ポケットモンスター:オーバー・ザ・レジェンド   作:ガチャガチャクツワムシ

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今回、何故アンケートを取ろうかと思ったのかと言うと、自分の文章作成能力だとDP編やXYZ 編を書ける自身がなかったからです。作者のスタンスは、強化はするが出来るだけアニポケの流れを壊したく無いと考えております。唯、BWはサトシが優勝しても変わらないのでは無いかと思い、優勝させようかと思ったのですが、それだとヒビキの存在が邪魔かなぁとも思いそれでアンケートを取りました。サトシと別地方に行く場合は、カナズミまでは一緒に旅をさせようかなと思っております。これは同じ地方を旅をすることになっても変わりません。それを踏まえてどうか宜しくお願いいたします。


タンバジム2

 カポエラーを倒したものの、ガラルヤドランはすでにボロボロで、荒い息を吐きながらも表情は変わらなかった。

 「よくやった、一旦休め」

 そう声をかけたヒビキは、シジマがカポエラーをボールへと戻すのと同時に、ガラルヤドランを手元へ引く。

 「いけ、オコリザル!」「プギィィィッ!」

「行ってこい、ワタッコ!」「タッコッ!」

 シジマが繰り出した闘気むき出しのオコリザルに対し、ヒビキは素早さに優れるワタッコをチョイスする。

 「オコリザル、【冷凍パンチ】!」

「ワタッコ、【飛び掛かる】!」

 ワタッコが圧倒的なスピードで先手を取り、【飛び掛かる】でオコリザルの攻撃力を鋭く削ぎ落とす。直後に受けた【冷凍パンチ】は抜群の相性ゆえに大ダメージとなるも、ワタッコは懸命に耐え切った。

 「そのまま【力を吸い取る】!」

「なにっ……!?」

 オコリザルの下がった攻撃力をさらに吸い取りつつ、ワタッコは自身の体力を一気に回復させる。

 「ほう……随分とテクニカルで嫌らしい戦法を使うな」

「正攻法ではそっちに分がありますからね。まぁ、この戦い方を卑怯だと言う奴もいますけど」

「ハハッ、言わせておけばいい! 戦術とは元来、いかにこちらの被害を抑え、相手にどれだけの損害を与えるかが重要なのだ。ワシは、そんなものを卑怯だなどとは微塵も思らんさ。──いくぞ、オコリザル、【鬱憤ばらし】!」

「ありがとうございます! ワタッコ、【アクロバット】!」

 自分の能力を下げられた怒りを乗せたオコリザルの【鬱憤ばらし】を、風に乗る綿毛のように華麗に躱し、ワタッコは鋭い【アクロバット】を叩き込んで着実にダメージを重ねる。

 「柔よく剛を制す、まさに手本のような回避だな。だが──これで終わりだ、【憤怒の拳】!」

「やっぱり来るか……! なら【エナジーボール】!」

 これまでの被弾による怒りを極限まで乗せた【ふんぬのこぶし】の直撃を避けきれず、ワタッコは強烈な一撃に吹き飛ばされて戦闘不能に倒れた。

 「よく粘ってくれた。……行ってこい、ガラルヤドラン!」

「ヤァン……」

 ボロボロだった体力を一端引っ込め、再びガラルヤドランを戦場に送り出す。

 「【なまける】からの【鈍い】!」

「押し切るぞ、【うっぷんばらし】!」

 すかさず【怠ける】で体力を立て直しつつ【鈍い】を積むヤドランに、オコリザルの【鬱憤ばらし】が直撃するも、今度は執念で耐え抜く。

 「決めるぞ、もう一度【アシストパワー】!」

「受けてみよ、【鬱憤ばらし】!」

 お互いの渾身の一撃が激突し、その衝撃相討ちとなる形で、両者同時に戦闘不能となって倒れ伏した。

 「よし、これで互いに手持ちはあと一匹だな……! 最後の締めくくりだ、行け、ニョロボン!」「ボンッ!」

「ラストだ、頼むぞスピアー!」「スピッ!」

 シジマが最後に送り出したのは屈強なニョロボン、それに対しヒビキは鋭利な双針を持つスピアーを繰り出した。

 「スピアー、【毒づき】!」

「ニョロボン、【アクアブレイク】!」

 凄まじい加速で懐に飛び込んだスピアーの【毒づき】と、カウンター気味に放たれたニョロボンの【アクアブレイク】が交錯し、両者は激しく吹き飛ぶ。しかし、すぐに両者とも体勢を立て直して距離を詰めた。

 「【シザークロス】!」

「【岩雪崩】!」

 正面からの激突。頭上から降り注ぐ大量の岩石を卓越した機動力で躱し、スピアーの【シザークロス】がニョロボンの巨体を切り裂く。一度距離を取ると、お互いに勝負手を構えた。

 「スピアー、【剣の舞】!」

「ニョロボン、【腹太鼓】!」

 一気に自らの攻撃力を極限まで高め合う両者。

 「お互い、次の一撃が最後になりそうですね」

「そのようだな……! ニョロボン、【気合いパンチ】!」

「スピアー、【逆鱗】!」

 放たれた最大火力の激突。ニョロボンの渾身の【気合いパンチ】を、スピアーは紙一重の身のこなしで躱し切り、そのまま怒涛の連続突きを叩き込む。たまらずニョロボンは大きくよろめき、そのまま地面に崩れ落ちた。

 「ニョロボン、戦闘不能! スピアーの勝ち! したがって、勝者はマサラタウンのヒビキ!」

 審判の力強いコールが響き渡る。

 「ガハハ、素晴らしい! いやはや、実に良き試合であった!」

 シジマは豪快に大笑いしながら歩み寄り、認められた証であるジムバッジをヒビキへと手渡すのであった。

ジョウトリーグが終わって次の地方は

  • サトシと一緒のホウエン地方
  • サトシとは別のイッシュ地方
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