現在修学旅行中!!(これと本編ホテルで書いてます)
楽しいです!!東方に馴染みのある八坂神社や京都に来るのは!!
人生の中でも指折りの思い出になると思います!!
それでは本編スタート!!
デュエルを終えたキングが俺たちのところへ帰ってくる。戻ってきたキングは少し疲れた感じだった。まあ、あれだけのコンボをかなりのターン耐えたんだ、無理もないよな。俺だったらあんたに耐えれないと思うし。
「と、言うわけだから次の試合頼んだぜ正邪!」
「ああ、お前の負けくらい帳消しにしてやるさ」
キングの言葉に少しだけ目線を反らして正邪が答える。キングは「頼んだぜ」っと言ってバトルフィールドを出た。それを見送ると文のアナウンスが会場に響く。
「いや~すごいデュエルでしたね!次のデュエルまで10分のインターバルを挟みます!次にデュエルする選手はしっかり準備してくださいね!」
へ~インターバルか...それじゃ俺たちも一旦下がるか。霊夢と正邪と一緒にバトルフィールドを出た。選手控え室の前まで移動すると正邪が「準備するから絶対入ってくんな」と言ってきた。ちょっと冷たい気もするけど、霊夢も「一人で集中したい時もあるのよ」って言うし、仕方ないか。
「それじゃ頑張りなさいね。アンタが負けたら私に回って来ないのよ?」
「フッ...そう簡単には負けないさ」
話かける霊夢に対して、正邪は背中で答えた。その後少しの間を置いて「アンタが勝ってくれるって信じてるから」と正邪に告げて、霊夢はその場を離れた。正邪は「どうしてそんな簡単に人を信用するかね~」って言ってるけど、その顔はほんの少し笑っている。俺たちのピンチも助けてくれたし、笑うようになった。俺が初めに出会った正邪から考えられないな。なんてことを考えながら、鈴仙に車イスを押してもらって正邪に近づく。
「なんだ?まだなんかようか?」
そう言って振り向く正邪に俺は腕につけてるデュエルディスクのエクストラデッキから1枚のカードを取り出して渡す。受け取った正邪は目を見開いて驚いている。
「俺は決勝には出れないから、せめて一緒に戦えたら...なんてな」
「だ、だからってこのカードは...」
困惑する正邪だったけど、俺の気持ちが伝わったのか、渡したカードを自分のエクストラデッキにいれた。最後に「タイミングが有ったら使ってやるよ」と言って手を頭の上で組ながら控え室へ入っていった。
でもなんだろう...俺の胸の中に言葉にならない違和感があった。
本当に形のない、ただの勘のようなものだけど、今日の正邪は何処かおかしかった。そんな気がした。
俺が車イスだったせいか、正邪とは一度も目が会わなかった。
*
榊遊矢たちと別れて、閉めたばかりの控え室の扉によりかかって、その場に座り込む。
「はぁ...はぁ...」
デュエルしてるわけでもないのに息が上がる。体もまるで言うことを聞かず、熱でもあるかのように気だるい。そして何より胸の奥でやなものが渦巻いてる。
昨日からずっとこんな調子だ。私の体に何が起こってる?妖怪の私が風を引くことなんてまずあり得ない。乱入した試合でおった傷だって、ほんのかすり傷くらいだし...思い当たる節がまったくない。
「大分辛そうだね」
突然私にそう問う声は誰もいないはずの部屋の中から聞こえてきた。慌てて辺りを見渡すと、そこには椅子に座っている短髪の女のすがたがあった。こいつはたしか今日までの試合で審判をしてた女だ。
なんでこいつがこんなところに...
「いや、オーダー表もらってるから君がここに来るってわかったんだ」
それって職権濫用ってやつじゃないか?
「伝えなきゃいけないこともあったし」
さっきまでニコニコ笑っていた女が急に真剣な顔になった。その雰囲気のただならぬ感じに私もしょうがなく話を聞こうと思った。
「伝えなきゃいけないことだと?」
「うん、まずは正邪ちゃんは天邪鬼っていう妖怪だよね?」
はぁ?何当たり前のことを言ってるんだこの女は。人が嫌がることを喜び、喜ぶことを嫌う。正真正銘の天邪鬼だ。
「だったらなんだ」
「それじゃもう一つ。遊矢君たちのこと...どう思ってる?」
質問を聞いた瞬間、なんて答えればいいかわからなかった。アイツら...榊遊矢たちは私にとってなんだ?簡単だ。たまたま助けてやった...赤の他人だ。榊遊矢は倒すべき敵...のはずだ。なのに口では言えなかった。
「君は遊矢君と出会ったことで変わったはずだよ?楽しいデュエルがあることを知った。そしてその出会いはさらなる出会い...霊夢ちゃんやキング君との出会いを生んだ」
そうだ..アイツらは私と始めて繋がりができた人間。今までずっと一人で生きてきた私の唯一と言っていい関わりがある人間たちだ。そもそもなんで私はあのとき、榊遊矢の仲間を助けようと思った?いままでの私だったら、間違いなく見てるだけだった。それがどうして....
「同じ目的をもって、それに向かって一緒に頑張る...それを世間一般じゃ、仲間って言うらしいよ?」
《仲間》か...今まで口にしたことも無かった。考えたことすら無かったかもしれない。私は天邪鬼だ。意味嫌われてなんぼの妖怪だ。だからこれまで作ろうともしなかったし、意識もしなかった。アイツと...榊遊矢に出会うまでは...
「そして皆は正邪ちゃんのことを仲間だと思ってる。それは正邪ちゃんに好意を持ってることに他ならない」
まあ、そうだろうな。アイツらのことだろうから、そんなふうに思ってても不思議じゃない。
「で?だからなんだって言うんだ?」
さっきから意図が読めない。つまりこいつは何を言いたいんだ?
「さてここで問題です。人から好かれることが嫌いな天邪鬼の妖怪が、人から好かれ続けたら...どうなるでしょうか?」
...ああ、なるほどな...
コイツの言いたいことがやっとわかった。
「それが私の体がおかしい理由か...」
「どうするの?それは正邪ちゃんの妖怪としてもアイデンティが無くなるってこと このままいったら...」
いずれ能力が使えなくなって...最後には消えてしまう。はっ...面倒なことになったもんだ。でも原因がわかったのなら話は早い。とっとアイツらとおさらばすればいいだけだ。そうだ...アイツらから離れれば...
『時間になりました!デュエルする選手はバトルフィールドにで出てきてください!』
天狗娘のアナウンスが控え室の中に響き渡る。私は人る深呼吸してから立ち上がり、扉のドアノブに手をかける。
「お前には関係ない」
これまで好きなように生きてきた。だからこれからも私の好きなように生きる。だれかに指図されるなんてごめんだ。例えそれでどんな結果を招いたって、それは私のせいだ。
扉を開けると、榊遊矢たちが待ってた。見た感じさっきまでの話は聞かれてなかったみたいだ。みんな揃って移動して、バトルフィールドの前まで来ると、私の前を行っていた榊遊矢が来るっと振り返った。
「頑張れよ、正邪」
「言われなくたって頑張るさ」
まったく面倒なことに首を突っ込んだもんだ。
そんなことを思いつつ、榊遊矢の目をまっすぐ見つめる。
「それじゃ、行ってくる」
他に言いたいこともあったかもしれないけど、言葉はそれしか出なかった。
バトルフィールドに出ると、さっきまで晴れ渡っていた青空は紅い霧のようなもので覆われてた。たしか結構前にこんな感じの異変があったような...そういえば対戦相手のチームがその異変の首謀者の吸血鬼だったな。
状況確認も済んだころに、相手側からドアノブカバー見たいな白い帽子を被ってる金髪の小さな女の子が出てきた。ん?あんな奴いたか?
「もうやっと私の出番だよ~全部咲夜とお姉さまで片付けちゃうんだもん!つまんなかった!」
なんだコイツ。
あ~なるほど。他のチームメイトがストレート決めてるから出番が無かった奴か!あははは!ざまーないな!
「むっ...今笑ったでしょ?」
「いや、笑ってない。さっさと始めるぞ、ほ・け・つ」
「私補欠じゃないし!出番無かっただけだもん!」
はっ!ちょっと挑発しただけで結構乗ってくるな、このガキ。コイツを話してると少しずつ体が楽になっていく。そうか、コイツが私に敵意を向けてるからか。やっぱり私はこの方がいい。このデュエルで全部終わりだ!
「「デュエル!!」」
正邪VSフラン
「先攻は私だ!」
初期手札5枚...このデッキは初めのターンじゃそうは動けない...ここは次のターンからの下準備をしておくか。
「私は《カード・ガンナー》を召喚!」
レベル3 地属性 機械族 攻400 守400(攻撃表示)
「デッキの上から三枚を墓地に送ることで、《カード・ガンナー》のモンスター効果を発動!ターン終了まで、自身の攻撃力をこのカードの効果で墓地に送ったカード1枚に付き、500アップす!」
墓地に送ったカード
幻影翼
シャッフル・リボーン
幻影剣
カード・ガンナー
攻:400→1900
「カードを1枚伏せてターンエンドだ。この瞬間、《カード・ガンナー》の攻撃力ももとに戻る」
カード・ガンナー
攻:1900→400
正邪
ライフ:8000
手札:3枚
モンスター
《カード・ガンナー》
魔法・罠:1枚
「それだけ?それじゃ私のターン、ドロー!」
フラン
手札:5→6
「私は《宝玉獣 サファイヤ・ペガサス》を召喚!」
レベル4 風属性 獣族 攻1800 守1300(攻撃表示)
《宝玉獣》?聞いたことのないカードだな。いったいどんな効果を...
「さっそく《サファイア・ペガサス》の効果発動だよ!手札・デッキ・墓地から《宝玉獣》モンスターを1枚選んで、魔法・罠ゾーンに永続魔法扱いとして表側で置くことができる!」
なんだ?そのヘンテコな効果は?
永続魔法扱い...あまりいい思い出がないが、意味のない効果だとは考えにくい。だとしたら...
「デッキから《宝玉獣 コバルト・イーグル》を魔法・罠ゾーンへ!」
金髪吸血鬼がそう言うと、アイツの魔法・罠ゾーンに青い宝石のような物体が現れた。だが特になにも起こらない。そうなると、置かれたカード自身に特別な効果はないのか?
「バトルフェイズ!《サファイア・ペガサス》で《カード・ガンナー》を攻撃!」
サファイア・ペガサス カード・ガンナー
攻:1800 攻:400
「ちっ!!」
正邪
ライフ:8000→6600
「まずは先制ダメージね」
「だがこの瞬間、私の《カード・ガンナー》のさらなる効果が発動!破壊されたことにより、カードを1枚ドローする!」
正邪
手札:3→4
「手札増えちゃたけど、問題ないよね。私もカードを1枚伏せてターンエンド!」
フラン
ライフ:8000
手札:4枚
モンスター
《宝玉獣 サファイア・ペガサス》
魔法:罠:2枚(うち1枚《宝玉獣 コバルト・イーグル》)
結局あの《宝玉獣》とやらの特徴は掴めず仕舞いか。まあ、動かれる前に動いてしまえば問題ない!
「私のターン、ドロー!」
正邪
手札:4→5
「私は手札から《クレーン・クレーン》を召喚!」
レベル3 地属性 鳥獣族 攻800 守800(攻撃表示)
「コイツの召喚に成功した時、墓地のレベル3のモンスターを効果を無効にして特殊召喚する!戻ってこい《カード・ガンナー》!!」
レベル3 地属性 機械族 攻400 守400(守備表示)
「デッキの上から3枚を墓地に送ることで《カード・ガンナー》のモンスター効果を発動!」
「え?モンスター効果は無効になってるんじゃないの?」
「確かに無効にはなってるが、効果発動のためのコストは払える」
墓地に送ったカード
幻影騎士団ラギッド・グローブ
幻影騎士団サイレント・ブーツ
幻影騎士団ダスティローブ
「ただ墓地に送るだけ?つまんないよ」
「うっさい!私はレベル3の《カード・ガンナー》と《クレーン・クレーン》でオーバレイ!エクシーズ召喚!現れろ《No.17リバイス・ドラゴン》!」
ランク3 水属性 ドラゴン族 攻2000 守0(攻撃表示)
「な、《No.》!?」
最近結構《No.》集めたからな。
それなりに戦力はあるんだよ。
「《リバイス・ドラゴン》のモンスター効果発動!エクシーズ素材を一つ使って、攻撃力を500アップさせる!」
リバイス・ドラゴン
ORU:2→1
攻:2000→2500
「バトルだ!《リバイス・ドラゴン》で《サファイア・ペガサス》攻撃!『バイス・ストリーム』!!」
リバイス サファイア
攻:2500 攻:1800
「攻撃宣言時に永続罠《宝玉の集結》を発動!」
フラン
ライフ:8000→7300
「うっ...戦闘・効果で破壊された《サファイア・ペガサス》は永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置く」
またそのヘンテコ効果か。
「さらに私の《宝玉獣》が破壊されたことで永続罠《宝玉の集結》の効果が発動!デッキから《宝玉獣》を特殊召喚できる!出ておいで!《宝玉獣ルビー・カーバンクル》」
レベル3 光属性 天使族 攻300 守300(守備表示)
「随分ちっこいのが出てきたな」
「ちっちゃくてもこの子は凄いんだから!特殊召喚に成功した時、魔法・罠ゾーンにある《宝玉獣》カードを可能な限り特殊召喚する!現れ出ちゃえ!《宝玉獣サファイア・ペガサス》!《宝玉獣コバルト・イーグル》!」
レベル4 風属性 獣族 攻1800 守1300(攻撃表示)
レベル4 風属性 鳥獣族 攻1400 守800(攻撃表示)
くそ、こんな形で...しかも私のターンに展開を許すなんてな。この金髪吸血鬼、中々悪じゃないか。
「《サファイア・ペガサス》が特殊召喚に成功したからデッキから《宝玉獣アメジスト・キャット》を魔法・罠ゾーンに置く!」
「メイン2に入って、墓地の《幻影騎士団サイレント・ブーツ》のモンスター効果発動!このカードを墓地から除外して、デッキから《ファントム》魔法・罠カードを1枚手札に加える!」
加えたカード
幻影霧剣
正邪
手札:4→5
「さらに墓地の《幻影騎士団ラギッド・グローブ》のモンスター効果発動!このカードを除外して、デッキから《幻影騎士団》または《ファントム》カードを墓地に送る!」
墓地に送ったカード
幻影騎士団ダスティローブ
「今墓地に送った《幻影騎士団ダスティローブ》のモンスター効果発動!墓地から除外して、デッキから《幻影騎士団》カードを手札に加える!」
手札に加えたカード
幻影騎士団サイレント・ブーツ
正邪
手札:5→6
「墓地で効果を発動するカードが多いのね!」
「そうだが...なんで嬉しそうなんだ?」
ちょっとのアクションで羽を震わせて、文字通りピヨンピヨンそてる。まるで無邪気な普通の子供だな。
「だって私、舘以外のみんな以外とデュエルしたことないんだもん!知らない人、知らないデッキと戦えるって楽しいんだ!」
金髪吸血鬼の言葉を聞いた瞬間、アイツの顔がフラッシュバックした。そう言えばアイツも初めて会ったとき、『デュエルは楽しいものなんだ!』って口うるさく話して来やがったな。
「私はカードを2枚伏せてターンエンドだ!」
正邪
ライフ:6600
手札:4枚
モンスター
《No.17リバイス・ドラゴン》
魔法・罠:3枚
「私のターン、ドロー!」
手札:4→5
「私のエクシーズ決めちゃおうかな!レベル4風属性モンスターの《サファイア・ペガサス》と《コバルト・イーグル》でオーバーレイ!現れ出ちゃえ!《電光千鳥》!!」
ランク4 風属性 鳥獣族 攻1900 守1600(攻撃表示)
「エクシーズ召喚に成功したこの子はセットカード1枚をデッキの下に戻すことができるの!さっきのターンセットしたカードを選択するわ!」
デッキバウンスか!私もよくやったな~
あのときは榊遊矢も苦しんでたな。うん、いい思い出だ。
自分で食らう気はないがな!
「選択されたカードをチェーンで発動!永続罠《幻影霧剣》!モンスターの効果を無効にして、攻撃を封じる!」
「そんなのに負けないよ!手札から速攻魔法《禁じられし聖衣》を発動!攻撃力を600下げることで、このターンの終わりまで魔法・罠の対象にならず、効果で破壊されない!」
電光千鳥
攻:1900→1300
壊されたか、しかもデッキバウンスだと墓地で発動する効果が使えない....厄介なカードだな、本当に!
「さらに《電光千鳥》のさらなる効果発動!エクシーズ素材を1つ使って、相手フィールドの表側表示のカードをデッキトップに戻す!《リバイス・ドラゴン》バイバーイ」
電光千鳥
ORU:2→1
「またデッキバウンスかよ!?」
「さらに《宝玉獣トパーズ・タイガー》を通常召喚!」
レベル4 地属性 獣族 攻1600 守1300(攻撃表示)
「さらに装備魔法《宝玉の解放》を《ルビー》に装備!攻撃力が800アップする!」
ルビー・カーバンクル
攻:300→1100
「《ルビー》を攻撃表示にして、バトル!《電光千鳥》で直接攻撃!」
電光千鳥 正邪
攻:1300 ライフ:6600
「くっ!」
正邪
ライフ:6600→5300
「続けて《トパーズ・タイガー》で直接攻撃!
トパーズ・タイガー 正邪
攻:1600 ライフ:5300
正邪
ライフ:5300→3700
「ラスト!《ルビー》で攻撃!!」
ルビー・カーバンクル 正邪
攻:1100 ライフ:3700
正邪
ライフ:3700→2600
「ちっ!このターンでライフ半分も持っていかれたか!」
「いい調子!ターンエンド!」
フラン
ライフ:7300
手札:2枚
モンスター
《宝玉獣ルビー・カーバンクル》
《宝玉獣トパーズ・タイガー》
《電光千鳥》
魔法・罠:4枚(うち3枚《宝玉の集結》《宝玉の解放》《宝玉獣アメジスト・キャット》)
「好き放題やってくれたな!今度はこっちの番だ!私のターン!」
正邪
手札:4→5
引いたカードは...来た!!
久々の出番だ!私のエース!
「私が引いたカードは《RUM―七皇の剣》だ!!」
「....それで?」
うん、そのリアクションはわかってた。初めてのやつに見せてもすごさがわかんないもんな。まあ、今からたっぷり味わってもらうけどな!
「このカードは通常ドローで手札に加わった時、公開し続けることでメイン1開始時に発動できる!自分の墓地・エクストラデッキから《10X》のモンスターを特殊召喚する!出てきやがれ《No.104》!すべてを嘲笑う天空の魔術師!《仮面魔踏士シャイニング》!」
ランク4 光属性 魔法使い族 攻2700 守1200(攻撃表示)
「エクストラデッキから直接召喚!?でもエクシーズ素材がないとエクシーズモンスターは能力は使えないわ!」
「それはどうかな!《RUM―七皇の剣》の効果はまだ続いてる!特殊召喚したモンスターをランクアップさせてカオス化させる!カオスエクシーズチェンジ!真打ち登場だ!《CNo.104》!混沌より生まれし力が光を覆うとき、大いなる闇が舞い踊る!《仮面魔踏士アンブラル》!!」
ランク5 闇属性 魔法使い族 攻3000 守1500(攻撃表示)
「こ、これが貴女のカオスナンバーズ...」
「それだけじゃない!《アンブラル》のモンスター効果発動!特殊召喚に成功したとき、相手フィールドの魔法・罠カードを1枚破壊できる!うざったい《宝玉の集結》を破壊する!」
これでアイツはデッキから宝玉獣を呼べなくなった。心おきなく攻撃できる!
「いくぞ!《切り込み隊長》を召喚!」
レベル3 地属性 戦士族 攻1200 守400(攻撃表示)
「コイツの召喚成功時に手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚する!2体目の《切り込み隊長》を特殊召喚!」
レベル3 地属性 戦士族 攻1200 守400(攻撃表示)
手札で腐ってたカードも処理できたし、ガンガン攻める!
「2体のモンスターでオーバーレイ!《No.17リバイス・ドラゴン》!!」
ランク3 水属性 ドラゴン族 攻2000 守0(攻撃表示)
「さらに墓地の《幻影翼》の効果を発動!このカードを除外して、墓地の《幻影騎士団》モンスターを墓地から特殊召喚する!戻ってこい《幻影騎士団ラギッド・グローブ》!」
レベル3 闇属性 戦士族 攻800 守1000(攻撃表示)
「自分フィールドに《幻影騎士団》モンスターがいるとき、手札の《幻影騎士団サイレント・ブーツ》は特殊召喚できる!」
レベル3 闇属性 戦士族 攻700 守1300(攻撃表示)
「レベル3のモンスターが2体...来る!」
「2体のモンスターでオーバーレイ!エクシーズ召喚!《幻影騎士団ブレイク・ソード》!!」
ランク3 闇属性 戦士族 攻2000 守1000(攻撃表示)
「《ブレイク・ソード》のモンスター効果を発動!エクシーズ素材を1つ使って、自分と相手フィールドのカードを1枚ずつ破壊する!《ブレイク・ソード》と《電光千鳥》を破壊だ!」
「自分のモンスターごと破壊するの!?」
それにだってちゃんと意味はあるけどな。さて、こっちも本気でいくか!
「破壊された《ブレイク・ソード》の効果を発動!エクシーズ召喚したこのカードは破壊されたとき、墓地のレベルが同じ《幻影騎士団》2体をレベルを1つ上げて特殊召喚する!《サイレント・ブーツ》!《ラギッド・グローブ》!」
レベル3 闇属性 戦士族 攻800 守1000(攻撃表示)
レベル3 闇属性 戦士族 攻700 守1300(攻撃表示)
サイレント・ブーツ
レベル:3→4
ラギッド・グローブ
レベル:3→4
「2体のモンスターでオーバーレイ!エクシーズ召喚!現れろ《No.66覇鍵甲虫マスターキービートル》!!」
ランク4 闇属性 昆虫族 攻2500 守800(攻撃表示)
「また新しい《No.》!?何枚持ってるの!?」
「いっぱい。エクシーズ素材になった《ラギッド・グローブ》の効果を発動!闇属性エクシーズモンスターのエクシーズ素材となったとき、そのモンスターの攻撃力を1000アップさせる!」
覇鍵甲虫マスターキービートル
攻:2500→3500
「《リバイス・ドラゴン》の効果発動!エクシーズ素材を一つ使って、攻撃力を500アップさせる!」
リバイス・ドラゴン
ORU:2→1
攻:2000→2500
「バトルだ!《アンブラル》で《電光千鳥》に攻撃!!」
アンブラル 電光千鳥
攻:3000 攻:1900
フラン:7300→6200
「《リバイス・ドラゴン》で《トパーズタイガー》に攻撃だ!」
リバイス・ドラゴン トパーズ・タイガー
攻:2500 攻:1600
フラン
ライフ:6200→5300
「《トパーズ・タイガー》の効果で、戦闘・効果で破壊されたとき、永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置く!」
「最後だ!《キービートル》で《カーバンクル》に攻撃!」
キービートル カーバンクル
攻:3500 攻:1100
「きゃっ!!」
フラン
ライフ:5300→2900
「今墓地に送られた装備魔法《宝玉の解放》の効果で、デッキから《宝玉獣エメラルド・タートル》を永続魔法扱いで魔法・罠ゾーンに置く。さらに戦闘で破壊された《ルビー》も魔法・罠ゾーンへ!」
「よし!ライフを五分に戻した!私はカードを1枚伏せてターンエンドだ!!」
正邪
ライフ:2600
手札:0枚
モンスター
《マスターキービートル》
《リバイス・ドラゴン》
《仮面魔踏士アンブラル》
魔法・罠:3枚
「あは...あはは...アハハハハハ!!」
な、なんだ!?
いきなり笑いだしたぞ!?ダメージ食らって頭おかしくなったか?
「いいわ!最高よ貴女!もっと私と遊びましょう!速攻魔法《終焉の焔》を発動!自分フィールドに《黒焔トークン》を2体特殊召喚するわ!」
レベル1 闇属性 悪魔族 攻0 守0(守備表示)
レベル1 闇属性 悪魔族 攻0 守0(守備表示)
ん?なんでこのタイミングなんだ?
やな予感がするな....
「いくわよ、私のターン!」
フラン
手札:2→3
「魔法カード《レア・ヴァリュー》を発動!貴女は1枚、私の魔法・罠ゾーンにある《宝玉獣》カードを1枚選びなさい」
「......じゃ《ルビー・カーバンクル》」
「選らばれたカードを墓地に送って、カードを2枚ドローする!!」
フラン
手札:2→4
「これが私の大好きなお友だち。トークン2体をリリース!全部全部ぶっ壊れちゃえ!!アドバンス召喚!《破壊竜ガンドラ》!!」
レベル8 闇属性 ドラゴン族 攻0 守0(攻撃表示)
「なに!?アドバンス召喚だと!?」
「《ガンドラ》の効果発動!ライフを半分払って、お互いのフィールドのカードを破壊して除外する!!『デストロイ・ギガレイズ』」
フラン
ライフ:2900→1450
「させるかよ!《アンブラル》のモンスター効果を発動!相手のモンスター効果が発動した時、エクシーズ素材を1つ使って、その効果を無効にし、相手の手札を1枚捨てさせて、ライフを半分にする!」
「通らないわ!手札から速攻魔法《禁じられし聖杯》を発動!《アンブラル》の効果を無効にして、攻撃力を400アップさせる!」
しまった!?
もう効果を止められるカードがない!だったら除外される前に使ってやる!
「チェーンで罠カード《ダメージ・ダイエット》!このターン、私が受けるすべてのダメージを半分にする!!」
黒い竜が放つ赤い光が一瞬にして私のモンスターたちを消し飛ばす。
まさかあの盤面が覆されるなんて...
除外されたカード
フラン
宝玉獣トパーズ・タイガー
宝玉獣アメジスト・キャット
宝玉獣エメラルド・タートル
禁じられし聖杯
正邪
アンブラル
マスターキービートル
リバイス・ドラゴン
ダメージ・ダイエット
エクシーズ・リボーン
ブービートラップE
リビングデッドの呼び声
「《ガンドラ》の攻撃力は破壊したカード1枚に付き、300アップするわ!」
破壊竜ガンドラ
攻:0→3300
「バトルよ!《破壊竜ガンドラ》でダイレクトアタック!!」
ガンドラ 正邪
攻:3300 ライフ:2600
「うわぁぁぁぁ!!」
正邪
ライフ:2600→950
はぁ...はぁ...危なかった...
《ダメージ・ダイエット》の効果がなかったら、これで決まってたな...
「メイン2に入って魔法カード《アドバンスドロー》を発動!レベル8以上のモンスターをリリースしてカードを2枚ドローする!」
フラン
手札:1→3
「面白いカードを引いたわ!速攻魔法《異次元からの埋葬》を発動!除外された《宝玉獣》カード3枚を墓地に戻す!」
戻したカード
宝玉獣トパーズ・タイガー
宝玉獣アメジスト・キャット
宝玉獣エメラルド・タートル
「魔法カード《死者蘇生》!言わずと知れた効果で、墓地から《宝玉獣サファイア・ペガサス》を復活させる!」
レベル4 風属性 獣族 攻1800 守1300(攻撃表示)
「特殊召喚時効果で、デッキから《宝玉獣アンバー・マンモス》を魔法・罠ゾーンへ置く。そしてこれで7体の宝玉獣がフィールドと墓地に揃った!」
揃った?
まさか7種類の《宝玉獣》カードを出揃えることでなにかが起こるのか!?
「7つの宝玉の光に導かれ、この地へ降臨せよ!《究極宝玉神レインボー・ドラゴン》!!」
レベル10 光属性 ドラゴン族 攻4000 守0(攻撃表示)
フィールドに現れたのはさっきの黒い竜とは対象的な白く美しい竜。
しかも攻撃力は4000。なんてやつだ!!
「私はこれでターンエンドよ」
フラン
ライフ:1450
手札:0枚
モンスター
《宝玉獣サファイア・ペガサス》
《究極宝玉神レインボー・ドラゴン》
魔法・罠:なし
なんてこった。
相手の場には攻撃力4000のモンスター...たいしてこっちはフィールドにカードはないし、手札は0枚...さすがにもう....
「正邪!!!諦めるな!!」
諦めよとしたそのときだった。アイツの声が聞こえたのは
「俺とのデュエルを思い出せ!俺ができたなら正邪にだってできる!こんな状況ひっくり返えせ!!」
....は。
まったく偉そうに。
やっぱりお前の声を聞いてると胸の奥がムカムカしてきやがる。初めって会ったときからそうだった。
────デュエルは手段や道具じゃない。楽しいものなんだ!
鬱陶しくて、うるさくて
────正邪にもきっとそういう仲間できるさ
口を開けばエンタメだの仲間だの、甘いことばっかで
────ありがとう正邪、最高のデュエルだったよ!
馴れ馴れしくて、いっつも笑ってやがるアイツのことが嫌いだった。
けど....もう気づいてるんだろ?私はアイツと...アイツらと一緒に居たいって。アイツらとの友情ゴッコも悪くないって。一緒にいた時間はあくびするぐらい短いはずなのに、私に大事なデュエルを任せたり、信頼したり、本当にバカばっかりだな。そんなヤツらと一緒に居たいって思うんだから、私ももうバカなのかもな。
気がつけば私は一人だった。
朝起きるのも、夜寝るもの、ずっと...何十年も一人で生きてきた。
そんな私にできたはじめての仲間って呼べる存在のために私は勝ちたい!自分の体なんて知ったことか!私の邪魔をするものはなんであろうと抗うのみ!
それが底辺で最強たる、天邪鬼だぁ!!
「お楽しみはこれからだ!!」
──お楽しみはこれからだ!!
正邪
手札:0→1
「魔法カード《貪欲な壺》を発動!墓地のモンスターを5枚戻して2枚ドローする!!」
戻したカード
切り込み隊長
切り込み隊長
クレーン・クレーン
カード・ガンナー
幻影騎士団サイレント・ブーツ
正邪
手札:0→2
「来た!手札から速攻魔法《異次元からの埋葬》発動!除外されてるカード3枚を墓地に戻す!」
戻したカード
幻影騎士団ラギッド・グローブ
幻影騎士団ダスティローブ
幻影騎士団サイレント・ブーツ
「墓地の戻した《ラギッド・グローブ》の効果発動!墓地から除外して、デッキから《幻影騎士団》カードを墓地に送る!」
墓地に送ったカード
幻影騎士団フラジャイルアーマー
「《幻影騎士団ダスティローブ》のモンスター効果発動!墓地から除外して、デッキから《幻影騎士団》カードを手札に加える!」
加えたカード
幻影騎士団フラジャイルアーマー
「続けて墓地の《幻影剣》の効果を発動!このカードを除外して、墓地の《幻影騎士団》モンスターを墓地から特殊召喚する!《幻影騎士団フラジャイルアーマー》!」
レベル4 闇属性 戦士族 攻1000 守2000(攻撃表示)
「手札からもう1体の《幻影騎士団フラジャイルアーマー》を通常召喚!」
レベル4 闇属性 戦士族 攻1000 守2000(攻撃表示)
「レベル4の《幻影騎士団フラジャイルアーマー》2体でオーバーレイ!」
モンスターたちが光の渦に飲み込まれ、私はエクストラデッキから1枚のカードを取り出す。お前の力、使うぞ遊矢!!
「漆黒の闇より、愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今降臨せよ!エクシーズ召喚《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》!!」
ランク4 闇属性 ドラゴン族 攻2500 守2000(攻撃表示)
コイツの力、私が最大限に使う!!
「手札からフィールド魔法《エクシーズ・オーバーライド》を発動!これでエクシーズ素材を使う効果を使うとき、1つを手札1枚を除外することで代用する!」
それで下準備は整った。あとは...
「《サイレント・ブーツ》の効果を発動!墓地から除外することでデッキから《幻影死槍》を手札に加える」
正邪
手札:0→1
「そして《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》の効果発動!エクシーズ素材を2つ使って、相手モンスター1体の攻撃力を半分にして、その数値分自身の攻撃力をアップさせる!『トリーズン・ディスチャージ』!!」
究極宝玉神レインボー・ドラゴン
攻:4000→2000
ダークリベリオン
攻:2500→4500
ORU:2→1
正邪
手札:1→0(代用)
「だったら私も《究極宝玉神レインボー・ドラゴン》の効果を発動!フィールド上のすべての《宝玉獣》カードを墓地に送って、1枚に付き攻撃力を1000アップする!送るカードは2枚!よって2000アップ」
究極宝玉神レインボー・ドラゴン
攻:2000→4000
「これで私のライフは0にはならないわ!」
「私だってまだ使ってないカードがある!墓地の《シャッフル・リボーン》の効果発動1このカードを除外して、自分フィールドのカードを1枚デッキに戻して、カードを1枚ドローする!!」
戻したカード
エクシーズ・オーバーライド
これが最後のドロー....あのカードが引ければ私の勝ち...
引いて見せるさ!いくぞ!!
「ドロー!!」
正邪
手札:0→1
「私が引いたのは...魔法カード《エクシーズ・リジェネレーション》!このカードは発動後、自分フィールドに存在するエクシーズモンスターのエクシーズ素材になる!!」
ダークリベリオン
ORU:1→2
「《ダークリベリオン》にエクシーズ素材が...まさか!?」
「そうだ私は再び《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》の効果発動!『トリーズン・ディスチャージ』!!」
究極宝玉神レインボー・ドラゴン
攻:4000→2000
ダークリベリオン
攻:4500→6500
「バトルだ!!《ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン》で《究極宝玉神レインボー・ドラゴン》を攻撃!!『反逆のライトニング・ディスオベイ』!!」
ダークリベリオン レインボー・ドラゴン
攻:6500 攻:2000
「ま、負けちゃった...」
フラン
ライフ:1450→0
な、なんとかなったな....
正直こんなにきついのは久々だった。まあ、勝てて何よりだな。
「ねーねー!」
気がつくと金髪吸血鬼が近くに来てた。
さっきまでも狂気的な感じじゃなくて、デュエル序盤の無邪気な感じに戻ってた。
「お姉ちゃんデュエル強いんだね!私気に入っっちゃったわ!」
「お姉ちゃんて...」
たぶんお前の方が年上だぞ?
私がそう言うと、「デュエルに関して言えばお姉ちゃんだもん」っと頬を膨らませた。
「今度紅魔館に来てデュエルしようね!!約束だよ!」
「はぁ...ま、気が向いたらデュエルしてやるよ」
また面倒なやつに絡まれたな。ま、胸のムカムカさえ無ければ悪気はしないな。
「私はね!フランドール・スカーレットって言うんだ!お姉ちゃんは?」
「私は......チームARCーVの鬼人正邪だ」
金髪吸血鬼は「そうなんだ~」と嬉しそうに笑った。
すると「あっ!」と思い出したような顔をして、私に何かを手渡してきた。「姉ちゃんにあげるね!」と言って自分のチームの方へ走っていった。
「じゃあね!天邪鬼のお姉ちゃん!また絶対デュエルしようね!絶対だよ!」
「.......またなフランドール」
またデュエルしよう...か。
アイツにも言われたっけか、その言葉。