ハイスクールD×Z   作:攻月レイド

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飛び立つ

 校舎の中を駆け回り遂に屋上へと到着しリアスの前に一誠と共に降り立つライザーは余裕があるらしく顔に手を当てながら勝ち誇っている

 

ライザー「降参(リザイン)しろリアスもう詰み、チェックメイトだ」

 

リアス「降参する訳無いでしょ!」

 

ライザーとリアスが言い合いアーシアが一誠を治療していると女王のユーベルーナが杖を構えていた。俺はトランスフォームの能力で腕を伸ばしてユーベルーナを攻撃する。

 

ユーベルーナ「!気づいてたの」

 

泊夜「不意打ちをするなら今のタイミングほどいい瞬間は無いだろ?」

 

ライザー「チッ、僧侶を此処で倒しておきたかったが、まぁいい貴様らをまとめて倒してやる!」

 

ライザーはそう言って炎を構えユーベルーナも空中で杖を構える俺は一誠に近づき耳打ちする

 

泊夜「あの女王は俺がやる、お前は王を取れ」

 

一誠「やれるのか?」

 

泊夜「倒せなくても、時間は稼ぐ。頼むぞ」

 

一誠「あぁ!」

 

俺は前に出るとカプセムを抜き桃色のカプセムウイングカプセムを装填しトリガムを押す

 

ウイング!

 

メツァメロ!メツァメロ!

 

カプセムを回転させると赤い装甲が消え背中から真っ赤な翼レムウイングが生える

 

グッドモーニング!ライダー!

 

ゼッツ!ゼッツ!ゼッツ!

 

ウイング!

 

 レムウイングを広げ羽ばたくと俺はユーベルーナに接敵し体当たりをすると離れた場所へと向かって飛んでいく。

ある程度移動すると俺はユーベルーナを押し除け向かい合うように滞空する

 

泊夜(この形態だとパンチ力とキック力が大幅に下がった、早く倒して一誠の援護に向かわないと)

 

俺は焦る気持ちを抑えながら俺はユーベルーナを見るとすでに杖を構えて魔法陣を浮かべていた。

 

ユーベルーナ「貴方にかける時間は無いわ、死になさい!」

 

 放たれる爆炎に俺はレムウイングを羽ばたかせ攻撃を避けつつユーベルーナの周囲を飛び回り攻撃の隙を狙う。しかし女王と言われるだけあり爆炎を反撃に数発残している。

 

泊夜(だったら!)

 

俺は隙を狙うのをやめ上空に急上昇するとトリガムを3回押す、そしてユーベルーナを真下に捉えると急降下を始める重力と共に勢いは増していきユーベルーナとの距離が縮まる。爆炎が放たれるがそんな事は気にせずただただ真正面から突撃する。目の前まで来ると自信を囲む様に爆炎の魔術と炎が包む。俺はその瞬間にカプセムを回転させ必殺技を放つ。

 レムウイングを大きく開き急停止するとレムウイングの先端にエネルギーを溜め横に大きく一閃すると7が一つ浮かび上がる。この攻撃で爆炎と炎は吹き飛ぶ。次にレムウイングを羽ばたかせ飛ぶと素早い動きでユーベルーナをすれ違いざまにウイングで斬りつけ7を浮かばせ急上昇、そして狙いを定めると滑空しレムウイングでユーベルーナをXに切り裂いた。

 

ウイング!バニッシュ!!

 

ゼ・ゼ・ゼッツ!!

 

777の数字が浮かぶと同時に下に線が入りZZZの文字になるとユーベルーナは地面に落下し倒れた。ユーベルーナはしばらくすると青い粒子となりリタイアとなった。直後アナウンスが鳴る

 

グレイフィア『ライザー様の女王リタイア』

 

 俺は突撃した時の攻撃や急制動により身体のダメージでふらつきながらも木で体を支えるとレムウイングを展開し急いでリアスと一誠がいる校舎の屋上へと飛び立つ。ダメージによりふらつきながらもなんとか今出せる速度で急ぐ。校舎が見え屋上ではライザーが一誠を掴み上げ炎の一撃を入れようとしていた。

 

泊夜「させるか!」

 

俺はトリガムをもう一度3回押しカプセムを回して必殺技を放とうとした時リアスがライザーに組み付く。チャンスと感じたがリアスが何かを呟くとアナウンスが鳴り響く

 

グレイフィア『リアス様のリザインにより今回のゲームはライザー様の勝利となります。』

 

そのアナウンスを聞いて俺の意識はブラックアウトするその後は身体に受ける衝撃を感じながら俺は意識を手放した。

 

 

 

俺が目を覚ますとそこは俺の夢の世界だった、俺の視界の先にはゼッツが座って待っていた。

 

ゼッツ「遅かったな、どうやら今回は負けたらしいな」

 

泊夜「負けた........やっぱりあのアナウンスは」

 

ゼッツ「あぁリアスグレモリーは降参、ライザーフェニックスの勝利でレーティングゲームは幕を閉じた。」

 

現実を言ってくるゼッツの言葉を聞き終えると俺は地面に拳を打ちつける、勝てなかった事力があるのに守れなかった事、ユーベルーナに苦戦していなければ結果は変わった筈と

 

ゼッツ「悔しいのか?」

 

泊夜「当たり前だ!俺は力が有るのに!それなのに!」

 

ゼッツ「・・・力が有ると言ったがそれは誰でもそうだろう」

 

ゼッツは少し間を開けるとそう言ってくる、俺は訳がわからないと思っているとゼッツは立ち上がると空を見上げながら呟く

 

ゼッツ「人にはそれぞれ力が有る、単純な力.......筋力や知識の力........知力。それだけじゃ無い人と上手に話す話術に聞いて理解する読解力果てには人と人を繋ぐ絆という不可思議な力。そして誰かを大切にしたいと願う愛情」

 

泊夜「それがなんなんだよ」

 

俺はそれらは言葉として知っているという風にぶっきらぼうに言ってしまう、しかしゼッツは不良に話しかける教師のように言葉を続ける

 

ゼッツ「お前は力が足りないというがそれはそうだ、力に限界はあるだが超えられないものじゃ無いんだ。お前がするべき事は此処で負けた事に嘆き叫ぶ事か?違う筈だ、まだ全てが終わった訳じゃ無い」

 

ゼッツは此方を向くと俺に近づき目の前で立ち止まると

 

ゼッツ「立て、お前は此処で終わって良いと本当に思っているのか?」

 

と言ってくる、俺は土を握りしめると膝に手を起き立ち上がるとゼッツを見据えるとゼッツに向かって言う

 

泊夜「良い訳ねぇ、まだ終わった訳じゃ無いならどこまでも足掻いてやる!」

 

ゼッツ「なら回してみろ、不確定な力より確かなものがあるだろ」

 

ゼッツがそう言ってその場所から動くと視界の先にはカプセムを排出するガシャガシャ(ゼッツが言うにはカプセムドロッパーと言うらしい)があった。

俺はドロッパーに近づくとそれに手をかけ回転させる、ピロピロピロ♪という電子音の後、俺は排出口を開きカプセムを取り出す、それはこれまでの赤系統のカプセムとは違った青いカプセムだった。

俺はそれで終わろうと思ったがドロッパーを見つめるとまだ終われないと心で思いもう一度手をかけて回そうとする。前までは回ることすらなかったが今回は俺の思いに応える様に回転しもう一度電子音が鳴る。排出口を開けば今度も別のカプセムが出ていた。

 

ゼッツ「限界を越えたな、越えられない壁がないという事を忘れるな」

 

ゼッツがそういうと俺の意識は覚醒していく。




 意識を失い絶望した俺にゼッツが近づいて来る、ゼッツが何かを言っているが俺には何も聞こえない。ゼッツが俺に触れると俺はこの夢の中で意識が遠くなっていく。

ゼッツ「後は任せろ........」






 意識を覚醒し目覚めた俺は、立ち上がるとデュアルメアカプセムを取り出す。

泊夜「ライザーフェニックス、俺と一騎打ちをしろ」

俺はライザーにそういうと歩みを進め未だに剣山だらけの校庭に出る、俺の申し出に答えるようにライザーは降りて来る。

ライザー「いきなりどうした?一騎打ちなど貴様にかける時間などないと言うのに」

泊夜「は?魔族のただの不死の鳥なんかに負けるかよ。この勝負もこっちが不利なのにお前はフルメンバービビってたんだろ?赤龍と俺に?」

 ライザーが上からの言い方に俺は相手が嫌がる言葉と舐めた口調で挑発する。案の定高位魔族のライザーは不愉快だったらしくあっさりと攻撃態勢になる。

ライザー「舐めた口をいえるのも今のうちだぞ人間!!」

泊夜「勝負はどちらかが死ぬまでだ。」

俺はそう言ってデュアルメアカプセムを開くとドライバーに装填する

カタストロム!

泊夜「変身」

パルパライズ!ライダー!

ゼッツ!ゼッツ!ゼェェッツ!

カタストロム!

 そこからは圧倒的だった、ライザーの攻撃は俺に届いてもその炎は軽くはたいたり腕を振るうだけで簡単に消えてしまった。
そして俺の攻撃はライザーの四肢を吹き飛ばし倒れた瞬間にマウントポジションをとりひたすらに顔と腹を殴り続ける。
その衝撃は消せるはずもなくライザーは終始苦悶の表情だった。

そして炎が出なくなる頃には顔はひしゃげ、体はアザと変色した肌でいっぱいだった。
俺はライザーを掴み上げると何かを言っているライザーを捨てるとメアトリガムを3回押し必殺技を構える。

泊夜「消え失せろ」

カタストロムクラッシャー!

ライザーに崩壊の拳を叩きつけるとライザーは右腕だけを消し飛ばす、そしてライザーはその一撃を受けて倒れて動かなくなった。
このレーティングゲームの番外の個人戦結果は瞬く間に悪魔・天使・堕天使に伝わり泊夜はあらゆる勢力からその力を狙われ続ける。
その内泊夜は学校から消えどこに行ったかは誰にもわからなかった

離別END:Case2その力の危険性
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