少しずつ暖かくなって来ましたね!
私の住んでるところはまだまだ寒いですが、皆さんのところはどうですか?
速く春休み入らないかな..........?
それでは本編どうぞ!
「ここにこいつが居んのか?」
文から貰った写真を手にキングが俺に尋ねる。
「ああ、俺もここに来るのは3回目なんだけどな」
そう、ここにいる"あいつ"が俺たちの最後の希望。
俺たちが大会に出場できるか否か全て"あいつ"にかかってる。
文から写真を貰った時は正直驚いた。
俺の知り合いだったこともそうだし、何より"あいつ"ってところがな。
「っと、ついたな」
久々に来たけどやっぱり殺風景だな、ここは。
相変わらず人っ子一人いない。
「誰もいねーじゃねーか?」
「大丈夫、多分中にいると思う」
建物の横側に移動して、中にいるはずの"あいつ"に声をかける。
「おーい、居るんだろ?おーい」
俺が声をかけた数秒後、中でゴソゴソと音がして戸が開いた。
「何よ、こんな朝早くから.........」
出て来たのは初めて会った時と変わらない紅白の巫女服を着た少女、博麗霊夢だった。寝起きなのか、機嫌が悪いのかわからないけど何やら目付きが悪い。
「どうかしたのか?」
「ちょっと問題が立て込んでんのよ、で?そいつは?」
「お?俺か?俺はキング。キング・イズ・ナンバーワンだ!」
「...........本名?偽名じゃ無いでしょうね...........」
「本当に本名だって!!」
ま、そうなるよな。
俺とキングが初めて会った時と同じやりとりしてる二人をみて少し懐かしく感じたりもした。
「それで?今日はどうしたのよ、何か私に用事でもあるの?」
必死で本名だと証明しようとするキングを片目に霊夢が俺に問いかける。
「ああ、霊夢にお願いがあって来た」
「........そう。まあ、立ち話も何だから上がる?お茶くらいに出すわよ?」
俺たちは霊夢の提案に乗って家に上がった。
「へーここがお前の家か」
「あんまジロジロ見んな、お茶入れるから少し待ってなさい」
部屋の中を見て回るキングにくさすように言って霊夢は奥へ行った。
「なあ遊矢、あいつって強いのか?」
「俺も霊夢とは一回しかデュエルしてこと無いけど、その時は負けたな」
「遊矢に勝つくらいか!そいつは楽しみだ!早くデュエルしたぜ!」
キングの頭の中はデュエルのことでいっぱいみたいだ。
そう思う俺もあの時とは違う。あれから沢山デュエルして強くなった。
今の俺には「ダークリベリオン」も「クリアウィング」もいる。もちろん今まで戦って来た「EM」の仲間や、「星読み」「時読み」「オッドアイズ」も
もう一度霊夢とデュエルしたい、それは俺も同じ気持ちだった。
「はいお茶、そんで話って何?」
霊夢が入れてくれたお茶を一気に飲み干して俺は話を始める。
一週間後に大会が開かれること。
その大会が3人1組のチーム戦なこと。
俺たちのチームは1人メンバーが足りないこと。
その最後のメンバーに霊夢になって欲しいこと。
霊夢は俺の話を黙って聞いてた。
俺が全部話終わると、霊夢は一口お茶を飲んだ。
「話はだいたいわかったわ。まあ、私自身大会事態に興味がまないわけじゃないし、あんたには早苗のことで借りがあるし、出ることは構わないんだけど..........」
「もしかしてさっき言ってた『問題』か?」
「ちょっとね、大したことはないんだけど」
困った顔をした霊夢はポケットから1枚のカードを取り出した。
黒いカード.........エクシーズモンスターかな?
「一週間くらい間に賽銭箱に入ってたこのカードを拾ったの、それからと言うもの.....」
俺はそのカードを手にとってみる。
『No.96ブラック・ミスト』...............?
「このカードがどうしたんだ?」
「何か見えない?ここら辺に」
霊夢は自分の右上らへんを指差す。
ごめん...............何にも見えなや。
カードを返すと霊夢はそのまま立ち上がり、部屋の隅にある箱から何かを取り出した。
「何隠れてんのよ......さっさと出て来ないとこの「シュレッターバサミ」で切り刻むわよ......」
霊夢がハサミでカードを切ろうとした瞬間
カードが突然光だす
「やっと出て来たのわね」
『ふざけんじゃね!カードはもっと大事に扱いやがれ!』
俺の目の前に現れた、人型をした黒い影のような何か。
「こ、これが.............?」
「ええ、そう。私が言う問題よ」
俺が納得している中、キングは頭の上に「?」を浮かべてた。
「お前らさっきからなに喋ってんだよ?」
「そう言えばキングはまだこのカードに触れて無かったわね」
霊夢に促されてカードを触るキング。
「うわ!?なんだこの真っ黒黒すけ!?」
『俺は真っ黒黒すけじゃねえ!『No.96ブラック・ミスト』だ!」
「つまりモンスターなのか!スゲ〜!」
何呑気なこと言ってるんだ...........
キングに急にシリアスになられも困るんだけどな..........
「実際のところどうなの?」
『別に精霊ってわけでもなんだけどな。説明が面倒だからそこら辺曖昧でいいだろ』
いいのか?
結構大事なところじゃ............
「霊夢が抱えてる問題はわかった。それで霊夢はどうしたいんだ?」
「こんなのに付きまとわれるなんて勘弁よ、誰かに押し付けようか...............」
『そいつは駄目だ』
「はぁ?なんでよ」
『「No.」はそれと適合する人間以外が持つと拒否反応を起こして体に負担が掛かったり、「No.」の力に飲み込まれたりするからな』
「そうなのかー」
『そうなんだよ』
確かに俺の周りにも「No.」を使ってるひとが何人かいる。
皆相性がいいのかな?
「それじゃあれ?あんたと適合するのがたまたま私だったってこと?」
『そう言うこった』
大きくため息をつく霊夢。
何処か諦めた表情だが、何と無くだけどいい雰囲気だった。
「そう言うことなら仕方無いわね..............」
『世話になるな』
よくわからないけど問題が解決してい良かった。
「問題も解決したし、私も大会に出るわ」
「本当かよ!やったな遊矢!」
「ああ、よろしくな霊夢」
「こっちこそね」
ようやくメンバーが揃った。
一週間前でギリギリだったけど何とかなったな。
後は店に直接行って申し込みをすれば...............
「はぁ〜い、霊夢、遊矢君、キング君、元気〜」
天井から逆さまになるようにして現れたのは紫さんだった。
「紫、変な所から急に出てくるなって行ったわよね」
「まあまあいいじゃない。それよりいいの?折角申し込み用紙持ってきたあげたのに」
紫さんの手から申し込み用紙とペンが渡される。
どうやらメンバーの名前とチーム名を書く簡単な物だった。
かきかきかきかき
「これでよし」
「どれどれ………はい、OKよ。チーム「ARCーV」確かに受け取ったわ」
じゃあねー そう言って紫さんはスキマに消えてった。
本当に忙しい人だな………
はぁ………なんか一気に疲れが………
今日までずっとメンバー探ししてたからな………
でもこれでやっとゆっくり──────
「霊夢〜さ〜ん!!」
できそうにないな........
戸を開けて走り込んで来たのはこれまた見覚えのある巫女服姿の女の子。
「どうしたのよ早苗..........」
「霊夢さん!デュエル!デュエルしましょう!今すぐ!........って遊矢君!?居たんですか!?隣の人は知りませんが.....」
前あった時より増して明るくなった早苗をみて少し嬉しく思う。
俺が初めてあった時はとっても暗かったのに.......
「っていいのか早苗?外でやったら.......」
そう、早苗がまともに戦えるのは店に紫さんが結界を張って早苗が持ってる「奇跡を起こす程度の能力」を無効にしてるからだ。
「それは大丈夫です!私だって自分の能力をコントロールするために頑張ったんですから!...........っ言っても半分以上はこのカードおかげなんですけどね」
「なんでもいいわ、丁度私もデュエルしたかったし」
霊夢が早苗一緒に外に出る。それに付いていくように「96」が出ていった。俺とキングは縁側で観戦。
「ちぇ、俺が先にあの紅白巫女とデュエルしようと思ってたのに」
「私もあんたの実力が知りたいから後でたんまりやってやるわよ」
二人の目線に火花が走る。
お前ら出会って一時間も立ってないのにこれか......
「あの~そろそろいいですか?」
この空気に耐えられなかったのか早苗が霊夢に声をかける。
「ごめん、忘れてたわ。さ、始めましょう」
「「デュエル!!」」
✳
「私の先攻ね、自分のフィールドにモンスターが表側で存在してないから、ライフを半分払って魔法カード「ヒーロー・アライブ」を発動!」
博麗霊夢
ライフ8000→4000
「デッキからレベル4以下の「E・HERO」を特殊召喚するわ。私は「E・HEROシャドー・ミスト」を特殊召喚!」
レベル4 闇属性 戦士族 攻1000 守1500(守備表示)
「特殊召喚した「E・HEROシャドー・ミスト」の効果発動!このカードが特殊召喚に成功した『場合』にデッキから「チェンジ」速攻魔法カードを手札に加えることが『できる』わ。私は「マスク・チェンジ」を手札に加える」
博麗霊夢
手札5→4→5
「手札から魔法カード「E-エマージェンシーコール」を発動!デッキから「E・HERO」を1枚手札に加える。私は「E・HEROエアーマン」を手札に加えてそのまま召喚」
レベル4 風属性 戦士族 攻1800 守300(攻撃表示)
「「E・HEROエアーマン」の効果発動よ!このカードが召喚・特殊召喚に成功した『時』2つの効果から1つを選んで発動『できる』。私は2つ目のデッキから「HERO」モンスターを手札に加える方を選ぶわ。よって「E・HEROバブルマン」を手札に加える」
博麗霊夢
手札5→4→5
「カードを1枚伏せてターンエンドよ」
博麗霊夢
ライフ4000
手札4枚
モンスター2体
魔法・罠1枚
「やるなあいつ。あんだけやって手札が減ってねぇ」
「霊夢も前より強くなってるな」
当たり前よ。
デュエリストは日々進歩するものだもの。
さ、次のターン、見せてもらうわよ?遊矢と出会って変わったあんたを!
「私のターンですね!ドロー!」
東風谷早苗
手札5→6
「このドローフェイズ、私は速攻魔法「マスク・チェンジ」を発動!自分フィールドの「HERO」モンスターを墓地に送って同じ属性の「M・HERO」をエクストラデッキから特殊召喚する!「E・HEROシャドー・ミスト」を墓地に送って、闇のM・HERO「M・HEROダーク・ロウ」を特殊召喚!」
レベル6 闇属性 戦士族 攻2400 守1800(攻撃表示)
「「M・HEROダーク・ロウ」がモンスターゾーンに存在する限り、あんたの墓地に送られるカードは全部除外されるわ!」
「うぅ........酷いカードですね..........」
『本当だな。HEROのやることとは思えない......』
「はぁ?何言ってんの?悪凝らしめるためにはこれぐらい普通よ、普通」
「どうしたんですか?独り言ですか?」
あ......早苗こいつに触れてないから見えないのね....
「なんでもない、今墓地に送った「E・HEROシャドー・ミスト」の効果発動!このカードが墓地に送られた『場合』デッキから同名モンスター以外の「HERO」モンスターを手札に加えることが『できる』。私は「E・HEROブレイズマン」を手札に加えるわ」
博麗霊夢
手札4→5
「タイミングを逃さない任意効果ですか...」
『いいカードだな』
「そうね」
「それにしても墓地利用を封じられましたか.......でしたらそのモンスターを率先して倒しましょう!私は「一撃必殺侍」を召喚!」
レベル4 風属性 戦士族 攻1200 守1200(攻撃表示)
「さらに永続魔法「セカンド・チャンス」を発動!そしてバトルフェイズ!「一撃必殺侍」で「M・HEROダーク・ロウ」に攻撃!」
不味いわね.......
確かあのモンスターの効果って
「そして「一撃必殺侍」の効果発動です!このカードが戦闘する時、コインの表か裏を宣言してコイントスします!当たった場合そのモンスターを破壊します!」
『はぁ!?行きなり博打かよ!?』
「早苗のデッキは前からこうなの。いちいちリアクションすんな」
「それじゃ私は表を選びます!コインとーす!」
コイン判定
→裏
「うぅ...ま、まだです!ここで永続魔法「セカンド・チャンス」の効果が発動です!1ターンに1度だけコインを振り直すことがでます!私はもう一度表を選びます!コインとーす!」
コイン判定
→表
「やったー!!「ダーク・ロウ」爆★殺!!」
くぅ....こうも早く「ダーク・ロウ」が突発されるなんて.......
「メイン2に入って手札から永続魔法「デンジャラスマシン TYPE-6」を発動します!これでターンエンドです!」
東風谷早苗
ライフ8000
手札3枚
モンスター1体
魔法・罠2枚(「セカンド・チャンス」「デンジャラスマシン TYPE-6」)
「そんじゃ私のターンね、ドロー!」
博麗霊夢
手札5→6
『どうすんだ?あの侍の効果が当たり続けたら勝負にならねぇぞ』
「ふん、だったら効果で吹っ飛ばすだけよ!「E・HEROブレイズマン」召喚!」
レベル4 炎属性 戦士族 攻撃1200 守1800(攻撃表示)
「「E・HEROブレイズマン」の召喚に成功した『場合』デッキから「融合」を手札に加えることが『できる』」
博麗霊夢
手札6→5→6
「そして手札から魔法カード「融合」を発動!フィールドの「E・HEROブレイズマン」と手札の「E・HEROバブルマン」を融合!すべてを凍らす絶対零度「E・HEROアブソルートZero」!!」
レベル8 水属性 戦士族 攻2500 守2000(攻撃表示)
博麗霊夢
手札6→4
「手札から永続魔法「補給部隊」を発動しといてバトルフェイズ!行きなさい!「E・HEROアブソルートZero」!「一撃必殺侍」に攻撃!」
「これはどっち道破壊されてしまいますね......それでも一応「一撃必殺侍」の効果を使います!今回も表を宣言!」
コイン判定
→裏
「今日は調子悪いですね.....でも「セカンド・チャンス」の効果発動です!今回も表を宣言します!」
コイン判定
→裏
「ラッキーもそんなに続かない見たいね」
「とほほ............」
東風谷早苗
ライフ8000→6700
「「E・HEROエアーマン」で直接攻撃!」
「このくらい........」
東風谷早苗
ライフ6700→4900
「まだまだ!手札から速攻魔法「マスク・チェンジ」を発動!「E・HEROエアーマン」を墓地に送って、風のM・HERO「M・HEROカミカゼ」を特殊召喚!」
レベル8 風属性 戦士族 攻2700 守1900(攻撃表示)
「今特殊召喚した「M・HEROカミカゼ」にはまだ攻撃が残ってる!追撃よ!」
「これは....不味いですね.......」
東風谷早苗
ライフ4900→2200
「私はこれでターンエンド」
博麗霊夢
ライフ4000
手札2枚
モンスター2体
魔法・罠1枚(「補給部隊」)
『流石だな。あのモンスターを倒して、さらにフィールドを離れると相手モンスターをすべ破壊する強制誘発効果持ってる「アブソルートZero」、そして戦闘耐性と攻撃制限をかける「カミカゼ」。なかなかの布陣だな』
「当たり前よ!これなら次のターンにでも勝負が付きそうね」
『油断すんな。今のところ不発が多いが、当たり出したら止まらないのが博打デッキの恐いところだ』
「わかってるわ」
(さっきから霊夢さん独り言多いな..........)
「私のターン、ドロー!」
東風谷早苗
手札3→4
「このスタンバイフェイズ!永続魔法「デンジャラスマシン TYPE-6」の効果でダイスを降ります!」
ダイス判定
→5
「『5』が出たので相手モンスター1体を破壊します!もちろん「アブソルートZero」を破壊!」
「ちっ、早苗の場にモンスターはいない。「アブソルートZero」の効果も無意味......けど自分のモンスターが破壊されたから永続魔法「補給部隊」の効果で1枚引かせて貰うわ!」
博麗霊夢
手札2→3
「なら私は手札から魔法カード「カップ・オブ・エース」を発動!コイントスして表が出たら私が2枚ドロー、裏が出たら霊夢さんが2枚ドローします!」
おお、ここ外さないかな.....
コイン判定
→表
「よし!2枚ドロー!」
東風谷早苗
手札4→3→5
でしょうね。
というかこれ運が良ければ「強欲な壺」よね.......
「強欲な壺」....デュエル中1度だけっていうエラッタで制限にならないかしら......?
「いいカードが引けました!「一撃必殺侍」を召喚!」
レベル4 風属性 戦士族 攻1200 守1200(攻撃表示)
「げっ、もう出てきた.......」
「さあバトルです!「一撃必殺侍」で「M・HEROカミカゼ」に攻撃!表を宣言!コインとーす!」
コイン判定
→表
「イヤ~来てますね~「M・HEROカミカゼ」爆★殺!!」
「やるわね........」
『一気に持ってかれたな』
おもにあんたがいらない解説してフラグ立てたからでしょうが......
ええい!過ぎたことわしょうがない!
「私はカードを2枚伏せてターンを終了します!」
東風谷早苗
ライフ2200
手札2枚
モンスター1体
魔法・罠4枚(うち2枚「セカンド・チャンス」「デンジャラスマシン TYPE-6」)
「さあ、巻き返していくわよ!ドロー!」
博麗霊夢
手札3→4
「魔法カード「マスク・チャージ」発動!墓地の「HERO」モンスターと「チェンジ」速攻魔法を1枚ずつ手札に加える。「マスク・チェンジ」と「E・HEROバブルマン」の2枚を加えるわ」
博麗霊夢
手札4→3→5
「「E・HEROバブルマン」を召喚して速攻魔法「マスク・チェンジ」発動!来なさい!水のM・HERO「M・HEROアシッド」!」
レベル8 水属性 戦士族 攻2600 守2100(攻撃表示)
「「M・HEROアシッド」の効果発動!「マスク・チェンジ」の効果で特殊召喚に成功した『時』、相手の魔法・罠カードをすべて破壊して、相手モンスターの攻撃力を300下げる!」
「それは通せません!カウンター罠「大革命返し」発動です!フィールド上のカードが2枚以上破壊する効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にして、そのカードを除外します!」
「さすがにこれは痛いわね.......」
除外だから「補給部隊」でドローもできない。
巻き返えすどころか状況は悪化してる....
召喚権も使った.......
ここは!
「カードを2枚伏せてターンエンドよ!」
博麗霊夢
ライフ2200
手札1枚
モンスター0体
魔法・罠3枚(うち1枚「補給部隊」)
「流れが来てますね!私のターン!ドロー!」
東風谷早苗
手札2→3
「そしてこのスタンバイフェイズにまた「デンジャラスマシン TYPE-6」効果が発動します!またダイス振りますね」
ダイス判定
→3
「『3』ですね!私は1枚ドローします!」
東風谷早苗
手札3→4
「ナイス引き!魔法カード「ハーピィの羽箒」を発動!霊夢さんの魔法・罠カードをすべて破壊します!」
「うぅ.....何て引きしてんのよ......」
「1枚は「聖なるバリア・ミラーフォース」ですか.....攻撃反応型...危なかったですね。永続罠発動!「リビングデットの呼び声」!墓地からモンスターを攻撃表示で特殊召喚します!もちろん「一撃必殺侍」ですけどね!」
レベル4 風属性 戦士族 攻1200 守1200(攻撃表示)
「バトル入ります!2体の「一撃必殺侍」で直接攻撃!」
「くぅ........そろそろヤバイわね.....!!」
博麗霊夢
ライフ4000→1600
「メイン2に入って「一撃必殺侍」2体でオーバーレイ・ネットワークを構築!来てください!「No.85」!!奇跡を起こす逝かれたサイコロ!ランク4!「クレイジー・ボックス」!!」
ランク4 闇属性 悪魔族 攻3000 守300(攻撃表示)
「「No.85クレイジー・ボックス」のモンスター効果発動!エクシーズ素材を1つ使ってダイスを振ります!」
ダイス判定
→3
「出た目は『3』!!霊夢さんは手札を1枚選んで捨てて下さい!」
選べって言っても、私の手札1枚しかないじゃない!!
「「E・HEROオーシャン」を捨てるわ」
「モンスターをセット!カードを2枚伏せてターンエンドです!」
東風谷早苗
ライフ2200
手札1枚
モンスター2体
魔法・罠5枚(うち3枚「セカンド・チャンス」「デンジャラスマシン TYPE-6」「リビングデットの呼び声」)
(うんうん!今日はいい調子です!今伏せたのは「プライドの咆哮」と「禁じられし聖杯」。これがあれば厄介なモンスター効果や高い攻撃力モンスターが来ても安心です!もしかしたら、能力無しで霊夢さんに勝っちゃうかも!!)
『何てざまだ...盤面焼け野原じゃねぇか』
「うっさい」
でも確かにこいつの言う通り.........
フィールドだけじゃなく、手札も0だなんてね。
正直きついってもんじゃないわよ......
「.......ちょっと力貸しなさい、『あれ』やるわよ」
『『あれ』か?かまわねぇが珍しいじゃねぇか、お前の方から言い出すなんて』
「生憎と私は負けず嫌いでね」
『だろうな』
そう笑うと「96」は私に手を差し出す。
私もその手に重ねるように手を合わせる。
「...............」
『あ?どうした?速くしろよ』
「『あれ』ってどうしても言わなきゃ......」
『ダメ』
「はぁ......ったわよ!言ってやるわよ!」
もう恥ずかしいとかってらんない!
やるったらやる!
「いくわよ!」
『ああ!』
「私は私自身と!」
『俺で!』
「『オーバーレイ!!』」
「え?」
早苗が「霊夢さん...大丈夫?ですか?」って目で見てるけど......
もうどうでもいいわ.......
『光と闇の魂が1つになるとき』
「最強の戦士、覇王が現れる!」
「『エクシーズ・チェンジ!!ゼアル!!』」
「霊夢さんの姿が変わった!?」
「スゲー!!あの紅白巫女、真っ黒黒すけと合体しやがった!!」
.....え?
今の私って見た目変わってるの?
みんなの反応を見て、自分服を見てみる。
全体的に黒くなって、所々に暗い赤が入った服になっていた。
初めてやったときは自分の見た目なんか気にしてる暇なかったのよね.......
デュエルディスク越しに自分の顔確認すると、目まで赤くなってた。
...........充血じゃないわよね?
「って今はそんなこと言ってる場合じゃない!」
そうよ、デュエルに見た目何て関係ない!
「『私たちのターン!』」
「この引きで決めるわよ!」
「『全ての霊力よ!右手に宿り、我が運命を導く一筋の光となれ!!『デスティニー・ドロー』!!!』」
博麗霊夢
手札0→1
「来た!」
ここに来て最高の引きよ!
「『手札から魔法カード「ホープ・オブ・フィフス」発動!墓地から「E・HERO」を5枚戻して、2枚ドローする!だがこのカードを発動した時、フィールドと手札にこのカード以外のカードが無い場合代わりにカードを3枚ドローする!!』」
戻したカード
E・HEROオーシャン
E・HEROエアーマン
E・HEROバブルマン
E・HEROブレイズマン
E・HEROシャドー・ミスト
博麗霊夢
手札0→3
「『さらに魔法カード「魔力の泉」を発動!相手フィールド上で表になっている魔法・罠カード1枚につき1枚ドローして、自分フィールド上で表になっている魔法・罠カード1枚につき手札を1枚捨てる!早苗のフィールドで表になっている魔法・罠カードは3枚、私たちのフィールドで表になっている魔法・罠カードは1枚、よって3枚ドローし、1枚捨てる!』」
博麗霊夢
手札2→5→4
「手札0枚の状況から一気に4枚に......」
「『さあ、ここからだ!魔法カード「ヒーロー・アライブ」発動!ライフを半分払い、デッキからレベル4以下の「E・HERO」を特殊召喚する!来い「E・HEROシャドー・ミスト」!』」
博麗霊夢
ライフ1600→800
レベル4 闇属性 戦士族 攻1000 守1500(攻撃表示)
「『「E・HEROシャドー・ミスト」の効果は.....使わない!そのまま速攻魔法「マスク・チェンジ」を発動!E・HEROシャドー・ミスト」を墓地に送って、新たな闇のM・HERO「M・HERO闇鬼」を特殊召喚!』」
レベル8 闇属性 戦士族 攻2800 守1200(攻撃表示)
「『「M・HERO闇鬼」はダメージを半分にする代わりに直接攻撃ができる!バトルだ!行け!「M・HERO闇鬼」!!』」
「そうは行きません!速攻魔法「禁じられし聖杯」を発動!「M・HERO闇鬼」の攻撃力を400上げる代わりに効果を無効にします!霊夢さんはさっきの「魔力の泉」の効果で次の私のターン終了まで私の魔法・罠カードは破壊されず、効果も発動も無効に出来ません!このカードを止めることは........」
「『甘い!速攻魔法「禁じられし聖槍」を発動!「M・HERO闇鬼」の攻撃力を800下げることでこのカード以外の魔法・罠カードの効果を受けなくする!』」
「そうか!この方法なら『効果が適用されないだけ』で!」
「効果も発動も無効にしないで「禁じられし聖杯」をかわせる!」
「『二人とも、解説ありがとう。っと言うわけで攻撃続行!』」
M・HERO暗鬼
攻撃力2800→2000
東風谷早苗
ライフ2200→1200
「そ、それでも私のライフは残りま....」
「『残さない!速攻魔法発動!「
「「
「『自分のモンスターが相手に直接攻撃で1500以下のダメージを与えた時に手札を全て捨てて発動できる!デッキトップを1枚めくって、それがモンスターカードだったら墓地に送って相手に500ダメージを与える!そしてこの効果はモンスターカードを引き続ける限り7回まで繰り返す!』」
「ってことは.......3枚モンスターが捲れたら私の負け!?」
「『まず1枚目!...モンスターカード!「E・HEROシャドー・ミスト」!』」
東風谷早苗
ライフ1200→700
「『2枚目!...モンスターカード!「E・HEROブレイズマン」!』」
東風谷早苗
ライフ700→200
「くぅ.......後1枚.....」
「『3枚目!....「ヒーロー・アライブ」....魔法カードか、捲ったカードがモンスターカードじゃなかった時、捲ったカードはそのままデッキトップにおく』」
「こ、これで終わりですよね?さすがに手札も伏せカードも無いんじゃ......」
「『まだだ!「
(ま、まずい!?私のライフは800以下......!?)
「『私たちはまだこのターン、召喚権を使っていない!!「E・HEROエアーマン」を召喚!』」
レベル4 風属性 戦士族 攻1800 守300(攻撃表示)
(このままじゃ、エアーマン→バブルマンサーチ→特殊召喚→エクシーズ→ガンマン800バーンで終わっちゃいます!)
「『「E・HEROエアーマン」の効果発動!』」
「させません!手札から「エフェクト・ヴェーラー」の効果を発動します!これで「E・HEROエアーマン」の効果をエンドフェイズまで無効にします!」
「『させない!墓地から罠カード「スキル・プリズナー」を発動!』」
「ぼ、墓地から罠を発動ですか!?」
「『「スキル・プリズナー」は墓地から除外することでこのターン、指定したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする!「E・HEROエアーマン」を指定!よって「E・HEROエアーマン」に対して発動した「エフェクト・ヴェーラー」の効果は無効!』」
「ってことは........」
「『「E・HEROエアーマン」の効果が適用されてデッキから「E・HEROバブルマン」を手札に加える!そして自分の手札がこのカードのみの時、このカードは特殊召喚できる!来い!「E・HEROバブルマン」!』」
レベル4 水属性 戦士族 攻800 守1200(守備表示)
「『レベル4の「E・HEROバブルマン」と「E・HEROエアーマン」でオーバーレイ・ネットワークを構築!!全てを撃ち抜く孤高の戦士、今ここに現れろ!エクシーズ召喚!ランク4!「ガガガガンマン」!!』」
ランク4 地属性 戦士族 攻1500 守2400(守備表示)
「『「ガガガガンマン」の効果発動!このモンスターが守備表示の時、エクシーズ素材を1つ使って相手に800のダメージを与える!これで終わりだ!!』」
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
東風谷早苗
ライフ200→0
「『終わった..................わね」
『ああ、お疲れさん』
「負けちゃいましたか.....霊夢さんも大会出るんですよね?」
「まあ、そのつもりだけど」
「大会では負けませんから!それでは私ここで!」
早苗は走って帰っていった。
本当に忙しい奴ね...........
「おい!紅白巫女!次は俺とデュエルだ!」
「あ......悪いけど、明日してくれない?何か疲れちゃったわ.......」
「しょうがねーな.....」
納得したみたいね.........
疲れた体を引きずって、縁側に座る。
太陽はもう沈もうとしていた。
「そろそろ日が暮れるから帰りなさい」
「おう、そんじゃ明日な!」
「じゃあな、霊夢」
「ハイハイ、また明日」
二人を鳥居まで見送る。
......また明日か.......
少しだけ明日が楽しみ感じた。
作者と射命丸の分かりやす解説のコーナー
「ヤッホー作者だよ、その活躍振りから知り合いからは『デュエルバカ』って言う通り名もあるよ」
「んなことはどうでもいいんです!」
「酷いな.....」
「先週末に大会に出てきたんですよね?」
「国内予選の腕試しにね」
「どうでしたか?」
「.......負けたよ」
「.........敗因は?」
「ジャンケン」
「はぁ.....だからあれほど「ジャンケンに勝手先攻とれ」って言ったのに.......」
「しゃーないじゃん!!」
「これからどうするんです?」
「ジャンケンの修行します!」
「み、皆さんもジャンケン必勝法などがあればぜひ教えて上げてください」
「それでは今回はこのへんで」
「「さようなら~」」