新学期も始まって、いつになくハイテンションです!
そ・ん・な・こ・と・よ・り!!
4月5日に「遊戯王世界大会国内予選」のショップ予選に出てきたんですよ!!
結果は....なんと優勝!!!!
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↑証拠...になるかな?
5月23日に仙台でデュエルしてきます!!
この小説の方も大会編に突入しますし、順風満帆です!!
これからも応援お願いします!!
それでは本編どうぞ!!
妖仙大旋風
朝眼が覚めた。
昨日はドキドキして中々眠れなかったど、眼が覚めてからは全然眠気はなかった。
デュエルディスクにデッキをセットして、外に出る。
「静かな朝だな............」
雲一つない青空。赤い朝日。
これ以上ないくらいのデュエル日和だ。
一つ大きく深呼吸をして今回の大会の会場にもなってる博麗神社に向かった。
博麗神社
「お、来たな遊矢」
俺が博麗神社に着くと、鳥居の前でキングが待ってた。
「早いな、キング。おはよう」
「おう、なんてったって大会当日だからな!さっさと霊夢のところへいこうぜ!」
幼い子供のように笑うキング。
まあ、俺も気持ちは同じなんだけどな。
さっきからワクワクが止まらない。
「早くデュエルしたい」って体が言ってるみたいで心臓が落ち着かない。
それでもざわつく心を落ちつけて霊夢のところへ向かう。
「おーい、霊夢ー。起きろー」
障子越しに呼び掛けるけど反応がない。
数分待って見たけど、やっぱり反応はない。
しびれを切らしたのかキングは強硬突破!っと言わんばかりに障子を開ける。
そこにはまだ寝息をたてて寝ている霊夢の姿があった。
「おい、起きろ!もう朝だぞ!」
「うぅ....後5時間........」
霊夢の体を揺さぶってなんとか起こそうとするキングだが、霊夢は一行に起きない。
と言うか、後5時間って、いくら何でも寝過ぎだろ...........
まあ、大会まで二時間くらいあるから、寝てても全然問題はない。
.................問題なかったけど.............
「おい!!もうあれから一時間半たったぞ!!いい加減起きろよ!!」
全く起きない霊夢を横目に辺りを見渡す。
すごい人だな..........
さっきも言ったようにここ、博麗神社は今大会の会場にもなっている。
そのお陰か全く人がいない博麗神社にも沢山の人が来ている。
「お!遊矢じゃないか!」
突然のことに少しビックリしながらも、後ろからした声に振り向くとそこには見知った顔があった。
「魔理沙!アリス!」
「おう!」
「一週間ぶりね」
「あ!白黒魔法使い!それに人形使い!」
俺と魔理沙たちが話してるのに気づいたのか、睡眠中の霊夢と格闘してたキングがこっちに出てきた。
「おいおい、ずいぶんな挨拶だな........」
「お前らも大会に出るんだったな。この俺、キング様がお前ら全員ぶっとばしてやるぜ!!」
「なに言ってるの?今回の大会はチーム戦だから実際に戦うのは一人だけよ」
「なっ!?わ、わかってるぜそんなこと」
今の反応からしてきっとキングはわかってなかったんだろう........
そう言えばこの二人は一度戦ってるんだっけ?
俺はそのとき魔理沙と戦ってて結果は知らないけど。
「だったら、人形使い!俺と勝負だ!お前には貸しがあったよな!」
ってことはキングは負けたのか!?
キングだって相当強いのに..........
「なんなら今ここでやったって──────」
「はい、そこまで」
アリスとデュエルしようとするキングを止めようとしたとき、俺たちの頭上の空間からスキマを使って紫さんが現れた。
「ダメよ?キング。大会前なんだから?それにもう開会式始まるわよ?」
紫さんに言われてデュエルディスクの時計を見る。
本当だ、もうこんな時間か...
「霊夢は私が起こしといてあげるからさっきに行きなさい」
俺たちは紫さんにせかされるように博麗神社正面に向かった。
正面に行ってみるとさっきよりもっと人だかりが大きくなっていた。
「沢山人がいるぜ!!こいつら全員デュエリストか!?」
「いや、全員じゃないんじゃないか?中にはデュエルを見に来たって人もいるだろうし」
「そっか」と納得するキング。
今日俺はこんな沢山の人の前でデュエルするのか...........
デュエルを見てくれる人だけじゃなくて対戦相手も笑顔にできるデュエルをしてみせる!
「あーあーあー...ねぇ藍、これちゃんとマイク入ってる?」
「は、入ってますよ、紫様......」
紫さんと藍さんの魔の抜けた会話がマイク越しに聞こえてくる。
「なにやってんのよ、あいつら」
ようやく起きてきたんだろうか、まだ少し寝癖がたってる霊夢がこっちへ来た。
『寝過ぎは良くねぇって言っただろ。そんなんで頭まわんのか?』
「うっさいわね!あんたは私のお母さんか!?」
『保護者ではあるな』
このコンビもいつも通りだな。
「はいはーい!これから第1回「カードショップゆかりん」主催、幻想郷最強チーム決定戦を始めるわよー!!」
紫さんの気の抜けた一言で大会の開会宣言がされた。
「では早速この大会のルール説明を....藍~」
「はい、紫様。今回の大会のルールは基本的に「マスタールール3」にしたがってデュエルしていただきます。対戦形式はチーム戦。「3人以上」のチームの中から「先鋒」「中堅」「大将」を試合前に決めていただき、順にデュエルを行います。先に二勝したチームが勝利です。引き分けになった場合はその場で決めさせていただきます。そして今回は「予選リーグ」と「決勝トーナメント」に別れています。まず参加チームを8ブロックに分けてリーグ戦を行い、戦績上位2チームが決勝トーナメントに進むことができます」
藍さんの説明がひとしきり終わる。
「あーなげー、つまりデュエルして勝てばいいんだろ?」
「あんたはもうそんな解釈でいいわよ」
キングは長い説明を理解できなかったみたいだ。
それにしても「決勝トーナメント」に出るためには「予選リーグ」で上位2チーム以上に入らなきゃいけないのか......
「はい、説明ありがと藍。それじゃ選手宣誓もといエキシビジョンマッチを執り行うわ」
「「「エキシビジョンマッチ?」」」
「大会参加者と観客の皆さんからランダムに1人ずつ選んでここでデュエルしてもらうわ」
へー面白そうな企画だな......
「それじゃー抽選はじめるわよー」
そういうと紫さん開いたスキマに手をいれて、一枚の紙を引いた。
「ではまず大会参加者側から......「チームARC-V」榊遊矢君!」
............え?
「お、俺!?」
「あら、よかったじゃない」
「なんで遊矢なんだよ!俺もデュエルしてー!!」
まさか選ばれるだなんて思ってもみなかった....
「さて、観客側は.....」
紫さんがまたスキマの中に手を突っ込んでガサゴソあさり始める。
「あら?」
手をスキマから抜くとその手には女の子が(スカートをはいてるのでそう判断した)
どうやら首根っこ捕まれてる状態で足をバタつかせてる。
「なにするんだ!この...HA☆NA☆SE!!」
あれ?あれってまさか.........
「正邪!?」
「うふふ...元気な天邪鬼が引けたわね」
あの格好、あの声、間違いない正邪だ。
「お、お前は榊遊矢!?ちょうどいい!私とデュエルだ!」
「もとからそのつもりよ、それではエキシビジョンマッチ開始よ♪」
その言葉と同時に人だかりはそとの方に引き、真ん中に広めのスペースができる。
そしてそのスペースの中で対峙する俺と正邪。
「二週間ぶりだな、元気だったか?」
「まあ......ってそうじゃない!!ここでお前との因縁に蹴りをつけてやる!さっさと構えろ!」
そうだなっと頷きつつデュエルディスクを構える。
「行くぞ!!」
「「デュエル!!」」
「先行は俺がもらう!俺のターン!」
最初の五枚は.......!これは蓮子さんからもらったカード!
「俺は「EMガンバッター」を召喚!」
レベル4 地属性 昆虫族 攻1500 守1000(攻撃表示)
「永続魔法「補給部隊」を発動してカードを一枚セットしてから魔法カード「ペンデュラム・アライズ」を発動!自分フィールド上のモンスターを墓地に送って、墓地へ送ったモンスターと同じレベルを持つペンデュラムモンスターをデッキから特殊召喚する!俺はレベル4の「EMガンバッター」を墓地に送って、デッキからレベル4の「EMペンデュラム・マジシャン」を特殊召喚する!」
レベル4 地属性 魔法使い族 攻1500 守800(攻撃表示)
「「EMペンデュラム・マジシャン」の効果発動!このカードが特殊召喚に成功したとき、自分フィールドのカードを二枚まで破壊して破壊した枚数だけデッキから同名カード以外の「EM」モンスターを手札に加える!俺はセットカードと「EMペンデュラム・マジシャン」を破壊してデッキから「EMリザードロー」と「EMジライノ」を手札に加える!そして永続魔法「補給部隊」の効果で1ターンに1度、自分のモンスターが破壊された場合1枚ドローする!」
榊遊矢
手札5→1→4
引いたカードは.......!!
来た!!
「俺はスケール1の『星読みの魔術師』とスケール8の『時読みの魔術師』でペンデュラムスケールをセッティング!!」
俺を挟むように天空に現れった『星読みの魔術師』と『時読みの魔術師』を見て会場がざわつき始める。
「なにあれ!?みたことない...」
「でも綺麗.........」
そっか.....
そう言えば俺って幻想郷に来てから大勢のまえでペンデュラム召喚をしたことなかったけ?
「ちっ...もう揃ったか.......」
「これによりレベル2から7までのモンスターが同時に召喚可能!!」
どうせやるならド派手に!!一気に!!
「揺れろ!魂のペンデュラム!!天空に描け!光のアーク!!ペンデュラム召喚!!現れろ!俺のモンスターたち!!手札から「EMリザードロー」「EMジンライノ」エクストラデッキから「EMペンデュラム・マジシャン」!!」
レベル3 地属性 は虫類族 攻1200 守600(守備表示)
レベル3 地属性 岩石族 攻800 守1800(守備表示)
レベル4 地属性 魔法使い族 攻1500 守800(守備表示)
俺がペンデュラム召喚に成功したとたん、観客から歓声が上がる。
「すごい!!モンスターを一気に召喚したよ!」
「しかも手札とエクストラデッキから同時に!!」
観客の人もわくわくしてくれてるかな?
「俺はこれでターンエンド!」
榊遊矢
ライフ:8000
手札:0枚
モンスター:3体
魔法・罠:1枚
ペンデュラム:2枚
「やっと私のターンか!ドロー!」
正邪
手札5→6
「まずは永続魔法「炎舞-「天キ」」を発動!こいつの発動の処理としてデッキから獣戦士族を1体手札に加える。私が加えるのは「妖仙獣 鎌壱太刀」!」
妖仙獣?
前は確か「アンブラル」を使ってなかったか?
「ふん、榊遊矢!お前を倒すために新しいデッキを作ったのさ!さらに「強欲で謙虚な壺」を発動!このターン特殊召喚しないことを条件にデッキの上から3枚めくって、その中から1枚手札に加える!」
めくったカード
妖仙獣 鎌弐太刀
死者蘇生
エンペラー・オーダー
「「妖仙獣 鎌弐太刀」を手札に加える!永続魔法「修験の妖社」を発動!そしてそのまま召喚!」
レベル4 風属性 獣戦士族 攻1800 守200(攻撃表示)
正邪が召喚したのは攻撃力1800のモンスター......
「強欲で謙虚な壺」の制約でこのターン特殊召喚はできない。
つまりこのターンこれ以上のモンスターの展開はない。
しかも俺の場には「EM」モンスターの攻撃を自身に誘導できる「EMジンライノ」がいる。
「EMジンライノ」の守備力も同じく1800。
戦闘破壊はできない!
「─────とか思ってないよな?」
「え!?」
「「妖仙獣 鎌弐太刀」の効果発動!このカードの召喚に成功したとき、手札から同名モンスター以外の「「妖仙獣」モンスターを1体『召喚』する!来い「妖仙獣 鎌壱太刀」!」
レベル4 風属性 獣戦士族 攻1600 守500(攻撃表示)
「なんだって!?モンスターの追加召喚!?」
「これなら「強欲で謙虚な壺」の制約に引っ掛からない!そして今召喚した「妖仙獣 鎌壱太刀」も同じ効果を持っている!!来い!「妖仙獣 鎌参太刀」!」
レベル4 風属性 獣戦士族 攻1500 守800(攻撃表示)
「一気にモンスターを三体も.......」
「モンスターの大量召喚はなにもペンデュラム召喚の専売特許じゃない!ここで永続魔法「修験の妖社」の効果が発動!「妖仙獣」モンスターが召喚・特殊召喚に成功する度に「妖仙カウンター」を1つ乗せる!」
修験の妖社
妖仙カウンター:0→3
「確かその「EMリザードロー」には面倒な効果があったな?「妖仙獣 鎌壱太刀」の効果発動!このカードがフィールド上に存在するとき1度だけ相手モンスターを手札に戻す!手札に戻れ!「EMリザードロー」!」
「くっ......」
榊遊矢
手札0→1
「あ、そうだ言い忘れてたけど、永続魔法「炎舞-「天キ」」の効果で獣戦士族モンスターは永続的に攻撃力が100アップする!」
妖仙獣 鎌壱太刀
攻1600→1700
妖仙獣 鎌弐太刀
攻1800→1900
妖仙獣 鎌参太刀
攻1500→1600
「さあ、お待ちかねのバトルだ!「妖仙獣 鎌弐太刀」で攻撃!」
「「EMジンライノ」がいるとき他の「EM」モンスターは攻撃対象にできない!」
「甘い!私が攻撃対象に選ぶのは「EM」モンスターじゃない!お前だ!!」
「そんあ!?くぅ...........!!」
榊遊矢
ライフ8000→7050
「「妖仙獣 鎌弐太刀」は相手に直接攻撃ができるのさ!ま、その時のダメージは半分になっちゃっうけどな」
「妖仙獣 鎌壱太刀」にはモンスターを手札に戻す効果。
「妖仙獣 鎌弐太刀」には直接攻撃できる能力。
ってことは「妖仙獣 鎌参太刀」もなにか........
「自身以外の「妖仙獣」モンスターが相手にダメージを与えたことで「妖仙獣 鎌参太刀」の効果発動!デッキから同名カード以外の「妖仙獣」モンスターを手札に加える!「妖仙獣 大幽谷響」を手札に」
正邪
手札2→3
「残りで攻撃してもいいが...「補給部隊」でドローされるのも、「EMペンデュラム・マジシャン」の効果をまた使われてアドバンテージを稼がれるのも厄介だ。ここはメイン2に入る」
くそ...
そう簡単にのっては来ないか.....
「永続魔法「修験の妖社」の効果を発動!「妖仙カウンター」を3つ取り除くことでデッキから「妖仙獣」モンスターを手札に加える!「妖仙獣 右鎌神柱」を手札に加える」
正邪
手札3→4
「カードを1枚伏せてターンエンド。このエンドフェイズ、このターンに召喚された3体の「妖仙獣」は手札に戻る!」
正邪
ライフ8000
手札:6枚
モンスター:0体
魔法・罠:3枚(うち2枚は「修験の妖社」「炎舞-「天キ」」)
まずい.....
妖仙獣はターンの終わりに手札に戻る....
これじゃ妖仙獣を倒すことはできない.......
突破口は........!!
あった!!
「俺のターン!!」
榊遊矢
手札1→2
「俺は魔法カード「EMキャスト・チェンジ」を発動!手札の「EM」モンスターを任意の枚数相手に見せて、そのカードをデッキに戻して戻した枚数+1枚ドローする!「EMリザードロー」を見せて、デッキ戻して2枚ドロー!!」
「いいカードは引けたか?」
「ああ!何を引いたか今見せてやる!俺はすでにセッティングせれてる『星読みの魔術師』と『時読みの魔術師』でペンデュラム召喚!雄々しくも美しい2色の眼!!「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」!!」
レベル7 闇属性 ドラゴン族 攻2500 守2000(攻撃表示)
「ここに来て「オッドアイズ」を引いたか....」
「「EMペンデュラム・マジシャン」を攻撃表示に変更してバトルだ!「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」で直接攻撃!!」
そう「妖仙獣」デッキの弱点はフィールドがガラ空きになること!
そこに直接攻撃を叩き込めば......
「相手の直接攻撃宣言時、手札の「妖仙獣 大幽谷響」の効果発動!手札の「妖仙獣」モンスターカードを手札から墓地に送ることでこのカードを特殊召喚する!」
レベル6 風属性 獣族 攻? 守?(攻撃表示)
「直接攻撃に反応するモンスターか.......」
「私が対策をしてない訳ないだろ!さらに「妖仙獣」モンスターが召喚・特殊召喚に成功したことにより永続魔法「修験の妖社」に「妖仙カウンター」がたまる!」
修験の妖社
妖仙カウンター:0→1
おかしい.....
今正邪が特殊召喚したモンスター
攻撃力が決まってない......
何かあるのは間違いない......
どうする、俺?
*
「うふふ......面白くなって来たわね」
遊矢君と正邪ちゃんのデュエルを見ながらメリーは笑う。
「ねぇ、蓮子。この局面、遊矢君はどうすると思う?」
「どうするんだろうね?」
「ここは大事なポイントね.......」
そしてまたメリーは笑う。
「『史実通り』になるか、『違う道を選ぶ』か.....」
え?.........
どういうこと?........
「あのさ、メリー....遊矢君の対戦相手にあの子を選んだのは本当に偶然?」
私が聞くと一瞬ビックリしたような顔をしたメリーだったけど、すぐにニッコリ笑った。
「抽選は本当にランダムよ...それでもこの対戦カードになったってことは......『避けられない運命』なのか『通るべき道』なのか.....」
意味深なことを言ってまたデュエルを見始めた。
ねぇメリー.....貴女の眼には何が見えてるの?