エンタメデュエリストが幻想入り   作:てんのうみ

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ああああ!!
ついに大会編も最終回ですよ!!みなさん!!空。(てんのうみ)です!!

7ヶ月にも続いた大会編の終了...私、涙で画面が見えません!!

泣いても笑ってもこれで最後!!
みなさんも笑って楽しんでくださいね!

過去最高傑作だと思います!!
それではデュエル!!


マスター・ピース

デュエルを終えた正邪が私達のところへ帰ってくる。なんかスッゴク疲れた顔してるはね。まあ、かなりギリギリのデュエルだったし、疲れるのもわかるけど、まさかフランに好かれるなんて...アイツも大したもんね。

 

「ちゃんと勝ったぞ。あとは任せた」

 

「任せときなさい。無駄にはしないわ」

 

すれ違い様にハイタッチをしてバトルフィールドに出る。コイツらがこんなに頑張ったんだもの...ここで負ける訳にはいかないわ。髪に結んでる大きな赤いリボンをキツく閉め直して、大きく深呼吸する。よし!行ける!

 

『随分と気合い入ってるな』

 

いつの間にかカードの中から出てきて、私の頭上に浮いている『96』が話しかけてきた。相変わらず突然出てくるわね、紫みたい。

 

『あんまり力みすぎると手元が狂うぞ?』

「大丈夫よ、ただ相手が相手だけに負けたくないのよね」

 

バトルフィールドを覆う紅い霧。まだ昼間だって言うのに紅い月まで空に浮かんでる。まるであの異変の再現みたいね。全く相変わらずなんだから。

 

「いい趣味とは言えないわよ。レミリア」

 

私の視線の先にはピンクのドアノブカバーみたいな帽子を被って、帽子と同じ色の可愛らしい服から黒い悪魔のような翼を広げ、薄暗くなったバトルフィールドにその紅い瞳を輝かせてるレミリア・スカーレットの姿があった。

 

「そうか?霧はスキマ妖怪に許可を取ったし、月はパチェの魔法で作った。今ごろパチェは息を切らしてバテているだろうから、後で咲夜に紅茶でも持っていかせるか...」

 

「アンタら親友じゃなかったの?酷使しすぎでしょ...と言うか私は青く澄んだ空の方が好きなのよ。その方がお昼寝が気持ちいいもの」

 

私がそういうと「相変わらずで安心した」と何故か笑ってた。

 

『おい霊夢、こんなちんちくりんが強いのか?』

 

突然の『96』の言葉に吹き出しそうになる。

ちょっ...ちんちくりんって...

こいつはこう見えても私が出会ったやつでは五本の指に入るくらい強い。はじめて会った紅魔異変の時だって、勝てたのはギリギリだった。

なんて昔のことを思い出していると、レミリアが少し不機嫌そうな顔でこちらを睨み付け、私の少し上...『96』の方を指差した。

 

「おい、そこの真っ黒。年長者への口の聞き方には気を付けろよ」

 

そう言えばコイツ500歳くらいじゃなかったけ?

...ってあれ?

 

「もしかしなくてもレミリアには『96』が見えてるの!?」

 

「ああ、見えてるさ」

 

嘘でしょ?

『96』は本体のカードを触った者にしか見えないはず。それが妖怪とかでも例外はない...考えられる可能性は...レミリアが特別ってこと?

 

「まあいいわ。アンタをぶっ飛ばすことには変わりないもの!」

 

「フッ...霊夢らしいな。が、勝つのは私だ」

 

腕にデュエルディスクを着けて、私はあのカードをエクストラデッキに入れた。

 

「さぁ、行きましょう9...いや、ミストラル」

『なんだよミストラルって...』

「今考えたわ。96より呼びやすいし、アンタの名前も入れたし、あとは語呂と響きよ」

 

そういうと『さすがのネーミングセンスだな』と苦笑された。さて、すべての準備は終わった。あとは全力でデュエルするだけ!!

 

(う、うわ...これもうインターバルという雰囲気じゃなくなっちゃったな...)

 

「ええい!もういいでしょう!長らく続いたこの大会もこれでフィナーレ!戦うのは皆さんご存じのこの2人!博麗霊夢さんとレミリア・スカーレットさん!皆さん行きますよ!!」

 

「「デュエル!!」」

 

霊夢VSレミリア

 

「私の先攻よ!」

 

このデュエル、私が今まで積み上げてきたもの...これまで戦ってきたものすべてをぶつける!そのためには...

 

「私は《E・HEROエアーマン》を召喚!」

 

レベル4 風属性 戦士族 攻1800 守300(攻撃表示)

 

「召喚成功で効果発動よ!デッキから《E・HEROブレイズマン》を手札に加える!」

 

霊夢

手札:4→5

 

「カードを2枚伏せてターンエンドよ!」

 

霊夢

ライフ:8000

手札:3枚

モンスター

《E・HEROエアーマン》

魔法・罠:2枚

 

 

「いくぞ、私のターン、ドロー!」

 

レミリア

手札:5→6

 

「私は《D-HERO ダイヤモンドガイ》を召喚!」

 

レベル4 闇属性 戦士族 攻1400 守1600(攻撃表示)

 

『なるほどな、お前が意識するわけだ』

 

そう、このデュエルは...HERO対決!!

 

「さらにフィールド魔法《幽獄の時計塔》を発動!」

 

発動と同時にバトルフィールドが、まるで紅魔館のような建物に変わる。

ちっ...たしかこのフィールド魔法、面倒な効果があった気がする!

 

「ここからは私のステージだ!《ダイヤモンドガイ》の効果を発動。デッキトップをめくって、それが通常魔法なら墓地に送り、次のターン発動できる。デッキトップは...通常魔法《終わりの始まり》!よって墓地に送る」

 

うっ...さすがとしか言いようがないわね。

普通にデッキを組んだとして魔法カードは入る枚数は10枚から15枚。その中でもピンポイントで通常魔法を引き当ててくるなんて...

 

「永続魔法《補給部隊》を発動させてバトル!《ダイヤモンドガイ》で《エアーマン》に攻撃!」

 

ダイヤモンドガイ  エアーマン

攻:1400    攻:1800

 

攻撃力の低いモンスターで攻撃!?

いや、《補給部隊》のドロー狙い?それともコンバットトリック?

 

『霊夢!リバースカードだ!』

「速攻魔法《マスク・チェンジ》発動!風属性の《エアーマン》を墓地に送って風の《M・HERO》を特殊召喚する!変身召喚!《M・HEROカミカゼ》!」

 

レベル8 風属性 戦士族 攻2700 守1900(守備表示)

 

守備表示なら《補給部隊》のための自爆特攻はできないし、コンバットトリックでも《カミカゼ》は戦闘破壊されない!

 

「うまくかわしたな。カードを1枚伏せてターンエンドだ」

 

 

レミリア

ライフ:8000

手札:3枚

フィールド《幽獄の時計塔》

モンスター

《D-HERO ダイヤモンドガイ》

魔法・罠:2枚(うち1枚《補給部隊》)

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

霊夢

手札:3→4

 

「このスタンバイフェイズ!私のフィールド魔法《幽獄の時計塔》の効果が発動!このカードにカウンターを1つ置き、時計塔の針を進める」

 

幽獄の時計塔

カウンター:0→1

 

『カウンターを置くタイプのカード...今の手札でなんとかできるか?』

「...ちょっと厳しいわね」

 

でも破壊できないなら、カウンターが溜める前にレミリア自身を倒せばいいだけよ!相手のモンスターは1体だけだし、一気に攻める!今度はこっちの番よ!

 

「《E・HEROブレイズマン》を召喚!」

 

レベル4 炎属性 戦士族 攻1200 守1800(攻撃表示)

 

「《ブレイズマン》の効果発動!召喚に成功したとき、デッキから《融合》を手札に加える!」

 

霊夢

手札:3→4

 

「私もフィールド魔法を使うわ!夢と幻が入り乱れし神々の世界!《幻夢境(ドリーム・ランド)》発動!」

 

するとバトルフィールドの半分が《幻夢境(ドリーム・ランド)》の風景に変わった。ここから一気に攻める!

 

「いくわよ!《融合》発動!手札の《E・HEROシャドー・ミスト》とフィールドの《ブレイズマン》で融合召喚!《E・HEROエスクリダオ》!!」

 

レベル8 闇属性 戦士族 攻2500 守2000(攻撃表示)

 

「融合素材として墓地に送られた《シャドー・ミスト》の効果発動!デッキから《HERO》モンスターを1枚で手札に加える!《E・HEROフォレストマン》を手札に!」

 

霊夢

手札:1→2

 

「さらに《幻夢境(ドリーム・ランド)》の効果発動!フィールド上に融合モンスターが存在する時、私の手札・フィールドからモンスターカードがカードの効果で墓地に送られた場合、カードを1枚ドローする!!」

 

霊夢

手札:2→3

 

「《E・HEROエスクリダオ》の攻撃力は墓地の《E・HERO》カード1枚に付き100アップする!墓地には合計3枚の《E・HERO》たちがいる!」

 

エスクリダオ

攻:2500→2800

 

「そして《カミカゼ》を攻撃表示に変更!!」

 

カミカゼ

表示形:守備表示→攻撃表示

 

『あの伏せカード...何かあるとは思うが...』

「除去する手段がないならやることは1つでしょ?バトル!《カミカゼ》で《ダイヤモンドガイ》を攻撃!!」

 

カミカゼ    ダイヤモンドガイ

攻:2700  攻:1400

 

「通さないさ。罠カード《D-シールド》発動!自分の攻撃表示の《D-HERO》が攻撃対象になった時、守備表示に変更してこのカードを装備する」

 

ダイヤモンドガイ

表示形式:攻撃表示→守備表示

 

「さらに装備モンスターは戦闘では破壊されない!」

 

くっ...止められた...

これじゃ《エスクリダオ》の攻撃も通らないし、手札に除去できるカードもない...

 

「バトルを終了してメイン2!カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

霊夢

ライフ:8000

手札:2枚

フィールド《幻夢境(ドリーム・ランド)

モンスター

《M・HEROカミカゼ》

《E・HEROエスクリダオ》

魔法・罠:2枚

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

レミリア

手札:3→4

 

「いい引きだ...私が引いたカードは《RUM―七皇の剣》!!」

 

!!

あれは正邪も使っていた《RUM》!コイツも使うの!?

 

「通常ドローしたこのカードを公開し続けることでメイン1開始時に発動できる。私はエクストラデッキから《No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ》を特殊召喚!!」

 

ランク4 水属性 天使族 攻2400 守1200(攻撃表示)

 

『あのカードの効果はそれだけじゃない....来るぞ霊夢!!』

 

そんなの言われなくてもわかってる。

あのカードは自身の効果で特殊召喚したオーバーハンドレッド・ナンバーズをランクアップさせるカードのはず。

 

「私は《No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ》でオーバーレイ・ネットワークを再構築!カオスエクシーズ・チェンジ!!現れろ《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》!」

 

ランク5 水属性 天使族 攻2800 守2400(攻撃表示)

 

「これがレミリアの《CNo.》...!!」

 

「さあメインフェイズだ。前のターン《ダイヤモンドガイ》の効果で墓地に置くり、発動が確定していた《終わりの始まり》を発動!デッキから3枚ドローする!」

 

レミリア

手札:3→6

 

《ダイヤモンドガイ》の効果はコストや発動条件を無視して、効果だけを使うことができる...それにしても一気に手札を増やしてきたね...このターン仕掛けてくるわね!

 

「私も手札から《融合》を発動!!手札の《D-HEROダッシュガイ》と《D-HEROディアボリックガイ》を融合する!現れろ《V・HERO アドレイション》!!」

 

レベル8 闇属性 戦士族 攻2800 守2100(攻撃表示)

 

「《アドレイション》の効果発動!相手フィールドのモンスターと自分フィールドの他の《HERO》モンスターを1体ずつ選択し、選択した相手モンスターの攻守は選択した私のモンスターの攻撃力分下がる!!」

 

レミリアのフィールドにいる他の《HERO》モンスターは《ダイヤモンドガイ》。その攻撃力は1400!

 

「狙いはもちろん《カミカゼ》だ」

 

M・HEROカミカゼ

攻:2700→1300

守:1900→500

 

攻撃力が下がっても、《カミカゼ》は戦闘では破壊されない。少しでもダメージを軽減してくれれば...

 

「この瞬間《神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》の効果を発動!エクシーズ素材を1つ使って、攻撃力が増減しているモンスター1体を選択し、そのモンスターの攻撃力の元々の数値との差分のダメージを相手に与え、対象モンスターを除外する!!消えろ《カミカゼ》!」

 

神葬零嬢ラグナ・インフィニティ

ORU:1→0

 

霊夢

ライフ:8000→6600

 

『大丈夫か霊夢?』

「私はね。でも《カミカゼ》の除外はデカイわ」

 

これで戦線は崩れた。残った《エスクリダオ》とレミリアの2体のモンスターの攻撃力は互角の2800。少し不味いわね...

 

「そしてこのターンも《ダイヤモンドガイ》の効果を使う。デッキトップは...通常魔法《デステニー・ドロー》!よって次のターンの発動が確定」

 

「また通常魔法か!どんな引きしてんのよ!」

『おい!相手の引きに文句いってる場合じゃないぞ!』

 

ミストラルの言葉で我に変える。

そうだった、この手札と伏せカードじゃこのターンの攻撃は防げない....

 

「《ダイヤモンドガイ》を攻撃表示に変更してバトルだ。《神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》で《エスクリダオ》に攻撃!!」

 

ラグナ・インフィニティ  エスクリダオ

攻:2800       攻:2800

 

「相討ちだが、私は《補給部隊》の効果で1枚ドローする!」

 

レミリア

手札:3→4

 

「これでがら空きだ。《ダイヤモンドガイ》と《アドレイション》で直接攻撃!!」

 

ダイヤモンドガイ  霊夢

攻:1400    ライフ:6600

 

アドレイション

攻:2800

 

 

「ッ!!」

 

霊夢

ライフ:6600→5200→2400

 

「カードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

レミリア

ライフ:8000

手札:2枚

フィールド《幽獄の時計塔》

モンスター

《V・HERO アドレイション》

《D-HERO ダイヤモンドガイ》

魔法・罠:4枚(うち2枚《補給部隊》《D-シールド》)

 

ライフを大きく削られた...けど、この程度じゃ諦めない!

 

「エンドフェイズに罠カード《融合準備》を発動!エクストラデッキの融合モンスターを相手に見せて、そこに記された融合素材モンスター1体をデッキから手札に加える!私が見せるのは《E・HEROジ・アース》!!」

 

「やはりソイツか...」

 

「これによりデッキから《E・HEROオーシャン》を手札に加える!」

 

霊夢

手札:2→3

 

「そして《融合準備》の更なる効果発動!墓地に《融合》があるとき、手札に加える!」

 

霊夢

手札:3→4

 

「私のターン、ドロー!」

 

霊夢

手札:4→5

 

「このスタンバイフェイズに私のフィールド魔法《幽獄の時計塔》の効果が発動!このカードにカウンターを1つ置き、さらに時計塔の針を進める」

 

幽獄の時計塔

カウンター:1→2

 

「魔法カード《マスク・チャージ》を発動!墓地の《HERO》モンスターと《チェンジ》速攻魔法を手札に戻す!」

 

戻したカード

E・HEROブレイズマン

マスク・チェンジ

 

「今戻した《E・HEROブレイズマン》を召喚!」

 

レベル4 炎属性 戦士族 攻1200 守1800(攻撃表示)

 

「私は《ブレイズマン》のもう1つの効果を発動!デッキから《E・HERO》を墓地に置くって、墓地に送ったモンスターと【同じ属性・同じ攻撃力・同じ守備力】になる!」

 

墓地に送ったカード

E・HEROアイスエッジ

 

E・HEROブレイズマン

属性:炎属性→水属性

攻:1200→800

守:1800→800

 

「自分からモンスターを弱体化させた?」

 

弱体化?本当にそうかしら?

ミストラルの方は私の狙いに気付いたらしく、ニヤリと笑う。

 

『霊夢の狙いは攻撃力の数値じゃない。モンスターの属性!』

「その通りよ!速攻魔法《マスク・チェンジ》発動!水属性になった《ブレイズマン》を墓地に送って、水の《M・HERO》を特殊召喚する!変身召喚!《M・HEROアシッド》!!」

 

レベル8 水属性 戦士族 攻2600 守2100(攻撃表示)

 

「《アシッド》が変身召喚に成功した時、相手フィールドの魔法・罠カードをすべて破壊して相手モンスターすべての攻撃力を300下げる!『アシッド・レイン』!!」

 

《アシッド》が放った銃撃がレミリアを襲う。

これで面倒なフィールド魔法と伏せもろとも破壊できる!攻撃力が下がってるモンスターなんて敵じゃないわ!!

っと思ったのもつかの間、《アシッド》の銃撃は弾き返されてフィールドから消えた。

ま、まさか!?

 

「フッ...カウンター罠《大革命返し》発動!フィールド上のカードを2枚以上破壊するカード効果を無効にして、除外する!」

 

か、かわされた!?

けど、それ関係の伏せはもうないはず!!

 

「レミリアの場に融合モンスターがいることで《幻夢境(ドリーム・ランド)》の効果発動!1枚ドローする!!」

 

霊夢

手札:4→5

 

「さあ、余興は終わりだ。もう手札に揃っているんだろ?」

 

レミリアの言われて自分の手札を再確認する。余興か...そんなことを言うのはたぶんアンタくらいよ。私の手札...揃ってるわよ、私のエースを出す準備がね!!

 

「魔法カード《融合》発動!手札の《E・HEROフォレストマン》と《E・HEROオーシャン》を融合!来て!マイヒーロー《E・HEROジ・アース》!!」

 

レベル8 地属性 戦士族 攻2500 守2000(攻撃表示)

 

「ついに来たな...《ジ・アース》!!」

 

《ジ・アース》...私の初めてのヒーロー。

長い間私を支えてくれた相棒、《ジ・アース》が来たからには私は負けない!!

 

「まだよ!魔法カード《ミラクル・フュージョン》!!墓地の《オーシャン》と《フォレストマン》を除外融合!氷のヒーロー!《E・HEROアブソルートZero》!」

 

レベル8 水属性 戦士族 攻2500 守2000(攻撃表示)

 

「融合モンスターを2体並べて来たか。だがどのモンスターも攻撃力は...はっ!この組み合わせは!」

 

「そうよ!《ジ・アース》の効果発動!《E・HEROアブソルートZero》をリリースして、リリースしたモンスターの攻撃力分、攻撃力を上げる!『地球灼熱(ジ・アースマグマ)』!!」

 

E・HEROジ・アース

攻:2500→5000

 

「フィールドを離れた《アブソルートZero》の効果発動!相手フィールドのモンスターすべてを破壊する!」

 

「くっ!やってくれるな...だが《補給部隊》でカードを1枚ドローする」

 

レミリア

手札:2→3

 

このデュエル、始めてレミリアの場が空いた!ここで今までの分を返す!

 

「《ジ・アース》でレミリアに直接攻撃!『地球灼熱斬(アース・マグナ・スラッシュ)』!!」

 

ジ・アース  レミリア

攻:5000 ライフ:8000

 

これライフを五分にもど....ってあれ?

《ジ・アース》の攻撃が目に見えない壁のようなもので遮られて届いてない。ど、どういうこと!?今度は何したのよあいつ!!

 

「罠カード《エターナル・ドレッド》。《幽獄の時計塔》にカウンターを2つ置く」

 

幽獄の時計塔

カウンター:2→4

 

フィールド魔法にカウンターを置いただけ?それだけ《ジ・アース》の攻撃を無力化なんてできるはずが...ッ!たしかあのフィールド魔法!!

 

「そうだ。カウンターが4つ以上乗った《幽獄の時計塔》がある時、コントローラーである私は戦闘ダメージを受けない」

 

しまった...完全に忘れてたわ。私のデッキの中で効果ダメージを与えるカードなんて1枚化2枚なんだから相性悪いって。まあ、あのフィールド魔法自体を破壊しちゃえばいいんだけどね。

 

「カードを1枚伏せてターンエンドよ」

 

 

霊夢

ライフ:2400

手札:0枚

フィールド《幻夢境(ドリーム・ランド)

モンスター

《E・HEROジ・アース》

魔法・罠:2枚

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

レミリア

手札:3→4

 

「メインフェイズに入って、前のターン発動が確定してた《デステニー・ドロー》を発動!カードを2枚ドローする!」

 

レミリア

手札:4→6

 

「手札から魔法カード《オーバー・デステニー》を発動!墓地の《D-HERO》を1体を選択し、選択したモンスターの半分以下のレベルを持つ《D-HERO》をデッキから特殊召喚する。選択した《D-HEROディアボリックガイ》のレベルは6、よってレベル3の《D-HEROダイハードガイ》を特殊召喚!!」

 

レベル3 闇属性 戦士族 攻800 守800(守備表示)

 

「さらに墓地の《D-HEROディアボリックガイ》の効果を発動。墓地からこのカードを除外して、同名モンスターをデッキから特殊召喚する!」

 

レベル6 闇属性 戦士族 攻800 守800(守備表示)

 

「そして2体目の《D-HEROダイヤモンドガイ》を召喚!」

 

レベル4 闇属性 戦士族 攻1400 守1600(攻撃表示)

 

「《ダイヤモンドガイ》の効果を発動。デッキトップをめくる。デッキトップは...通常魔法《融合》か。よって墓地に送る」

 

また通常魔法か...

でもレミリアのフィールドにいるモンスターはどれも《ジ・アース》より攻撃力が低い。それならこのターンは...

 

「私は自分フィールドのモンスター3体をリリース!蘇れ血塗られし悪魔!《D-HERO Bloo-D(ブルーディー)》!!」

 

レベル8 闇属性 戦士族 攻1900 守600(攻撃表示)

 

3体をリリースして特殊召喚したモンスターが攻撃力たったの1900?でもきっと強力な効果があるはず!

 

「《 Bloo-D(ブルーディー)》の効果を発動。1ターンに1度、相手モンスター1体をこのカードに装備できる」

 

『なに!?装備だと!?』

 

「《ジ・アース》は貰うぞ。『クラプティー・ブラッド』!!」

 

レミリアのモンスターに《ジ・アース》が吸収される。くっ私の《ジ・アース》が...しかも私のフィールドがら空きに...

 

「《 Bloo-D(ブルーディー)》の攻撃力は装備したモンスターの攻撃力の半分アップする」

 

D-HERO Bloo-D

攻:1900→3150

 

「これで終わってくれるなよ?《 Bloo-D(ブルーディー)》で霊夢に直接攻撃!『ブラッディ・フィアーズ』!!」

 

Bloo-D(ブルーディー)  霊夢

攻:3150  ライフ:2400

 

言われなくても終わらせないわよ!ちょっと運勝負になるけど、私のデッキなら答えてくれるはず!

 

「罠カード《針虫の巣窟》を発動!デッキの上から5枚を墓地に送る!」

 

墓地に送ったカード

グローアップ・バルブ

ネクロ・ガードナー

プリベントマト

ヒーローアライブ

スキル・サクセサー

 

『霊夢!今墓地に落ちたカードを使え!』

「わかってるわよ!墓地から《ネクロ・ガードナー》の効果発動!このカードを除外して、攻撃を一度だけ無効にする!」

 

「運がいいな。これでターンエンドだ」

 

 

レミリア

ライフ:8000

手札:4枚

フィールド《幽獄の時計塔》

モンスター

《D-HERO Bloo-D(ブルーディー)

魔法・罠:2枚(《補給部隊》《E・HEROジ・アース》)

 

 

ふぅ...なんとか耐えたわね...

それしても強いわね...レミリアのやつ。この前戦った時より数段上じゃない。《ジ・アース》も持っていかれたし、手札もフィールドも0...でも、まだあきらめない!私には...

 

『どうした霊夢?』

「うんん、なんでもない」

 

少しの間、幻夢境で一人でデュエルしたからわかった。ミストラルはいつも私と一緒に戦ってくれてたって。初めのころは口うるさくて堪んなかったし、家の中でもうるさかった。でも、それは楽しくもあった。ずっと一人で生活して、デュエルしてきた私にとっては何だが変な感じだったけど...

 

はぁ...いつから私はこんなふうになったんだろ?

まあ、今の自分の嫌いじゃないけどね。

 

「行くわよミストラル」

『おう!』

 

お互いに声をかけて、手の平を合わせる。

このターンで、この盤面を覆すわよ!!

 

『俺と!』

「私で!」

「『オーバーレイ!!』」

 

叫んだ瞬間、私とミストラルの体と心は一つになって、袖と服の赤い部分は黒に、胸のリボンと目は赤に染まっていく。これが私たちの奥の手!!

 

「『エクシーズチェンジ!ゼアル!!』」

 

今、私の手札もフィールドも0、このドローにすべてがかかってる!でも今の私...いや私たちなら!!

 

「『私のターン!!全ての霊力よ!我が右腕に宿り、運命を切り開く一筋の光となれ!ディスティニー・ドロー!』」

 

霊夢

手札:0→1

 

「『よし!魔法カード《シャッフル・リボーン》を発動!このカードは自分フィールドにモンスターが存在しない時、墓地からモンスターを効果を無効にして特殊召喚できる!《E・HEROアイスエッジ》を特殊召喚!!』」

 

レベル3 水属性 戦士族 攻800 守800(守備表示)

 

「どんなモンスターであろうが《Bloo-D》の前ではすべてのモンスター効果は無効だ!」

 

「『だがその効果は墓地にまでは及ばない!墓地の《シャッフル・リボーン》の効果を発動!このカードを除外して、自分フィールドのカード1枚をデッキに戻して、新たにカードを1枚ドローする!ディスティニー・ドロー!』」

 

デッキに戻したカード

幻夢境(ドリーム・ランド)

 

 

霊夢

手札:0→1

 

「『墓地から《グローアップ・バルブ》の効果発動!デッキの上からを1枚を墓地に送り、このカードを特殊召喚する』」

 

レベル1 チューナー 地属性 植物族 攻0 守0(攻撃表示)

 

墓地に送ったカード

E・HEROフラッシュ

 

「チューナーだと!?」

 

「『レベル3の《アイスエッジ》にレベル1の《グローアップ・バルブ》をチューニング!古来より来たれ、炎の魔神!《古神クトグア》!!』」

 

レベル4 炎属性 炎族 攻2200 守200(攻撃表示)

 

「攻撃力2200か...レベル4にしてはまあまあだが《Bloo-D》には到底及ばない!」

 

「『まだだ!墓地の光属性モンスターを除外することで、手札の《暗黒竜コラプサーペント》は特殊召喚できる!!』」

 

レベル4 闇属性 ドラゴン族 攻1800 守1700(攻撃表示)

 

除外したカード

E・HEROフラッシュ

 

 

私のエクストラデッキにあるアイツの...遊矢から託されたカード...アンタも一緒に戦って!

 

「『レベル4の《クトグア》と《コラプサーペント》でオーバーレイ!現れろ《No.39》!受け継がれし希望の力!闇を照らせ光の翼!《希望皇ホープ》!!』」

 

ランク4 光属性 戦士族 攻2500 守2000(攻撃表示)

 

「そのモンスター...あの少年の影が見えるな」

 

《クトグア》の効果はモンスターに効果を与える効果だから発動しないけど...《ホープ》なら《Bloo-D》を突破できる!!

 

「『バトルだ!《希望皇ホープ》で《 Bloo-D(ブルーディー)》に攻撃!!』」

 

希望皇ホープ   Bloo-D(ブルーディー)

攻:2500  攻:3125

 

「攻撃力は《Bloo-D》の方が上だ!」

 

「『この瞬間、墓地の罠カード《スキル・サクセサー》を発動!このカードを除外して、モンスター1体の攻撃力をターン終了まで800アップさせる!』」

 

希望皇ホープ

攻:2500→3300

 

「『切り裂け!『ホープ剣・スラッシュ』!!』」

 

「《 Bloo-D(ブルーディー)》を倒したか...だが私へのダメージは《幽獄の時計塔》の効果で0、さらにモンスターが破壊されたことで《補給部隊》の効果で1枚ドロー!」

 

レミリア

手札:4→5

 

「『これでターンエンドだ!』」

 

 

霊夢

ライフ:2400

手札:0枚

モンスター

《希望皇ホープ》

魔法・罠:1枚

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

レミリア

手札:5→6

 

「メインフェイズに前のターン、発動が確定していた《融合》を発動!手札の《D-HERO ディパーテッドガイ》《D-HERO ディフェンドガイ》《D-HERO デビルガイ》を融合!現れろ《V・HEROトリニティー》!!」

 

レベル8 闇属性 戦士族 攻2500 守2000(攻撃表示)

 

「融合召喚に成功した《トリニティ》は、このターンの終わりまで攻撃力が倍になり、3回の攻撃ができる!まあ、直接攻撃はできなけどな」

 

V・HEROトリニティ

攻:2500→5000

 

「バトル!《V・HEROトリニティ》で《希望皇ホープ》を攻撃!『トリニティー・クラッシュ』!!」

 

トリニティ   希望皇ホープ

攻:5000  攻:2500

 

「さあ、3回の攻撃をどうかわす?」

 

「『私は《希望皇ホープ》の効果発動!エクシーズ素材を2つ使うことで、2回分の攻撃を無効にする!『ムーン・バリア』!!』」

 

希望皇ホープ

ORU:2→0

 

「もう《希望皇ホープ》にエクシーズ素材はない!3回目の攻撃だ!」

 

「『《希望皇ホープ》のさらなる効果!エクシーズ素材のないこのカードが攻撃対象となった時、このカードは破壊される!!』」

 

《トリニティー》の攻撃は当たる寸前で《ホープ》が光の粒になって消える。

《トリニティー》は効果で直接攻撃することはできない!

凌いだわ!!

 

「凌がれたか...ターンエンドだ」

 

 

レミリア

ライフ:8000

手札:3枚

フィールド《幽獄の時計塔》

モンスター

《V・HEROトリニティ》

魔法・罠:1枚(《補給部隊》)

 

 

はぁ...はぁ...ゼアルを維持するのも案外大変ね。

あ、後1ターン維持しないと!

 

「『私のターン、ディスティニー・ドロー!』」

 

霊夢

手札:0→1

 

「『魔法カード《ホープ・オブ・フィフス》発動!墓地の《E・HERO》5体をデッキに戻して2枚ドローする!ディスティニー・ダブル・ドロー!!』」

 

 

戻したカード

E・HEROシャドー・ミスト

E・HEROエアーマン

E・HEROブレイズマン

E・HEROエスクリダオ

E・HEROアブソルートZero

 

霊夢

手札:0→2

 

カードをドローした瞬間、ミストラルとのゼアルが解ける。

さ、さすがに持たなかったわね...でもお陰で最高の引きよ!

 

「魔法カード《ソウル・チャージ》発動!このターンのバトルを放棄し、ライフを2000払って墓地から《希望皇ホープ》と《古神クトグア》を特殊召喚!」

 

ランク4 光属性 戦士族 攻2500 守2000(攻撃表示)

レベル4 炎属性 炎族 攻2200 守200(攻撃表示)

 

霊夢

ライフ:2400→400

 

「連続攻撃ができる《トリニティー》の前でそんな壁モンスターは無意味だ」

 

「壁じゃない!私は自分フィールドのエクシーズ・シンクロモンスターをそれぞれ墓地に送る!出番よ!《旧神ヌトス》!!」

 

レベル4 光属性 天使族 攻2500 守1200(攻撃表示)

 

「さらに魔法カード《死者蘇生》を発動!たった今墓地に送った《古神クトグア》を特殊召喚!」

 

レベル4 炎属性 炎族 攻2200 守200(攻撃表示) 

 

「私はレベル4の《ヌトス》と《クトグア》でオーバーレイ!狂気と混乱を司る神!《外神ナイアルラ》!!」

 

ランク4 地属性 悪魔族 攻0 守2600(守備表示)

 

「エクシーズ素材になった《クトグア》が与えた《ナイアルラ》の効果発動!デッキから1枚ドローする!」

 

霊夢

手札:0→1

 

「さらに《外神ナイアルラ》でオーバーレイ!ランクアップ・エクシーズチェンジ!現れろランク5!外なる神よ、全てを破壊し全てを繋げ!《外神アザトート》!!」

 

ランク5 闇属性 悪魔族 攻2400 守0(守備表示)

 

「《外神アザトート》の効果発動!このカードのエクシーズ素材に【シンクロ・融合・エクシーズ】モンスターのカードが全て揃っているとき、エクシーズ素材を1つ使って、相手フィールドのカードを全て破壊する!全てを時空の彼方へ消し飛ばせ!『超然撃破』!!」

 

外神アザトート

ORU:3→2

 

「すべてのカードを破壊されたか...だが、カウンターが4つ以上溜まった《幽獄の時計塔》が破壊されたことでデッキから《D-HERO ドレッドガイ》を特殊召喚!!」

 

レベル8 闇属性 戦士族 攻? 守?(守備表示)

 

「《ドレッドガイ》がこの方法で特殊召喚に成功したことで効果が...発動しない!?」

 

「残念だったわね!《アザトート》がエクシーズ召喚に成功したターン、相手はモンスター効果を発動できない!!」

 

これが幻夢境で手に入れた私の新しい力。

これで希望はつながった!あとはアイツ次第!

 

「カードを1枚伏せてターンエンド!」

 

霊夢

ライフ:400

手札:0枚

モンスター

《外神アザトート》

魔法・罠:2枚

 

 

「私のターン、ドロー!」

 

レミリア

手札:3→4

 

「魔法カード《おろかな埋葬》発動!デッキからモンスター1体を墓地に送る」

 

墓地に送ったカード

ダンディライオン

 

「墓地に送られた《ダンディライオン》の効果で《綿毛トークン》を2体特殊召喚する」

 

レベル1 風属性 植物族 攻0 守0(守備表示)

レベル1 風属性 植物族 攻0 守0(守備表示)

 

「《D-HERO》を含む3体のモンスターをリリースすることで特殊召喚できる!《D-HEROドクマガイ》!!」

 

レベル8 闇属性 戦士族 攻3400 守2400(攻撃表示)

 

「こ、ここに来て攻撃力3400!?」

 

「バトルだ!《ドクマガイ》の攻撃!!『デス・クロニクル』!!」

 

ドクマガイ  外神アザトート

攻:3400 守:0

 

《アザトート》...ありがとう、アンタのお陰で随分楽になったわ。あと《ヌトス》!最後に仕事してもらうわ!!

 

「エクシーズ素材として墓地に送られた《旧神ヌトス》の効果発動!フィールド上のカード1枚を破壊する!道連れよ!《ドクマガイ》!」

 

「くっ...姑息な手を...カードを2枚伏せてターンエンド」

 

レミリア

ライフ:8000

手札:0枚

モンスター:なし

魔法・罠:2枚

 

「私のターン...ドロー!!」

 

霊夢

手札:0→1

 

「来た!!魔法カード《平行世界融合(パラレルワールド・フュージョン)》発動!除外されてるモンスターをデッキに戻して融合《E・HERO》を特殊召喚する!除外されてる《M・HEROアシッド》と《M・HEROカミカゼ》をエクストラデッキに戻して融合召喚!《C・HEROカオス》!!」

 

レベル9 闇属性 戦士族 攻3000 守2600(攻撃表示)

 

「こ...《C・HERO》!?」

 

ミストラルに出会ったあの日に迷い込んだ世界にいたHERO使いにもらったカード...今思えばすべてはあの日から始まったんだっけ。

 

「バトル!《C・HEROカオス》で直接攻撃!《カオス・パニッシュメント》!!」

 

カオス     レミリア

攻:3000  ライフ:8000

 

「直接攻撃宣言時、罠カード《D-フォーチュン》発動!墓地の《D-HERO》を1体除外することで、バトルフェイズを終了させる!」

 

「無駄よ!《C・HEROカオス》の効果発動!1ターンに1度、表側表示のカードの効果を無効にする!『カオス・テンペスト』!!」

 

よし!これでやっと攻撃がとお....

 

「甘い。チェーンして罠カード《ブレイクスルー・スキル》を発動!相手フィールドのモンスター1体の効果を無効にする!よって《D-フォーチュン》の効果は有効!」

 

除外したカード

D-HEROダイヤモンドガイ

 

ま、また止められた....固すぎんのよ!!

 

「ターンエンドよ」

 

 

霊夢

ライフ:400

手札:0枚

モンスター

《C・HEROカオス》

魔法・罠:2枚

 

 

「私のターン、ドロー!!」

 

レミリア

手札:0→1

 

「墓地の罠カード《ブレイクスルー・スキル》の効果発動!このカードを除外し、相手モンスター1体の効果を無効する。これで《カオス》の効果は封じた」

 

たしかにこの効果を無効にしても、《カオス》の無効効果を使えないんじゃ意味がない...つまりこのターンで決めに来るわね!!

 

「魔法カード《貪欲な壺》を発動!墓地のモンスター5体をデッキに戻して2枚ドローする!」

 

戻したカード

V・HEROアドレイション

No.103神葬零嬢ラグナ・ゼロ

CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ

D-HEROドグマガイ

ダンディライオン

 

レミリア

手札:0→2

 

「さらに魔法カード《終わりの始まり》を発動!墓地の闇属性モンスターが7枚以上の時、うち5枚を除外することで3枚ドローする!!」

 

除外したカード

D-HEROダイヤモンドガイ

D-HEROドレッドガイ

D-HEROダッシュガイ

D-HEROダイハードガイ

D-HEROディアボリックガイ

 

「ここに来て連続ドロー!?」

 

「驚くのはまだ早い!チェーンして速攻魔法《連続魔法》を発動!このカードは前のチェーンで発動した通常魔法の効果だけを得る!よって合計6枚のカードをドロー!」

 

レミリア

手札:0→3→6

 

「....来たか。魔法カード《戦士の生還》。墓地の戦士族モンスターを手札に戻す。《D-HERO Bloo-D(ブルーディー)》を手札に」

 

この状況で《 Bloo-D(ブルーディー)》を手札に加えてきた!まさかもう一度....

 

「魔法カード《融合》発動!手札の《 Bloo-D(ブルーディー)》と《ドクマガイ》を融合!これが私の最後にして最強の僕!!《Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)》!」

 

レベル10 闇属性 戦士族 攻3000 守3000(攻撃表示)

 

「攻撃力3000...でもそれなら《カオス》と互角なはず!」

 

「そうでもないさ、《Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)》の効果発動!1ターンに1度、相手モンスターを破壊し、その攻撃力分のダメージを与える!!砕け散れ!《カオス》!!」

 

ここに来て効果ダメージ!?

《カオス》の破壊は避けられないけどしのいで見せる!!

 

「私は墓地の《プリベントマト》の効果発動!このカードを除外することで、このターン私が受ける効果ダメージを0にする!!」

 

「《Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)》の効果を使ったターン、バトルフェイズは行えない。カードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

 

レミリア

ライフ:8000

手札:1枚

モンスター

Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)

魔法・罠:2枚

 

 

「はぁ...はぁ....」

 

ここまでなんとか耐えてきたけど、手札も墓地誘発ももう0。残ったのは2枚の伏せカードしかない。この2枚と次のドローでなんとかしないと今度こそ私の負けだ!でもなんのカード引けば....

 

『おい、霊夢』

「うるさい!今ちょっと考えてるの!!」

 

私が怒鳴ると、ミストラルは呆れたように目を細める。そしておもむろに両手で私の頬を摘まんで上に引っ張った。

 

「ひょ、にゃにひゅんのよ!」

『いいかよく聞け。今のお前には決定的に足りないものがある』

 

決定的に足りないもの?

考えて見たけど全然わからない。

 

するとそれを察したみたいで、ミストラルは頬から手を放した。

まったく...頬っぺた伸びたらどうすんのよ....

 

『お前に決定的に足りないもの....それは笑顔だ』

「................笑顔?」

 

あまりにも以外な答えで私は目を丸くした。答え自体も予想外だったけど、ミストラルの口から『笑顔』なんて言葉が出てくるなんて....

 

『いいか、どんな時でも笑顔を忘れるな。デュエルは楽しんだもの勝ちだ』

 

ミストラルの言葉に何処か懐かしさを覚えつつ、ふと思った。

そういえば最近、全然笑ってなかったわね。

 

物心ついたときには広い神社に一人ぼっちで、私に有ったのは名前とデッキと【博麗の巫女】って肩書きだけだった。時間が立つにつれて友達って呼べる相手もできたけど、ソイツらとも自分は何処か違ってた。そう、家族と呼べる人がいなかったんだ。心の中ではずっと孤独だった。本当は泣き出したいくらい寂しかった。でも「一人でいる方が気楽なんだ」って嘘ついてたの。

 

それなのに...

アンタだけよ、そんな私に『笑え』なんて言うのは。

 

「あは...あはは...あはははは!」

 

なんだか頬が緩んで笑いが込み上げてきた。

コイツの言う通りだわ、デュエルは楽しんだもの勝ちよね!

 

「だったら笑ってやる!泣いても笑ってもこれで最後なら、絶対に勝って笑ってやるわ!」

 

そう言うとミストラルも安心したように笑った。

私のフィールドにある1ターン目から伏せてた1枚のカード。

これが私たちの最後の希望よ!

 

「罠カード発動!《トゥルース・リインフォース》!デッキからレベル2以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。《ヒーロー・キッズ》を特殊召喚!」

 

レベル2 地属性 戦士族 攻300 守300(守備表示)

 

「特殊召喚された《ヒーロー・キッズ》の効果発動!デッキから同名カードを2体特殊召喚する!」

 

レベル2 地属性 戦士族 攻300 守300(守備表示)

レベル2 地属性 戦士族 攻300 守300(守備表示)

 

『こ、この布陣は...まさか!』

「勝つわよ...二人で一緒に!!」

 

私が手を突き出すと、ミストラルもそれに応じて手を突き出し、手の平を合わせる。

確かに相手は途方もなく強力かもしれない...でも私たちならきっと勝てる!

奇跡だって起こして見せる!!

 

『俺と...』

「私で...」

 

「『オーバーレイ!!』」

 

眩しい光の中でどんどん姿が変わっていく。それもさっきまでとは違って、服の赤い部分が白になってたり、袖や白くなった服の部分は所々に赤い線が入ってし、目も黄色になってる。髪の色もいつもより明るい。

 

「希望に輝く心と心!」

『真の絆で結ばれし魂!』

 

「『希望で世界を照らし出せ!エクシーズ・セカンド・チェンジ!ゼアル!!』」

 

ゼアルになったとたん空に出ていた紅い霧が消え、青い空と眩しい太陽が出てきてフィールドが照らされる。やっぱりこっちの方がいいわ。

 

そして恐らくこれがラストターン...でもそんなの関係ない。私にできることは、自分を、デッキを、ミストラルを信じること!!

 

──行くわよ!!

 

「『最強デュエエリストのデュエルは全て必然!ドローカードさえ、デュエリストが創造する!』」

 

「創造だと!?」

 

「『シャイニング・ドロー!!』」

 

霊夢

手札:0→1

 

「『3体の《ヒーロー・キッズ》でオーバーレイ!全ての希望を!《No.96》!光と影は表裏一体!並び立て我が分身!!《ブラック・ミスト》!!』」

 

ランク2 闇属性 悪魔族 攻100 守100(攻撃表示)

 

フィールドに現れた《ブラック・ミスト》。

これまで一緒に戦ってきたのに、コイツを出すことはなかったわね。

だから、このデュエルは一緒に戦いましょう!

 

「『バトルだ!《ブラック・ミスト》で《Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)》に攻撃!!』」

 

ブラック・ミスト  Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)

攻:100     攻:3000

 

「『この瞬間!《ブラック・ミスト》の効果発動!エクシーズ素材を1つ使うことで、相手モンスターの攻撃力を半分にして、下がった数値分攻撃力をアップさせる!!』」

 

ブラック・ミスト

ORU:3→2

 

「迂闊だな!罠カード《ブレイクスルー・スキル》発動!相手モンスターの効果を無効しにする!お前たちの儚い希望もこれで終わりだ!」

 

さすがレミリアね...そんなカードを伏せてるなんて...それでも私たちは上に行く!

 

「『まだだ!速攻魔法《RUM-クイック・カオス》発動!このカードは自分フィールどの《No.》を《CNo.》にランクアップさせる!!』」

 

「何!?このタイミングで速攻魔法のランクアップマジッだと!?」

 

「『現れろ《CNo.96》!我が分身よ!新たな光を受けて生まれ変われ!《ブラック・ストーム》!!』」

 

ランク3 闇属性 悪魔族 攻1000 守1000(攻撃表示)

 

「『これで最後だ!《ブラック・ストーム》で《Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)》に攻撃!!』」

 

ブラック・ストーム  Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)

攻:1000     攻:3000

 

「『この瞬間、《ブラック・ストーム》の効果発動!エクシーズ素材を1つ使って、戦闘を行うモンスターの攻撃力を0にして、そのモンスターの元々の攻撃力分、このモンスターの攻撃をアップさせる!』」

 

Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)

攻:3000→0

 

ブラック・ストーム

ORU:3→2

 

攻:1000→4000

 

「くっ!!」

 

レミリア

ライフ:8000→4000

 

「大ダメージを食らったが、これで霊夢の攻撃は終わった。さらに《Dragoon D-END(ドラグーン ディー エンド)》は自分のスタンバイフェイズに、墓地の《D―HERO》を除外することで蘇る!これで終わりだ!」

 

「『これが...これが私たちのラストカード!!罠カード《かっとビング・チャレンジ》!!このターン攻撃を行ったエクシーズモンスター1体はもう一度だけ攻撃ができる!』」

 

私と、ミストラル...遊矢とキングと正邪。

みんなの気持ちを乗せて!!

 

「『かっとビングよ!《ブラック・ストーム》でレミリアにダイレクトアタック!!』」

 

ブラック・ストーム  レミリア

攻:4000     ライフ:4000

 

(私の伏せカード、《運命の扉》は直接攻撃を無効にできるが....)

 

「『この瞬間《かっとビング・チャレンジ》の更なる効果発動!選択したモンスターが攻撃する時、相手はカード効果を発動できない!!』」

 

(運命が変わった....か)

 

「『行けぇ!《ブラック・ストーム》!これが私たちの天地開闢 !!『創造夢想撃』!!』」

 

レミリア

ライフ:4000→0

 

「き...決まった!!逆転!逆転!大逆転!!勝ったのは霊夢選手!よって優勝は...チームARC―Vだぁ!!」

 

 

 

 

 

こうして私たちの長いようで短かった大会は終わりを告げた。

でもこれで終わりじゃない。

 

 

だって終わりは始まりだもの

アイツの言葉を借りるなら.....

 

──────お楽しみはこれからだ!!

 

 




次章予告!!

優勝という形で大会を終えたチームARC-Vのメンバー
だが物語は終わらない。
メンバーそれぞれの物語が始まる!

「れいむ?」
「そうだ、それがお前の名前だ」

あるものは過去と

「こ、今度はどこに行く気なの?」
「う~ん...月?」

あるものは今と

「なあ道化師、お前は一体何者なんだ?」
「...ねえ、君の瞳には何が見える?」

あるものは未来と向き合う!
《エンタメデュエリストが幻想入り》1月より新章突入!!

「お楽しみはこれからだ!!」」



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