ライダーの力を手に入れたので、自由にその力を謳歌する   作:優翔星人

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第2章 陰謀編
第5話 陰謀I:ようこそ、デザイアグランプリ♡


 

 

ハル 「・・・酷いな」

 

フブキ 「っ・・・どうして」

 

ハル達の目の前に広がっているのは校舎の1部が崩れて瓦礫となっている中、所々怪我をして、逃げ惑う生徒の姿、この間(第2話)とは比にならない程に地獄絵図となっていた

 

「・・・・・・誰か」

 

誰かのか細い助けを求める声が聞こえ、直ぐさま反応してその声の方へ駆け出すハル。続けて、フブキもその後を追いかける。そしてハルよりも先にフブキの足が止まる

 

フブキ 「うそ・・・・・・なんで」

 

瓦礫の下敷きになっていたのはフブキの親友であるミオ。それを見たフブキは身体が震え、呼吸が荒くなる。そんなフブキを見てハルは・・・

 

ハル 「っ・・・!」

 

直ぐさま瓦礫をどかしてミオを救出し、近くに座らせる

 

フブキ 「皇世界・・・さん」

 

ハル 「待ってろ」

 

涙目になっているフブキを静止させ、ジオウIIライドウォッチを起動する

 

『ジオウII!』

 

すると、瞬く間にミオが()()()()、怪我をする前の状態になる

 

ミオ 「あれ・・・ウチは」

 

フブキ 「ミオ、ミオ!!」

 

ミオが無事なのを確認し、直ぐさま抱きつくフブキ。それを見たハルは怒りを顕にし右手は血が数滴垂れてくる程に力が込められていた

 

ハル 「・・・・・・」

 

フブキ 「っ!皇世界さん、皇世界さん!」

 

ミオを支えながらフブキがハルの手を握って何度も声を呼びかける。だがハルの耳にはフブキの声は届いていなかった。

 

フブキ 「ハルさん!」

 

ハル 「っ!あ、悪い。どうした・・・ってお前、血が」

 

名前を呼ばれたことで漸く反応したハルは自身が怪我をしていることに気付いていなかった

 

フブキ 「それは、皇世界さんの方です!」

 

ハル 「え、あぁ」

 

ミオ 「どうして・・・」

 

そんなやり取りを見ていたミオがポツリと呟くと、ハルとフブキはミオの方を見つめる

 

ミオ 「貴方がそこまで責任を感じるんですか」

 

ハル 「・・・責任も何もこうなったのは全部俺のせいだから」

 

顔を逸らして学校の状況を見てから、下を向いてフブキ達に顔を見せないように話すハル。それを聞いたフブキは何かをグッと堪え

 

フブキ 「それはちが『・・・・・・けて』

 

微かに聞こえてきた助けを求める声に反応し、直ぐさま走り出すハル

 

フブキ 「ハルさん!」

 

ミオ 「フブキ・・・」

 

フブキ 「信じて貰えないかもしれないけど、ハルさんは・・・」

 

ハルが元凶ではない事を知っているフブキがミオにも信じて貰いたいため、真っ直ぐな目で訴えかけていると、それを見たミオが優しい笑みを浮かべ

 

ミオ 「ウチはフブキを信じてる。皇世界さんはフブキが信じてる人なんでしょ?」

 

フブキ 「うん」

 

ミオ 「なら、ウチはフブキが信じる皇世界さんを信じるよ」

 

それを聞いたフブキは笑顔になり、顔をミオにくっつけて喜びを露わにする

 

フブキ 「ミオ〜!!ありがとう!」

 

ミオ 「とりあえず、皇世界さんが戻るまで隠れてよっか」

 

その時、2人の後ろから足音が聞こえ2人が後ろを振り向くと・・・

 

フブキ 「え・・・?」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

一方その頃

 

声が聞こえた方に来てるみると、ハルの目の前には瓦礫の下敷きとなっているそらの姿だった

 

そら 「あなたは・・・」

 

ハル 「待ってろ」

 

『インパクト!』

 

インパクトカプセムを自身の身体に擦り付けた後、とてつもないパワーでそらの上にあった瓦礫を退かして救出した

 

ハル 「大丈夫か・・・?」

 

そら 「どうして・・・」

 

ハルは倒れているそらに手を差し伸べる。それを見てそらは不思議そうな顔をして、ハルに問いかける

 

ハル 「人を助けるのに理由なんてないからだ」

 

それを聞いたそらが目を丸くして驚くも、直ぐさまハルの手を取って自身の身体を引き上げてもらい、救出される

 

そら 「ありがとう、ございます」

 

『ジオウII』

 

そしてハルはジオウIIライドウォッチでそらの傷を元通りにし、後ろを振り返って元来た道を戻ろうとする

 

そら 「・・・待って下さい」

 

ハル 「・・・」

 

そらに引き止められたハルは身体を振り向くことなくただ突っ立っているだけだった

 

そら 「・・・あなたは、他の仮面ライダーと違うんですか」

 

ハル 「俺はただ彼女が幸せに生きられる世界を作りたいだけだ」

 

ハルの言葉に疑問を浮かべたそらが探るように続けて質問する

 

そら 「それなら何で私達を・・・・・・もしかして、その彼女って言うのは私達の知ってる人ってことですか」

 

ハル 「彼女が笑顔で幸せに生きられる世界・・・その世界にはお前らは必要不可欠な存在だし、ホロライブのメンバーは誰一人として欠けちゃいけない。だから、俺はお前らを助ける。ただ・・・それだけだ」

 

そら 「そう・・・ですか」

 

そして、また助けを求める声が聞こえ先程とは反対方向へと走りだすハル。それに続いてそらもハルの後ろを着いていく

 

ハル 「・・・なんで着いて来るんだ」

 

走りながらも後ろに着いてくるそらに問いかけるハル

 

そら 「あなたの言葉で他の仮面ライダーとは違うって、分かりました。けど、まだ信頼できません。だから・・・あなたの行動を見て決めることにします」

 

それを聞いたハルは少しだけ笑みを浮かべて、目の前にいた怪我をしている人を見つけ、声をかける

 

ハル 「大丈夫か?」

 

そして数分後・・・

 

ハル 「これで、大体は助け終えたか?」

 

そら 「みたいですね・・・そういえばなんですけど、今日はフブちゃんと一緒じゃないんですか?」

 

ハル 「何言って・・・フブキなら俺の後ろ・・・・・・」

 

後ろを見てもフブキは居ないため、それに驚き思わず2度見をしてしまうハル。そして、徐々に顔が青ざめていく

 

ハル 「まさか・・・!」

 

そら 「あ、ちょっと!」

 

そらを置いて駆け出したハルの内心は焦りが殆どを占めていた。そして先程ハルがフブキ達を置いていった場所に戻ると・・・

 

ハル 「は・・・?」

 

フブキとミオが地面に倒れており、それを見たハルの時が止まる。そして、ハルよりも先にそらが2人へと駆け寄る

 

そら 「2人とも!大丈夫!?」

 

2人に必死に呼びかけるそらの姿を見てハルの顔はどんどんと暗くなっていく

 

ハル 「・・・・・・悪い、俺のせいだ」

 

そら 「そんなことは・・・!」

 

ハルの呟きを聞いたそらが否定しようとするが、その時ハル達の後ろから笑い声が聞こえてハルがそちらを睨みつけると、3人のライダー、左からブラーリの色違いでありマスクが深緑色となりビートバックルを装填しているライダー『ジキ』、真ん中にはXギーツ、その隣にはナーゴの色違いで青色となり、ニンジャバックルを装填しているライダー『ゼーハ』が立っていた

 

ゼーハ 『キャハ!あの男を倒せば私の理想の世界が叶うんでしょ!?』

 

クロスギーツ 『あぁ』

 

ジキ 『お前の作戦通りだったな!ガキ共を利用してあいつを誘き出すだなんて!』

 

それを聞いたハルは拳を強く握りしめて、怒りが込み上げてくるのをぐっと堪えながらジキ達を睨みつける

 

ハル 「・・・お前らがこれを?」

 

ジキ 『声が小さくて聞こえねぇーよ!』

 

ゼーハ 『ウチらにビビって声が出ないんじゃない?笑』

 

ジキ達からの煽りを受けても微動だにせず、ただゆっくりと立ち上がりデザイアドライバーを取り出し、腰に巻き付けた

 

そら 「皇世界さん・・・」

 

ハル 「ときの、2人を頼む」

 

そら 「っ・・・!」

 

ハル 「あと、離れててくれ」

 

ハルの冷たい声を聞いたそらは返事をせずに2人を抱えてすぐにハルの後ろを避難する。そして、ハルはゼーハ達に向かってゆっくりと歩き出す

 

ジキ 『ほら、何て言ったんだよ。もう1回言ってみろよ』

 

ハル 「これをやったのはお前らか?」

 

ゼーハ 『だったら何〜?別にあーし達だけじゃなくて、他の奴らもやってたけど?』

 

全く悪びれる様子のないゼーハの姿を見て怒りが頂点に達したハルの手には『ブジンソードバックル』が握られていた

 

ハル 「あぁ・・・・・・そうか、ならここで死ね」

 

『Set Avenge』

 

ハル「変身」

 

ベルトにバックルを装填し、操作しながら走り出す

 

『Black General Bujin Sword』

 

『Ready Fight!』

 

変身が完了すると共に、勢いよく踏み込んでゼーハの懐に入り

 

ゼーハ 『はやっ』

 

ベルトに向けて武刃を突き刺した後、直ぐさま武刃を引き抜いて両サイドから来ていたギーツバスターXとビートアックスの攻撃を後ろに飛んで回避する

 

ゼーハ 『どこを狙って・・・『ピキッ』は?』

 

ゼーハの変身が解除され、徐々にIDコアがひび割れていくと共に女の身体もノイズがかかった様になっていく

 

『いや、何であーしが!やだ、まだ死にたく・・・』

 

少しも経たないうちにゼーハのIDコアが完全に消滅した事により、女の身体も光となって消滅していくのであった

 

『Retire』

 

ジキ 『は、は!?』

 

Xギーツ 『・・・』

 

動揺を隠せないジキが少し後ずさりをしたその瞬間、武刃を振りかぶってジキの背後から迫るブジンソード

 

ジキ 『しまっ・・・』

 

このまま直撃する筈だったが、Xギーツが両手に持ったXレイジングソードとギーツバスターXで武刃による攻撃を受け止めていた

 

ブジンソード 「なに?」

 

Xギーツ 『お前の動きなど、お見通しだ』

 

ブジンソード 「・・・そうか」

 

互いに拮抗しあっていたが、後ろに引き下がって武器を構え直す。

 

ジキ 『話が違ぇぞ!何で()()()()だけであいつを相手しなきゃいけねぇんだよ!』

 

Xギーツに突っかかるジキだったが、Xギーツはそれを聞いて内心イラつきながら

 

Xギーツ 『奴の力が想定外だっただけだ』

 

ジキ 『っざけんな!』

 

Xギーツはジキに胸ぐらを掴まれそうになるもそれを交わして距離を取る。そしてその隙を狙って・・・

 

ブジンソード 「・・・トドメだ」

 

『Bujin Sword Strike』

 

ジキの背後を武刃で切り裂き、大ダメージを負わせて地面に転がせる

 

ジキ 『・・・や、やめろ!来るな!!』

 

地面に手を付きながら逃げるジキに対して武刃を手にジリジリと迫っていく。そして壁まで追い詰められ逃げ場を無くすジキ

 

ジキ 『頼む・・・助けてくれ』

 

武刃を向けられ、命乞いをするジキを見てブジンソードの動きが止まる

 

ブジンソード 「・・・」

 

動きが止まったのを見て、ジキはビートアックスを手に攻撃しようとするも・・・

 

ジキ 『バカが!!』

 

それを武刃で受け止めた後、顔面目掛けて左脚で膝蹴りを入れて壁にめり込ませる。そして胴体ががら空きになった所に武刃をベルトに突き刺してIDコアにヒビが入る

 

ジキ 『お、俺はまだ・・・!』

 

ブジンソードはジキを背中に向け、今度はXギーツに向かって歩き出す。そして誰にも見向きされないジキは変身が解除され、手を伸ばしながら消滅するのであった

 

『Retire』

 

Xギーツ 『・・・』

 

ブジンソード 「後はお前だけだ」

 

Xギーツ 『・・・ここまでとは、想定外だ。別の仮面ライダーに変身しても強さは変わらない・・・・か』

 

この発言を受けてブジンソードはXギーツの正体が先日のビターガヴと予想して警戒する

 

ブジンソード 「・・・まさかな、それで?お前達の目的はなんだ」

 

それを聞いたXギーツはXレイジングソードを何度も肩に当て、ブジンソードをあおるかのように

 

Xギーツ 『さぁな、誰がお前に教えるものか』

 

ブジンソード 「あぁそうか、ならお前もここで死ね」

 

刀身が剥き出しのままXギーツに接近し、振り下ろされるXレイジングソードを武刃で受け流し、脇腹の部分に刀身を当ててそのまま切り裂いた。直ぐさまその場を離れ、Xギーツの方を向くとXギーツは依然変わりなく立っていた

 

Xギーツ 『そんな攻撃で俺を倒せるとでも?』

 

ブジンソード 「・・・」

 

Xギーツ 『今度はこっちから行かせてもらう』

 

XギーツがXレイジングソードとギーツバスターXをクロスさせると刀身が黒い炎の様なオーラを纏う。そしてそれをブジンソードに向けて放った

 

ブジンソード 「甘いんだよ」

 

それを何のことなく武刃で両断し、近くが煙で覆われる。ブジンソードを見失ったXギーツが辺りを探っていると・・・

 

『Bujin Sword Strike』

 

Xギーツの背中をブジンソードが切り裂いてダメージに耐えられなかったXギーツは地面に転がる。だが、直ぐさまXギーツはギーツバスターXを支えに立ち上がろうとする

 

Xギーツ 『俺がこれくらいで・・・!』

 

しかし、再び背後から斬られてしまい、抵抗虚しく地面に倒れてしまう

 

ブジンソード 「トドメだ」

 

『Bujin Sword Victory』

 

飛び上がったブジンソードはXギーツに向けて黒いオーラを纏っている右足でライダーキックを放ち、それを受けたXギーツは大爆発を起こして消滅するのであった・・・

 

ハル 「・・・」

 

煙が晴れた後には未だデザイアドライバーにブジンソードバックルが装填されているのに変身が解除されているハルが1人佇んでいた

 

そら 「皇世界さん、ベルトのそれ消えていってませんか?」

 

ハル 「っ・・・は?」

 

そらに指摘されてハルは自身の変身が解除されているのに気づく。そしてベルトを見ると、装填されていた『ブジンソードバックル』が徐々に消えていくのが目に入った

 

ハル 「なんで急に・・・!?」

 

フブキ 「ウッ・・・」

 

そらに支えられていたフブキが目を覚ましそうなのを見て、ハルは直ぐさま2人に駆け寄り、ジオウIIライドウォッチを取り出す

 

『ジオウII!』

 

そしてフブキとミオの時が巻き戻って襲撃される前の姿に戻り、2人は目を覚まして起き上がる。それを見てハルとそらは安心した表情を浮かべる

 

ハル 「よかった・・・」

 

フブキ「ありがとうございます、ハルさん」

 

ミオ 「ありがとうございます」

 

2人から感謝を受けたハルは目を丸くして驚くと小恥ずかしいそうに立ち上がって3人から顔を逸らす

 

そら 「照れてます?」

 

ハル 「て、照れてない!」

 

そんな時、ハル達の背後から足音が聞こえ、ハルは直ぐさま3人を庇って前に立つ

 

『いや〜まさか、ここまで強いだなんて思ってなかったよ!』

 

ハル達の前に現れたのはこのデザイアグランプリを開幕した張本人である謎の男

 

ハル 「・・・・・・何者だ」

 

先程とは打って変わって警戒して男のことを睨みつけるハル

 

『そんな怖い顔しないでよ!まぁ、僕の事は気軽にイトとでも呼んでくれ』

 

ハル 「お前は何しに来た」

 

『はぁ〜お前じゃなくてイトって呼んでよ・・・・・・まぁ、いいさ。所で皇世界ハルくん、僕がこうして君の前に現れたのには理由があるんだけど分かる?』

 

ハル 「・・・・・・さぁな、用がないなら俺達は『僕がこのデザイアグランプリを開いた張本人って言ったら君はどうする?』

 

その言葉を聞いた瞬間、ハルはマグナムシューター40Xを取り出し、銃口を向けて引き金をひいた。だが、放たれた弾はイトの体をすり抜けた

 

イト 『おっと!危ない危ない』

 

ハル 「お前の目的は、一体なんだ・・・!」

 

イトを焦りながらも睨みつけるハルの姿を見て、イトはニヤリと笑ってハルに向かってこう告げた

 

イト 『僕がもたらすこの世界の終わりを君は止められるかな?』

 

その後、イトはハル達の前から消えたが、その後もハルはイトが立っていた方を見つめていた

 

フブキ 「ハルさん・・・」

 

だが、瞬く間に近くで爆発音が聞こえ

 

『おい居たぞ!皇世界ハルだ!!』

 

校門の方から何人ものの仮面ライダーが侵入してきて、辺りを攻撃し始める

 

フブキ 「ハルさ「フブキ、学園の奴らを頼んだ」

 

『Set!』

 

そしてハルはライダー達に向かって駆け出しながら、モンスターバックルを装填する

 

ハル 「変身!!」

 

『Monster!』

 

ギーツ(モンスター) 「俺が全部・・・守ってみせる!」

 

『Ready Fight!!』

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

DGPルール②

 

『仮面ライダーが使用するバックルは1度限りの使い切りとなっている。使い過ぎにはご注意を』

 

つづく

1番活躍が見たいライダーは?

  • W
  • オーズ
  • フォーゼ
  • ウィザード
  • 鎧武
  • ドライブ
  • ゴースト
  • エグゼイド
  • ビルド
  • ジオウ
  • ゼロワン
  • セイバー
  • リバイス
  • ギーツ
  • ガッチャード
  • ガヴ
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