エンタメデュエリストが幻想入り   作:てんのうみ

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どうも皆さん始めまして!!空。(てんのうみ)です!

これより始まります物語。どうぞ最後までお付き合いください。
この小説で一人でも多くの人を笑顔にして、一人でも多くの人にデュエルの楽しさが伝わると嬉しいです!

それでは《エンタメデュエリストが幻想入り》....スタート!!



終わりの始まり

布団の上で目が覚めた。

この部屋には時計が無いから何時わからない。

幻想郷にきて少したつのにこういうところは慣れないな。

 

布団から起き上がろうとすると、体に痛みが走しった。

怪我をしてからもう二週間も経つのに一行に痛みは引かない...

痛む体を無理あり起こして服を着替えて、朝かどうかわからないけど食事を済ませる。

後片付けを済ませて、異変も終わったし、新しいデッキでも作ろうかな?と思ってテーブルにカードを広げてデッキの確認してみる。部屋の片隅からカードが沢山入った箱を取り出し、デッキを組み直す。数分デッキ構築について考えていたらあることに気づいてしまった

 

コンコン

 

「スミマセーン。誰かいませんかー?」

 

玄関からする声でふと我に帰る。

急いで返事をして、慌てて広げていたデッキを腰についてるホルダーにしまって、扉を開ける。

 

「どちら様...」

 

するとそこには黒い翼を生やした女の子が立ってた。

 

「何だ、文か………どうしたんだよ?」

 

「いや〜異変が終わってもう二週間も経ったのに余りお見かけしませんでしたから少し気になりましてね。怪我の具合はどうですか?」

 

「だいぶ良くなったよ」

 

「本当ですか〜」

 

そう言って文は俺の腹をツンツンと押す。

バカ、触るな。メチャクチャ痛い。

 

「やっぱり痛がってるじゃないですか!!その様子だとしっかり手当してませんね?」

 

「大丈夫だって、放っておけば治るから」

 

「ダメです!!私がしっかり手当てしますから!!上がってもいいですか?」

 

文とは出会ってからまだ一年も経ってないけどこれだけは言える。

 

言い出したら止まんない。

 

「わ、わかったよ...」

 

「おじゃましまーす!!」

 

文は家に上がるや否やテーブルの上に上がっていたカード見つけた。

 

「おや? デッキの調整中でしたか?」

 

「ちょっとな......」

 

「どうかされたんですか?」

 

「なあ文、俺が幻想郷に来た時ってどんなデッキだったっけ......」

 

「なに言ってるんですか?遊矢さんが使ってたデッキは......」

 

「この幻想郷に来てから負けられないデュエルが続いて、デュエルを楽しむ余裕なんてなかった」

 

「そ、それは......」

 

「俺にはエンタメデュエルは......もうできない....」

 

俺がそう言うと文は何かを決意したように俺を真っ直ぐ見た。

 

「......わかりました。私と決闘しましょう。」

 

「え?」

 

「一時間後、場所は妖怪の山の麓で。私と本気のデュエルを」

 

なんで俺と文が本気のデュエルをしなくちゃいけないんだよ?

戦う理由なんてどこにもなにのに...

 

「受けてくれますよね?」

 

「......わかった」

 

俺もデュエリストだ。

申し込まれたデュエルは受ける。気は乗らないけど

 

「あと一つ。デュエル開始まで家を留守にしてくれませんか?」

 

「構わないけど、どうしてだ?」

 

「私もデッキ調整です。」

 

「それじゃ別にここじゃなくても......」

 

「いいんです!!ほら、早く出てってください!」

 

と言われてなぜか自分の家から追い出された。

 

 

ー 一時間後 ー

 

妖怪の山麓

 

「デッキはできたのか?」

 

「ええ、もちろん」

 

俺の質問に何処か得意気に答える文。

俺はこんなの乗り気じゃないけど、デュエルしないといけない感じだし...

早く終わらせるか

 

「それじゃ始めようか?」

 

「おっとその前に大事なことを....このデュエル、負けた方が勝った方の言うことを一つ聞くと言うのはどうでしょうか?」

 

「別に構わないけど、いいのか?そんなこと言って」

 

「全然問題無いですよ、今の遊矢さんに負けることなんてありませんから」

 

「....じゃ、始めるぞ」

 

 

「「デュエル!!」」

 

射命丸文 VS 遊矢

 

 

「私の先行で行かせて頂きますよ!!ドロー!」

 

射命丸文

手札:5→6

 

「まずは手札から《EMアメンボート》を召喚!」

 

レベル4 水属性 昆虫族 攻500 守1600(攻撃表示)

 

え!?文がEM!?

どうしてそのデッキを.....

 

「驚かれました?このデッキは私があなたと始めて会った時にあなたが使っていたデッキです」

 

そうか...だから俺の家でデッキ作りをしてたのか...

 

「私はカードを1枚伏せてターンエンドです。」

 

射命丸 文

ライフ:4000

手札:4枚

モンスター:1体

魔法・罠:1枚

 

「俺のターン、ドロー」

 

遊矢

手札:5→6

 

文が何をたくらんでるかはわからないけど、全力でいく

 

「俺は《カード・ガンナー》を召喚」

 

レベル3 地属性 機械族 攻400 守400(攻撃表示)

 

「《カード・ガンナー》の効果発動。デッキの上から3枚までを墓地に送り、1枚に付き攻撃力を500あげる。3枚のカードを墓地に」

 

墓地に送られたカード

 

幻木龍

幻水龍

焔征竜-ブラスター

 

カード・ガンナー

攻:400→1900

 

「さらに速攻魔法《手札抹殺》を発動。お互いは手札をすべて捨てて、同じ枚数ドローする」

 

遊矢

手札:4→0→4

 

捨てたカード

 

ドロール&ロックバード

仮面竜

瀑征竜-タイダル

仮面竜

 

射命丸文

手札:4→0→4

 

捨てたカード

 

EMカレイド・スコーピオン

EMチア・モール

EMプラスタートル

EMソード・フィッシュ

 

「いや~若干事故り気味だったので助かっちゃいました。それにしてもすごいですね、遊矢さんはこのデッキを使っていろんな人を笑顔にしてきたんですね...私にはちょっと難しそうです」

 

「そんなのは前の話さ」

 

そうさ...俺はもう...人を笑顔にするデュエルはできない。

父さんのようなエンタメデュエリストにはなれないんだ。

 

「俺は墓地の《焔征竜-ブラスター》の効果発動。墓地のドラゴン族2体を除外して自身を特殊召喚する。《仮面竜》2体を除外、《焔征竜ブラスター》を特殊召喚」

 

レベル7 炎属性 ドラゴン族 攻2800 守1800(攻撃表示)

 

「さらにドラゴン族の《幻木龍》《幻水龍》を墓地から除外して、墓地から《瀑征竜-タイダル》を特殊召喚」

 

レベル7 水属性 ドラゴン族 攻2600 守2000(攻撃表示)

 

文のフィールドにいる《EMアメンボート》には攻撃を受けたとき、自身を守備表示にすることで攻撃を無効にする能力がある。だけどモンスター3体で攻撃すればなんの問題もない

 

「バトルだ、《カード・ガンナー》で《EMアメンボート》に攻撃」

 

カード・ガンナー  EMアメンボート

攻:1900    攻:500

 

「《EMアメンボート》の効果発動!攻撃対象になった時、自身を守備表示に変更することで攻撃を無効にする!」

 

EMアメンボート

表示形式:攻撃表示→守備表示

 

「でももう攻撃は無効にできない。《焔征竜-ブラスター》で《EMアメンボート》に攻撃」

 

焔征竜-ブラスター   EMアメンボート

攻:2800      守:1600

 

「それも通しません!罠カード発動《ビックリ箱》!相手モンスターが2体以上いる時、攻撃宣言時に発動できます!攻撃モンスターの攻撃を無効にして、その他のモンスター1体を墓地に送り、攻撃モンスターの攻撃力を墓地に送ったモンスターの攻撃力・守備力のどちらか高い方の数値分下げます!墓地へ送るのは《瀑征竜-タイダル》!!」

 

墓地に送られた《瀑征竜-タイダル》の攻撃力は2600、つまり《焔征竜-ブラスター》の攻撃力は2600下がる...

 

 

焔征竜ブラスター

攻:2800→200

 

「うまくかわしたな...カードを2枚伏せてターンエンド。このエンドフェイズに《カード・ガンナー》の攻撃力は元に戻る」

 

カード・ガンナー

攻:1900→400

 

遊矢

ライフ:4000

手札:2枚

モンスター:2体

魔法・罠:2枚

 

 

「私のターン、ドローです!」

 

射命丸文

手札:4→5

 

「遊矢さん....今どんな気持ちですか?」

 

「...どんなって?」

 

「私は楽しいですよ、遊矢さんとデュエルできて」

 

俺はどうなんだろう...胸の中がモヤモヤする...

楽しい...のかどうかわかない

 

「わからない...わからないんだ...」

 

「そうですか...だったら私が思い出させてあげます!《EMディスカバー・ヒッポ》を召喚!」

 

レベル3 地属性 獣族 攻800 守800(攻撃表示)

 

「ヒッポ....」

 

「《EMディズカバー・ヒッポ》の効果発動!このカードの召喚に成功したターン、私はレベル7以上のモンスターを手札から攻撃表示でアドバンス召喚できます!《EMアメンボート》と《EMディスカバー・ヒッポ》をリリース!」

 

俺のデッキで2体のリリースが必要になるモンスター....!!

 

「ま、まさか!?」

 

「美しくも雄々しい二色の眼!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!!」

 

レベル7 闇属性 ドラゴン族 攻2500 守2000(攻撃表示)

 

「久しぶりだな...《オッドアイズ》」

 

「バトルです!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》で《カード・ガンナー》に攻撃!『螺旋のストライクバースト』!!」

 

オッドアイズ・ペンデュラム   カード・ガンナー

攻:2500          攻:400

 

「思い出してください!貴方は誰よりもデュエルを楽しんでいたはずです!!」

 

《オッドアイズ》には戦闘でモンスターを破壊したときに戦闘ダメージを2倍にする能力がある。この攻撃をを受ければ最終ダメージは4200...ワンショットキルが成立する。

だけどそんな攻撃は通らない

 

「罠カード《ガード・ブロック》発動。戦闘ダーメジを0にしてカードを1枚ドローする」

 

遊矢

手札:2→3

 

「楽しいだけじゃ勝てない...文もよくわかってるだろ」

 

「届きませんか.......攻撃も...言葉も」

 

「《カード・ガンナー》が破壊されたことにより1枚ドローする」

 

遊矢

手札:3→4

 

「カードを2枚伏せて...ターンエンドです」

 

「この瞬間、特殊召喚された《焔征竜-ブラスター》は手札に戻る」

 

遊矢

手札:4→5

 

 

射命丸文

ライフ:4000

手札:1枚

モンスター:1体

魔法・罠:2枚

 

「俺のターン、ドロー」

 

遊矢

手札:5→6

 

「手札から《焔征竜-ブラスター》のモンスター効果を発動。手札の炎属性モンスター《仮面竜》と一緒に手札から捨てることでフィールドのカードを1枚破壊する。《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》を破壊だ」

 

遊矢

手札:6→4

 

「くぅ...《オッドアイズ》はペンデュラムモンスターです。エクストラデッキに送ります」

 

文の場から《ブラスター》の炎に巻かれて《オッドアイズ》が消えた...

 

「あっ.....」

 

一瞬てを伸ばしかけたけど、すぐに引っ込める

これはデュエルなんだ...そんなこと考えちゃダメだ...

 

「さらに手札から《巌征竜-レドックス》のモンスター効果発動。手札の地属性モンスター《増殖するG》と一緒に捨てて、墓地のモンスターを1体蘇らせる。来い《焔征竜-ブラスター》」

 

レベル7 炎属性 ドラゴン族 攻2800 守1800(攻撃表示)

 

遊矢

手札:4→2

 

「さらに永続罠《リビングデットの呼び声》を発動。墓地のモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。《瀑征竜-タイダル》を特殊召喚」

 

レベル7 水属性 ドラゴン族 攻2600 守2000(攻撃表示)

 

文のフィールドにモンスターはいない。

この2体の攻撃で勝負はつく

 

「バトルだ。《瀑征竜-タイダル》で直接攻撃」

 

瀑征竜-タイダル     射命丸文

攻:2600       ライフ:4000

 

「こんなところで終わるほど遊矢さんのデッキは柔じゃないですよ!速攻魔法《カバーカーニバル》発動です!自分フィールドに《カバートークン》を3体特殊召喚します!」

 

レベル1 地属性 獣族 攻0 守0(守備表示)

 

レベル1 地属性 獣族 攻0 守0(守備表示)

 

レベル1 地属性 獣族 攻0 守0(守備表示)

 

「さらに《カバーカーニバル》を発動したターンは《カバートークン》にしか攻撃できません!」

 

「だったら《瀑征竜-タイダル》と《焔征竜-ブラスター》で《カバートークン》に攻撃」

 

瀑征竜-タイダル       カバートークン

攻:2600         守:0 

 

焔征竜-ブラスター      カバートークン

攻:2800         守:0

 

「俺はこれでターンエンドだ」

 

 

遊矢

ライフ:4000

手札:2枚

モンスター:2体

魔法・罠:1枚(《リビングデットの呼び声》」

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

射命丸文

手札:1→2

 

「メインフェイズのはじめに魔法カード《貪欲で無欲な壺》を発動!墓地の種族が異なるモンスターを3枚デッキに戻して2枚ドローします!」

 

戻したカード

 

EMディスカバーヒッポ(獣族)

EMアメンボート(昆虫族)

EMプラスタートル(水族)

 

 

射命丸文

手札:1→3

 

「その代わりこのターンはバトルフェイズは行えませんけど」

 

文の場にいる《カバートーク》はフィールドに存在する限り、文自身のエクストラデッキからの召喚を封じてしまう。あれを処理しない限りエクストラデッキにいる《オッドアイズ》が出てくることはない。

 

「ここは守りにはいるしか無さそうですね...手札のモンスターカードを1枚捨てて、魔法カード《ワン・フォー・ワン》を発動します!」

 

捨てたカード

 

タスケルトン

 

射命丸文

手札:3→1

 

「デッキ・手札からレベル1のモンスターを特殊召喚します!お願いします!《ブロック・スパイダー》!!」

 

レベル1 地属性 昆虫族 攻0 守100(攻撃表示)

 

「《ブロック・スパイダー》の効果で......」

 

「特殊召喚に成功したとき、デッキから《ブロック・スパイダー》を特殊召喚する...だろ?」

 

「まあ、ご存じですねよ~」

 

レベル1 地属性 昆虫族 攻0 守100(攻撃表示)

 

《ブロック・スパイダー》は自身以外の昆虫族への攻撃を禁止するカードだ...

それが2体...攻撃ロックで来たか!

 

「......フッ」

 

「おお!?今笑いましたね?」

 

「え?...そうかな...」

 

自分じゃ気づかなかった...

でもたしかにデュエルを始めた時より体が軽くなって、胸の奥が暑くなってるのを感じる。

懐かしい,..この感覚....

 

「困難が大きければ大きいほど、『それをどうやって攻略するか?』って考えて楽しくなる。デュエルの魅力の1つですよね」

 

そうだ...どんな壁でも考えて考え抜いた先に必ずその答えがある。

誰も思い付かない方法を考え出してみんなを笑顔にする...それがエンタメデュエルだ。

 

「いいですね、あの頃の遊矢さんの顔に戻ってきました。カードを1枚伏せてターン終了です!」

 

「このエンドフェイズ、特殊召喚された《瀑征竜-タイダル》と《焔征竜-ブラスター》は手札に戻る」

 

遊矢

手札:2→4

 

 

射命丸文

ライフ:4000

手札:0枚

モンスター:3体

魔法・罠:2枚

 

 

「全力で来てください!すべてをぶつけ合ってこそのデュエルですよ!」

 

「ああ、そうだな」

 

昔、父さんが『自分が笑顔になれないデュエルじゃ、誰も笑顔にはできない』って言ってたことを思い出した。『笑われる』じゃなくて『笑顔にする』...それはとても難しいことだ。今の俺じゃ、俺の本当にしたいデュエルはできないかもしれない。でも、ここからもう一度始めるんだ。俺のデュエルでみんなを笑顔にしたい!!

 

「お楽しみは......これからだ!!」

 

遊矢

手札:4→5

 

「いくぞ文!リバースカード、速攻魔法《異次元からの埋葬》!除外されてるカードを3枚まで墓地に戻す。俺が選ぶのは、このカードだ!」

 

戻したカード

 

幻木龍

幻水龍

仮面竜

 

 

「墓地にドラゴン族を戻して来ましたか...」

 

「さらに手札から、速攻魔法《禁じられた聖杯》を発動!《ブロック・スパイダー》の効果を無効にして、攻撃力を400あげる!」

 

「《ブロック・スパイダー》の効果を無効にしてきましたか!!」

 

ブロック・スパイバー(A)

攻:0→400

 

これで攻撃ロックはクリアだ

後は全力を出すだけだ!

 

「魔法カード《おろかな埋葬》を発動!デッキからモンスターカードを墓地に送る」

 

「それだけなら...」

 

「これで終わりじゃないさ、手札をすべて捨てることでチェーン発動!速攻魔法《連続魔法》!チェーンした通常魔法の効果をコピーする!」

 

捨てた手札

 

瀑征竜-タイダル

焔征竜-ブラスター

 

 

「手札のドラゴンたちまで墓地に送りましたか...そしてさらに墓地に送るとは...」

 

「《おろかな埋葬》と《連続魔法》の効果でデッキから2枚、モンスターを墓地に送らせてもらう」

 

墓地に送ったモンスター

 

嵐征竜-テンペスト

ミンゲンドラゴン

 

「これが今の俺にできる最大限のエンタメだ!!墓地の【《増殖するG》と《カード・ガンナー》】、【《ドロール&ロックバード》と《ミンゲンドラゴン》】、【《仮面竜》2体】、【《幻木龍》と《幻水龍》】を墓地から除外!

 

「そ、そんな...まさか....!?」

 

「現れろ、俺のドラゴン達!!《巌征竜-レドックス》《嵐征竜-テンペスト》《焔征竜-ブラスター》《瀑征竜-タイダル》!!」

 

レベル7 地属性 ドラゴン族 攻1600 守3000(攻撃表示)

 

レベル7 風属性 ドラゴン族 攻2400 守2200(攻撃表示)

 

レベル7 炎属性 ドラゴン族 攻2800 守1800(攻撃表示)

 

レベル7 水属性 ドラゴン族 攻2600 守2000(攻撃表示)

 

「これは...壮観ですね...『地』『風』『炎』『水』の竜がフィールドに並ぶなんて...でも私もこの瞬間、罠カード《捨て身の宝札》を使います!自分フィールドの攻撃表示モンスター2体以上の攻撃力の合計が、相手フィールドのもっとも攻撃力が低いモンスターより低い場合、2枚ドローできます!」

 

文の場には2体の《ブロック・スパイダー》が攻撃表示で存在してる。

2体の攻撃力を合わせてもたったの400。

このた為に攻撃力が低い《ブロック・スパイダー》を攻撃表示にしてたのか!

 

射命丸文

手札:0→2

 

「さあ、おまちかねのバトルだ!《焔征竜-ブラスター》で《ブロック・スパイダー》に攻撃!」

 

焔征竜-ブラスター    ブロック・スパイダー(B)

攻:2800       攻:0

 

「その攻撃をモロに食らう訳には行きませんね!罠カード《ダメージ・ダイエット》を発動です!このターン、私が受けるダメージは全て半分になります!」

 

「なら2800の半分、1400のダメージを受けてもらう!」

 

「うぅ....」

 

射命丸文

ライフ:4000→2600

 

「さらに《瀑征竜-タイダル》で残った《ブロック・スパイダー》に攻撃!」

 

瀑征竜-タイダル    ブロック・スパイダー(A)

攻:2600      攻:400

 

「《ダメージ・ダイエット》でダメージは半分です!!」

 

射命丸文

ライフ:2600→1500

 

「《巌征竜-レドックス》で《カバートークン》を攻撃だ!」

 

巌征竜-レドックス    カバートークン

攻:1600       守:0

 

「これで最後の壁は無くなった!《嵐征竜-テンペスト》で文に直接攻撃!!」

 

嵐征竜-テンペスト   射命丸文

攻:2400      ライフ:1500

 

射命丸文

ライフ:1500→300

 

「よし!これでターンエンド!」

 

 

遊矢

ライフ:4000

手札:0枚

モンスター:4体

魔法・罠:1枚(《リビングデットの呼び声》」

 

 

「危なかったですね...私のターン!」

 

射命丸文

手札:2→3

 

「.....!!このカードが来てくれましたか!」

 

「いいカードが引けたみたいだな」

 

「ええ、飛びっきりのが!私はスケール《1》の【星読みの魔術師】とスケール《8》の【時読みの魔術師】でペンデュラムスケールをセッティング!!」

 

 

ペンデュラムスケール

赤:なし→星読みの魔術師《1》

 

青:なし→時読みの魔術師《8》

 

「これによりレベル2から7までのモンスターが同時に召喚可能!」

 

「そうか!文のエクストラデッキには!!」

 

「揺れてください魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!ペンデュラム召喚!現れなさい、美しくも雄々しい2色の眼!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》!!」

 

レベル7 闇属性 ドラゴン族 攻2500 守2000(攻撃表示)

 

「来たか《オッドアイズ》!!」

 

「バトルです!《オッドアイズ》で攻撃!『螺旋のストライク・バースト』!!」

 

例え一番攻撃力が低い《レドックス》が攻撃されてもダメージは900。

効果で倍になったところで1800。俺のライフは残る!

 

「この瞬間!墓地の《タスケルトン》の効果を発動!このカードを除外して、《オッドアイズ》の攻撃を無効にします!」

 

「なっ!?どうして自分の攻撃を......!?」

 

「それはこのカードがあるからです!速攻魔法《ダブル・アップ・チャンス》!」

 

「だ、《ダブル・アップ・チャンス》だって!?」

 

「自分のモンスターの攻撃が無効になった時、そのモンスターの攻撃をもう一度可能にします!さらにダメージステップ間、攻撃力が2倍になる!」

 

「攻撃力が倍!?.....そっか」

 

「私は皆を笑顔にしようと頑張る貴方のことが─────。だから遊矢さんも笑っていて欲しいんです。行きますよ!《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》で攻撃!『螺旋のストライク・ダブル・バースト』!!」

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン   焔征竜-ブラスター

攻:2500               攻:2800

 

「ダメージステップに攻撃力が倍になって、攻撃力は....5000!!」

 

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン 

攻:2500→5000

 

「受けるダメージは2200だけど.....」

 

「《オッドアイズ》の効果で戦闘ダメージは2倍!よってダメージは4400!!」

 

ここまでか...でも....

 

「ありがとうございました......いいデュエルでした」

 

遊矢

ライフ:4000→0

 

 

デュエルには負けたけど、胸の中がスッキリした。

 

「私のお願い聞いていただけますか?」

 

文はデュエルが終わって俺の所まで駆け寄り、デュエルディスクからデッキを引き抜いて俺に手渡す。俺はそのデッキを受け取り、起き上がる。

 

「ああ、ありがとう。おかげで大切なものを取り戻せたよ」

 

「そうですか...それは何よりです。あ、後...お願いとは別に...私と今日開かれる人里のお祭りに行っていただけませんか?」

 

と言うか、今日はそれを伝えに来たのでした....っと文は笑った。

お祭りか...なんだか楽しそうだし、何より文が行くって言うなら。

 

「もちろん行くよ」

 

「本当ですか!それでは午後6時に、博霊神社で!」

 

「ちょっと待ってくれ」

 

空を飛び去っていく文を引き留める

自分の中でも聞くかどうか迷ったけど、気づいたら口は動いてた

 

「あの時....文はなんて言おうとしたんだ?」

 

「...それはまだ....教えてあげません」

 

文は顔を少し赤くしてそう答えた

 

「そっか、それじゃ後でな」

 

「はい!」

 

空へ飛んでいく文を見送くる。

....父さん、俺はもう一度なれるかな?

皆を笑顔にするエンタメデュエリストに

 

 




作者と射命丸 文のわかりやすい解説のコーナー

「どうも作者の空。(てんのうみ)です。」

「どうも!!いつも清く正しい射命丸です!!」

「 このコーナーでは簡単なデュエルの解説などをして行きたいと思います!!」

「そう言えば今回は先行ドローありでしたね?」

「いやね? デュエルのシナリオを作ってる時にどうしても手札が足りなかったりしていい感じに出来なかったから今回はマスタールール2を使用させてもらったんだ。慣れればそのうち先行ドローを廃止しようと思う」

「そうなんですか?」

「見てくれている人になるべく現実に近いものを見て欲しいしからね。その上でドラマティックなデュエルを演出できたらいいな。」

「さっきのデュエルは「EM対征龍」でしたね。EMはわかるんですがどうして遊矢さんのデッキを征龍にしたんですか?」

「この小説の遊矢は「初めは勝ちにこだわってる」感じにしたかったから僕の中の強いデッキっと思う征龍を使わせて見たんだよ。」

「まあ、確かに元ガチデッキですもんね。」

「今回は「(ネタデッキ使用の)EMでガチデッキの征龍に勝って遊矢にデュエルの楽しさを思い出してもらう」と言う回にしたかったんだ。」

「「オッドアイズ」がフィニッシャーになってアニメぽくていいんじゃ無いですか?」

「うん、ぶっちゃけ文に『螺旋のストライク・バースト』って言わせて見たかったのがこの小説の始まりだしね

「え? そうなんですか?」

「うん」

「こ、今回はこのくらいにしておきましょう......」

「え、まあいいけど。」

「ではまた次回お会いしましょうね」

「「さようなら〜」」
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