前から大分間が開空きましたが投稿です。今回は主人公のスタンドが判明します。
本編どうぞ。
この世界に転生してから早6年。俺はクッソ美人で若々しい母の授乳プレイやオムツ替え、味がうっすい離乳食などを食べ続け遂にそれらからも脱した。
俺が生まれた時は大変だった。なんせ生まれてきた赤子の左肩の部分に黒い石のようなもの*1が生えていたからだ。
これには両親も医者もびっくり。産まれてからすぐに精密検査を行ったらしいだが今のところは異常なしと判断され経過観察に努めるらしい。
これはクッソやばいけど感染しない病気の影響だよ!死ぬのは確定だよ!なんて正直に言える訳もなく、俺は左肩に黒い石のようなものがある大人しくて賢い子供という認識になった。
いやだってさ、両親を心配させたくないし、もういっその事受け入れることを選びましたよね。
そんなワケで今の俺は小学生になる少し前くらいにまで成長した。いやぁ〜頭がいいってのは良いね!幼稚園のちびっ子達からの憧れの視線が忘れらんねぇぜ。俺もちびっ子だけど。
そして今俺が自室で一人行っているのは3つ目の特典の確認だ。それはジョジョの幽波紋のうち一つをランダムに獲得できると言うことだ。なんでも肉体がある程度育たないと発現すらできないようで今までは確認のしようがなかったのだ。
今の自分は6歳。原作のポルナレフは肉体が5歳ぐらいでもスタンドを出せていたので6歳の自分はもういけるんじゃないかと言う考えだ。
「コォォォォォォ…」
波紋の呼吸っぽい感じで息を吸ってみる。これは取り敢えずは形式から入ってみると言う感じだ。
そして自分の精神に形を与え、イメージを形成する。これがスタンドの主なヴィジョンになる。
そうだな、やっぱりここは人型が良いいよなー。やっぱ近距離パワー型とかかっこいいしな。
段々とイメージができてきた。人型で、身長が高くて…
「むむむむむ…あ、そういや台所の包丁壊れたんだった…新しくしなきゃな。…あ。まずい!ちょ、ま」*2
そう言って包丁を思い浮かべた瞬間に脳内のイメージが一気に変わる。人型を連想しようとするがもう遅かった。
そして自分の耳に軽い金属音が響いた。音がした足元に目を向ける。そこにあったのは
刀身が20センチほどで装飾が飾り付けられたナイフだった。*3
此処で「は?」となった読者の皆さんに説明させてほしい。このナイフれっきとしたスタンドなのだ。
スタンド名は<ドリー・ダガー>。 「何コイツ原作にいたっけ?」となった人も多いだろう。当たり前である。何故ならこのスタンド本編ではなく外伝の小説「恥知らずのパープル・ヘイズ」に登場するスタンドなのだから。
ただのナイフかよとも思うだろう。しかしこのナイフ実はかなり強い能力を持っているのだ。その能力とは「受けたダメージを7割反射する」と言うもの。
普通に強い。なんならこのインフレ極まっている世界ではかなりのジョーカーとも言えるだろう。そしてこのスタンドはナイフと一体化しているので武器としても使える。
しかしここで思い出してほしい。この能力はダメージの反射こそすれど普通に3割分はダメージを喰らわなければそもそも発動しないのだ。例えば鋼鉄を軽々と叩き潰せるような悪魔なんかに殴られたとしよう。
そうすると確かにダメージの7話は反射してその悪魔は少なくないダメージを負うだろう。しかし、3割でもまともに食らった貴方はそこでミンチか地面のシミになっていることだろう。
詰まるところこの能力はダメージを受けた時点で死ぬ可能性がかなり高いのだ。つまりは使っても死ぬ。
そしてこの少年「
つまりは最悪人外に襲われてそのままなすすべなく死ぬ可能性すらある。これはまずい。だが、浩介の心境はと言うと、また別の問題に直面していた。
(え?このナイフの刃渡りって20センチくらいじゃね?…まっずい!このままだと銃刀法で補導されるぅ!?)
ここで一つスタンドの特性の話をしよう。スタンドは本来ならスタンド使いにしか見ることはできない。だが、例外が存在する。それは物質と一体化したスタンドだ。
物質と一体化したスタンドはスタンド使いではなくても視認できるし触れることができる。そしてこのスタンド<ドリー・ダガー>も物質と一体化している。小学くらいの少年が刃渡り20センチほどのナイフを持ち歩いているなんて普通に事案である。
「おいおいオイ!このままだと転生したら大きな刃物を持っていたので補導された件。になっちまうぞ!?」
信条浩介はめちゃくちゃ焦った。このスタンドを知らなければと思った。浩介にこのスタンドのことはわからぬ。しかし浩介は人一倍に平凡だった。
そんなふうに自室で一人、焦りに焦った浩介はこう結論付けた。
それでも俺はやってないと。
何に対して言ってるんだこの阿呆は。しかし良かった方である。これでチープトリックやノトーリアスBIGなんて来ていたら浩介はこの世にさよならバイバイしていたかもしれないからだ。
そうやって浩介がスタンドの運用について悩みに悩んでいるうちにも時間は過ぎていく。
「浩介ー!ご飯よー!」
30代後半なのに外見が20代前半などと言うバグったような肉体を持った母の
因みに父の
ん?この匂い!今日は俺の好きな肉じゃがだぜヒャッホウ!すぐに行かなければ!
「はーい!今行くー!」
俺はスタンドのことなんて忘れて上機嫌にリビングへと向かった。まだまだ問題は山積みだけど、今は少しでも日常を満喫したい。
あ、因みに肉じゃがはクッソ美味しかったです。
ちょっとしたキャラ紹介をば。
信条浩介:今作の主人公。いわゆる神様転生を経験した神様の友だち。特典のデメリットがヤバイ。
前世では家族は死亡しており当時高校生の時に小学生の歳の離れた妹と二人で親の遺産を少しずつ使って暮らしていた。妹は全寮制の中高一貫校に進学したため自分はもういなくても自立出来るかと思っていた矢先に死んだ。
信条勝:主人公の父。主人公が産まれた時に左肩にあった黒い石のようなものを見て若干パニクった。
結婚のきっかけは葵からの熱烈なプロポーズだったとか。学生時代はメガネの似合うおっとり系イケメンだった。
獣医師。
信条葵:主人公の母。めちゃくちゃ若々しい。近所のママ友方からは若々示唆の秘訣をよく聞かれる。
中学時代は不良気味だったが、進学して心機一転した高校生の3年目に父と出会った。持ち前のコミュ力の高さを活かし父に熱烈なアプローチを行い交際に至った。プロポーズはクッソ情熱的だったとか(勝談)
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