NEXT GENERATIONS ZI-O 〜最強で最善で最悪な魔王の娘たち〜   作:XIYON

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ではどうぞ。


・ゲンムの親玉を撃破せよ。

冴子「なるほど…君たちはそういう仕事をこなしていたのか。」

 

一葉「えぇ、アナタたちの世界に違法転生特典がある可能性が浮上してきたから任務のために来たの。」

 

冷雨「あのゾンビゲーマー…腰にバグルドライバーがなかったわ。」

 

冴子「アイツには名前があるのか?私たちは単にヤツらと名乗っていたが…」

 

一葉「仮面ライダーゲンム ゾンビゲーマー、その名前の通り、ゾンビの力を纏った仮面ライダーよ?」

 

冴子「ゾンビの力か…」

 

冷雨「でも相手にとって雑魚には変わらないわ。まずはこの力を使った転生者を探さないと…」

 

ましろ『それならもう特定できたよ?』

 

そう言って私たちの会話に通信で乱入してきたのはオペレーターのましろだった。

 

ましろ『狼煙場千次、前世ではかなり横暴なヤンキーだったけど、追放された女神に魂を拾われて盗まれた転生特典をもらってこの世界にやって来たみたい。』

 

冴子「ソイツが本当にあの連中を操っているのなら、急いで止めに行かないと!」

 

一葉「逃げたゲンムの一体に発信機を付けておいたから、それを頼りに向かいましょ?」

 

冷雨「本当にそういうところだけが役に立つんだからアナタは…」

 

一方、ゲンムの力を使って大暴れして満喫してる狼煙場千次は…

 

千次「はっはははは!やっぱり暴れるのはさいこっーだな!これなら、アイツらにも復讐ができる…散々、弱い俺をコケにしたヤロウを!』

 

???「随分と楽しんでいるみたいね?」

 

千次「なんだ、お前か…何の用だ?」

 

???「少しばかり知らせをね?異世界対応局のヤツらがきたわ。しかも、かなり手練みたいよ?」

 

千次「はっ!異世界対応局なんか俺の敵じゃねぇ!全員、纏めてぶっ潰してやる。」

 

???「戦利品よ。受け取りなさい。」

 

謎の黒い仮面ライダーは千次にゾンビレイズバックルを渡した。

 

???「使用できるのは1回。力を失ったあとは二度と使えない。」

 

千次「だからなんだって言うんだ?俺は暴れればそれで構わねぇよ。行くぞお前ら。」

 

そして一葉たちは狼煙場千次がいる廃墟へと辿り着いた。その場所を見た冴子は…

 

冴子「ここは私たちが通っていた学校だ…どうしてこんなところにアイツが?」

 

一葉「その答えはアイツに聞けば分かるんじゃない?」

 

私の視線の先にいる人物に目を向けた2人は黒幕が現れたのを確認する。黒いフードを被り、正体が分からないようになっている謎の人物。

 

ソイツは不敵な笑みを浮かべたあとに、私たちの前へと降り立つ。

 

一葉「アナタが狼煙場千次?」

 

千次「その通りだ。異世界対応局のヤツだよな?姉貴から聞いてるぜ?」

 

冷雨「危険転生特典所有者対策班よ?早く持っているゲンムの力を手放して投降しなさい。」

 

千次「まぁ、そう焦るなよ…最後まで戦うのを楽しもうじゃないか?それに、サプライズも残してるからな?」

 

そう言った千次はなんと黒いマントをフードごと脱ぎ捨て、その正体を顕にした。

 

一葉「え!?」

 

冷雨「嘘…あれは…」

 

千次「よう、驚いたか?」

 

冴子「小室くん!?どうして君が!」

 

冷雨「アイツ…まさか小室孝の身体を乗っ取って!?」

 

千次「その通りだ異世界対応局の局員さんよ。姉貴は俺の魂をこの世界の男の身体に憑依させた…いや、正確には乗っ取らせたってのが正解だな?」

 

冴子「許せない…貴様みたいなヤツ!」

 

千次「はっははははは!その顔が見たかった!小室孝はお前のことを尊敬していたからな?さぁ、始めようか!」

 

そう言った千次は腰にデザイアドライバーを出現させ、ゾンビレイズバックルを装填。そして左手に持っていたデンジャラスゾンビガシャットをバグルドライバーに装填し、それを胸に装着。

 

冷雨「まさかあれは!?」

 

そして…

 

千次「変身ッ!」

 

デンジャー!デンジャー!デス・ザ・クライシス!デンジャラス!

 

『ZOMBIE』

 

『READY FIGHT』

 

彼はバッファ ゾンビフォームとゲンム デンジャラスゾンビが合体したような仮面ライダーへと変身。ゾンビブレイカーを片手に持ち、臨戦態勢に入っていた。

 

冷雨「あれは2つのドライバーで変身する二重強制変身…禁止にされていたはずなのにどうして?」

 

一葉「そんなの、アイツに聞いてみなきゃ分からないでしょ!」

 

冴子「ついでに仲間も助け出す!」

 

ライダータイムッ!

 

一葉&冴子「変身!」

 

仮面ライダージオウ!ジオウ!

 

ブレイクッ!

 

燃エ過ギ!

 

VIOLET FORM!

 

一葉「さぁ、いくよ!」

 

冴子「あぁ!」

 

千次「潰せ!」

 

千次は無数のゾンビゲーマーを私たちに向けさせたが、それを私はジカンギレード、冴子はデンガッシャー(ソードモード)で次々と破壊していく。

 

さらに冴子はデンガッシャーをロッドモードへと切り替えてさらに数を減らしていく。

 

一葉「あれ?アンタ剣以外にも使えたの?」

 

冴子「コイツは色々と使い勝手がよくてな?棒術以外にも銃も扱えるぞ?」

 

すると…

 

千次「お楽しみ中に申しわけないが、あれを見てみろよ?」

 

冴子「ん?」

 

私たちは千次が指を指した方角を見ると、そこには十字架に貼り付けられた2人の女性がいた。

 

麗「冴子先輩!助けてください!」

 

沙耶「何なのよコイツら!こっちにこないでよ!」

 

冴子「宮本くん!?それに高城くんまで!?なぜそんなところに!」

 

千次「どうだ?これは俺が用意したショーだ。アイツらが苦しんでいるとのろをじっくりと見るんだな!はっはははははは!」

 

冷雨「そんなことさせないわ!」

 

シン・ジクウドライバー!

 

シン・ジクウドライバーを腰に装着した冷雨は懐から銀色のライドウォッチを取り出し、それをドライバーに装填してロックを解除する。

 

冷雨「変身…!」

 

ライダータイム!仮面ライダージオウ!ブシドー!ハッ!ハッ!ハハッー!

 

冷雨「仮面ライダージオウ・ブシドー、参るわ!」

 

仮面ライダージオウ・ブシドー、父さんが剣術が得意な冷雨のために造った専用の力でジカンギレードを二刀流にして戦う戦法を取る。

 

宮本麗と高城沙耶の周りにいるゾンビゲーマーをその剣で次々と切り倒していった冷雨は2人を解放する。

 

千次「馬鹿な!?拘束が一瞬で!」

 

冷雨「これぐらい造作もないわ…この2人は私が守る。だからアナタたちは安心してアイツを取り締まりなさい!」

 

一葉「全く…いつも上から目線なんだから。冴子、いくわよ?」

 

フィニッシュタイム!

 

ブレイクッ!タイム・ストライク!

 

冴子「あぁ、アイツを倒して小室くんを救う!」

 

FULL CHARGE!

 

千次「ふざけるな…俺が用意したステージを台無しにしやがってぇ!」

 

クリティカル・エンド!

 

私と冴子は同時に飛び上がったあとに狼煙場千次が変身している仮面ライダーゲンムバッファに向けてライダーキックを放った。千次はライダーパンチで応戦するものの、私たちが合わせた力に押されてそのまま胴体を蹴られる。

 

千次「クソォ!俺が負けるなんて!」

 

冴子「悪い小室くん。少しの間、耐えてくれ!」

 

ゲンムバッファはその攻撃を食らって目の前に吹き飛ばされたあとに爆発四散していった。そして違法に使われたゾンビレイズバックル。そしてバグルドライバーを押収した。

 

そして変身を解除した私たちは小室孝が目覚めるのを待った。

 

孝「あっ…こ、ここは?」

 

冴子「怪我はないか?小室くん。」

 

孝「あ、あぁ…」

 

沙耶「孝!大丈夫!?」

 

麗「様態は?」

 

冴子「あれほどの力を叩き込んだが、重傷にはなってないだろう。これがアイツの力なんだろうな?」

 

一葉「えへへ…照れるなぁ。」

 

冷雨「一葉、アイツは?」

 

一葉「爆発に紛れて魂ごとどこかへ逃げたわ。でも、転生特典は押収できたわ。」

 

冷雨「帰ったら報告しましょ?」

 

一葉「そうね。」

 

冴子「もう帰るのか?」

 

一葉「えぇ、違法転生者は逃しちゃったけど押収は出来たから。」

 

冷雨「この世界はもう大丈夫なの?」

 

冴子「アイツの脅威は無くなったから暫くは平和だ。」

 

一葉「ならあとでこっちからできる限りの支援をするわ。必要でしょ?そういうのは…」

 

冴子「一葉…」

 

一葉「仮面ライダーは助け合いってね?」

 

それを私が冴子に向かって言うと、彼女は少し微笑んだ。これでゲンムの事件を解決した私たちはこの世界を去った。スフィアマジーンで一度、スフィア天界へと帰るために…

 

一葉「アイツが言っていた姉御ってなんだろ?」

 

冷雨「さぁね…もしかしたら違法行為をした女神の可能性も無くはないわね?」

 

一葉「とりあえず、このことは父さんたちに知らせないと!」

 

一方…

 

千次「クソォ…俺はまだ、まだ戦えたのに!」

 

黒虹「無様な姿ね?魂だけになって悔しい?」

 

千次「黒虹の姉御!?」

 

黒虹「失敗したのね。全く…」

 

千次「ゆ、許してくれ!アイツらが強すぎたんだ!」

 

黒虹「そう…でも、その言葉はもう私には…通用しないわ!」

 

そう言った黒虹という人物はナイフを取り出し、狼煙場千次の魂を切り裂いた。

 

千次「がっ…がぁ!?」

 

黒虹「ゆっくり眠りなさい。新たな力を持つヤツの糧となるために…」

 

千次「呪ってやる…テメェを呪ってやるからなぁああああああ!!」

 

断末魔をあげた千次は塵となって消え去った。それを確認した黒虹は…

 

黒虹「狼煙場千次はしくじりました。次は例の世界に干渉しようかと……はい、あのキバと賭ケグルイの世界が交わったおかしい世界で…もちろん手は尽くしております。あそこには違法転生者を2人派遣しているので。では、また報告に…」

 

謎の人物との会話を終えた黒虹は空を見上げたあとにこう言い放つ。

 

黒虹「スフィア天界…アナタたちは止められるかしら?この違法転生者に溢れ返った世界を…」




2つ目の転生特典を押収するために2つ目の世界へと足を踏み入れた一葉たち。そこは人間と吸血鬼が共存する世界だった。しかもそこは生徒会を頂点とするギャンブルによる階級制度によって全て支配されているが、そのギャンブルが予想外の賭け事で!

さらにちょっとした事情で冴子も同じ世界へ来てしまう!

次回

・人と吸血鬼が共存する世界

???「さぁ、定めの鎖を解き放ちましょう。」
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