ライダーの力を手に入れたので、自由にその力を謳歌する   作:優翔星人

2 / 2
第2話 2016:完全無敵のHERO

 

『ジリリリリ』

 

あ〜よく寝た、今何時だろ・・・えーっとなになに『09:13』おぉ〜カイザじゃん笑って、んな事言ってる場合じゃねぇ!これじゃ完璧に

 

「遅刻じゃねぇか!!」

 

急いで準備を・・・て、よく考えたら俺は追われる身だから学校に行く意味も無いんだったな

 

「久しぶりにテレビを見ながらご飯を食べるか」

 

米に味噌汁と用意してあったご飯を机の上に起き、リモコンを操作してテレビをつける。そしてテレビを見て少しの間、時間が止まるハル

 

『先程もお伝えしましたが、先日から指名手配されている謎の戦士の少年の名前は皇世界ハルと言い・・・

 

そこまで聞き、テレビを消して味噌汁を1口飲む。そして一言

 

「意外に特定早かったな。ならここも危ないか?」

 

外を覗くと、俺の家の前にマスコミを中心に人集りが出来ていた。

 

「さてと・・・この先どうするかだな」

 

『ピンポーン』『ドンドンドン』『デテコーイ!』

 

一先ず、ウィザードのディフェンドとコネクトで強行突破はされないとは思っているが・・・

 

「って、あれ?冷蔵庫の中ってこんなに少なかったっけ」

 

コーヒーを取ろうとしたアキトが冷蔵庫を開けると中には殆ど何もなかった。

 

「背に腹はかえられないな、何か買いに行くか」

 

まぁー変装なんかはせずにフード被るだけでいっか、最悪バレたらワープすればいいし、近くにあったエボルトリガーを手に取り

 

『オーバー・ザ・エボリューション!』

 

起動してワープホールを生成し、中に入り込む

 

「ま、いい感じだな」

 

そして、コンビニに入ろうとしたら・・・

 

『ねぇ、あれ、もしかして指名手配されてる・・・』

 

『あ、ホントじゃない!急いで通報しなきゃ・・・!』

 

「最っ悪だ」

 

全然変装出来てねぇじゃん。しょうがねぇ、コンビニは一旦諦めるか。コンビニを飛び出して、近くの公園に駆け込み、一息つく

 

「ハァ、一体どうするか・・・」

 

俺が困り果てていたその時、学校の方から爆発音が聞こえた。何だか嫌な予感がするし、放っておく訳にもいかないし・・・

 

「行ってみるか」

 

『爆走バイク!』

 

俺の傍にレーザーを召喚し、それに跨って急いで学校へと向かった

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

「んだよこれ・・・」

 

学校の近くまで来た俺の目に入ったのは、辺りに瓦礫が飛び散り小さな火種が出来ていた光景だった

 

「おい!誰かいねぇのか!?」

 

ヘルメットを投げ捨て、急いで敷地内に駆け込む。まだ誰も見つからない。そんな中、地面に倒れている白髪が目に入る。そして、俺は気を失って倒れていた白髪の生徒・・・白上フブキの傍に駆け寄る

 

「フブキ!一体、何があった?」

 

フブキ「ウッ・・・あ、あなたは・・・」

 

頭を抑えながらも目を開けたフブキが起き上がろうとするが、俺はそれを静止させ近くの壁にもたれかからせる

 

「俺の事は一旦後回しだ。それで、何があった」

 

怪我があちこちに・・・一体どこのどいつの仕業だ?

 

フブキ 「…タダでは、教えれません・・・条件が…あります」

 

「・・・言ってみろ」

 

フブキ 「白上の、友達・・・いや、学校のみんなには…絶対に手を出さないって約束して下さい・・・!そしたら教えます」

 

本当にこいつは優しいな、自分はこんなに傷ついてるのに他人の、中には顔も知らないやつも居るのだろうに・・・けど

 

「手を出さない・・・か、悪いけど保証は出来ねぇ」

 

フブキ 「どういう事ですか」

 

「敵がどんな奴か分からないし、何を使うのかによってはその約束を守れない可能性があるからな」

 

それに、俺は今無性に腹が立ってるからな・・・!

 

フブキ 「そんなの・・・「けど」

 

フブキが抵抗しようとするのを俺が割り込んで止める、俺の真意を話してないからな

 

「約束するよ、俺はお前らを傷つけた奴を許さない。だから、その為にこの力を使わせてもらうんだ」

 

それを聞いたフブキは何かを決意した表情で口を開いた

 

フブキ 「貴方が変身した…謎の戦士に似てました」

 

・・・ん?てことはビターガヴとかそういうのか?

 

フブキ 「緑色と黒色で、両肩に角?みたいのがそれぞれ2本ずつありました」

 

緑と黒・・・てことは、クロノスか

 

「分かった。そいつの相手は俺に任せろ」

 

フブキ 「・・・本当に信じていいんですね」

 

「俺は約束を守る男…だからな。あ、そうだ」

 

『ジオウII!』

 

俺はポケットからジオウIIライドウォッチを取り出し、起動する。

 

フブキ 「・・・?」

 

すると、目の前のフブキの傷はたちまち治り一目見て分かるほどに回復していた

 

「俺が行ったら勘違いされてしまうからな、フブキがみんなを助けてやれよ」

 

フブキ「は、はい!」

 

フブキが立ち上がって校舎の方に向かっていくのを見たあと、俺もクロノスを探そうと立ち上がる。

 

クロノス 『フハハ、素晴らしい。これがクロノスの力か・・・!』

 

・・・別に、力をどう扱おうがその人の勝手だ。強い力を手に入れたから正義の道を歩む・・・そんなのは所詮は物語の中だけだ。だが・・・こいつは超えてはいけない一線を超えやがったんだ・・・

 

「お前はその力で何がしたいんだよ」

 

クロノス『・・・誰に口を聞いている。私はこの国の支配者になる男だぞ?』

 

話の通じない野郎には圧倒的な力で叩きのめす。それに少しイラついてるからな・・・

 

クロノス 『まさか、貴様は指名手配の』

 

「話が通じねぇならいいや」

 

『マキシマムマイティX!』『ハイパームテキ!』

 

クロノス 『させるか!!』

 

『ポーズ』

 

時が止まり、クロノスがこちらに向かって歩いてくるが

 

クロノス 『変身ができなければ、その力は無意味だ・・・』

 

勝ち誇ってる感じを声に出しながら近づいてくるが、俺は直ぐさま高速移動でクロノスの背後に回り込む

 

「生憎、俺に時間停止は効かねぇんだよ」

 

ハイパームテキガシャットを起動しておいて正解だったな。

 

クロノス 『何だと・・・?』

 

「時を止めたって事は、この力が怖いんだろ?」

 

クロノス 『私がビビっているとでも言うのか!?』

 

「あぁ、そう言ってるんだよ」

 

クロノス 『舐めるなぁ!!』

 

「ハイパー大変身・・・」

 

『マキシマムガシャット!』『ドッキーング!』

 

クロノス 『クソッ・・・!』

 

『パッカーン!』

 

『ムーテーキ!輝け流星の如く!黄金の最強ゲーマー!ハイパームテキエグゼイド!!』

 

「お前の運命はここまでだ」

 

そう言ってクロノスを勢いよく殴り、地面にめりこませた結果、少し揺れたが・・・まぁ許容範囲内だろ

 

ハルside終

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

フブキside

 

みんなを安全な所に避難させて、残ってる人を探していたその時、グラウンドからとてつもない轟音が聞こえたので見てみると・・・

 

ハイパームテキ「来いよ」

 

クロノス『舐めるなぁ!!』

 

恐らく皇世界さんが緑と黒の戦士を挑発したんですが

 

『miss!』『miss!』

 

敵がアキトさんを殴りましたが、青色の文字が浮かび上がってきて明らかにダメージを受けていない様子でした

 

ハイパームテキ「どうした?そんなものか?」

 

拳を受け止め、腹を殴った後に膝蹴りを・・・え?そこから更に殴り続けてから蹴り飛ばしてから、その敵を踏み付けました。え、皇世界さんが味方・・・ですよね?

 

クロノス 『調子にのるなぁ!!』

 

ハイパームテキ「っ!た…助けて」

 

クロノス 『このガキがどうなってもいいのか!!』

 

何で、ポルちゃんが・・・!?それより・・・!

 

ハイパームテキ「それが、どうした?」

 

皇世界さんは何も変わらずに歩き続けてますけど、白上との約束守ってくれるって言ってましたよね!?

 

クロノス 『こ、こいつ・・・!』

 

「よく見てみろ」

 

皇世界さんは一瞬でポルちゃんを引き寄せて、自分の後ろへ隠しましたけど、一体どうやって!?

 

クロノス 『なんなんだ、貴様は!!』

 

「どうする?ここで俺に倒されるか、それともその力を捨てて逃げ去るか・・・選べ」

 

クロノス 『散々コケにしやがって・・・!後悔させてやる!!』

 

『キメワザ』『クリティカルサクリファイス』

 

敵の武器が光を放ちながら皇世界さんに向かっていき、それを勢いよく振りかざした時、白上は目を覆いました。ですが、いつまで経っても何も聞こえてこず、白上が恐る恐る目を開けると・・・

 

ハイパームテキ 「・・・それで、もう終わりか?」

 

敵の攻撃を真正面から受けて、そのまま佇んでいる皇世界さん・・・はっきり言って、怖いです

 

クロノス 『なんなんだ、お前は・・・!!』

 

ハイパームテキ 「なら・・・もうこれで終わりだ」

 

『キメワザ!』

 

クロノス 『くっ・・・!』

 

『キメワザ』

 

『『ハイパー!クリティカルスパーキング!!/クリティカルクルセイド』』

 

お互いの足にエネルギーが溜まっていき、先に敵が身体を回転させて、蹴りを放とうとする・・・ですが、その前に皇世界さんが蹴りを当てて校舎の壁に激突させました

 

気になって近くまで見に来たら、壁の所にもたれかかっている人がいて、その敵の変身は解除されてましたが、何故か皇世界さんは変身を解こうとしません

 

ハイパームテキ「お前は俺の目指すラブアンドピースの世界にいらねぇよ、だから・・・ここで消えてもらう」

 

『ま、待て・・・!く、来るな!!』

 

一体何をする気・・・なんでしょうか

 

ハイパームテキ「敗者に相応しいエンディングを見せてやる」

 

『キメワザ!』

 

先程と同じく皇世界さんの足にエネルギーが溜まっていくのを見て、最悪の展開が思い浮かび、その人と同じく白上も少し震えが止まらなかった

 

『そ、そうだ!取引をしないか!?』

 

「・・・言ってみろよ」

 

もしかすると・・・そんな事にはならないのではと思いつつも皇世界さんの気が変わってあの人の命を奪おうとするのを辞めることを祈るほかなかった。

 

『私とお前が手を組めばこの国・・・いや世界は簡単に支配できる!だから、私と・・・!』

 

「言っただろ、お前の運命はここまでだって」

 

そう言って、宙に飛び上がった皇世界さんは

 

『ハイパー!クリティカルスパーキング!!』

 

生身の人に、必殺技を命中させました

 

フブキside終

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

再びハルside

 

「・・・」

 

クロノスに変身してた奴は消滅したか・・・まぁ、クロノスに変身出来るって事は人間じゃ無いって事だし、それに自業自得だ

 

ポルカ「フブキ・・・この人って」

 

うわ、ポルカの傷痛そ。さっきと同じ様に治してあげるか。

 

『ジオウII!』

 

ポルカ 「傷が・・・!」

 

フブキ 「・・・ポルちゃん、先に行ってて」

 

いつの間にフブキが・・・?それにこのタイミングで出てきたって事は、最後の方を見てたってことか

 

ポルカ「う、うん」

 

ポルカを見送ると、フブキは再び俺の方を向いてきた

 

フブキ 「・・・さっきの人を何で殺したんですか」

 

「そんなの…同じ事が起きないようにする為に決まってるだろ。それに、あいつは放っておいたらまた同じ事をする筈だからな」

 

フブキ 「だからって、人の命を奪っていい理由には・・・!」

 

どうやら、白上は俺と違うらしい。どんな理由があろうと人の命を奪っていい理由にはならない・・・か、それが俺にはない優しさって強さかもな

 

「・・・・・・たしかに、そうかもな」

 

フブキ 「・・・!分かってくれたならいいです」

 

さてと、そろそろ行くとするか・・・まだ買い物してないし

 

「じゃあな、白上フブキ」

 

白上に背を向けて手を挙げて、別れを告げた俺の前に現れて、俺の手を握って引き止めてきた

 

フブキ 「ま、待ってください!」

 

「なんだ?」

 

フブキ「何で、白上達を助けてくれたんですか」

 

簡単に言えばラブアンドピースの世界のためってのがそうだけど・・・厳密に言えばかなり違う、()()()()()()()()()()()()()()()()()は・・・

 

「・・・君達が傷ついたら悲しむ人が居るからな」

 

フブキ 「白上の知ってる人ですか?」

 

「あぁ・・・けど、俺の事はどうだろうな、()()()()では知らないかもな」

 

俺にとって最愛の人だったから・・・この世界でも彼女が幸せに生きれるならそれでいい、寧ろ・・・その為なら俺は何でもする

 

フブキ 「どういう事ですか?」

 

「まぁ、俺は転生者だから俺が元々居た世界での親しかった人って事だよ」

 

フブキ 「誰なんですか・・・その人は」

 

それはまだ早いと思った俺は口に指を当てて、フブキの方を見る。すると・・・絶対に納得がいってない顔をされてしまう

 

『ーーキ!』

 

『ーーにゃ〜?』

 

「っと、仲間が呼んでるみたいだな」

 

フブキ 「最後に、いいですか」

 

「・・・?」

 

フブキ 「あなたは・・・人類の味方なんですか?それとも・・・」

 

何だ、そんな簡単なことか

 

「結論から言うと、俺は今は人類の敵になるつもりは無いな。けど、これだけは言わせてもらう。俺は彼女の為なら何だってする。だから、もし彼女の身に何かあったり、彼女を悲しませる事があれば・・・・・・な?」

 

ど その時は容赦しないと思うぜ、とその様な思いをフブキにぶつけたら少し苦虫を噛み潰したような顔をされてしまう。あれ、俺変な事言ったっけ

 

『オーバー・ザ・エボリューション!』

 

そして俺は正面を向いて目の前にブラックホールを生成し、再びフブキの方を向く

 

「じゃあ俺はこれで…チャオ」

 

ハルside終

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

フブキside

 

ハル 「チャオ」

 

そう言って皇世界さんは召喚したブラックホール?の様な物に入って帰って行きました。一体どういう原理なのでしょうか・・・これ

 

「彼は一体、それに大切な人って・・・」

 

?「フブキ!」

 

後ろから声をかけられすごい勢いで反応しちゃいましたよ・・・って、この声は・・・!

 

「ミオ!」

 

白上の親友であるミオとおかゆん、ころさんが息を切らして白上の事を探しに来てくれてました

 

ミオ 「フブキ・・・よかった、無事で!」

 

こんなにも白上の事を心配してくれる親友達が居て、嬉しいな・・・

 

「皇世界さん・・・あの人が白上の事を助けてくれたんだ」

 

すると3人はすごい勢いで白上に詰め寄ってきます

 

おかゆ 「大丈夫?何もされてない?」

 

ころね 「どういう事?」

 

ミオ 「詳しく教えてくれない?」

 

そして白上はさっきまでの状況を3人に洗いざらい話しました。皇世界さんが白上やポルちゃんを助けてくれた事、白上達を守るために戦ってくれた事・・・そして、彼がラブアンドピースの世界を目指している事を

 

ミオ 「それを聞いたら他の人と違うような気がするな」

 

おかゆ 「そうなのかもね〜」

 

ころね 「こぉねはフブさんがそう言うなら信じてみる」

 

3人は白上の言葉を信じてくれて、皇世界さんへ寛容的な態度を見せてくれました。それを見て白上は・・・何故か心が温かくなりました

 

ミオ 「とりあえず戻ろっか」

 

「はーい!」

 

皇世界ハルさん、他の仮面ライダーとは違って、大切な人の幸せの為に戦ってる人。悪い人じゃないと、信じたいですね・・・

 

 

つづく

 

 

 

 







お久しぶりです。第2話どうでしたか?

無敵と無慈悲の2面を持つハイパームテキをいい感じで表現できたかなと思います。


話は変わり、作中で明かされましたが皇世界ハルくんの目指すラブアンドピースの世界は彼の大切な人が幸せに暮らせる世界です。

寧ろ、彼の心境は彼女以外は自分含めてどうでもいいと思ってます。そんな激重感情持ってるのが主人公のハルくんです。

それでは短いですが、今回はこれで終わります。
もし良ければ次回も見て下さい。
では、また

1番活躍が見たいライダーは?

  • W
  • オーズ
  • フォーゼ
  • ウィザード
  • 鎧武
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ジオウ
  • ゼロワン
  • セイバー
  • リバイス
  • ギーツ
  • ガッチャード
  • ガヴ
  • ゼッツ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。