エンタメデュエリストが幻想入り   作:てんのうみ

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メイキング
メイキング1


 どうも皆さん『エンタメデュエリストが幻想入り』の作者、空。(てんのうみ)です。

 今回は一章のメイキングということですが、なぜメイキングなんて書いたのか?それからお話するとしましょう。

 まず純粋に『エンタメデュエリストが幻想入り』の世界観、その中で生きるキャラクターたちのことを知ってほしい。というのと、これから東方遊戯王に限らず、遊戯王関連の小説を書こうと思っているが、どうやったらいいかわからない────そう思っている人たちに微力ながら役にたてばと思ったからです。

 ですが私は物書きの技術はまだまだ未熟、ですから技術云々は語りません。ということで今回は一章での世界観、そして主人公となるキャラ達についてお話していこうと思います。

 

 まず『エンタメデュエリストが幻想入り』の主人公は榊遊矢()()ではありません。遊矢は主人公の一人です。一番始めのストーリーテラーとなっていて、幻想郷での人間の基準にもなっています。遊戯王のアニメではかなり人間離れしているデュエリストですが、この作品では私たち人間と差ほど変わらない人間として描いています。道化師とのデュエルで怪我をして入院したのも、それを表す重要な描写の一つです。

 

 この物語は遊矢の家に射命丸が訪れる所から始まります。ですがこれは私の描く世界の始まりではないということは、読んでいただいている方には伝わってると思います。この物語の冒頭は、10あるストーリーの中で3くらいからスタートしています。本来なら1から、十年前の幻想郷から、または遊矢が幻想入りするところから始めるべきですが、あえてその後からスタートすることで、私の世界の遊矢に過去を与えることにしました。

 この作品における『過去なくしてその人なし』という根幹部分を整形しています。

 

 いきなりのことで一話から読者を置いてきぼりにする可能性もありましたが、自分の世界観を出すことを最優先に考え、うまくいけば「どうして遊矢はエンタメをしてたのだろう?」「射命丸とはどういう関係なのだろう?」「どうして遊矢幻想郷にいるのだろう?」────そんな疑問を読者に植え付けることができると考えたからです。

 

 始めての小説・始めてのキャラ作りはかなり頭を悩ませました。 

 遊矢のキャラ作りはとても苦しいものでした。シナリオを作っていた当時は遊戯王アークファイブの初期。遊矢のキャラクターはとても魅力的だったのですが、キャラを定めるは難しいく、私自身『エンタメデュエルとは何か?』『エンタメデュエルをする遊矢はどんな人物なのか?』など、色々考えました。

 だからこそ過去を与え、オリジナリティーのある遊矢を作ることにしました。皆さんの知っている遊矢とはまた少し違うキャラクターに仕上がったと思います。

 それと同時に『常に何かを追い求める』キャラクターになりました。

『エンタメデュエルとは?』『白紙のカードとは何か?』『道化師とはどういう人物なのか?』『みんなを笑顔にするには?』など、たくさんの疑問を抱えて動いています。

 

 そして遊矢と多く関わりがある射命丸は、この物語の遊矢を語る上では欠かせません。遊矢がピンチになったる度に目の前に現れ、遊矢を助けています。

 ここで重要なのは、射命丸は《榊遊矢》というストーリーに登場する登場人物だということ。射命丸には独自のストーリーは存在せず、他のキャラクターの物語に移ると、その世界に射命丸が写ることはありません。

 

 さらに原作キャラを上げるとすれば博麗霊夢の存在は外せません。

 東方projectの顔であり、東方二次創作でも主役が多い人物です。元々魅力的なキャラで、設定を付け足すかどうか迷いましたが、「どうせ動かすのだから自分の好きなようにカスタマイズしよう」と思いました。どの設定を活かして、どこにオリジナリティーを見出すのか。二次創作の醍醐味を霊夢には教えられました。

 誰かと絡んでいるときは場面を明るく描いてますが、そこから一気に引くことで、違う意味での孤独を描いたり、大事な大会の日に寝坊したりとマイペースな一面も描きました。

 また霊夢も過去が存在するキャラであり、それが唯一のオリジナリティーになってます。

 

 そしてもう一人語るキャラがいるとすれば正邪でしょうか?

 私的にかなりお気に入りなキャラです。書いてて楽しいです。正邪は作中のキャラの中でも一、二を争うくらい頭が切れます。瞬時にいろいろなことを考え行動する。デュエルもいろいろなデッキを使う器用さも魅力です。

 何を考えてるか表に出さないために、あえて一人称視点からは外れてることが多いですし、口数も多くないキャラクターなので、言葉ではなく視線や目の動きの表現で、感情や他の登場人物との関係や距離感を表しています。

 

 

 さて、キャラクターの設定はこの辺りにして、次は一章の本番《大会編》に話を進めていきましょう。

 本来、東方projectの世界では《異変》が起こり、それを主人公達が解決していく────そのようなストーリーが基本形態だと思います。ですがこの作品はスペルカードという概念がなく、代わりにデュエルモンスターズが決闘方法になっている。

 しかも冒頭にも話した通り、この物語には複数の主人公が存在するため、《大会編》は()()()()()()()()()()()()()()()()と言えます。

 この章では、主人公達が色々な人物に出会い、新たな関係か生まれたり、更なる疑問が発生するものとなりました。

 とくに大会編の後半に登場した「道化師」「錬金術師」「調律師」「魔術師」という4人の人物。オリジナルキャラを作るのは初めてのことで大変でしたが、いざやってみると面白いですね。

 とくに道化師はミステリアスなキャラクターとなりました。謎を一つ解くたびに、また新たな謎を与える。道化師という人物が何者なのか?それがわかったとき、物語の見方が変わるかもしれませんね。

 

 さて、ここまでお付き合いしていただいて、ありがとうございます。

 メイキングはこれにて終了となります。最後に一章のイラストを描いてくださった「Ωな人」様、この場を借りてお礼申し上げます。

 

これかも続く物語。《大会編》は、第二章《思惑スクランブル》へと繋がっていくための通り道のようなもの。これから主人公たちがどんな道を歩いていくのか、温かく見守っていきたいと思います。

 

次は第二章のメイキングでお会いましょう、それでは。

 

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