴースト要素がほぼありませんが次回は出します。あと英霊のメンバーはゴーストの英雄眼魂がある人たちです。全員出せるかはわかりませんが
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