最近季節の変わり目で体調を崩していませんか?
私はステータスで体調悪いですけどね(笑)
大会編もそろそろクライマックス!
それでは本編スタート!!
「遊矢~もう行くよ~」
朝の静かな永遠亭に鈴仙の声が響く。その声は病室の壁越しに俺にも伝わった。おっともうそんな時間か...ベッドから起き上がって制服を肩に羽織る。少し体を動かしてみても、痛みは感じない。きっと永琳さんの薬が効いてるんだな。そして一応...一応デュエルディスクを持って病室をでる。病室の外では鈴仙が車いすと一緒に待ってた。
「車いすって...さすがに大げさじゃないか?」
「今は師匠の薬が効いてるから痛くないかもだけど、途中で効力が切れることを考えたらこっちのほうがいいと思うし...遊矢も本調子じゃないから」
確かにちょっとふらつくけど...まあ俺は医療に関しては何にもわかんないし、ここは素直に鈴仙の言うことを聞いた方がいいかな?少し気恥ずかしい感じはあったけど、言う通りに車いすに乗って大会会場に向かった。
「そういえば勝手に病室抜け出したでしょ」
会場に行く道中、突然の鈴仙の言葉に一瞬はらっとする。
そうだった...完全に無断だった...しかも昨日だけで2回も抜け出してるし...
「ご、ごめん。迷惑かけたな」
「もう...無茶しないでって言ったのに、デュエル終わったら倒れちゃうし。迷惑ならいくらでもかけていいから心配させないでよね」
叱られちゃった。
昨日も文にも叱られたよな...「どうしてそんな状態でデュエルしたんですか!?」って。本気で怒った文はちょっとどころじゃなく恐かったけど、それだけ周りに心配かけちゃったてことだし、ちゃんと反省しないとな。
「今日は絶対デュエルさせないからね」
「え!?だ、大丈夫だって...」
「大丈夫じゃない!遊矢はデュエルはすごいけど、体は普通の人間なんだからもっと大事にしなきゃ」
うぅ...決勝戦に出れないなんて...
まあ、昨日無理して文とデュエルしたことに後悔はないけど、出れないのか...残念。でもこれ以上心配かけたくないし、皆なら絶対優勝してくれるって信じてる!
そんな話をしているうちに会場につく。
観客席にはすでにたくさんの観客で溢れかえってた。「こんな大舞台でエンタメデュエルしたい...」と言いそうになったけど、また鈴仙に心配かけたくなかったからそれは口には出さなかった。選手控室に行くとキングと霊夢、そして正邪が待ってた。車いす姿の俺に驚いてたけど、「あとは任せろ」って言ってくれた。
それにしてもさっきから文の姿が見えない。
確か「先に会場に行ってますから!」って言ってた気がするんだけどな...観客席にでもいるのかな?
そんなことを考えてると会場にアナウンスが入った。
『会場にお集まりの皆様。これより幻想郷最強チーム決定戦...決勝戦を開始いたします』
これは紫さんの声かな?
紫さんのアナウンスで会場中が歓声に包まれる。
『多くのチームの中から、この決勝戦まで勝ち上がった二チームをご紹介いたします。まず1チームはペンデュラム召喚のパイオニア、榊遊矢率いる《チームARC-V》。そして今大会予選本選ともにストレート勝ちの《チーム・スカーレット》。決勝はこの2チームで行うわ』
ペンデュラムのパイオニアって...ちょっと照れるな...俺出れないけど。
霊夢は「やっぱりか」って顔してるけど、どれぐらい強いんだろう?...俺出れないけど。
「そんなに落ち込むなって!これで人生最後の大会じゃないんだから」
「き、キング...」
そうだよな。これが最後じゃないんだし、今日はみんなを全力で応援することにしよう!
『決勝戦についてだけど...ここからは進行交代ね』
進行交代?
蓮子さんとかかな....
けど交代したのは予想外というか、よくよく考えればわかる人物だった。
「はい!進行変わりました!ここからこの清く正しい射命丸文が務めさせていただきます!!」
しゃべりながら空から颯爽登場してきた文。
さっきから通りで見ないと思ったら文なの!?いやまあ、お祭りのとき似たようなことしてたけど。
「決勝戦は昨日までと同じ、あらかじめ先鋒・中堅・大将を決めてこちらに提出してもらいます!そして先に2勝した方が勝利となります!!その他にもいろいろありますが...今はいいでしょう!」
いいのか...
特別ルールがないなら特に問題はないな。
みんなと話し合って順番を決める。そして決まった順番をオーダー表に書いた。
みんなには「別にいい」って言われたけど、一応俺チームリーダーだし、これくらいこれが持っていこう。鈴仙に頼んで車イスを押してもらい蓮子さんのもとへ向かうと、相手チームの人だろうか?ピンクの傘を指した、ピンクの服を着ている少女とすれ違った。
「ほう...少年」
すれ違って少し歩いたところで呼び止められた。
車イスで振り向けないため、少女がどんな表情をしているのかがわからない。
「お前は...ずいぶん面白い運命を背負ってるな」
面白い...運命?
なんのことだろう...
「お前と戦う時を楽しみに待ってるぞ」
そう言って足音は離れていった。
だから俺デュエルできないって...まあ知らないだろけど。
「鈴仙、さっきの人は?」
「ああ、レミリアだよ?レミリア・スカーレット」
あの人がレミリア・スカーレット...不思議な人だったな...
おっといけない。早くオーダー表渡さないと!
蓮子さんにオーダー表を渡して、みんなのところへ帰った。
*
はぁ...デュエル始まる前に時間があるってなんだかつまんねえな。
遊矢たちも「一人で集中したいだろ?」って言って出てっちゃったし。
デッキの見直しでもしとくか...
デュエルディスクからデッキを引き抜いて、控え室にあるテーブルの上に広げる。
最近エクストラデッキとか急に増えたかな...少しメインのほうとかいじるかな...って他のカード持ってねえじゃん俺。まあ予備のカード常に持ち歩いてる訳じゃないし、しかたないか。そんなふうに考えてたら、控え室の扉の向こうから声がした。
「私だけど...入っていい?」
ん?この声は...あ、人形遣いか。
「別にいいぜ、ちょうど暇だったしな」
すると案の定人形遣いが部屋に入ってきた。
「お前も惜しかったよな。準決勝まで来てたんだろ?」
「来てたんだろって...見に来なかったわけ?」
げっ...口が滑ったか...見に行くって言ったもんな。
とりあえず謝罪を入れると「どうせそんなことだろうと思ったわよ」ってため息つかれた。俺だって遊矢のことがなかったら見に行ってたての。
すると人形遣いがテーブルの上に広げてる俺のデッキを見つけたらしく、「デッキの調整でもしてたの?」と聞かれたから「替えのカードない」って答えた。
「キングのデッキは手札誘発と墓地誘発少ないのね」
あ~...たしかに《ヴェーラー》と《バック・ジャック》とかぐらいしかない気がする...
「これ...使う?」
そう言って人形遣いはポケットから数枚のカードを取り出した。
受け取って見てみると、手札誘発と墓地誘発のカード、後はコイツも使ってるカードがあった。
「キングは攻撃一辺倒だから、少しくらい防御面補強した方がいいと思って」
「それが俺のスタイルなんだよ」
「....と言いつつ受けとるのね」
まあ、貰える物は貰っておくし、防御が弱いのは事実だしな。
「というか機械族多くないか?」
「し、仕方ないでしょ!私機械族しか使わないんだし...」
そんな話をしてるとデュエル開始5分前のアナウンスが聞こえた。
そろそろ行くか...
広げたデッキを人形遣いから貰ったカードと一緒にまとめて、デュエルディスクにセットする。これで準備完了だな!!
「そんじゃ、行ってくるぜ!」
「はいはい、行ってらっしゃい」
それだけ言ってバトルフィールドに出た。
あ、お礼言ってない...ま、あとで言えばいいか!
バトルフィールドではもう射命丸ともう一人の女が建ってた。
もう一人の女の方は銀髪で、なんだかメイド服?ってやつか?そんなのを着てた。
「こんな子供が相手なんて...手加減はできないわよ?」
「はぁ?手加減なんて必要ねえ!本気でかかって来い!」
「「デュエル!!」」
咲夜VSキング
「先攻は譲ってやるよ!!」
「私に先攻を譲るなんて命知らずね。手札を1枚伏せて、魔法カード《手札抹殺》を発動!お互いの手札を全て捨て、同じ枚数ドローする!」
咲夜
手札:3→0→3
捨てたカード
ギガプラント
レベル・スティーラー
アルカナフォースXXI-THE WORLD
「最初から手札交換か」
まあ、そんなにいい手札じゃないからいいか!
これで何か引ければいいけどな。
キング
手札:5→0→5
捨てたカード
マジック・リサイクラー
レッド・リゾネーター
ネクロ・ガードナー
タスケナイト
コール・リゾネーター
「貴方を倒すには十分な手札ね。伏せた魔法カード《死者蘇生》を発動!墓地のモンスター1体を特殊召喚する。蘇らせるのは当然《アルカナフォースXXI-THE WORLD》!!」
レベル8 光属性 天使族 攻3300 守3100(攻撃表示)
早速エースの登場か!
でもなんか違和感あるんだよな。
なんつうか...随分手間がかかってるっていうか...
ま、デュエル進めていけばわかるだろ。
「《アルカナフォースXXI-THE WORLD》が特殊召喚に成功したことにより効果が発動!コイントスを行うわ」
「コイントス?」
「これが貴方の運命の分かれ道よ」
メイドが飛ばしたコインが宙を待って地面に落ちる。
結果は...表か!
「運命は私に味方したようね。これにより《アルカナフォースXXI-THE WORLD》はある効果を得る」
ある効果?
今発動するんじゃねえのか?
「墓地の《レベル・スティーラー》の効果発動!レベル5以上のモンスターのレベルを1つ下げることで、フィールドに特殊召喚できる!」
レベル1 闇属性 昆虫族 攻600 守0(攻撃表示)
アルカナフォースXXI-THE WORLD
レベル:8→7
「このターン、私は通常召喚をまだ行ってない。手札から《グローアップ・バルブ》を召喚!」
レベル1 チューナー 地属性 植物族 攻0 守0(攻撃表示)
「おお!チューナーってことはシンクロ使いか!!いや~こっちに来てからそんなにシンクロ使いとそんなにデュエルしたことなかったから楽しみだぜ!!」
「そう...私はこれでターンエンドよ」
咲夜
ライフ:8000
手札:2枚
モンスター
《アルカナフォースXXI-THE WORLD》
魔法・罠:なし
んだよ、シンクロ召喚しないのかよ。
まあいいや。俺は俺のデュエルをするだけだ!
「いくぜ!俺の──「何勘違いしてるの?貴方のターンはないわ」──はぁ!?」
何言ってんだコイツ!?
でも言われてみればデュエルディスクのターンプレイヤー表示はアイツになってる。でも確かにエンド宣言したはずだ!...ってあれ?アイツの場のモンスターが減ってる...
「《アルカナフォースXXI-THE WORLD》の効果を使っただけよ。自分のエンドフェイズにフィールドのモンスター2体を墓地に送ることで、相手のターンをスキップできる」
「なっ...なんだその効果!?」
「これで貴方の時間は私の物。ここからは....ずっと私のターンよ!!」
咲夜
手札:2→3
「墓地の《レベル・スティーラー》の効果を再び発動!《THE WORLD》のレベルを1つ下げて特殊召喚!」
レベル1 闇属性 昆虫族 攻600 守0(攻撃表示)
THE WORLD
レベル:7→6
「さらに《スポーア》を召喚!」
レベル1 チューナー 風属性 植物族 攻400 守800(攻撃表示)
「さあ、バトルよ。《スポーア》で直接攻撃」
スホーア キング
攻:400 ライフ:8000
キング
ライフ:8000→7600
攻撃力の小さいモンスターからの攻撃...しっかりしてるな。
「続けて《レベル・スティーラー》で攻撃!」
スティーラー キング
攻:600 ライフ:7600
キング
ライフ:7600→7000
「《THE WORLD》で攻撃!『幻惑のミスディレクション』!!」
THE WORLD キング
攻:3300 ライフ:7000
「うわぁぁぁぁぁ!!」
キング
ライフ:7000→3400
「痛ってて...これ以上好き勝手やらせるか!俺がダメージを受けたことで、手札から《冥府の使者ゴーズ》のモンスター効果発動!」
「手札誘発...それは止められないわ」
「コイツは自分フィールドにカードがねえ時にダメージを食らうと特殊召喚できるさ!さらにそのダメージが戦闘ダメージだったら、ダメージと同じ数値の攻撃力・守備力を持つ《冥府の使者カイエントークン》を1体特殊召喚する!」
レベル7 闇属性 悪魔族 攻2700 守2500(守備表示)
レベル7 光属性 天使族 攻3300 守3300(守備表示)
「壁を建てて来たわね。これでターンエンド」
咲夜
ライフ:8000
手札:2枚
モンスター
《アルカナフォースXXI-THE WORLD》
《スポーア》
《レベル・スティーラー》
魔法・罠:なし
「けど貴方のターンはやってこない。《スポーア》と《レベル・スティーラー》を墓地に送ることによって《THE WORLD》の効果を発動」
くそ!
アイツの場にモンスターがいる限り俺のターンが来ない!!
「時は止まり、貴方は動けない...そして再び私のターンとなって時は動き出す」
咲夜
手札:2→3
「魔法カード《手札断札》を発動。お互いに手札を2枚墓地に送って、2枚ドローする」
咲夜
手札:2→0→2
墓地に送ったカード
手札断札
神の居城―ヴァルハラ
「俺はこの2枚だ」
キング
手札:4→2→4
墓地に送ったカード
バイス・ドラゴン
絶対王バック・ジャック
「今墓地に送った《絶対王バック・ジャック》のモンスター効果!デッキトップ3枚を確認して好きな順番に戻す!」
この中に《THE WORLD》攻略の鍵を見つけねえとこのデュエル勝てない。
どうする?...よし!
「デッキトップの操作をしても、貴方のターンが来なければ意味はないわ。墓地の《スポーア》の効果発動!墓地の植物族モンスターを除外して、このカードを特殊召喚する!」
レベル1 チューナー 風属性 植物族 攻400 守800(攻撃表示)
「この方法で特殊召喚した《スポーア》のレベルは、除外した植物族モンスターのレベル分上がる。除外した《ギガプラント》のレベルは6。よって合計レベルは7になる」
スポーア
レベル:1→7
「《スポーア》のレベルを1つ下げて、墓地から《レベル・スティーラー》を特殊召喚!」
レベル1 闇属性 昆虫族 攻600 守0(攻撃表示)
スポーア
レベル:7→6
「そういえば、さっきシンクロがどうこう言ってたわね?」
「そうなんだよ~遊矢はペンデュラム、霊夢は融合、人形遣いはエクシーズだし、まあ調律師の野郎はノーカンとして全然シンクロ使う奴とデュエルしてねぇんだよ!外の世界に居たときはそこらじゅうに居たのに!」
「そ、そう。私は好きよ?シンクロ召喚」
少し微妙な顔をしてアイツは笑った。
なんだ、結構話のわかるやつじゃねえか!
「それじゃ、私のシンクロを見せてあげる!レベル1の《レベル・スティーラー》にレベル6の《スポーア》をチューニング!」
やっときたかシンクロモンスター!
やっぱりデュエルはこうでなくっちゃ!
「冷たい炎が世界の全てを包み込む...漆黒の華よ開け!シンクロ召喚!咲き乱れよ《ブラック・ローズ・ドラゴン》!」
レベル7 炎属性 ドラゴン族 攻2400 守1800(攻撃表示)
「来たな!シンクロモンスター!中々カッコイイが、俺の《レッドデーモン》の方がカッコイイな!」
でも不思議だな...このドラゴンは初めて見たはずなのに、そんな気がしねえ...
前にどこかで...
「《ブラックローズ・ドラゴン》の効果発動!墓地の植物族モンスターを除外して、相手の守備表示モンスターを攻撃表示に変更して、攻撃力を0にする!対象は《カイエントークン》!」
除外したカード
スポーア
カイエントークン
攻:3300→0
表示形式:守備表示→攻撃表示
「バトルよ《ブラック・ローズ・ドラゴン》で《カイエントークン》に攻撃!『ブロックローズ・フレア』!!」
ブラックローズ カイエントークン
攻:2400 攻:0
ここであのコンボを使えば《THE WORLD》を倒すことはできる。だけどもしアイツにそれを阻止できるカードがあったら...らしくねえがやるかねえ!
「墓地の《ネクロ・ガードナー》の効果発動!このカードを除外して攻撃を無効にする!」
「守った...《THE WORLD》で《カイエントークン》に攻撃!『幻惑のミスディレクション』!!」
THE WORLD カイエントークン
攻:3300 攻:0
「この瞬間、墓地の《マジック・リサイクラー》のモンスター効果発動!デッキトップを墓地に送って、墓地の魔法カード1枚をデッキの下に戻す!《コール・リゾネーター》をデッキの下に戻す!」
「?そんなことをしても攻撃は止まらないわ」
キング
ライフ:3400→100
「今の効果に何か意味があったの?」
「意味なら大アリさ!俺は墓地の《ペロペロケルペロス》のモンスター効果発動!俺がダメージを受けた時、このカードを墓地から除外して、フィールドのカード1枚を破壊する!破壊するのは《THE WORLD》だ!」
これで《THE WORLD》を攻略できる!
結構ライフ持っていかれたけど、こっから逆転してやるぜ!!
「そう...《マジック・リサイクラー》の効果で...それを見越しての《バック・ジャック》のデッキトップの操作...思った以上にやるわね。でも、そう簡単に行くと思う?手札から速攻魔法《禁じられし聖衣》を発動!このターン、攻撃力を600下げる代わりに《THE WORLD》を破壊から守る!」
THE WORLD
攻:3300→2700
「ちっ!躱すカードがあったか!」
やぱっり保険を打っておいてよかった...
にしてもきついか。
「なるほど、躱される可能性も考えての《ネクロ・ガードナー》だったのね。これで私はこのターン《ゴーズ》を倒せない。次のターンに壁を残した結果になった」
手札誘発と墓地発動で後どれくらい耐えられるか....
「メイン2で《ブラック・ローズ》のレベルを1つ下げて《レベル・スティーラー》を特殊召喚」
レベル1 闇属性 昆虫族 攻600 守0(攻撃表示)
「これでターンエンド」
咲夜
ライフ:8000
手札:2枚
モンスター
《THE WORLD》
《ブラック・ローズ・ドラゴン》
《レベル・スティーラー》
魔法・罠:なし
「でも貴方のターンはこないわ。《ブラック・ローズ》と《レベル・スティーラー》を墓地に送って次も私のターン!」
咲夜
手札:1→2
「《THE WORLD》のレベルを1つ下げて、墓地から《レベル・スティーラー》を特殊召喚」
レベル1 闇属性 昆虫族 攻600 守0(攻撃表示)
THE WORLD
レベル:6→5
「バトルよ、《THE WORLD》で《ゴーズ》を攻撃!」
THE WORLD ゴーズ
攻:3300 守:2500
「これで壁はなくなったわ、《レベル・スティーラー》で直接攻撃よ」
スティーラー キング
攻:600 ライフ:100
「させるかよ!手札から《バトルフェーダー》のモンスター効果発動!直接攻撃宣言時に、このカードを特殊召喚して、バトルフェイズを強制終了させる!」
レベル1 闇属性 悪魔族 攻0 守0(守備表示)
「まだそんなカードを...メイン2に入って墓地の《グローアップ・バルブ》の効果発動。デッキトップを墓地に送ることで、このカードを特殊召喚」
墓地に送ったカード
リビングデットの呼び声
レベル1 チューナー 地属性 植物族 攻0 守0(攻撃表示)
「カードを1枚伏せてターンエンド」
咲夜
ライフ:8000
手札:1枚
モンスター
《THE WORLD》
《グローアップ・バルブ》
《レベル・スティーラー》
魔法・罠:1枚
「そして《THE WORLD》の効果で《スティーラー》と《バルブ》を墓地に送って、私のターン!」
咲夜
手札:1→2
「さっきのターン伏せた罠カード《リビングデッドの呼び声》発動!墓地のモンスターを攻撃表示で特殊召喚!舞い戻れ《ブラック・ローズ・ドラゴン》!!」
レベル7 炎属性 ドラゴン族 攻2400 守1800(攻撃表示)
アイツの場に《ブラック・ローズ》が戻ってきた!
墓地にはまだ植物族がいるから、また攻撃力が0にされちまう...けど、負けるかよ!
「《ブラック・ローズ・ドラゴン》の効果で、墓地の植物族モンスター《グローアップ・バルブ》を除外して、《バトルフェーダー》を攻撃表示に変更する!」
バトルフェーダー
表示形式:守備表示→攻撃表示
「さらに《ブラック・ローズ》のレベルを1つ下げて《レベル・スティーラー》を特殊召喚」
レベル1 闇属性 昆虫族 攻600 守0(攻撃表示)
ブラック・ローズ・ドラゴン
レベル:7→6
「これで終りね、《レベル・スティーラー》で《バトル・フェーダー》に攻撃!」
スティーラー フェーダー
攻:600 攻:0
「やらせねえよ!墓地から《絶対王バック・ジャック》のモンスター効果発動!デッキトップを1枚確認して、それが通常罠だったらセットできる!デッキトップは当然通常罠カードだ!よってセットする!さらにこの効果でセットしたカードは、セットしたターンでも発動できる!」
力を借りるぜ、人形遣い!!
「俺は罠カード《重力解除》を発動!お互いのモンスターの表示形式を変更する!」
キング
バトルフェーダー
表示形式:攻撃表示→守備表示
咲夜
THE WORLD
表示形式:攻撃表示→守備表示
ブラック・ローズ・ドラゴン
表示形式:攻撃表示→守備表示
レベル・スティーラー
表示形式:攻撃表示→守備表示
「また凌がれた...この子のターンは一度もないのに...私はこれでターンエンド」
咲夜
ライフ:8000
手札:2枚
モンスター
《THE WORLD》
《ブラック・ローズ・ドラゴン》
《レベル・スティーラー》
魔法・罠:1枚(《リビングデットの呼び声》)
「だけど《スティーラー》と《ブラック・ローズ・ドラゴン》を墓地に送ることで、私のターン!」
咲夜
手札:2→3
「《コピー・プラント》を召喚」
レベル1 チューナー 風属性 植物族 攻0 守0(攻撃表示)
「《THE WORLD》のレベルを1つ下げて、墓地から《レベル・スティーラー》を特殊召喚」
レベル1 闇属性 昆虫族 攻600 守0(攻撃表示)
「《THE WORLD》を攻撃表示に変更してバトル!《レベル・スティーラー》で《バトルフェーダー》を攻撃!」
スティーラー フェーダー
攻:600 守:0
「くっ!自身の効果で特殊召喚された《バトルフェーダー》はフィールドを離れた時、除外される...」
「今度こそ《THE WORLD》で直接攻撃!」
THE WORLD キング
攻:3300 ライフ:100
「直接攻撃宣言時、手札の《ガガガガードナー》のモンスター効果発動!このカードを特殊召喚する!」
レベル4 地属性 戦士族 攻1500 守2000(守備表示)
「だったらそのモンスターを攻撃よ」
THE WORLD ガードナー
攻:3300 守2000
「《ガガガガードナー》は手札1枚捨てることで、戦闘では破壊されない!」
キング
手札:2→1
「ターンエンドよ」
咲夜
ライフ:8000
手札:2枚
モンスター
《THE WORLD》
《コピー・プラント》
《レベル・スティーラー》
魔法・罠:なし
「《コピー・プラント》と《レベル・スティーラー》を墓地に送って私のターン!」
咲夜
手札:2→3
「手札から魔法カード《トレード・イン》を発動。手札のレベル8モンスター《THE WORLD》を捨てて2枚ドロー!」
咲夜
手札:1→3
「さらに墓地から植物族モンスターを除外することで、装備カード《薔薇の刻印》を発動。《ガガガガードナー》に装備して、そのコントロールを得る」
ガガガガードナー
コントロール:キング→咲夜
「そして《薔薇恋人》を召喚」
レベル1 地属性 植物族 攻800 守800(攻撃表示)
「《ガガガガードナー》を攻撃表示に変更して、バトル!《ガガガガードナー》で直接攻撃!」
ガードナー キング
攻:1500 ライフ:100
まったく参ったぜ。
まさかここまでつええなんて...最高にワクワクするんだよ!!
「手札から《工作列車シグナル・レッド》のモンスター効果発動!攻撃宣言時に、このカードを特殊召喚して、攻撃モンスターと強制的に戦闘させる!」
レベル3 地属性 機械族 攻1000 守1300(守備表示)
ガードナー シグナル・レッド
攻:1500 守:1300
「そして《シグナル・レッド》はこの戦闘では破壊されない!」
ふぅ...助かったぜ人形遣い。
手札はなくなったけど、これでまだ戦える!
「まだよ、《THE WORLD》で《シグナル・レッド》に攻撃!」
THE WORLD シグナル・レッド
攻:3300 守:1300
「俺の手札が0枚で攻撃宣言された時、墓地の《タスケナイト》のモンスター効果が発動!デュエル中に1度だけ特殊召喚して、バトルフェイズを終了させる!」
レベル4 光属性 戦士族 攻1700 守100(守備表示)
「よし!凌いだ!!」
「驚いたわね...ターンエンドよ」
咲夜
ライフ:8000
手札:1枚
モンスター
《THE WORLD》
《ガガガガードナー》
《薔薇恋人》
魔法・罠:なし
「《薔薇恋人》と《ガガガガードナー》を墓地に送って私のターン!」
咲夜
手札:1→2
「墓地の《薔薇恋人》の効果を発動。手札から植物族モンスターを特殊召喚する!《凛天使クイーン・オブ・ローズ》を特殊召喚!」
レベル7 地属性 植物族 攻2400 守1300(攻撃表示)
ここに来て高レベルモンスターかよ!?
こっちにはもう手札はない。攻撃を防ぐ手段は────────
「《凛天使》のレベルを1つ下げて《レベル・スティーラー》を墓地から特殊召喚!」
レベル1 闇属性 昆虫族 攻600 守0(攻撃表示)
凛天使クイーン・オブ・ローズ
レベル:7→6
「バトルよ、《凛天使クイーン・オブ・ローズ》で《シグナル・レッド》を攻撃!」
凛天使 シグナル・レッド
攻:2400 守:1300
─────1つだけ!!
「これで最後だ!墓地から《超電磁タートル》のモンスター効果発動!このカードを除外することで、バトルフェイズを強制終了させる!」
「そんなカード何時....ッ!《ガガガガードナー》の効果で手札を捨てた時ね...」
はぁ...はぁ...さすがにもう発動できるカードはない。
次のターンでアイツがレベル5以上のモンスターを召喚すれば俺の負けか...
「これでターンエンド」
咲夜
ライフ:8000
手札:1枚
モンスター
《THE WORLD》
《凛天使クイーン・オブ・ローズ》
《レベル・スティーラー》
魔法・罠:なし
「《凛天使クイーン・オブ・ローズ》と《レベル・スティーラー》を墓地に送って、私のターン、ドロー!」
咲夜
手札:1→2
「これで終わりね。手札から魔法カード《星屑のきらめき》を発動。墓地からドラゴン族シンクロモンスターを1体指定して、そのモンスターと同じレベルになるように墓地からモンスターを除外して、指定したモンスターを特殊召喚する!」
アイツの墓地のドラゴン族シンクロモンスターって...しまった!?
「咲き乱れよ《ブラック・ローズ・ドラゴン》!!」
レベル7 炎属性 ドラゴン族 攻2400 守1800(攻撃表示)
除外したモンスター
凛天使クイーン・オブ・ローズ
「《ブラック・ローズ》のレベルを1つ下げて《レベル・スティーラー》を特殊召喚!」
レベル1 闇属性 昆虫族 攻600 守0(攻撃表示)
「バトルよ《レベル・スティーラー》と《THE WORLD》でモンスターに攻撃!」
スティーラー タスケナイト
攻:600 守:100
THE WORLD シグナル・レッド
攻:3300 守:1300
「ここまで耐えたのは貴方が始めてよ?」
「そうなのか?でもまあ、負けは負けだからな。次は絶対勝つ!」
「行くわよ!焼き付くせ!《ブラック・ローズ・ドラゴン》!『ブラック・ローズ・フレア』!!」
ブラック・ローズ キング
攻:2400 ライフ:100
「うわぁぁぁぁぁ!!」
キング
ライフ:100→0
「決まったぁぁぁ!勝者、十六夜咲夜!」
吹き飛ばされたまま仰向けになって空を見上げた。負けちまったか...ま、みんなだったら大丈夫だろ。反動をつけて飛び上がると、アイツがこっちに歩いてきてる。そして俺の目の前まで来ると、俺の目線に合わせるようにしゃがんだ。
「ごめんなさいね?私はこんなデュエルしかできないのよ、つまらなかった?」
首を傾げながら訪ねられた。
何言ってんだコイツ?そんなの─────
「最高に楽しかったに決まってるじゃん!!」
強いやつとデュエル出来て、熱くならないなんてありえないぜ!しかも見たことないカードや、飛んでもない効果とか使ってくるんだぜ?それを見て楽しいって思えないならソイツはデュエリストじゃねえ!俺のがそう言うと少しビックリした顔をしたけど、すぐに笑いだして俺の頭を撫でてきた。
「貴方みたいな真っ直ぐな子、嫌いじゃないわ」
そう言って自分のチームの方へある行っていった。
よくわかんねえけど....
「またデュエルしようぜ!その時は俺が勝つからな!え、え~と...」
そういえばアイツの名前聞いてないな...
俺言葉にソイツは立ち止まって振り向いた。
「咲夜よ、十六夜咲夜。貴方は?」
「俺か?俺はキング!キング・イズ・ナンバーワンだ!!」
「そう、私でよければ相手になるわ。何時でも紅魔館いらっしゃい。じゃあね、キング」
「おう!」
さて、俺もみんなのところに帰るか。
みんなのところに戻ってみると、なんかスッゲー誉められた。
いつもと変わんなかった気がするけどな....
みんなに断ってバトルフィールドの外に出ると、人形遣いが廊下の壁に寄りかかって待ってた。
「悪いな、いろいろ手伝ってもらったのに」
「なに謝ってんのよ。キングじゃなきゃ8ターンも耐えられないわよ」
そんなにターン経ってたのか?
そう思うと俺ってすごいかもな。
「でもそれだってお前から貰ったカードのお陰だけどな」
「ま、まあ役にたったならいいんだけど...」
そう言うと壁につけてた背中を起こして、俺の俺の隣にきた。
「試合で疲れてだろうし、外の空気でも吸いに行きましょう?」
「次の試合が始まるまでだったら付き合ってやるよ」
少しの時間、人形遣いと一緒に外を歩いた。