魔法科高校の魔術師達   作:兼永一真

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何でダブル主人公ものなのにここまでもう一人が登場しなかったんですかね?
今回はもう一人の主人公視点です。今後はこんな感じで視点移動が結構あるかも


もう一人の追憶編
もう一人の追憶編:暇つぶし


私、リリス・エミヤ・ハワードは暇を持て余していた。学校の課題は終わっているし、それ以上の勉強をする気はない。

…とはいえ、自室に引きこもっていても仕方がない。

服装を整え、外へと繰り出す。

 

 

繰り出したはいいものの、何かやることがあるかと言われればそうでもない。

結果、何もないのにそこら辺をぶらぶらしているよくわからない人になってしまった。

どうしようかと悩んでいると声をかけられる。

「Excuse me.」

振り返ると、浅黒い肌をした175cmぐらいの男性と、私と同じー165㎝ーくらいのピンク髪の女性が話しかけてきている。

「Do you know any good restaurants around here?」

要は近くのレストランを探しているらしい。その時、私の脳内にちょっとしたいたずら心が芽生えた。

「Sure. But you have to treat me to lunch too.」

教える代わりに昼食を奢ってくれと、そう伝えると彼らは少し困ったような表情を見せ、小声で話し出す。

「we don't care」

少しして女性が口を開く。別に大丈夫だと。

正直、怪しい。ただ着いていった方が面白いことになる気はする。だから

「Yes, please.」

ご馳走してもらうことにした。

 

 

 

二人は、神無木千草、フローレンス・ナイチンゲールというらしい。しかも私と同じ年齢だった。

「それでお二人はハネムーンに?」

「まあ、そんなとこだ」

「随分進んでるんですね日本は。…あ、ここですここ」

指さした先にあるのは、私の行きつけのステーキハウス。

「ここがか。結構いい雰囲気だな」

「えぇ、良い昼食が取れそうです」

そうしてステーキを頬張る。やっぱりここはいつ来てもおいしい。そして会ったばかりにもかかわらず、会話が弾む。

「そういや、日本人なのか?」

「前のお父さんがそうだったらしいわ」

「…悪いことを聞いたな」

「別に大丈夫よ。どうせ私が生まれる前にいなくなったクズなんだから」

「そうですか....」

フローレンスは複雑な顔をしている。彼女も私と似たような境遇なのか、それとも全く逆なのか。

 

ふと千草のほうを見ると何か考えているようだ。みるみるうちに顔が険しくなっていく。

「フローレンス、緊急事態だ。店を出るぞ」

そう言って千草とフローレンスは会計へと向かう。

「…ちょっと待ってよ」

急いでステーキを口に入れ、二人を追いかける

 

「なんでついてきた?」

「これでも結構強いのよ」

「…まぁいいか」

少し不服そうだったが、ついて行ってもいいらしい。

「ですが、乗り物がありませんよ?」

二人の目の前にはバイクがあるが、二人が乗れば私は乗れない。緊急事態であるのならタクシーを呼ぶというわけにもいかないだろう

「どうせ信玄呼ぶし、あいつに乗せてもらえばいいだろ」

そう言うとどこからともなく180㎝くらいの赤い服をまとった男が現れた。

「彼女を乗せてって。場所は国連本部ビル、これのナビを聞けば分かるはずだ」

そう言って変な形の携帯を渡している。

「その車に乗れ。別にビビりゃしねぇだろ?」

「当たり前よ」

そうして車の助手席に乗り込み....

「あれ、こっちじゃない?」

「日本車だからな。先行くぞ」

急いで反対側から乗り込み、二人を追いかける




九校戦編のシナリオを考えているんですが全部書くのは普通に無理そうなんでダイジェストでもいいですかね?
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