エンタメデュエリストが幻想入り   作:てんのうみ

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どうも皆さん、空。(てんのうみ)です。
もうすぐ三月も終わりですがいかがお過ごしですか?
私は友達と

ユート「このカードで......みんなに...世界に...笑顔を......」

っ『旧神ノーデン』
っ『M・HEROダーク・ロウ』
っ『エル・シャドールミドラージュ』

遊矢「ごめん...そのカードもらっても誰も笑顔にできない......(てかガチガチの融合次元じゃん)」

というネタをやって爆笑してました(笑)

今回はデュエルなしの日常編です。

(リアルの)世界大会国内予選の準備が忙しいのでデュエルパートをかく事ができませんでした。
本当にすみません!!

それでも「問題ないぜ?」という方はどうぞ!!



平和の使者(前編)

「いい天気だな.........」

 

晴天に暖かく輝く太陽の日差しを浴びてほっこりする。

今日は昼頃からキングと一緒に博麗神社に来てるんだけど、着くや否や霊夢とデュエルし始めてしまった。

当然のように余ってしまった俺は霊夢が入れてくれたお茶を飲みながら縁側で日向ぼっこしてるのである。俺の後ろからは二人が仲良さげにデュエルする声が聞こえてくる。

 

「私の先攻ね、スタンバイ、メインに入ってライフを半分払って魔法カード「ヒーロー・アライブ」を発動!デッキから「E・HEROシャドー・ミスト」を特殊召喚して「チェンジ」速攻魔法をサーチしたいんだけど何かある?」

 

「んじゃ、「エフェクト・ヴェーラー」で」

 

「ざっけんじゃないわよこん畜生!これで10回目よ!?10回中10回初手に「ヴェーラー」ってどうなってんのよ!?」

 

「はぁ!?それを言うなら10回中10回初手に「ヒーロー・アライブ」引いてるお前はどうなるんだよ!?」

 

「まあいいわ、カード1枚伏せてターンエンドよ」

 

「俺のターンだな、ドロー!」

 

「その時に速攻魔法「マスク・チェンジ」を発動!「E・HEROシャドー・ミスト」を墓地に送って「M・HEROダーク・ロウ」を特殊召喚するわ!そして墓地に送った「E・HEROシャドー・ミスト」の効果発動!デッキから「E・HEROエアーマン」をサーチするわ!」

 

「手札にもう来てたか...............そんじゃ、ほい」

 

(無言のブラックホール)

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

.....................

 

「二人とも仲良くなったみたいだし、良かった良かった」

 

『お前の目にはあの光景がどう映ってんだよ........』

 

俺が軽い現実逃避してるとさっきまで霊夢のそばに居た「96」がこっちへ来た。

 

「霊夢についてなくていいのか?」

 

『見てられるか、あんなの』

 

そうだよなっと俺たちは苦笑いする。

大会が3日後に迫った今日。

メンバーも集まり安心して大会に出れるって幸せだな........

 

「でもなんだかあの二人を見てると俺のデュエルしたくなってくるな」

 

『なんだ?じゃあ俺とやるか?』

 

「え?「96」デュエルできるの?」

 

『霊夢からデッキ借りればな』

 

そう言うと「96」はふわっと霊夢の方へ飛んで行った。

常に浮いてるって便利だな。

 

『借りて来たぞ』

 

「じゃあ始めようか!」

 

「『デュエル!!』」

 

『先攻は貰う、俺は.............」

 

ー3分後ー

 

何ということでしょう...........

あんなに殺風景だったフィールドが「96」()によってこんなに賑やかになったではありませんか............

先攻1ターン目だというのにフィールドには「M・HEROダーク・ロウ」と「No.16色の支配者ショック・ルーラー」が..................

しかも「No.16色の支配者ショック・ルーラー」はの効果で私はこのターン終了まで魔法を使えません。

ペンデュラムできない...............

 

『どうした?サレンダーか?』

 

「ごめん、サレンダーだ。と言うか他の「No.」もってるんだな」

 

『こいつは俺が管理してるもんで霊夢のじゃないからな』

 

「ちょっと「96」〜 デュエル終わったなら速くデッキ返してよ、今からこいつぶっ飛ばすから。あんたも手貸しなさい」

 

「はん!返り討ちにしてんやんよ」

 

『はぁ...............ちょっくら行って来るわ............』

 

なんと言うか..................................今日もチームARCーVは平和です。

 

 

 

 

 

✳︎

 

 

永遠亭

 

「姫様〜鈴仙です。朝ご飯ができたのでお呼びにきましたよ」

 

部屋の扉をコンコンっと叩くが返事は返ってこない。また徹夜で「げーむ」でもしてたのかな?

でも連れて行かない訳にはいかない。師匠に怒られるのは私なんだから...............

 

「姫様〜?いい加減起きて下さ〜い!!」

 

...................沈黙。

返事どころか物音一つしない。

 

「もう、姫様入りますよ.......................ってあれ?」

 

───────────だれもいない.............?

部屋の押入れや、机の下とかも調べて見たけどどこにもいない.............

ふと1枚の紙が目に止まった。なにこれ?置き手紙?

私はその置き手紙を手に取り、書いてある内容を読む。

 

『ちょっと外に遊びに行って来るわ★ 輝夜』

 

....................嘘.......................

あの、「あの姫様」が...................自分から外出なんて!?

気付いたら私は走り出していた。

きっと行き場を無くした思考が居場所を求めるかのように

 

「師匠ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

「どうしたの優曇華?そんな完成直前の「ウィジャ盤」を「カステル」でデッキに戻されたような顔をして」

 

私が走り、たどり着いた場所には美味しそうに朝ごはんを食べる師匠こと八意永林とてゐの姿があった。

 

「そんな呑気に朝ごはん食べてる場合じゃないですって!!姫様がこんな置き手紙残してどっか行っちゃたんですよ!!」

 

私は姫様の部屋で見つけた置き手紙を師匠に見せる。

 

「あ、ありえないわ.........「まだ私の動く時ではない(キリっ」が座右の銘の輝夜が自分から外出...........?」

 

さすがの師匠も困惑している。

無理もない、だって姫様はまず永遠亭から出た試しがない。

たまにある宴会だってほとんどパスしてるし、出たのも片手で数えるくらいしかないはずだ。

 

「ちょっと待って.........これは本当に輝夜が書いたのもなの........?」

 

「え?」

 

「輝夜が自分から外出なんてありえないわ、だとするとこれは.............書かされた!?つまり誘拐!?輝夜の可愛さだもの、十分に考えられるわ..........」

 

師匠.........異常事態なのはわかりますが流石にその推理はピンボケですよ................

 

「てゐ!!」

 

「な、なに........?」

 

「あなたは今動けるイナバ全て動かして竹林を捜索しなさい!!」

 

「りょ、了解..........」

 

「優曇華!!」

 

「は、はい!!」

 

「あなたは人里やその他の場所に行って、輝夜が捕まってる場所、あるいは犯人を探し出しなさい!!この際心臓が動いてればいいから手足の2、3本は許可するわ、どんな手段を使っても犯人を捕まえなさい!」

 

「わ、わかりました............」

 

「私はもう一度永遠亭の中を探してみる。いい?永遠亭の総力を挙げて探すのよ!草の根分けてでも見つけ出しなさい!!」

 

「「は、はい!」」

 

なんだか大変なことになっちゃったな............

姫様はどこに行ったんだろう?

そんな疑問を抱えつつ私は永遠亭を飛び出し、取り敢えず人里に向かった。

 

 

✳︎

 

八雲家

 

「も〜起きなさい蓮子!いつまで寝てるの?もう開店の時間よ!」

 

頬っぺたをツンツンと2、3回突っついた。

「う〜ん」っと唸る蓮子だったが、起きる気配はない。昔からそうだったけど蓮子は朝がとても弱い。全くしょうがないんだから.............

それにしても蓮子の寝顔可愛いわね.......

こう無防備な感じが.......いい!すごくいい!抱きしめたくなっちゃう!

 

「本当はもっと寝顔を見ていたいのだけど.......」

 

実のところそうも言ってられない。

3日後に迫った大会の準備やらなにやらで色々忙しいのであった。

 

「蓮子~いい加減起きないと、イタズラしちゃうぞ♪」

 

.........ってこのくらいじゃ起きないわよね。

 

「.........イタズラしないの?」

 

「あら?起きてたの?」

 

「ついさっきね」

 

そう言って笑う蓮子に対して私も微笑む。

1度は離れ離れになった私たちだけど、こうしてまた笑い会えることがとても幸せに感じる。

 

「あの.......紫様......蓮子様とイチャイチャするのは構いませんが、そろそろお時間が.......」

 

半分呆れた顔で私の式、藍が私たちに声をかける。

もう、空気が読めないんだから!

 

「蓮子様には遅れた朝ご飯を、紫様はもう開店時刻なのでお店に出ていただかないと」

 

「え?もうそんな時間なの?」

 

「蓮子がねすぎなの!」

 

はーいっと藍に連れられて蓮子は朝ご飯を食べに向った。

私もお店に行かなくちゃ。お店に直通のスキマを出しお店に向かう。

自分で言うのもなんだけど、便利な能力よね。

 

一瞬で店に到着。

っと言っても開店準備だけなら楽なのよね。

外の世界はどうか知らないけど、幻想郷だったら店の扉を開けてパソコンの電源入れて終了だし。

え?電気のソース?それはひ・み・つ!

 

とか言ってる間に開店準備終了。

 

「でも開店直後ってあんまり人来ないのよね〜」

 

取り敢えずカウンターに座りお客さんを待つ。

 

「それにしても............................................」

 

私はスキマから1枚の「白紙のカード」を取り出す。

 

「これどうしましょうか?」

 

これを遊矢君に渡すか否か。

今のところ『次元の龍」は制御出来てるらしいけど、『超融合』は制御出来ないみたいだし。

............................................いや

『超融合』なんて制御出来ない方がいいのかもしれない。

遊矢君にはあんな力に頼らなくてもいい位強くなってもらいたいし。

それにこれは.....................................................

 

「今の遊矢君の『先』にある物だからね」

 

その時が来るまで閉まっておこう。

 

ガラガラ

 

「あら、いらっしゃ───────って貴女はたしか..............」

 

 

 

 

✳︎

 

人里

 

 

ダメだ.............

朝から探してるけど全然見つかんない.............

一口に人里って言っても実は結構広い。それでも片っ端から探しても見つかんないとなると.............

もしかしたら人里にはいないのかな?

だとしたら.............................

私はデュエルディスクを取り出し、ある人に電話をかける。

 

[もしもし?]

 

「あ、もしもし妖夢?」

 

[私のデュエルディスクにかけてきてるんだから当たり前でしょ]

 

「それもそうだね、ってそれよりうちの姫様妖夢のとこ行ってない?」

 

[鈴仙のところ姫様?え.......っと輝夜様だったけ?いや、うちには来てないよ]

 

「そっか.................うん、ありがとう。もし見かけたら連絡頂戴ね」

 

駄目だったか......................

白玉楼にも行ってないとなると他に姫様が行きそうな場所は.......................

あ、そうだ

 

「一様聞いて見ようかな............?」

 

もう一度デュエルディスクを手に取り電話した。

 

 

✳︎

 

博麗神社

 

ピッ

 

「ん?どうしたんだよ遊矢?誰かと電話してたのか?」

 

「ああ、ちょっとな。俺今からちょっと出てくるから」

 

「どこ行くのよ?」

 

「どこだろうな、まあ、そこら辺歩くだけだからさ」

 

「.........そう」

 

どうやら霊夢は察してくれたのか、深くは追求して来なかった。

 

「それじゃ、いってくる」

 

キングと霊夢と別れて、俺は博麗神社を後にした。

さてまずは何処へ向かうか。確か鈴仙の話によると「うちの姫様がいなくなった」らしいから探して欲しいって言ってた。

特徴は確か「長い黒髪」で「着物」っぽい服を着てるらしいけど..................................

情報少なくない?

会ったことが無い人を探すってかなり難易度高いと思うんだけど。

取り敢えず人里かな?たとえ本人がいなくても「その人を見た!」って人がいるかもしれないからな。

 

 

人里

 

っと言うわけで人里に来て見たんだけど..............

ぶっちゃけ俺あんまり人里来ないからどこ探せばいいかわかんないな......

まあ、適当に見て回るか。

俺は人里を歩き始める。

あまりこない所なだけにいろんな物が目にはいる。

中には初めて見るものや、新しい発見もあった。

そんな感じで人里を見て回ってると聞こえてきたのは子供のたちの声だった。

 

「ここは.............................」

 

その建物には「寺子屋」と書かれていた。

「寺子屋」?って確か歴史の時間にならったような..........

昔の小学校のようなものだった気がするけど........

 

「どうかしたのか?」

 

俺が自分の記憶と格闘してると「寺子屋」から出てきた女の人に話しかけられた。

 

「あ、いや、その.........」

 

「私は上白沢慧音。この寺子屋で教師として子供たちにデュエルを教えている」

 

「え?学校でデュエルを教えてるんですか?」

 

「ああ、デュエルは楽しい遊びと同時に、この幻想郷では自分の身を守る為の手段でもある。だが、歴史あるゲーム故そのルールは子供には少しばかり難しいからな。私が教えてるというわけさ」

 

へ~つまり俺たちで言うところの「デュエル塾」みたいなものか

 

「ところで君はこんなところで何をしてたんだ?」

 

「実は...............」

 

俺は今の状況を慧音さんに伝えた。

 

「なんだと!?永遠亭の姫が外出!?ありえないこともおこるものなのだな.......」

 

「知ってるんですか?」

 

「私の友人の友人?宿敵?だったりする。悪いが今日はまだ見てないな」

 

「そうですか」

 

手がかりなしか...................

てか永遠亭の姫様の引きこもりっぷりはこんなとこまで広がってるのか..........

大変だな、鈴仙..............

頭を抱える俺に、それを申し訳なさそうに見てる慧音さん。

そんな俺のズボンをクイクイっと引っ張る女の子がいた。

 

「ねえねえお兄ちゃん」

 

その女の子の目線に合わせるようにしゃがむ

 

「ん?どうしたんだ?」

 

「お兄ちゃんってさ、この前のお祭りの時デュエルしてなかった?」

 

ああ、文と一緒に行って妖夢とデュエルしたあれか...........

 

「ああ、してたよ」

 

それをきいた瞬間その子の目は輝き出した

 

「やっぱり!てことはできるんだよね!ペンデュラム召喚!!」

 

「なに!?ペンデュラム召喚だと!?あの榊遊矢しかできないと言われているあの!?どうして君が!?」

 

「いや....あの.....俺がその榊遊矢なんですけど......」

 

なんか恥ずかしいな....

俺の言葉を聞くと慧音さんはとっても驚いてた。

そして急に俺の肩を両手でガシっと掴むといきなり真剣な顔になって

 

「君に頼みがある」

 

また面倒な事に首を突っ込んでしまったかも知れない。

 

 

 

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