ハイスクールD×Z   作:攻月レイド

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戦う

合宿を終えた翌日の夜、俺たはオカルト研究部の部室の旧校舎に来ていた。

 

リアス「もうすぐ開始の時間よ、皆準備は良いかしら?」

 

朱乃「問題ありません」

 

祐斗「いつでも」

 

仔猫「大丈夫です」

 

アーシア「緊張していますが、大丈夫です!」

 

一誠「やってやりますよ!部長!」

 

 リアスが確認を聞けば全員準備は万全のようだ、合宿であれだけやった事だしそれに一誠の成長はめざましい。俺はドライバーを装着し

 

泊夜「俺もいつでも大丈夫です」

 

と返答する、それを聞くとリアスは申し訳ない顔をしながら

 

リアス「ごめんなさい、ただの人間である貴方を巻き込んでしまって」

 

と謝罪を述べてくる

 

泊夜「気にしてませんよ、俺は友人に怪我を負わせられてキレただけですし、それに一誠が戦うって決めたのを見たのにそれに協力しないのは俺自身が嫌なんで」

 

一誠「泊夜.......お前」

 

泊夜「それと一誠がやらかさないかちょっと心配なんで」

 

一誠「感動を返せよ!お前!」

 

そう言って一誠は俺に突っかかてくるが俺はそれをひらりひらりと交わしながら逃げる。少し重かった空気が軽くなったように感じる。

少し遊んでいるとグレイフィアの声が響いて聞こえてくる

 

グレイフィア『それではこれよりライザー様とリアス様のレーティングゲームを始めさせて頂きます。今回は特別ルールとしてリアス様の陣営には助っ人として人間の夢路泊夜様に参加頂いております。』

 

グレイフィアが説明を続ける中俺はドライバーをなぞりながら改めて決意を込めると目を閉じて始まるのを待った。

 

グレイフィア『それではゲームを始めます、両陣営転送開始します』

 

その声と共に地面に魔法陣が浮かび上がり俺たちを包み転送させられる、光が収まり目を開くとオカ研の部室の中だったが雰囲気がどこか違う。

どうやらステージは駒王学園そのものを使っているらしく、そしてリアスの陣営は旧校舎が本陣ライザーは本校舎らしい。

 

駒王学園はそれなりに広いので地図を見ながら作戦会議を始める、最初は旧校舎の森に結界を張り祐斗が侵入者を相手する一誠と仔猫は体育館に向かって通路の確保らしい。俺はどうするべきか聞くと

 

リアス「貴方は自由に動いてくれて構わないわ、貴方は私の眷属じゃないから通信魔法は使えないしそれに貴方は自由な方が本領を発揮出来ると思うわ」

 

泊夜「OK My King」

 

そう言って俺は旧校舎を出ると入り口でインパクトともトランスフォームとも違う3つ目の桃色のカプセムを見つめながら前を見て足を進めていく。

 

 

リアスの読み通りライザーの兵士3名が森を通って攻めて来ていた、祐斗がそれを対応するなら俺のやる事は威力偵察

俺は気配を消してグラウンドが見える位置で潜む、グラウンドには騎士とルークだろうか?そんな風貌の女性と金髪の女子がいた、確か僧侶だったか?

ブレイカムゼッツァーを構えようと考えたが少し待つことにした。

やがてアナウンスが響く

 

グレイフィア『ライザー様の兵士3名リタイア』

 

一誠達の方の体育館はまだ戦闘が起きていないと思うから多分あれは祐斗だろう、まさか本当に1人で3人を相手にするとは思わなかった。

兎に角あとは体育館の方で一誠がリタイアしない事を祈るしかない。しかしそれは杞憂に終わった、体育館の方から豪雷が鳴り響くと同時にアナウンスが聞こえた

 

グレイフィア『ライザー様の兵士3名、戦車1名リタイア』

 

泊夜「一気に倒せたな.........」

 

俺が喜びを感じた束の間その後すぐにまたアナウンスが響く

 

グレイフィア『リアス様の戦車1名リタイア』

 

そのアナウンスを聞き俺は焦りを感じる、仲間が一瞬にしてやられたのだ。今すぐにでも飛び出そうと思ったが俺は偵察を全うしなければいけない。

一誠や誰かが此処を通る時に俺という不確定要素が隠れているというだけで相手は警戒を強めなければいけない。

 

泊夜「まず相手が俺を相手として考えていればの話だけどな..........」

 

そう思っていれば祐斗と一誠がグランドへとやって来た、そしてライザーの騎士2名とルークそしてビショップ2名と兵士2名と接敵する、先ほどのアナウンスを聞いた限り残った戦力を全て使ってきた感じだ。

祐斗がライザーの騎士カーラマインとぶつかり、一誠は戦車のイザベラと交戦する祐斗の方は気にしないが一誠は強化が入るまでは逃げの一手しかない。間に合うかわからない以上アシストはした方がいい。

俺はトランスフォームを装填しトリガムを押して認証する

 

トランスフォーム!

 

メツァメロ!メツァメロ!

 

左指で下唇をなぞりフィンガースナップをすると叫ぶ

 

泊夜「変身!

 

カプセムを回転させると同時に隠れていた場所から飛び出す、赤いモヤが身体を包み姿を変えながら俺はグラウンドへと現れる

 

グッドモーニング!ライダー!

 

ゼ!ゼ!ゼッツ!

 

トランスフォーム!

 

俺は着地と同時に腕を伸ばすとライザーの戦車のイザベラの腕を掴みその攻撃を妨害する。

 

泊夜「今のうちに強化しろ一誠!」

 

一誠「泊夜!ナイスカバーだ!」

 

レイヴェル「今まで隠れていたという事!?」

 

金髪の女、確かライザーの妹でビショップのレイヴェルフェニックスだったか、俺は足をバネのような形に変化させ上空へと飛ぶと腕を振るいイザベラを一誠から離し距離を作る。俺は一誠の前に着地し守るように構える。

 

泊夜「あと何回強化いる?」

 

一誠「此処まで五回はしてる、だがルーク相手だと.........」

 

泊夜「OK、時間を稼ぐ」

 

 俺はこちらに向かってくる戦車に向き直り腕を伸ばして対抗する。だが2度目ということもあり相手は回避して突撃してくる。俺はそれを見た瞬間に伸ばした腕をモーニングスターのようにトゲトゲを生み出すと一気に伸ばした腕を縮小させる。

 

レイヴェル「イザベラ!避けなさい!」

 

レイヴェルの指示で戦車は横へと動くと俺の攻撃を回避し距離を取る、トランスフォームはインパクト程の力はないが搦め手に関しては突飛つしている。変化させる形は無限にあり俺のイメージ通りにできるからだ。

 

時間を稼ごうと正面から突撃をしようと考えていたが一誠の方を見ればニヤリと顔を作っていた強化が終わったのだ。

 

泊夜「行けるか?」

 

一誠「勿論」

 

俺は一誠と入れ替わるように後ろに下がる、イザベラは一誠に向かって走り出して来たが一誠は特訓で獲得した米粒サイズの魔力の玉を作り出しそれを放つ

 

一誠「ドラゴン波ならぬドラゴンショット!」

 

放たれた玉は発射地点を起点としてレーザーとしてイザベラに向かって放たれる、米粒サイズだったものはその大きさを変え3m程の大きさのレーザーとして放たれる。

一誠のドラゴンショットを回避したイザベラは危険と判断し慌てた様子で一誠に殴り掛かるが焦った攻撃を一誠は簡単に回避し拳を打ちつける。だが対した攻撃にはなっていない

 

泊夜(でもなんで一誠はあんなに得意げなんだ?)

 

 そう思っていると一誠はフィンガースナップを鳴らす、それと同時に相手の服が消し飛んだ。

一誠は何やら脳内に保存とか言った後にもう一度ドラゴンショットを放ち戦車を退場させた。

俺は状況が読み込めず.........いや読み込むとか以前に理解を脳が拒んでいるが、現実を見なければいけない。祐斗が相手に謝っている時一誠は地団駄を踏むが俺は一誠の後ろに立つと頭をグーでそれなりの力で殴った。

 

一誠「痛ってーーーーー!何すんだよ!」

 

泊夜「お前が何してんだよ!何あの魔法!?つか魔法なの?!お前の欲望の全てだろあれ!」

 

一誠「驚いたか、あれこそ俺のオリジナルの魔法その名もドレスブレイク!」

 

泊夜「誇るな、恥ずかしい」

 

ワーワーと言い合っていると猫の兵士の2人ともう1人の騎士が攻撃を仕掛けてくる、一誠を蹴り飛ばして兵士の攻撃を無理やり躱させ俺自身は跳躍して回避する。上に回避した俺にビショップの2人が火球を作り出して攻撃してくる

 

泊夜「やられるかよ!?」

 

俺は指と指を絡ませて下級の前に手を伸ばすとトランスフォームの変幻自在な能力を使い火球を指で包み伸びていく、俺は狙いをビショップの2人ではなく一誠に攻撃している兵士2人と騎士に向かってスリングショットの要領で火球を投げ飛ばす。

地面に着弾し爆発が起きると兵士の2人と騎士はその場から離れると俺は一誠を前に立ちはだかり小声で聞く

 

泊夜「強化にどんくらいかかる?」

 

一誠「3人相手だと強化しても途中できれる可能性がある」

 

泊夜「このあとはビショップ2人にライザー自身が残ってる、あまり時間は無駄に出来ないぞ」

 

そう言い合っていると新校舎の屋上から爆発が起きる、そこを見ればリアスがライザーと一騎打ちをしていた。

なんて無茶をと思ったが今は賭けるしかない俺がどうやって状況の打破をするか考えていると一誠が左腕を天に掲げる。すると宝石が光り輝き籠手の姿を変えていく

 

DRAGON BOOSTER SECOND LIBERATION!!

 

その音声と共に一誠の籠手の一部が砕け腕に広がると同時に棘が生まれる、その姿に驚いていると一誠が叫び出す

 

一誠「木場ァァァァァ!お前のセイクリッドギアを解放しろォォォォォォォ!!」

 

木場「解放?ッ!魔剣創造(ソード・バース)!!

 

一誠「オォォォォォォォォォォ!!」

 

TRANSFER!

 

祐斗が地面に剣を突き立てると剣からエネルギーが走り一誠の籠手へと向かう、一誠はそのエネルギーを受け取ると拳を地面に叩きつける。その瞬間グラウンドを覆い尽くす勢いで地面から剣が飛び出しライザーの眷属の殆どをリタイアさせる。

 

グレイフィア『ライザー様の兵士2名騎士2名僧侶1名リタイア』

 

 少し落ち着けば辺りは剣山となって地面が殆ど見えない状態だった、一誠の近くに着地して話しをすれば神器が進化したようだ。これで残すは僧侶1人と女王そしてライザー自身だ

 

泊夜「よしこのまま屋上に」

 

と言いかけた時テニスコートの方で大きな爆発と共にアナウンスが流れた

 

グレイフィア『リアス様の女王リタイア』

 

一誠「朱乃さん!?」

 

一誠もアナウンスを聞き驚いていると祐斗がいた場所にも爆破が起き祐斗は消えていった

 

グレイフィア『リアス様の騎士1名リタイア』

 

立て続けに仲間をやられた事に驚いているとレイヴェルが自慢するように話す、どうやらこのゲームには『フェニックスの涙』というどんな傷をも治すアイテムのしようが2個まで使えるようだ。

向こうの女王はそれを使い回復をした後朱乃を倒したようだ、自慢をしているレイヴェルの事は気にも留めず俺と一誠は急いでリアスの元へと駆け出す。一誠は新校舎に入ると同時に女王へとプロモーションし駒の性能を上げる

俺は桃色のカプセムを握りしめながら一誠と共に屋上へと走る

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