「うおおおおおっっ‼︎‼︎」
外のバイクに乗って後ろに新八を乗せて走る。その横に定春と神楽とヲ級。だが、艦娘に待ち伏せされていた。
「どきやがれぇぇぇっっ‼︎‼︎」
前に出てくる艦娘を無視して突っ走る。邪魔する奴には木刀でぶん殴ろうとするが、ヲ級がそれをやめさせた。
「待ッテ!アノ子達ニハ手ヲ出サナイデ!」
「はぁ!?無抵抗でこいつらを突破できると思ってんのか!?」
砲撃はなんとか神楽が傘で撃ち落としたりしてるが、基本は避けている。だが、後ろからも追って来た。
「定春ゥゥゥッッ‼︎‼︎」
神楽が吠えると、急に止まる定春。そして、「ワンッ」と一吠えするとう○こ(特注サイズ)をする。
「きゃあぁぁぁっっ!」
「う○こネ!う○こ!」
「お姉様!大きな声で叫ばないでください!」
「ナイスウ○コネ定春!」
「ワンッ!」
神楽に褒められて嬉しそうに吠える定春。そのまま万事屋はヲ級の指示に従って海の近くの小屋に逃げ込んだ。
「おいおい、海の近くじゃねぇか。鎮守府ってのも海の近くにあんだろ?こんなところに住んでて平気なのかよ」
銀時が聞くとヲ級が答えた。
「大丈夫、私二力ヲ貸シテクレタ人ガ『灯台下暗し』ッテ言ッテココヲ紹介シテクレタノ。現二マダ一回モ見ツカッテナイ」
そんな人いるもんかね、と思いながら三人はその小屋に入る。中から誰か出て来た。
「おぉ、お帰りヲ級殿」
出て来たのは狂乱の貴公子、桂小太郎だった。
「なにしてんのぉぉぉ!?お前ぇぇぇぇッッ‼︎‼︎」
その姿を見た瞬間、銀時と神楽の渾身のパンチ。顔面にクリティカルヒットして桂は小屋の壁を突き抜けてぶっ飛んだ。
「ヤ、ヤメテ!ソノ人ハ…!」
「大丈夫です。知り合いです」
手を伸ばしかけるヲ級を冷静に止める新八。それを捨て置いて銀時は続けた。
「ヅラ!お前なにしてんだこんなとこで!」
「ヅラじゃない桂だ!いや路頭に迷ってるイーヴィルティガを見つけてな。ここで世話をしてやり、ついでに幕府を滅ぼす手助けを…」
「イーヴィルティガじゃねぇよ!全っ然似てねぇだろうが!つーかまず性別が違うだろうがっ!」
「なに…まさか貴様、グリッターティガが!?」
「そーいう問題じゃねぇんだよ!なんなんだお前は!マジで頭の中、銀河の彼方か!?」
ツッコミ過ぎて肩で息をする銀時。それを当たり前のごとく無視して桂は聞いた。
「して銀時、ヲ級殿から話を聞いたか?」
「いや、そういえば逃げるのに夢中で聞いてなかったな」
「なんだ、聞いてなかったのか。なら説明させてもらおう。いいなヲ級殿?」
桂が聞くと、ヲ級は頷く。
「しかしヲ級殿は長いな…これからはヲッサンと呼ぶのはどうだろうか?」
「黙れカス」
と、銀時。
「カスじゃないヲッサンだ」
「ヲ級さん。説明お願いします」
新八が言ってヲ級は説明を始める。
「マズ、私ハ元艦娘ダッタンデス。名前は正規空母加賀、アノ鎮守府ノ艦娘デシタ」
それを鼻くそほじりながら聞く銀時と普通に聞く新八と神楽。空母ヲ級の過去が明かされる。