ハイスクールD×Z   作:攻月レイド

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現す

 俺はそのまま一誠達に連れられ公園の噴水の前にやってきた、祐斗もそこに居た。ゼノヴィアとイリナもすでにそこに来ていたらしく祐斗は教会の2人に........いや聖剣を目の敵にしていた。しかし一誠と小猫が事情を話すと祐斗は理解したらしく協力するといった、そして祐斗は自身の過去を話す。

 

彼は元は教会の一員で聖剣計画という聖剣を使えるようにするための実験台として集められたうちの1人だった。

しかし実験は失敗だったらしく誰も聖剣を扱う事ができなかった、そして祐斗を含めた子ども達はそのまま毒ガスで殺されるところを仲間が祐斗を命懸けで逃した、その後はリアスが祐斗を助け悪魔に転生させたという。

 それを聞いた匙は涙を流しながら全力で協力すると言っていたが、アイツ大丈夫かな?生徒会長に怒られるんじゃ........

 

泊夜「それであとはどうするんだ?このままぶらぶら歩いて探すのか?それに誰が聖剣を持っているかも知らないぞ?」

 

祐斗「それなら安心してくれ、聖剣を持っていたのはフリードセルゼンだ。」

 

泊夜「フリード.........あのクソ逸れ神父か」

 

 俺はかつてレイナーレと戦った教会で初めてボコボコにしたあの神父を思い出す、今思い返してもアイツの所業は全く許せないし理解もしたく無い。

どうやらあれからフリードは教会の神父狩りをしているらしく、俺たちは二手に別れ俺達は神父の服を着て誘き出すという作戦だった。

俺たちは教会側と悪魔側で別れ行動をする事とした、多分協力と言っても悪魔と天使側の確執は中々消えないのだろう。

俺たちは街中を散策しフリードが現れるのを待つかどうかを話し合う

 

一誠「なぁこうして歩いていたら本当にあのフリードは出てくるのか?」

 

小猫「確証はありませんが、今は向こうが出てくるのを待つことしかできません」

 

匙「敵の拠点とかアジトみたいな場所がわかれば少しはマシなんだけどな」

 

泊夜「俺も索敵系の力は無いしな」

 

俺達がどうするか行き詰まっていると祐斗が言葉を発する

 

祐斗「確証は無いけど心当たりが無いわけでもないよ」

 

泊夜「敵の位置を探すものでもあるのか?」

 

祐斗「いや、敵の拠点としているアジトに心あたりがあるだけさ」

 

祐斗はそう言って歩みを進めていく、俺達はそれに続いて進んでいく。やがて森の奥を進み大理石の建物がある場所へとやって来た、見たこともない場所に驚いていると仔猫と一誠はどうやらこの場所を知っているようだった。

 

一誠「此処は」

 

匙「知ってるのか兵藤?」

 

一誠「あぁ、バイザーとか言う逸れ悪魔を倒した場所だよ。まさかまた此処にくるとはな」

 

どうやらこの場所は元は逸れ悪魔の拠点だったらしい、つまり落ちた神父や教会の連中はこう言う悪魔が使っていた場所すらも使うって訳か

 

小猫「上にいます」

 

フリード「今宵もどうもこんばんは!神父フリード君の今宵も楽しい神父狩りの時間で御座いますぜ!」

 

小猫がそう言うとフリードが剣を振り上げながら現れた、フリードは切りつけようと攻撃してくるが祐斗が一番早く反応し被っていた帽子を投げ捨てると魔剣を生み出しフリードへと突撃していく

 

祐斗「フリードセルゼン!」

 

フリード「やや!いつぞやのイケメン君!」

 

祐斗の魔剣とフリードの聖剣がぶつかり合う、聖剣をよく見れば何やら金色のオーラが流れていることがわかる。

俺たちも神父の服を脱ぎ捨て正体を表す

 

フリード「おいおい今夜は神父じゃなくてクソ悪魔君達だったのかよ、しかも1人いつぞやのボコボコにしてくれた誰かさんじゃありませんかい!」

 

祐斗「ハァァァァ!!」

 

フリード「イケメン君はいつにも増して狂気マシマシだねぇ!」

 

 一誠はブーステッドギアの強化を始めた、俺はドライバーを装着しマシーナリーカプセムを装填しトリガムを押す

 

マシーナリー

 

メツァメロ!メツァメロ!

 

右手を前に出し2回捻ると左手でカプセムを回転させる叫ぶ

 

泊夜「変身!

 

グッド!モーニング!ライダー!

 

ゼッツ!ゼッツ!ゼッツ!

 

マシーナリー

 

身体はストリームの様に青い身体だが、突飛つした見た目は左腕にある4本ある巨大なアーム。

俺が手を翳すと空からブレイカムゼッツァーが飛んでくる、それをキャッチするとブレイカムゼッツァーは自動で刀身が取れ銃へと変形する。

 

ガンモード

 

 ブレイカムゼッツァーをフリードに向けるも、その高速の動きに狙いが定まらない。

 

泊夜「速い!」

 

一誠「どうにかして動きを止めねぇと!」

 

匙「動きを止めれば良いんだな!」

 

匙はそう言うと黒い一誠とはまた違った神器を手に現す

 

匙「伸びろライン!」

 

 そう言うと黒い籠手で良いのだろうか?それから青い線が伸びフリードの足に絡みつく。

 

匙「掴ませたぜ!」

 

フリード「なんと!?」

 

フリードは突然動きが制限され上の支柱の上に倒れる

 

フリード「こんなもん!」

 

 フリードは聖剣を使って青い線を斬ろうとしたがブヨンとしているだけで全く斬れない。

 

フリード「クソッ!クソッ!んだよこれ!」

 

何度も斬ろうとするが何度やっての結果は変わらない、すると横で小猫が一誠を持ち上げると..........あっ、もうこの先わかった

 

小猫「えい」

 

一誠「のわあぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

予想通り一誠は空を飛び祐斗のところへと綺麗に飛んでいく、と言うか小猫のスローイングドンピシャすぎて恐怖なんだけど

フリードが飛んでいく一誠に視線が向かないように俺はフリードに狙いを定めて引き金を引く。青い光弾がフリードへと向かって飛んでいく

 

フリード「なんと此処で遠距離!?」

 

そう言いながら俺が放つ光弾を聖剣で弾いていく、しかしそれにより意識は一誠には行っていない。一誠は祐斗とすれ違い様に肩に触るとドラゴンの力を譲渡し祐斗は地面に剣を突き刺すと叫ぶ

 

祐斗「ソードバース!!

 

フリードの左右から無数の剣が向かっていく、フリードは向かってくる剣を弾いていくがあれでは時間の問題だろう。

そう思っていると建物の中から人が現れる

白い服を着ていてデb........ふくよかな体型の人間だ

 

バルパー「フリードまだお前は因子の使い方が成っていないようだな?」

 

フリード「そうは言うがバルパー爺さん、このトカゲのベロベロが邪魔で邪魔で」

 

バルパー「因子を刀身に集めてみろ」

 

 フリードはそれを聞くと剣に意識を集中させる、剣から黄金の光が視認出来るほど輝くと感覚でわかる確かに力が上がっている。フリードはその力で匙のラインに向かって剣を振り下ろすと先ほどまで斬れなかったラインがあっさりと斬れてしまった。

 

フリード「おぉ!因子を有効活用する事で聖剣はさらなる力が出るって訳ですかい」

 

 フリードはそう言って祐斗と一誠のいる方面へと視線を向けるが俺は腕のマシーナレムアームを伸ばしその4本のアームを広げてフリードを拘束する。

 

泊夜「俺がいるのを忘れんなよ!」

 

フリード「このキテレツ変身野郎!」

 

 フリードは力を張って暴れているが俺は力を緩める事なくそのまま拘束する、これで拮抗状態は作れた。

 

フリード「んなもん聖剣で!」

 

泊夜「忘れてるかもしれないが俺は人間だ、聖なる力は俺には気かねぇぞ」

 

バルパー「ほう........見たこともない神器だ、見たところ腕のアームがそうらしいのか?」

 

バルパーは俺の姿を見ながら考察をしている

 

フリード「ちげぇよ爺さんアイツの神器はあの胸のタスキみたいな機械だ」

 

バルパー「なに?と言うことはあれはカタストロフ・デバイス(崩壊の制御装置)か」

 

バルパーは俺のドライバーを見ながら的外れな回答をする

 

泊夜「このドライバーはそんな意味のわからねぇものじゃねぇよ!」

 

俺は腕を振るうとアームはフリードを壁へと叩きつけようとしたが

 

フリード「あらよっと!」

 

フリードは身体をするりとアームから逃れるように動く

 

フリード「案外隙間が大きいねぇその腕!」

 

そう言うとフリードは今度は俺に攻撃してくる、アームを戻し俺は聖剣の攻撃をその腕で防ぐ。剣とアームは火花を散らしながら拮抗する。

 

フリード「意外と頑丈じゃないのその腕!」

 

泊夜「ハァ!」

 

フリードを弾くと狙いを定めて光弾を放つ、フリードは素早い動きで俺の周囲を走り回る

 

フリード「このスピードについて来られますかな〜!」

 

俺はブレイカムゼッツァを上に投げるとカプセムを取り外し続いてカプセムを上に投げる。フリードは俺に向かってくるが俺はアームで防ぎ落ちてくるブレイカムゼッツァーをキャッチし銃を水平に構えるとカプセムが装填される場所にマシーナリーカプセムが装填される。

カプセムをアームの部分で回転させ必殺技を繰り出す

 

ブレイカムバレット!

 

 引き金を引くとアームが銃から放たれ俺の周囲を掘削するように回転する、俺の周囲を走り回っていたフリードは咄嗟に避けたのかバルパーの後ろまで後退する。

 

フリード「あっぶね〜、おいおい地面えぐってんじゃねぇかよ」

 

泊夜(マシーナリーじゃ分が悪い)

 

俺はマームをしまって普通の手にするとマシーナリーを外しプロジェクションを装填しトリガムを押すとそのままカプセムを回転する

 

プロジェクション

 

メツァメロ!メツァメロ!

 

グッドモーニング!ライダー!

 

ゼッツ!ゼッツ!ゼッツ!

 

プロジェクション

 

 腕の装甲は無くなり代わりに左肩から青いマントレムプロジェクションが装着されたスマートな姿になる。

 

フリード「機械的な腕の次は今度はマント?七変化でもしてくれるのかい?」

 

 俺がフリードと向かい合っていると上からゼノヴィアが聖剣を叩きつける、少し遅れてイリナが匙と仔猫の後ろから現れる。

よく見れば小猫が携帯で連絡をとっていたようだ。

 

ゼノヴィア「フリードセルゼン!バルパーガリレイ!神の名の下に貴様らを断罪する!」

 

形勢がこちらに傾くしかしどこか落ち着いているフリードとバルパーに対して疑問を持っているとフリードは球を懐から取り出しそれを地面に投げる。瞬間眩い光がおき次に目を開いたときには2人は逃げていた。

 

祐斗「待て!バルパーガリレイ!」

 

泊夜「祐斗危険だ!」

 

怒りで真っ先に動いた祐斗を俺は追いかける、後ろからはゼノヴィアとイリナが追ってきていた。

祐斗を追いかけ続け途中で立ち止まった祐斗に近づきその肩を掴む

 

泊夜「落ち着け!血が昇ってたって何も解決しないだろう!」

 

祐斗「邪魔をしないでくれ!僕は亡き同志たちの為にアイツをバルパーを!聖剣を壊さないといけないんだ!」

 

泊夜「おい祐斗!」

 

祐斗は俺の手を払い除けそのまま駆け出していった、俺はとりあえずゼノヴィアとイリナと合流して手分けして探そうと考えた次の瞬間周囲を結界が包囲した。

 

泊夜(ッ!?あの時の堕天使の結界!?)

 

 俺がそう思っていると強い気配を空から感じ取る、上を見上げれば黒い翼を10枚携えた堕天使がいた。そしてその視線の先にはゼノヴィアとイリナが

 

泊夜「不味い!」

 

俺は駆け出すと同時にカプセムを回転させる

 

 

 

 

 

 ゼノヴィアとイリナの元に辿り着けば2人はあの堕天使の攻撃を必死に避けていた、どうやら祐斗も居たらしいがあの堕天使の力はこれまでの奴らとは圧倒的に違う。

イリナが攻撃を避けきれず爆風を受け聖剣を落とす。そこへフリードがすかさずエクスカリバーラピッドリーの速度で攻撃をする。イリナが気絶した時俺は森の影から現れフリードを横から足蹴り飛ばす。

 

泊夜「セリャ!」

 

フリード「思わぬ伏兵!?」

 

 俺はイリナを抱える、聖剣も拾おうと思ったが上にいる堕天使が攻撃をしてこないとは限らない。

 

泊夜(どうする........このままイリナを抱えて逃げ切れる自信は無い、かと言って置いて行ったとして無事では済まない)

 

 俺が考えているとフリードは聖剣で強化されたスピードで攻撃してきた。俺はイリナを落とさないように抱えながらフリードの攻撃を避け続ける

 

フリード「随分避けるのが様になっているじゃありませんかぁ、でも逃げ切れるかな〜!」

 

泊夜「この野郎ッ!」

 

フリードの聖剣を真正面から受けては足を取られる、俺は賭けに出た。

 

泊夜「すまん!」

 

と言ってイリナを森の方へ投げ飛ばすと同時にフリードの剣を持っている手に向かって蹴りを叩き込み剣から手を離させる。

 

フリード「なんて器用な!?」

 

泊夜「反撃開始だ!」

 

フリードに向かって拳を振るうがフリードはバックステップで避けながらイリナの持っていたエクスカリバーミミックを拾うと鞭のように姿を変えさせ攻撃してくる。一撃目は身体に向けたが2度目以降は腕でガードしながら前へと突き進んでいく

 

フリード「ウッソでしょ!」

 

泊夜「これで!」

 

フリードに横から蹴りを叩き込もうとした時俺の胸を光の槍が貫く

 

泊夜「ゴハッ...........」

 

コカビエル「まぁまぁ楽しい余興だったぞ」

 

泊夜「て.......テメェ...........」

 

コカビエル「これからの計画にそこのやつと聖剣は必須なんでな、悪いが此処で終わらせるわけにはいかんのだよ」

 

フリード「助かったぜボス、そんじゃちゃちゃっと君もぶっ殺してさっきのお嬢さんを餌にグレモリーのクソ悪魔共を呼びましょうかね」

 

 と言うフリードの言葉に俺は仮面の奥で確信を得る、コイツらはイリナを殺しはしない。

俺は力の限り拳を作ると地面を殴り砂埃を起こす、そして視界が塞がると同時に森の奥へと消える。

 

 

 

 

 

森の奥で俺は木に寄りかかり呼吸をする

 

泊夜「後は頼んだぜ..........」

 

そう言うと呼吸が浅くなりその後は動くことは無かった。

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